ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

嶋田久作

「恋と就活のダンパ」 ☆☆☆

 恋ができれば就活もできる!
……己を知りアピールする点では確かに共通点がある、かなぁw 3回生の娘が、面接ってこんな?と興味をもって一緒に楽しく観たのですが。フィナーレのダンパ=ダンスパーティがしょぼいと大ブーイングw 誰一人踊れてなくてダサすぎる、ってそりゃ「ハイスクールミュージカル」みたいにはいきませんよ! でも確かに皆揺れてるだけか、せいぜいフォークダンスw 学内のダンス同好会ぐらい仕込んでおく描写はあって良かったかも~。

 そんなわけで、草食でコミュ障でスマホ依存etcな大学4年、菅タケル(加藤諒)は諸事情で進学を断念し、就活組に。しかし志望動機すらまともに言えずOBの時間を無駄にしたと怒られ……てる最中にスマホ見てんじゃないよー。知り合った8年生(深水元基)に
『彼女ができれば、就職も決まる』
とけしかけられますが、もちろん憧れの君(華村あすか)に声なんか掛けられません(^^;;;;)
なんでも答えてくれる生協掲示板に相談すると、
『ダンパをしましょう!』
とりあえずダンパの実行委員をするタケル(バイト先も生協だし)ですが、そもそも昭和なノリのダンスパーティに学生は集まってくれるのか? 恋も、就活も、本当にそのダンパでうまくいくんでしょうか?

 一緒に委員をしてくれる友人たちも、皆それぞれに悩んでいます。
いち早く内定をもらったのに、音大に入り直したい上原(須賀健太)、就活サークル代表なのに内定がとれず&とれたと嘘をついて自己嫌悪の高槻(小芝風花)、やたらモテるが熱中できることが何もない後輩(白州迅)、そして社会人の妻が妊娠した8年生は絶対卒業して就職しなくてはー!
そんなみんなのバラバラな相談を、一度に丸っと治めてしまおう!という脚本は愉快でした。とにかくダンパ。どの悩みも青春にありがちだけれど、悩むことは決して無駄じゃないと励ます生協さん(嶋田久作なのかなーという設定w)だからダンパ開けば解決なんですってよーw

 そうそう、就活サークルに入って「レオン」名義で交流しだしたタケルでしたが。モテ後輩のいたずらで内定二桁の『就活マスター』キャラにされてしまい、マスター「レオン」はまさかの人気者にw 誤解を解くかアカウント消すかですが、「レオン」でDMする「もずく酢」さん=憧れの君とダンパで会える流れで、どちらも決めかねw すると、伝説の「レオン」に会えるとダンパの人気も上がるのでした~☆

 さーてそこから、どう正体がバレていくのかは楽しみなのかいたたまれないのかw
でも主人公より先に高槻が自ら内定ゼロをバラし、クズ彼氏に引導を渡して気勢をあげ、上原のバイオリンが会場の空気を変え。あとダンパはあまり関係なかったですが、8年生さんは主夫として奥さんを支えることになりましたよ。 そしてタケルは、「レオン」だと名乗っても、信じてもらえませんでしたねー(ここはてっきり、発端でもある後輩くんが身代わりかと思ってたんですけどねえ、勇気出して打ち明けましたよね!)それでも、自分が作るロボットの話を大勢に出来たタケルは、やっと本当に自分がやりたいことを悟ったらしく、得るものがありましたかね。
 証明しろーのヤジに、懐メロを唄い出してピンとくるのは、その話題を共有してた「もずく酢」さんだけだと思うのですが……謎なりに収まったから、まあいいか。娘は歌もダサいと怒ってましたけどw

 秋、皆それなりに進路に向かい、後輩くんもタケルの後釜で生協バイトなど始め(女子の利用者増えそうw)、タケルの面接はすっかりこなれて……そう、内定はまだですね(^^;;;;)就活頑張れー!

 主演映画「翔んで埼玉」も大ヒットの加藤諒ですが、意外やドラマ主演は初めてなんだとかw 個性派が主役の、こんなドラマがあってもいいですよね。連ドラだとばかり思ってたので、途中で単発ドラマとわかって残念でしたよ。 


「フルーツ宅配便」~5 ☆☆☆

うわ、デリ嬢だと打ち明けたえみちゃんに「染まらないうちにやめたほうが」とか上から助言した咲田、大ぼけ。そんなレベルの話じゃなかったんですよ。

あの橋の上のJKえみ(仲里依紗)ちゃん、やっぱり自殺しようとしてました。
再婚した親に中学生にして家を追い出され、『新しいお父さん』に紹介された『仕事』で身体を売って生活費稼いで……。咲田の目には勉強もスポーツもできて人気者だった彼女に、そんな辛い事情があったとは。今までずーっと何も知らずにいて、知ってしまった今も何も出来ないことに呆然とする咲田。
でもね『飛び降りるなー』と必死に走ってくれたおバカさんが二人もいて、当時のえみちゃん嬉しかったと思いますよ。その後の幼い友達付き合いも、きっと貴重な思い出。それに今は『言わなきゃ良かったね』状態でも、少し時間をおいたら…肩の荷を降ろしたえみちゃんと業界を知る咲田と、何も知らない小田(前野朋哉)とで、やっぱり元どおり楽しく酒飲めて、打ち明けたら楽になるかも…と思った通りになるかもしれないじゃないですか(^^;;;;;;)
えみのバックに怖い人いそうなのは心配です。咲田の店に移れたらその方がいいの?それとも、移籍はヤバイ?

お店では、娘の学費が欲しいスダチ(中田慈)さんが禁止の「直引き」(=客との直接取引)をしていたことが発覚。怒るミスジからペナルティ料100万円の談判を命じられた咲田、泣きつかれてまたぞろ「じゃあ僕が100万円貸しますから…」w 成長してないなあ、もう。それを見越して見張ってたミスジ登場、ソープ行きが宣告されますが……モノは言い様。そもそも直引きさせないのは、大事な嬢の安全のためともちあげるミスジにかかれば、ソープも「まっとうな仕事」 今より稼げる!じゃんじゃん稼いでおいで!と励まされ、笑顔になったスダチさんには、やる気すら漲っていましたよw
咲田がこの域に達する日は永遠に来ないのでは?

その前の回、ひたすらイチゴ嬢(山下リオ)に貢ぎ続けて連日デート、恋人同士だと錯覚していってしまう72歳(嶋田久作)は切な怖かったです。 イチゴさんの本当の彼氏に「ギターを持ってるのは不良」と別れを迫るw いや尾行してるあなたがストーカーなんですってば。でもそういうこともあるんでしょうねえ。
寂しい独居老人むけデリヘル を考えるミスジさんでしたが……危険だってば(^^;;;;)

「警視庁ゼロ係(3)」1 ☆☆☆

丁寧に失礼な警視どの(小泉孝太郎)が、ワイルド寅三先輩(松下由樹)が、帰って来たー! 今季は『トウガラシ野郎』ですw
カレー桜庭(木下隆之)ITピンク太田(戸塚純貴)無愛想むらさき本条(安達祐実)と、お馴染みゼロ係メンバーそれぞれにトウガラシの効能を、適切かつ失礼に語る冒頭の警視どの。有能なメンバー紹介でしたね!
新係長に片岡鶴太郎。……先日急逝された大杉漣元係長も、退職したのに電話で情報提供、という形で登場。しんみりしちゃいました。

使い勝手の悪い奴らをゼロ係『なんでも相談室』に押し込めとけ!という呑気な設定なのに毎度関わる犯罪は猟奇的なんですよねえ。今回も、依頼のセミ捕りついでにみつけちゃったのは、ぐるぐる巻きに繭にされ小指が切断された死体。若い女性を狙う連続殺人です。
捜査一課相手にに失礼発言連発で揉めながら、元係長の情報で被害者の共通点が精神科医実相寺(嶋田久作)だったとつきとめる、我らがゼロ係。40年前の実相寺母の転落死にも不審な点が……。おや、面白いじゃないですか。

出色だったのは、元監察医役の石坂浩二。警視どの同様の正直すぎる人ですが、お年寄りに「まだ生きてたか」等の毒舌は許せないと、あのマイペース警視がじたばたw 警視どのの名、冬彦を安易とバカにするのに自分は春樹。春樹は特別なんですってよw いいゲストです(^^)
で、家で転落死した実相寺母に背中を押された可能性もありと判明。しかし、実相寺逮捕後も繭に入った殺人は続きます。実相寺は壁を抜けられるのかw いや、共犯とか実行犯が別にいるんでしょうーがw 
捜査一課のホープ金田一(平岡祐太)が、表向きは警視どのをもちあげつつも、失点は押し付ける気満々なのも設定に華を添えています。気軽に楽しく見られそう。


「相棒4」6 殺人ヒーター ☆☆☆

 あったよ指輪っ(><)
なのにそれを亀ちゃんに言わない右京さん。胸中やいかに。

 人気商品、充電式ヒーターが勝手に着火してしまうというトンデモナイ不具合。
連続放火事件に隠れた失火事故を、特命係の地道な捜査がまたもやあぶり出しましたよ!!

 捜査がトントンと進みすぎるきらいはあります。
決め手の『犯人しか知り得ない事実』も、ぺろっと連呼されちゃって。あれはなんでしょう、進んで捜査協力することで疑いを逸らそうとしたのか、捕まりたかったのか(それとも莫迦なのか・笑)

 結局小さなリコール記事が出て、死人に口なし。
重役連中(峰岸徹、嶋田久作、笹野高史)は商品の欠陥を知りながら放置したのに、お咎め無し。

大企業のあの事件とか、このリコールとかを思い出させる社会派事件ながら・・・・・・それだけだったら淡々と過ぎてしまうところを、最後に小さな指輪が心にひっかかってくれました。

 やっぱり彼女、ウソついてたんだ。
だよねー。会社中から嫌われてる女と交際だなんて、彼まで居場所なくしかねないものね。ワルモノになって身を引こうと。
 ・・・・そんなことを、今更知らされても彼も不幸。
でも、亀ちゃんに教えないのは何故?

『被害者 私物』と仕分けしてからも、随分長々と遠い目をしていた右京さん。
普段からそうやって、他人の気付かない何かを拾い上げては何百と、胸にしまって過ごしているのでしょうか。
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