ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

安田成美

「みをつくし料理帖」1 ☆☆☆☆

「見事な下がり眉だな!」
そう、そうです! これぞお澪坊(黒木華)ですよ!
「こんなにも作り手の顔立ちと同じ料理を食うのは、初めてだ」と言うその心は、なんと「面白い」なのですから。民放での2度のspドラマだって悪くはなかったですけどね、主演北川景子は美しすぎてなんか違ったので……。周囲の笑顔にますます垂れる、黒木華の澪の下がり眉に今回大満足です。

江戸まではるばる来た『天満一兆庵』主人夫婦と使用人の澪だったが、頼りの息子は謎の失踪。失意のあまり倒れ亡くなった主人嘉兵衛の代わりに、ご寮さん(大店の奥様:安田成美)を支え長屋で暮らすこととなった澪は、生来の気働きを気に入られ「つる屋」で働くことに。
ですよね、生い茂る草で隠れ苔むしてぼろぼろのお稲荷様をせっせと綺麗にする働き者の澪を見ていたら、事情があるなら力になってやりたいと思うでしょう!しかも実は料理もできる、大阪の名店『天満一兆庵』育ちですからね。 腰を痛めた店主種市の代わりに板場を預かり、「つる屋」は蕎麦屋から飯屋になったのです。
今は江戸の好みを知らずに、ありえない料理を作ってしまう澪なのですが……。 食べてさえもらえれば美味しいはず、の心意気とちょっとしたヒントから、「はてなの飯」と謎を仕掛けての味見が当たり、あっと言う間につる屋はガラガラから満員に!
さてここから、お江戸の料理番付でしのぎを削るようになり、一兆庵の再建を願い、幼馴染との再会を誓う大きな大きな夢に向かう澪の明日はどっちだ!

江戸ではカツオは「目には青葉山ほととぎす初鰹」とうたわれる春の象徴。大阪では好まれる脂がのった秋の戻り鰹もここでは、猫も食べない『猫またぎ』と別名をとる野暮なのだとか。鰹と気付くと、皆口もつけずに出て行ってしまうとは、もったいない……。
常連の侍小松原(森山未來)を前に、その嫌われた鰹のしぐれ煮を出すの出さないので
「『あれ』を出せ」
「『あれ』だけはだめです~」
と揉める種市と澪に
「いいから、その『あれ』を食べさせろ!!!」
と小松原がキレる場面が愉快でした(^^)

しかし、種市だって猫またぎと知っていたはず。なぜ損を承知で止めなかったのか……といぶかしむ澪に、そりゃあ「盛大に恥をかかせたかったんだな」と返す小松原。澪はそれを口が悪い、ととりますが。その話にご寮さん芳が思い出す、亡き嘉兵衛の言葉がいいんです。
『才のある者には、盛大に恥をかかせろ』
凡人には手助けして失敗させないのが肝心だけれど、才人はしたい様にさせ失敗もした経験でまた育つ。人を使う側の心得に納得しつつ、澪が嘉兵衛も種市もそして暗に小松原も認める料理の才の持ち主だと、自然にわかる話運び。ナイスですね。

お稲荷様で知り合った医者の源斉(永山絢斗)も、うん、すきっ腹に美味しいご飯で、もう胃袋つかまれて惚れ始めてますよねw
一方、下がり眉と呼んでからかう小松原とでは、澪があまりに小娘なのですが……。
「料理の基本がなっていない」
と突き放され、この味の何がいけないの?どうしたらいい?と、悩みつつ進む料理の道は小松原の傍へと繋がっていくのかいないのか(><)

関西と関東に人生半分ずつ住んでる身としては、味の違い習慣の違いが見にしみて分かるのも味噌で、大好きな作品です。本当は朝の連ドラや大河みたいにゆっくり描いて欲しい話なのですが、さて今回はどこまでドラマ化するのでしょう。
まだ全然語られていない澪の出自や、稲荷の狐に似ているという幼馴染との因縁やらも含め、これから先が楽しみで仕方なくなる第1話でした!

そして物語が終わっての、澪の料理コーナーには驚きましたよ。

「はてなの飯」の作り方を教えてくれるのに、なぜ現代風のキッチンでw そこは「つる屋」の台所でいいじゃないですか。視聴者が参考にし易い配慮なのか笑いどころなのか一体(^^;;;)


「朝が来る」~最終回 ☆☆☆☆

「誰のもとにも、朝は来る」
家族は愛に満ち、取り立て屋は捕まり、若い二人も未来へと歩き出す。今は辛くても大丈夫、と背中を押してくれる素敵なドラマでしたね。
可愛い朝斗くんが『広島のお母ちゃん』と無事出会え、あの笑顔が曇ることがなくて、良かったです。いつでもどこでも朝斗くんが可愛くてねえ(><)
「反則でしょ!」
ホントにw

3話終了時点では、不倫か……とげんなりしてました。朝斗くんとママが広島を訪ねる間、一人残ったパパはよりによって「あの奥さんじゃ息が詰まるでしょ」とキスしてくる部下と呑みに行くんですよ。もうダメじゃん、その気じゃん、と。しかしパパは、泥酔した部下を部屋まで送るもなにもしない聖人でw 完璧な妻も変にやきもちをやくこともなく、何も起きないんですよ。
ひたすらに養子朝斗くんを愛する奥さんを見るたびに、朝斗は可愛くとも実子を与えられなかった不妊の自分に引け目を感じると吐露するパパさん。気づかなかった……と悔やむ奥さん。そしてますます二人の絆は固まり、特別養子を望む夫婦の勉強会で体験談を語ったりして。

『普通の子供は普通の家にいるんです』
その勉強会で講師から語られる衝撃の言葉です。お、おう確かに。
お母さんが二人いる、と教えられて育つ子供。それも普通じゃありませんし、見守る満点夫婦も確かに、普通じゃないかw あまりにお手本、あまりに理想に過ぎるのかもしれません。誰かを救えるなんて思い上がりだ、と夫婦を責める登場人物もいましたね。それでも善意に満ちたこの夫婦に惹かれました(これの安田成美みたいに!と美容院で切ってもらったぐらいにw)

パパの部下香澄ちゃんも、最初は壊してやれと思っていたこの夫婦に関わって変わっていきます。
ネグレクトされ飢えて育ったせいで『家庭』に懐疑的だった彼女。不倫相手の子を身篭っても、堕胎を望みます。その彼女が夫婦の取材から特別養子制度を知り、体験談も聞き、じゃあせめて産んで養子に出す気になる展開か!と思いきや……たくましく一人で育てる道を選びましたよ。確かに、特別養子制度は、子のいない夫婦を親にしてあげるためでなく、子供に親をみつけるためにあるとのこと。稼げるなら、愛せるのなら、それが一番いいのでしょう。男性から養育費もふんだくってやるそうです(奥さんに慰謝料請求されないのかな…… ^^;;;)

そして『広島のお母ちゃん』!
朝斗くんを産んだJCひかりちゃんが、高校生になってもまだ姉妹で比べられ不当に蔑まれ続ける様子はもう悲しくて、親に腹が立って(><)出産を、忘れろ無かったことにしろ、と言いながら親戚には言いふらすのも意味わかりませんよね。
諍いの後、片倉家を飛び出して広島に居ついてホッとしたぐらいですが、悲しいかな、穏やかな生活は続きません。養父を亡くし、借金の取り立てに心折れる八百屋のケン兄ちゃん。家と土地を売るとか相続放棄とか、手はあるでしょうに。そもそも暴利な金貸しに対抗する知識が二人ともなく、大人に相談する知恵もなく、無計画に逃げては捕まり、あげく犯罪に手を染めてしまうとかもうお馬鹿さんorz
ついに実家への電話で助けを求めるも人格否定され、縁切り宣言。またこの親は……。
押しかけたママさんの説得も響かず、姉が『金を取ったのは自分』とやっと打ち明けて初めて、自分がしてきた過ちに気付くものの、実際の次女への謝罪はありませんでしたよねえ。ここだけはどうにか直接謝らせたかったです(><)

絶望で死のうとするも、笑顔の朝斗くんに救われたひかりちゃん。間に合って良かったです。人を殺したわけじゃなし。借金も消えたらお弁当売って、また1からやり直していけますよね。そして生きてさえいれば、あの母親や姉にきちんと謝られ許し愛される日か、そんなことしてもらわなくても満足だと思える日か、どちらかが来るのかもしれません。

てか、天使朝斗くんに「おばあちゃん」って呼ばれたら、案外あの母メロメロじゃないのかな。でも養父母と実母だけでもややこしいのに、祖父母も絡めたら朝斗くん大混乱か……。そういえば養父母側の祖父母も描かれてませんね。実際に特別養子縁組をしたご家族は、その辺の切り分けどうするのでしょう。あ、ドラマではひかりが勝手に支援団体ベビーバトンの資料を見て栗原家の住所を知ったり警察沙汰であれこれなだけでしたっけ。本来は実母や実母側の祖父母と会ったりはしないんでしょうねえ。

ところで、番組放映最後に流れた、誕生直後の朝斗くん。育った朝斗くんにほっぺがそっくりでしたよねw 兄弟だったりして(^^)
 

「朝が来る」2、3 ☆☆

見ていてムカムカします。

姉妹に差をつけ妹ばかりを貶す両親。中学生での妊娠出産がその理由でなく、むしろ愛のない家庭からの逃避が妊娠につながった感じ。また『さっさと忘れてなかったことに』というくせに、親戚の集まりでは妊娠出産を報告する謎。そりゃニヤニヤもされますよ、エロかろうが、暖かく見守ろうとした笑顔だろうが、秘密を知られた相手に微笑まれたらニヤニヤに見えちゃうし。せめてそこを抗議すれば
『知ってるのよ』
と財布から金が消える件を糾弾される。いやそれ、可愛くて優秀で従順な姉が抜き取ってますから!(ひかりも、あれは姉さんだと言えばいいのにー。言っても信用されないと諦めちゃってるかと思うとそれも悲しいです)
あー胸クソ悪い(><)

まあそんなわけで、出産時には地味で華奢でお子ちゃまだったひかりちゃんが金髪の別人へと進化。
ドラマ上では髪を染めたところで川島海荷に演者交代、息子ちびたんこと朝斗くんを返せと養父母の元に現れた彼女が、実母ひかりさんじゃありませんよねと言われちゃうのは納得すぎですw もとい、本人もそうでした別人ですと出て行ってしまうので観ていて少々混乱しますよね。
間をおかず捜査にきた警察から、あれが本当にひかりだったこと、現在は犯罪者として追われる身なことが分かってしまい養父母絶句なわけですが……。

こっちはこっちで、朝斗パパにまとわりつく部下がウザいです。
浮気された妻が職場に乗り込んでくるような不倫女orz そっちで負けたとなると即、ターゲットを朝斗パパに変え『取材』と称して家庭に入り込み、夫婦の過去をほじくり返してはネチネチつつき……優しいママが動じなければそれはそれで、完璧すぎて息が詰まるだろうと持ちかける。
そんな軽い誘惑に乗るのかよ、パパ!
あああああーこっちも胸クソ悪くなりそうです。
普通の家庭からドロドロした浮気の投書が来ると言いますけど、創作も混じってると思うよー。『みんなしてる』だなんて、自分がそうだから思うだけの自己紹介ではないのかと。

そうそう、ひかりを追うのは警察だけでなく高利貸しも。
出産した広島で優しくしてくれた一家のお兄ちゃんが借金を背負い……。この辺も、最初の借入額から膨れ上がる経緯がおかしいから。どうせ逃げるなら家を売るなり、相続時に放棄するなり道はあったはずなのに親なし子2人相談する先もなく堕ちて行ってしまうのって……ううう。

それでも朝が来る、そうですが。夜を耐える苦行のうちに脱落してしまうかも……。


「朝が来る」1 ☆☆☆

こんな中途半端な時期に第1話!
<大人の土ドラ>第二弾です。前作「火の粉」視聴者を逃さずに続けてみて欲しいんでしょうねえ。どうせなら朝ドラ「朝がきた」と同時期に放送してみたら間違えて見る層も取り込めたかもw

物語は特別養子の、その後?
幼稚園に通う朝斗くんを大切に育てる夫婦(安田成美、ココリコ田中直樹)の元に、金髪ねえちゃん(川島海荷)がやってきて
「朝斗を返せ」
と言い出す。返さないと本人や近所に養子だとバラす、と。しかし夫婦は実子でないことをオープンに育てており、引き渡し時に朝斗くん実母にも会ったが、貴女ではなかった、と。ではこの女は誰なのか。何故「返せ」などと。


様子見、覗き見のつもりだった1話ですが結局最後まで観てしまいました。
小綺麗な一戸建てが並ぶ街での子育て。
「僕もパパに似てたら良かったのに」だの、母が次子を妊娠中の友達に「いいなあ〜」だの、朝斗くんが実子でないと知っていて見てると無眼が痛い日常だったのですが、まさか本人も分かってて言ってるとは。まだ『どっかにもう一人お母さんがいるんだってー』ぐらいにしか理解していないのかも。
そして回想場面でとんだのは田舎街。訳あり出産の娘を寮に集めて支え、一度抱いただけで即養子に出すサポートシステム『ベイビーバトン』
風俗勤めで父知らずの子もいれば、「大好きな」同級生との交際を引き裂かれて来た朝斗母の様な場合もあり……。それなら育てたいでしょうねえ。生まれるまでの日々、まだ見ぬ我が子にあててファンシー便箋に書き綴る便りが可愛くも悲しかったです。彼氏は知ってるのか、伝える電話の一本も出来ないのかそれとも知って逃げたのか、いろいろ考えてしまいましたよ。さらに姉と比較ばかりされて育った朝斗母、自分は要らない子などと言っていて確かに親の対応はキツかったですが、怒るのも愛情ゆえかも知れないし……等々といろいろ考えますが、でもそこ本編に関係ないのかも。

明けない夜はないのだそうです。さて、金髪娘は朝斗くんの何なのか。待て次週。

「ビブリオ古書堂の事件手帖」最終回 ☆☆☆

五浦くん、もっと大きな活字の本で試してみたらどうなんでしょう。


クライマックスは母娘対決。

謎解きはともかく。オロオロと騒ぎ立てる栞子よりも、終始笑顔で余裕の母を私なら信じます。役者が違うよ役者が(これが成句なのかそのままの意味なのかは……w)

依頼者姉妹の入れ替わりを知りつつも、黙ってるんだから母も人が悪い。

そして家を出て行った理由は「本を探して」。

ある人には浮気の、またある人には自分探しの方が自然でも、多分栞子母娘には共通の趣味「本」を探しての方が納得がいくことでしょう。あそこで誘われるまま一緒に追いかけて行けば母娘の溝は埋まったのかもしれないけど、栞子は古書堂を(五浦を?)選んだということで。


古書競り市の回で、「栞子さんだから」「五浦さんだから」と互い知らずに最大級の信頼を寄せてみせた栞子と五浦。本を読まない、なら分かり合えない人だけど、読めない五浦ならいつかは同じ方を向いて生きられるのかもしれ…しれな……うーんw


「~です」が「~でせ」に聞こえる滑舌に苦しみながらも、まあこれはこれでと自分に言い聞かせて来ましたが。

やっぱり年上で髪の長い、おどおどと人見知りな、でも本のことだけ饒舌になる本来の栞子さんでもう一度観てみたいです。

最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

新ドラマQ

インパルス関連本

漫画「蟻地獄」




板さん原作「蟻地獄」


ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ