ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

井浦新

「健康で文化的な最低限度の生活」~最終回 ☆☆☆

ケースワーカーの脚、自転車が新調されてw ヒロイン義経の活躍はまだ始まったばかりなのだ~エンド。そうですね、終わりはない物語ですね。

初回からずっと訪問していた痴呆始まってる祖母と小学生の家庭。4年前に男と消えた母(松本まりか)が、帰ってきたと思ったら保護費を自分の通帳に振込にしてまた不在に。
ただし、失火も失禁もあるおばあちゃんをショートステイで施設にいれたことだけは、不穏なBGMで語られるようなことじゃなく必要な措置だったと思うのですが。結果、母親が1週間も不在の間一人で暮らして食べ物も尽きたはるかちゃんが、義経を頼って役所に来るところなんてもう涙です。先生も、隣の人や大家さんにも頼れてないなんて(><) 日常接する人たち相手には、極力普通にみせて、自分はかわいそうなんかじゃない、と気を張る矜持もあるんでしょうねえ。
そのうち男連れで怒鳴り込んできた母の関心が、金が振り込まれないことだけで、はるかちゃんが施設に保護されて自宅にいないと気づいてもいないところがまた……。こんな女に育てさせられないよ!と見てるこっちも思うんですけどねえ。そんな母でも母。そして家は家。いつ帰れるの、とはるかちゃんに聞かれ、施設がベストではないと考え直す義経さんに、ハラハラしたりホッとしたり。母親自身、ネグレクトからの施設育ちで何が正解かわからないところもあるのでしょうけど、だからって親子を引き剥がして愛着を削ぐ権利も職員にはないわけで。むしろ親子でしっかりと暮らしていけるよう、長いスパンで支えてあげないといけないんでしょう。

それは阿久沢の娘(阿部純子)も同様。
阿久沢が生活保護を受けるための扶養照会。受け取った元妻と娘も困窮していたのに生活保護は門前払い状態だったそうで、自分たちを捨てたこいつは受給できているのかと、図らずも恨みを募らされていたとは。どうしたらサポートできるか、でなく兎に角断る窓口もあるんでしょうねえ。うがって考えれば、若い娘は夜の街で稼げるだろ的な?いやいやいや……。
母の死後、父のアパートに転がり込んだのはほぼあてつけ。妊娠がわかっても恋人には打ち明けられず、堕胎を考えてばかりいる。そこに、父や頼れる店長さんだけじゃない、行政の側からも手を差し伸べてくれる人がいるってだんだんと心の支えになっていったんでしょうね。最後、真面目そうな彼氏が定食屋にやってきて。どうやら結婚して産む流れになった様でなによりです。
父と別世帯になると、受けられる保護が増える。それって病気のお母さんと暮らしていた時も同様だったのでは。少なくともお母さんの生活保護は下りた……のかなあ。病気でも働けるとか言われてましたもんね、そこは自治体や職員の当たり外れがあってはならないのですが、実際はどうなんでしょう。

父親からの性的虐待を受けていた青年の問題は……そこまで人生に立ち入られちゃうの?と、思わないでもなかったですが。
必要ならば申請し、バイトもするなら届け出て。制度を理解した上手な使い方がある。それを受けて幸せに暮らす権利が、誰にでもある。必死で支えようとしてくれる人たちもいる。諦めなくていい、そんなことをお茶の間で無理なく学べる、素晴らしいドラマだったと思います。


「健康で文化的な最低限度の生活」2、3 ☆☆☆

生活保護受給家庭で、高校生がバイトするなら届出が必要、と。_φ(・_・

中学生長女の遊びが派手で心配、と援助交際ネタかと思いきやお金くれてたのはお兄ちゃん欣也(吉村界人)でした。

親にも内緒でバイトして、自分の音楽の趣味まかなって、妹に小遣いやる高校生。ぐれもせずいい兄貴してたのに、突然の
『不正受給だから全額返納』
との通達に呆然とする欣也くん1年かけて稼いだ60万円パーじゃ、そりゃ自暴自棄にもなろうというものです。また、担当の義経が『減額できるかも』と安請け合いで期待をもたせて、ダメだったのも信頼を損ね、不満が募りましたよね。
宝物だったギター叩き折って、家出。昔の仲間と暴走……ってか、スクーターにニケツでヘルメットもちゃんとかぶってる可愛いやつでしたけどw

このまま、趣味は贅沢だと絶望の人生なのか。そんなの辛いじゃないですか。面談日、きちんと親子で来てくれて謝罪も話し合いも出来て、本当に良かったです。
別に意地悪で返納しろっていうんじゃない(なら、後から申請できてもいい様な気はしますが、悪用する奴もいるんでしょうねえ) 運転免許取得の援助や、進学や資格取得の助成もあれこれあると改めて伝えられて。ずっと『そんな余裕ない』と趣味ににべもなかった母親(江口のりこ)も、好きにすればと言ってくれてよかったですよ。

そもそも、小遣い足りないだろう高校生がバイトするのは自然な流れ。
親はもとより、以前の担当だった小さいおじさんがちゃんと説明してないのがイケナイ……と憤りながら見ていましたが、そっか、『説明を受けました』と、本人がサインした書類が出てきちゃいましたかー。わけ分からずに、名前書いちゃってたのねorz そういうことにも、注意する様になって損はないです。これから月1万円の返済……今度は届け出てバイトして、しっかり返していく様です。頑張れー。

課長のお古のギターで、路上ライブ。若さ丸出しの歌詞に、そこそこの歌唱力w ドラマ的にも上手くなくて構わないだけに、まさかの自作なのか?気になるところです(^^;;;;;)

そして1話で生活保護を卒業した遠藤憲一。定食屋で地道に働き、通りすがりに欣也を励ましたりしています。家族に知らせを……と、迷っている矢先に娘さんから届いた手紙は、なんと奥さんの訃報でした。会いに行くのかな、娘さんに責められそうで心配ですね。

(↑路上ライブ曲、SUPER BEAVERの「うるさい」でした。欣也の気持ちにぴったりだろうとカバー曲に選ばれたとか。「GIVER」にも出てた吉村界人、「グッドドクター」にも出るぞとか、作詞作曲でミュージックビデオあるとか妙に詳しくなってしまいましたよw 絶賛売り出し中ですねえ)


「健康で文化的な最低限度の生活」1 ☆☆☆

面白くて役に立つ。いいドラマですね!

新人公務員、義経えみる(吉岡里帆)の配属先は福祉保健部生活課。ケースワーカーとして初日から生活保護支給110世帯を受けもたされて、受給者の訪問で呆然。「死にたい」との相談電話に唖然。

それでも寄り添おう、と頑張る姿を見守る指導係半田(井浦新)に上司京極(田中圭)は、優しすぎると続かないよね~と皮肉な予言をするのでした。
同僚は5人!新人たちの明日はどっちだ!

今まで山ほどドラマ見てきて、何度『生活保護は!』とツッコミいれたことか。申請に条件があるんだろ、もらいたくない、断られた、親に連絡が行くと困る等の葛藤以前に、主人公もその周囲もその選択肢を知らずに話が進むのが許せなくって、もやもやしていたんですよ。それに実際本当に困窮してしまうと調べる余裕もおそらく無くなってしまうでしょう。物語として触れておいたら、いざというとき思い出せるのではと思うと、啓蒙もの大事ですよね。同時に、支給にまつわる問題点や周囲の無理解なども減らせるとしたら万々歳ですね。

のっけから担当者に自殺され動揺するえみるちゃん。
次に問題になった阿久沢(遠藤憲一)は、痩せてきてるのに1日1食で十分と言い張ります。経験上、それは何かで浪費をしていると上司に助言をされて、訪問するも家はすっきり冷蔵庫は空っぽ。結局生活保護費のほとんどを借金の返済で使ってしまっていたわけですが……。

『財務整理を!』

とえみるが言えば言うほど意固地に何もしたがらない阿久沢さん。その昔は社長だった人が、子供みたいな年齢の女の子にやいやい指導されてること自体がもう嫌だし、情けないし、日々なんの楽しみもなく借金を返すためだけに生きている様なもん……って、ねえ。半田さんが穏やかに水を向けなかったら、そんな声も聞きだせずに逃げ回られたのかも。受給者にもプライドがあるんですよねえ。
結局、法テラス(えみるの発音『法↑テラス』気になるw)に行った結果、過払いで150万円ほど返却になる見込みですってよ。150万円よ!しかも、晴れ晴れとした阿久沢さん、もっと早く教えて欲しかったとか言っちゃうのよ。何度も言ったでしょー!

受給者の死亡で、担当ケースが一つ減ると慰められても納得いかなかった えみる。必要が無くなって一つ減るほうが、晴れ晴れ出来ると学んで、生活課の仕事のやりがいを知ったのかも。

そして私たちも『借金があっても生活保護は受けられる』と知りましたよー。メモメモ!

「アンナチュラル」最終回 ☆☆☆☆

もしも、高瀬(尾上寛之)が救助されずに火事で死んでいたら……。
最後のAsunderで殺された女性はまだ生きていて。26人分の証拠も焼かれずに。いろんなことがわかったかもしれない……し、逆に何一つ明るみに出ず、『赤い金魚』はただひっそりと永遠に失われたのかも。その皮肉にはしばし考え込んでしまいます。
ああでも、いましたね宍戸が!
取材を重ねた、最高のネタ元が世に知られずに死ぬだなんて。我慢できたわけがないからきっとあれこれ知らせてきたでしょう。自ら残りを仕上げすらしたかも。ああもう、高瀬はもちろん許せないけれど、連続殺人犯を泳がせたまま取材を続けた宍戸にもっと腹が立ってジタバタしましたよ。

そんなわけで、高瀬が血まみれで自首。
しかし遺体遺棄や損壊は認めるのに、殺人だけは自分じゃないと言い張る。どの女性も突然勝手に死んだ、と。それを隠しました、防腐にホルマリン入れました、バラバラにしました……って! 殺人罪に問えないじゃないですか! 壁に貼ってた26の死因はじゃあ何かって、スピード出版された宍戸の手記(表紙が例のアルファベット表w)では、殺人はあくまで高瀬の『妄想』としてだけ語られるのです。
ホルマリン中毒死の女性は、倒れる前『食あたり』を訴えていたと高瀬。明らかに、六郎がリークしてしまったボツリヌス菌情報のせいなのですが……。裁判に備え、それを鑑定書から消せという検事(吹越満)の要請に応えられないミコト。
そこでサクッとボツリヌス菌に触れない提出書類を準備してくれちゃう中堂は、でもどうせミコトはそれを使わない、嘘をつけないってわかっているわけで。いつもの葬儀屋に謎の依頼をして夜の街で追うものは……宍戸! 証拠を握っているにちがいない宍戸の口を割るために使うのは、体格を活かした暴力以外になんと注射器w シリーズ序盤の名もない毒や、東海林の昏睡事件で語られてた『薬物の専門家ならこう殺す』がここに生きてくるとは……って、ダメー!
間一髪、現れたミコトと六郎が中堂を追うために電話した先が、正しく葬儀屋だったのも笑いましたよね。8年追った殺人鬼を目の前にした男が辞表を置いて消え、もう絶対ヒトを殺しかねない状況で『その後』の処理を考えて……
『私なら、木林さんに頼む!』
確かにw でも、宍戸の方が悔しいことに一枚上手で……証拠の魚ボールは失われてしまうのでしたが。

なんと突破口は思わぬところから。
中堂を殺害犯と決めつけ、弁明も墓参りも拒んで「罪を認めて償え」と大書きした恨み状をずっと送りつけていた父親が、六郎経由でUDIラボにやってきます。中堂に謝りたいというのですが彼は出奔中。所長と東海林が応対します。日本の方がアメリカより安全だと思ったのに……ふんふん。夕希子さん、帰国子女だったんですねえ。お父様もすぐ帰国ですか。え、墓ってテネシー?土葬? 再解剖できる遺体が、ありましたよー!

そして手に入れた動かぬ証拠を、法廷で高瀬に突きつける証言台のミコト。
どうやらボールを口に押し込む折檻を、高瀬は幼少時に受けていたらしいのですが……「動機なんかどーだっていい」とミコトは吐き捨てます。遺体の歯の裏の高瀬のDNA、それが全て。その上で、いまだ母親に支配される子供のままな高瀬が可哀想でならない、と。 それを、若くて綺麗なミコトが見下ろしながらいうのが肝ですか、これw
罵倒なら受け流しただろう高瀬が、この憐憫には耐えられず「俺がやった、俺はちゃんと26人殺した!」と自慢で自爆する流れは、検事と事前に練り上げたものでしょうか。傍聴席とTVのこちらでガッツポーズがシンクロする場面でしたよね。やった、殺人で捌けた!

そして宍戸も無事、共犯で逮捕されて自らがスクープにw(こいつまた獄中手記で稼ぎそうで嫌だわ)

遺品として渡そうとした「ピンクのカバ」の絵を、中堂に返しながらお父さんが語ります。新しい絵本は2匹一緒に旅をする話だった、と。娘さんの人生の旅は高瀬に絶たれてしまったけれど
「あなたは生きてください」
そこにかぶる主題歌Lemon♪ あああああ orz

坂本さんが戻り(中堂スナフキン説w)、六郎も新人医大生・として戻り、補助金も多分なんとかなって、UDIラボは今日も遺体を受け入れてのエンド。もう絶対に続編あるじゃないですか、出来るじゃないですか、待ってます!

「アンナチュラル」9 ☆☆☆☆

おまえかぁぁぁ!
と、画面に向かって吠えそうになりましたw 心配してやった気持ちを、時間を、どうしてくれよう犯人め。そう思えばヒントはあちらにもこちらにもorz

そんなわけで「赤い金魚」の原因も判明した最終回直前。
なんと魚型が浮き出たゴムボールでした。えええ、たまたま魚型に見える何か、なんだろうとばかり。まさかのがっつり魚でしたよ、いいけど。それをくわえさせて毎度犯行に及んだのだろう、と。でも現在わかっているだけで3件の「赤い金魚」遺体の死因に共通点はなし。それを連続殺人とは言わないね、と警察は剣もほろろです。
それでも検証を続けるUDIで、「F」を探す六郎くんが挙動不審です。火事場隣宅でみつかった遺体の死因を、ボツリヌス菌だと言った六郎を嗤い
「『B』は、もうやった」
と怪しすぎる言葉を吐いたフリーライターにお勧めされたのが「F」 怖すぎでしょ、過去記事の、死因に書き添えた英訳「Beat」これが「もうやった」Bだとしたら。そして中堂の目に止まる「ピンクのカバ」それは亡き恋人夕希子の失われた第2作。なんでこれをお前が!ってなりますよね。

回想の中堂さんは今よりこざっぱりしていて、食事に通っていた店で夕希子(橋本真実)と出会います。社交的で明るい彼女と寡黙な中堂さんが、挨拶を交わすようになり、ピクニックデートなんかしちゃって!出版される絵本をじゃじゃーんと取り出す、そんな明るい彼女なのに物語の終わりは死んで花になる鳥。
「寂しい人生でも、最後ぐらい花になったっていいじゃない?」
だなんて、影のあるセリフでドキッとさせたかと思うと「幸せにしてくれる?」と更にど直球逆プロポーズでドキドキさせられて……。
次の場面では遺体袋の中の人。
そのまま何も言わずに解剖した、と何度も語られてきましたが今回は初めてその後、同僚が退出し一人に もとい二人きりになった解剖室で泣き崩れるところまでを描いていました。切開痕をテープで隠された恋人に触れて慟哭する姿を。

中堂さんが探した共通点は「赤い金魚」
ライターが嘯く共通点は「人生の転機」 転職、離婚、自立……。
そこで今回冒頭の場面と、靴の有無が視聴者には結びついてなるほど納得ですよねえ。靴を履いていなかった夕希子の遺体。なにも『部屋に上がりこむほどの仲』だから靴を脱ぐとは限らずに、「人生の転機」に引越しを考えて、不動産の内見をするんならナルホド、靴は脱ぐし知らない親父と二人きりにだってそりゃなるわけで……。あああ、だったら彼女は、結婚を考えたことで死ぬことになってしまったのでしょうか、それは気づかないで中堂さんorz 

結局死因はホルマリン注入。
解剖すると臓器はホルマリンに漬けるんですから、そりゃ普通の検査で出てきませんよね。死亡推定日時が動き、犯人が推測されるなり殺しに走る中堂w 追う六郎、通報するミコト、駆けつける警察。しかし時すでに遅く、証拠に火を放った犯人は……。

なんと自ら出頭して次回に続きますよおおお。犯人殺害は『殴ってでも止める』と宣言するミコトでしたが、殺さないまでもせめて一発殴らせてあげたいのですが、ダメでしょうか……。
ラボ内にリーク者がいると把握した所長。六郎とバレるのも時間の問題ですが、明るみに出ればラボの証拠能力も問われることになると。それも犯人を裁く過程で問題になるのでしょうか。
最終回もどこまで神がかるのか、楽しみですが終わってしまうのは嫌です。

そういえば、ミコトが一家心中の生き残りだった件はどこへ。最終回も関係ないまま終わりそうですよね。よし六郎とミコトの恋も含め、そっちはシーズン2で!


「アンナチュラル」8 ☆☆☆☆

守りたい、大事な場所があなたにはありますか。

六郎の父(伊武雅刀)登場。
医者一族に育ちながら、医療への情熱を見出せず寄り道を繰り替えす六郎。そんな息子が歯がゆく、死体相手のUDIラボも辞めさせたい父。でも、幼き日の六郎の疑問に向き合えず、目標にもなりえなかった父親なんだけどなあ。居場所のない彼を「うちの六郎」と呼び「優秀」だと公言してくれるミコトを六郎が好きなのは……可愛いからだけじゃなく、心の支えなんだろうなあ。惚れてまうやろ~!

そして火事場から焼死体が10体!
うち1体にだけに、生前の傷と緊縛の跡が見つかり、すわ殺人!隠蔽のための放火かとザワザワ。また判明した身元が、前科はあるわ強面だわ、いかにもトラブルを招きそうなの、ずるいですよねえ~。駆けつけたご両親まで、他人様に迷惑をかけ続けて死んだと嘆かれてしまうとは。
しかし我らがUDIラボのめげない面々は、現場の手すりに血痕をみつけだし東部の傷は殴打でなくバックドラフトによる事故の可能性を。そして意識不明の生存者にもあった縄目との合致から、その前科者がしていたことを突き止めるのです。救命搬送、必死に皆を救おうとしていたのだと。
もうこれ書いていてまた泣きそう。
勘当された前科者が、常連になっていた雑居ビルの店々。彼にも家族のような仲間がいたこと、その家族を守ろうとしたことがきちんと判明し、ご両親に知ってもらえて本当に良かったです。しかも縄の使い方は、消防士だった父親が教えたのよー(TT)

また、ラボに置き去りの骨壷にも様々な背景が。
2話の冷凍遺体、ダイイングメッセージを遺した彼女はいまだ身元不明。かと思うと、行き倒れて半年後の身元照会に、骨なんて女房じゃないと愛妻の死を認めない男(ミッキーカーチス)も。ゴミの分別で言い争った妻が、戻らなくなってから家はゴミ屋敷だなんてね。
「バチがあたった」
という男を強く否定する所長。良い人も、悪い人もただ死んで、生きている人はたまたま生きているのだと、日常的に死にたちあっている人に言われると腑に落ちます。震災の現場にもいたのね所長……。

検死への想いを新たにした六郎。寄稿していた雑誌社との縁を切り、父にも勘当されて戻ってきた彼にラボメンバーが当たり前のようにかける
「おかえり」
ああ、ここが六郎の家。六郎が帰ってくる場所なんだと、泣き笑いの六郎くんと共に胸が熱くなりましたよ。

……しかし、快く六郎を送り出した編集長はUDIラボスキャンダルの告発を準備していたし。例の情報屋が『六郎に』と預けたまま彼の手に渡らなかった封筒には……『ピンクのカバ』の絵。それって、中堂の亡き恋人の次回作??そして現れる赤い金魚!
ああもう最終回になっちゃうんですか。見たいような見たくないようなですよ。

今回大量の焼死体発生に、ヘルプできた坂本検査技師が仕返しのようにクソ連発で挨拶してくるの、笑えました。仕事でラボに現れてたミコト養母が、刑事さん葬儀屋さんと周辺の独身男性を大調査してミコトに怒られるのもw 緩急あって大好きなのよねえ。

「アンナチュラル」7 ☆☆☆☆

また神回か。ただしUDIラボが奇跡的にヒマな日でしたけど。

高校生が画面の向こうで、遺体の死因を当てろと迫る。
そんな予告編だけでは、まぁたサイコパスかよと鼻白むような事件にみえますが「アンナチュラル」は違いましたよ!そもそも今回、相手の正体はわかってるし。

離島での検死の補助に、とネット越しでの検死マニュアルを所長が配り中堂がゴミ箱に捨てる、ある日のUDIラボ(^^;;;;)
塾講師の弟から、検死に興味があると紹介された高校生白井くん(望月歩)に電話をしたミコトは、
『人を殺した、死因を当てろ』
と挑まれるのです。いや、画像加工で顔を隠しても絶対白井くんでしょw 画面奥で死んでる子だって、すぐに誰だか分かるはず。生配信中らしく「M先生」と呼びかけられたって、ミコトも「Sくん」なんて応じてやらずに「白井くん」とズバリ呼んだっていいのに。そもそも答えてやる義理もないのに。まさかの挑発に乗ったミコトは、こんな仕掛けをしてまで彼が『言わせたいこと』を探るのです。

まずはイタズラだろうと鑑識もよこさない警察に先んじて、移動暗室とルミノール液で学内の血痕をみつけ。生徒に聞き込み。朗読される小説のトリック、白い粉、窓、排水溝。動画視聴者数により開示されるヒントは 背中の傷、腹の鬱血点、治りきらない痣の痕。前夜待ち合わせに現れなかった白井くん。


さっくり言っちゃうと自殺でした。
白井くんが刺し殺したのでなく、いじめていたナイフの持ち主が殺したわけでもなく。ふざけて計画していた通り、いじめ犯に疑いがかかる様に自殺をした。運悪く彼らが万引きでアリバイのある日に。でもそれだけじゃないと、ミコトは私見を続けます。
「法医学的には自殺、でも私の見解は いじめによる殺人」
動画配信は遺書だ、と自死しようとする白井くんに語り続けるのです。そいつらは転校し名前を変え悪びれもせず生きていくだろう、死んじゃダメだと。血痕をたどったラボメンバーも乱入し、少年の手から刃を受け取るのは、中堂。

生き残ってしまった少年に、同じく生き残ってしまった二人が必死に伸ばした言葉が、手が、届いたことが感激でした。


解剖台で寝泊まりし、ラボから一歩も出ない様だった中堂がミコトに巻き込まれて動きだし、海に、大学病院に、犯人探しに。坂本さんにも謝ったしねー、あの無愛想さが、「クソが!」の罵倒が、ギャグになる日が来るとはw
そしてついに「三澄先生」に”赤い金魚”を見せ、捜査協力をする様にまで!

中堂の恋人は本当に、連続殺人の被害者なのか? 新たな被害者は?

「アンナチュラル」6 ☆☆☆

またも神回、もうこれが通常運転なの?
昏睡強姦は詩織さんもとい山口敬之事件を、集団なところは慶応等バカサークル不起訴を思い起こさせたところに、仮想通貨が絡み、締めは府中の飛行場、次々と実にタイムリー。
「合意のない性行為は、犯罪です」
よく言ったぞミコト!まったくもってその通りだよ!

てなわけで異性間交流会にお出かけの東海林嬢。なんと目覚めたらホテル、横には男の死体!ミコトに助けを求めてきます(検死官の友人、心強いw) 死因は意外や、窒息死。
死んだ男は泥酔連れ込みの常習ながら毎度『女から誘った』との証言で立件されずに被害者は泣き寝入りだったそうなのですが、その証人も同日に窒息死! 連続殺人の容疑者になってしまった東海林を、救えるのかミコト?真実はどっちだ?

酔った方も悪い、露出が多いと東海林を皮肉る刑事たちに
『女性がどんな服装だろうが、酔っていようが、好きにしていい理由にはなりません』
ときっぱり言い放つミコトかっこいいよ!
UDIラボにまで本庁刑事が来ると知り『任意同行に応じたら、犯人にされる』と雲隠れをすすめる中堂。実際に経験ある人の言葉はリアルですよねw 所長もごまかしに協力するのはラボのため!
一方でムーミンを餌に坂本臨床検査技師から連続殺人説を聞き出し、ジムでは心拍数など死亡時のモニターデータを閲覧と、今回も素人探偵にしちゃミコトたち大活躍で……とっとと警察の下部組織にしたいぐらいです。その合間にも、おおごとに巻き込んだ負い目も恥ずかしさもあってか
「バカにしてんでしょ」
とつっかかる東海林に、売り言葉買い言葉で
「友達じゃない」
なんて言ってしまうミコト。恋人と別れた理由も、心中事件のことも、話してないんですね。でもなんでもいえるのがイコール友達じゃないでしょう、しがらみなく楽しく過ごせる自分でいるために、言いたくないこと、というのもあるのでは。
そして別働隊、六郎情報はなんと。
強姦仲間は仮想通貨詐欺仲間でもあり、仲間割れをしたのじゃないか、と。残るひとりを助けなきゃと思いつつ、あんまりどいつも最低で足が止まるミコトたちなのですが、パイロットという仕事柄、客を巻き込む危険に思い当たっての猛ダッシュー!葬儀屋さんの車でかっとばせー!
この辺の、残るひとりをほって置きたい気持ち、そうもいかない正義感、実際ほっておけないタイムリミットの仕掛けも上手いですよねえ。そうそう、証人としても生きててくれなくちゃですし。 窒息死の仕掛けもなるほどでした。
大騒ぎで飛行機を止めて人命救助をしたあげく、毛利刑事(大倉孝二)がかっこよく見えちゃったり(普段イケメンじゃない前提w)、ただの同僚!と言い合いつつやっぱり笑いあっちゃったり。こちらは女同士の絆を深めて一件落着。真犯人もしっかりつかまって良かったです。


それにしても、六郎くんたらやはり坊ちゃん。胡散臭い情報屋(北村有起哉)相手に、身分証明を晒す警戒心がゼロですよね。請われるままに学生証と免許証をドゾー。後日、友達ヅラされながらもまんまと、親兄弟が医者なことから何から調べ上げられていて、お堅い商売なことを思えば脅迫されたも同然です。いつぞやのラボの脅迫状もこいつ!そしてもちろん、ミコトが生き残りなことも知っていて……。
物語はどこに向かっているのでしょう。

「アンナチュラル」4、5 ☆☆☆☆

神回立て続けかよ!
切なすぎて書くのが辛いです。

4話では、大黒柱の父親が過労死/病死/事故死のいずれなのかと、責任の所在を巡って醜く争う大人たちとそれに傷つく子供を描き、UDIラボの尽力で判明した真相が涙を誘いましたよ。
TVでも大人気「幸せのはちみつケーキ」は大売れで、工場はサービス残業に次ぐサービス残業。その上クソ社長のパーティに、突然ケーキを届けることになってお父さん(坪倉由幸)は余分に運転し、居眠りで事故った傷が後に死亡の引き金になってしまうのです。
届けたケーキは食べられもせず床に落ち、事故ったお父さんは道に横たわる。その空には花火。……残酷にも美しいだけでなく、お祭りで花火の日だったから怪我して帰宅した日が特定できたし、社長もバルコニーで花火観ながらパーティしてたわけです。また、事故の証拠を遺体に探していたミコトたちに『バイクになら跡が……』と閃かせてくれたのが六郎くん。彼がライダーなのは初回からミコト乗せて葬儀場までぶっ飛ばすなど何度も見てます。そういう随所に無駄のない脚本が素晴らしいです。
事故現場=傷のあるマンホール探しでも、市内に何千個と知って気が遠くなったところに工場の人達が現れたのも感動的でした。ついにクソ社長に反旗を翻し、命より大事なものなんてないって工場を休みにしたんですよ!(限界疲れてた人は帰って寝たよね?)亡父の仕事を恨んでいた息子が、そこで笑顔を取り戻すのも良かった良かった(ケーキ販売店のガラス割るのはダメだったし、工場長に謝ってもと思いましたが) 
そしてこの騒動を週刊誌の記事にする六郎くん。ああ、医学生なのに無知すぎるのって、休学中なのって、そういうことなんですね。

5話は、自殺か事故死か。……と、解剖依頼をしてきた男は遺体の夫でなく同姓の同居人でした(それは騙されるでしょ!)
さらに遺体は盗まれたもの! え、どうやって?
ただ連れて帰るなら、実家の棺桶開けてどう運ぼうが自由ですけど。UDIラボに持ち込んだ時は??遺体バッグなり棺桶なり、通常の作法で運んでないと不審でしょうに。ついでに目撃証言を偽造した犯人のも、被害者のふりして海に飛び込むって冬の海w 下手したら心臓麻痺だわ、海から上がって濡れたまま帰るところは誰にも見られちゃダメってスゴイ賭けだったのでは。
と、ツッコミどころを先に書きましたが、そんなのどうでもよくなる程物語にはぐいぐい引っ張られましたよ。
両親の同意がない解剖は違法で、執刀医ミコトは遺体損壊罪?
当然解剖は中止ですが、中堂はちゃっかりサンプルを検査に出してるし。警察に『閉じろ』と命じられ、切除していた肺は戻さずにただ閉じて『言われた通り』と涼しい顔ですw

しかも依頼してきた恋人鈴木(泉澤祐希)が訛りも可愛く実直そうで、例によって損得抜きで調査を始めるミコト達なのですが。今回は中堂も妙に協力的。ラボでできないからと、自宅まで提供して試薬も市販品での徹夜の作業が始まります。東海林と六郎も呼び出され、エプロン姿で出迎えたミコトに中堂との仲を誤解したり、違うと分かって六郎がホッとしたり。そんなほのぼので誤魔化されていますが、中堂がそんなイイ人でしたっけ。
恋人の他殺体を解剖した男。そして検死官だから気づいた些細な特徴『赤い金魚』を、未だ追い続けるためにUDIラボにいる男じゃないですか。

結局、次々と集まるデータからいち早く真相を見抜いた中堂は、鈴木さん丸っとご報告。復讐をほのめかすのに止めもせず、ただ天を仰ぐのです(そこに雪!)
慌てて追ったミコト達が見たものは、私は悪くない、自慢するから、と叫ぶ女に馬乗りになり包丁を振り上げる鈴木さんで……。
ケーキ屋に石投げを見ていただけの4話と違って、今度ははっきり止めたんですけどね。ミコト達の叫びは鈴木さんの怒りを鎮めることは出来ず、刃は振り下ろされてしまうのでした(説得されて我にかえるだろう、外して土でも刺したろう、と思うと裏切られるのがこのドラマ!)
土に滲む赤い血、舞い散る白い雪。……天候も撮影に味方した名場面でした。

幸い、刺した鈴木さんが素人(中堂評)で急所を知らず、ミコトの処置もあってか犯人は一命を取り留めましたが。中堂は恨む相手を知れた鈴木さんが羨ましく、逮捕で人生を狂わせたとしても「本望だろう」と嘯くのです。

そんな中堂にラボを辞めろと迫るミコト。
辞めないのならば、過去の事件について教えろと涙をこらえながらも毅然と、もう解決してしまいましょうと提案されて中堂は乗るのか。
六郎の記事も、そろそろ誰にしか書けないのかわかるでしょうね。
来週が、その先が楽しみで期待は高まりますが、見るのが怖くもあります。

「アンナチュラル」2、3 ☆☆☆☆

ふーん、練炭自殺の遺体と凍死体って似てるんだ。だからって並べて置いた犯人、大胆w
包丁の刺し傷に残るケイ素。砥石なのかー! 監察医って博識でないといけませんね。

2話では冷凍車に閉じ込められて死にかけ、3話では裁判で証人なってネットを騒がせと、お仕事しながらも毎度違う形で事件に巻き込まれるミコト先生。飽きさせません。しかも3話は、起訴に絡んで「99.9%」のキーワードは出てくるわ、深山ばりに再現実験はするわで「99.9 刑事専門弁護士」を観てる人ならニヤリとしたはず。

実際ドラマ見すぎていると、馴染みの知識ってあって一酸化中毒や凍死でピンクになるのもそれです(同じに見える程とは初耳でしたがw) 捜査中、鍵がかかる場所に全員入っちゃダメってのもあるあるですよね。一人は外で見張りしなきゃ、ホラ犯人に閉じ込められたorz しかしミコトもバイトくんも刑事じゃないし、刑事ドラマ見るタイプでもないと思うと仕方ないですかねえ。

そして車ごと沈められて絶体絶命。でもそこでミコトは胸まで水に浸かりながらも『巻き込んだお詫びに、明日おごる』とバイト君に声かけてみたり、猛然と水の成分分析したり、水没後も息は何分もつ、蘇生の可能性はさらに何分後とデータ並べたり、更には救出された後サラッと日常に戻っていたりと気丈ながらも不思議ちゃんでした。一家心中の生き残り、というバイトくんが知ってしまった身の上がやはり影響しているのでしょうかね。

続く裁判では、既に容疑者有罪のお膳立てが何ヶ月もかけて準備されていて、専門家ミコトがそれに反する『事実』をみつけてしまったことは、厄介者扱い。ああこれも、よく見るやつ!

そしてどちらも、最後は中堂先生がかっさらいます。

2話では走行時間と、ミコトが電話で伝えた水の成分、PH(ペーハー! ミコトがピーエイチと読んでて耳を疑いましたが最近はそうなのかいな。中堂はペーハー読み)分析だけで、見事水没地を言い当てて二人の命を救います。タイムリミットにも負けずにお見事。

3話ではミコトの代わりに裁判の証言台に立って、『これだから女は』とミコトを罠に嵌めた弁護士(吹越満)を、理詰めで完膚無きまでに叩きのめします。職場では、横柄な態度と口汚さがパワハラだと臨床検査技師から訴えられているのですがw ここではその感じ悪さも大活躍。見事誤認逮捕を立証し、『女は信用できない』とミコトの証言を拒否した被告(温水洋一)のことも、叱り倒すのでしたw (そういえば、クソだバカだと言い散らすのは全方位で、女のくせにと言うことはなかったかも)

中堂先生、超優秀〜!でも過去になにかあったらしい??

そもそものUDI、解剖の必要性もひしひし感じられつつしっかり楽しめる脚本で、いろいろ楽しみです。

「アンナチュラル」1 ☆☆☆

今度の石原さとみは解剖医!
女医ってすぐ綺麗でも縁遠く描かれちゃいますけれど、ヒロイン三澄ミコトちゃんは医者の中でも特殊なお仕事しながらも、彼氏がいておしゃれしてデートして、結婚話もでているキラキラ可愛い女医さんですよ。(名作監察医ドラマ「きらきらひかる」意識してみましたw 「ヴォイス」より断然好き) そしてキラキラ可愛くも
「キスはしました?何回?」
とおかしなことを必死に聞くのは……ウィルス感染が疑われるからですねw


舞台となる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」にて、日々解剖に勤しみ不自然死の放置をなくそうと努力するスタッフたち。
ベテラン解剖医中堂(井浦新)は検査技師の坂本(飯尾和樹)にキツく、ミコト(石原さとみ)や夕子(市川実日子)ら同僚にもそっけないが、真相究明のためには情報提供を惜しまない。時には書類を偽造し裏情報を駆使しても。うわー。
それほど、証拠がなければ隠蔽されてきたってこと……かな(^^;;;)

今回は、持病もない青年の突然死。

事件性なしとされた遺体を家族の依頼で解剖し、職場でほぼ同時期に別の突然死もあって疑われたのは毒物摂取。しかーし、代表毒物200種検査にヒットせず、家宅捜査や聞き取りで絞り込むしか打つ手なし。恋人(山口紗弥加)は劇薬を扱う研究者、浮気を疑って毒殺か?の線はミスリード。

アレも違うこれも違うなか、出張先がサウジアラビアと知って急転直下判明したのは……MARS!そう来るかー!
名もなき毒疑いから、パンデミックかー!

しかしイラッとしたのが
「MARSって……火星?」
窪田正孝演じるバイトが無知!医学生のくせに。法医学未履修なだけじゃない、薬品名言えない病名知らないって!ああ窪田正孝なのにうざい(それにMARSは「ドラマの?」って言ってw)
あけすけな女医トークにドン引きする若造、という立ち位置は可愛いんですけどねえ。

さて、一青年の突然死が、またたくまにマスコミ騒ぎに。愛息子の死がただでさえ辛かったご両親が、感染源と非難され頭をさげ続ける様子には胸が痛みました。真面目な人だったと恋人がどんなに擁護しても、空港の検疫には非申告、後日の大病院受診でますます感染を広げたとネットでも叩かれ。
……ここで、冒頭のキスの話になるのですが。
あれ、忙しくてほぼ会えてなかった彼女さん、帰国の翌日に『濃厚接触』?なのに未感染?え、じゃあ彼は、サウジでなく大学病院で感染していませんか?
しかも、病院側は随分前からおかしな動きを……。

この辺の二転三転、刑事でない故の自由さと不自由さがたまらなく面白かったです。
証拠遺体の火葬を防げ! と、バイクで駆けつけるミコトとバイト。その前にスカートの下にスパッツ履きこむあられなさも、ご遺族に真摯に訴える真剣さも、どちらの顔もミコトなんですよね。

でもなあ、その活躍のせいで婚約が流れてしまうのは辛すぎます。
今世間を騒がすMARS騒ぎの急先鋒にいるんだよ?守秘義務で言えないのかな?でもミコトも、せめて今週は予定入れるべきじゃなかったのでは。それとも、常にこのぐらいは忙しいのかな?うう大変です。

『解剖は未来のため』
というキーワードもナイス。所長(松重豊)頑張って!
ミコトの不幸な過去はどうでもいいけど、来週も見るぞー

「探偵の探偵」1 ☆☆☆

こりゃスリリング。北川景子のキツさにダークヒーローは似合いますね!


妹がストーカーに殺された。転居して隠れていたのに、ストーカーが彼女を見つけ出したのはもぐりの探偵のせい。生き残った姉:紗崎玲奈(北川景子)は探偵業を学び、対探偵課として悪徳同業を叩き潰す傍らいつかその探偵をみつけようと、ハードでバイオレンスな裏社会に生きているのだった……!!


浮気調査とみせかけた詐欺、とみせかけて実は紗崎に報復するための悪徳業者の罠! 金を奪った奴を追って不法侵入したら、隠れていた男にガチ襲われましたよ!まさか殺そうとは思ってな…い…だろうけど…大怪我はさせてやりたい勢いでしたよね。こっちもガチ反撃で、意識を失う男。普段目にするドラマの探偵とはどうも違う仕事っぷりで、大怪我してもさせてもお互い通報はできないぐらい後ろ暗い同士w 紗崎と新人琴葉ちゃん(川口春奈)の会話から自然に探偵あるある&裏事情が学べて実に興味深いです。

そして、男の持ち物からつながった阿比留(ユースケサンタマリア)の探偵事務所は、警察の依頼で遺産相続の調査を請け負ってるのに、なんと遺書の偽造を働いていましたよー!傍目には、立て板に水の説明で愛人の不正を暴く良い探偵だったのですが……なるほど、筆跡鑑定に使った遺品の日記からまず偽造なら、そりゃ偽遺書が本物と鑑定されますねえ。警察にはヒントを投書だけして後はおまかせで、紗崎自身は阿比留本人と対峙。するとなんと、妹の事件を語り出す阿比留なのですが……これは彼一流の捜査網で、紗崎の情報を持ってるだけよね、きっと。にっくきもぐり探偵の方は……まさか対探偵課なんか作って紗崎を雇ってくれてる社長(井浦新)の方じゃないの?

そしてラストに爆弾キタコレ!

亡くなった妹さんと同じ年の可愛い琴葉ちゃん、事件当日に現場にいましたよ(><) 彼女も何か知っている……??


うわーいろいろ気になる、録画消さないで見てみてよかった!

しかし旦那の疑問「探偵ってそんなに儲かるのか?」←立派な須磨探偵事務所とゴージャスな寮w はごもっとも。それに対探偵課で同業他社の腹を探って得る利はなんでしょう。仕事の5回に一回は報復の罠だなんて、効率悪すぎですw 


「ビブリア古書堂の事件手帖」1 ☆☆☆

印象的なオープニング。あのバタバタと落ちて行く本が、逆に跳んで本棚に収まっていくのなら満点だったのに(><)落ちた本のページが折れやしないか、CGでも気になって仕方が無いのが本好きです!
古本屋は「栞と紙魚子の怪奇事件簿」みたいな、ところ狭しと本だらけで通路狭い方が落ち着きますよね。 

そんなわけで、”めんどくさい系”推理もの(お仲間に「氷菓」「青空の卵」)の雄、本の虫に圧倒的支持をうける原作(我が家にも全冊揃ってますよ)がドラマになりました。

ロングヘアで巨乳のはずのヒロインが、外見まるで違っちゃってるのはまあ仕方ないとしても、内気で人見知りの筈がまあ喋る喋る。”本の話だけは積極的”な、その本の話をする場面しかないんだもん、スイッチ入りっぱなしでしたよね。 そして何か披露する度に、ジャジャーンと派手な音楽が盛り上げることw そんなたいしたこと言ってないってw 

しかし、おかげで飽きずに見ることが出来ました。

やはり人間に演じられると、推理だけに集中できず気が散るんですよね。もっと生臭くなるし、亡き祖母の不倫だなんて青天の霹靂に直面する青年が可哀想になっちゃって、栞子さんスゴイ!とは簡単に思えません。
どの証拠も彼女が「そうだとしか思えない」と主張するだけなんですから、実際失礼な話です。
本棚に全集から一冊だけあると変?
いやいや、ワンピース流行ってるからって32巻だけ脈絡なく買ってみるって人も世の中にはいますから。それに全集買って誤摩化したのが本当でも、実行したのが贈られた10年後だって構わないでしょ。その他諸々

「めんどくせー」

と続きを聞かないという対応もありえるわけで、すんなり鵜呑みにしてくれるナイスな利き手は、いわばホームズに対するワトソンくん。当の古書堂に就職も決まり、更なるめんどくさい推理につきあう毎日がやってくるのです!
若い男女が語り合うのなら、恋の花咲くこともある。ARATAと剛力彩芽がラブラブしてくれるのかと思うと楽しみです。


でも実は、剛力は妹役の方が似合うと主演発表の頃から思っていたのに……。弟に変更になってたよー!書店に男手が無くて大変とか不用心って設定が台無しなんですけど!あの細腕は男手に勘定しないの?

 (ちなみに「栞と紙魚子の怪奇事件簿」の弊レビューこちら 「青空の卵」こちら←こっちは褒めてないのでご注意をw) 


「モリのアサガオ」最終回☆☆

何これ。ホモくさい……。

いやいや男の友情だよね、と自分を納得させながら見終わりましたが。割り切れないものが残ります。もちろん、そこを狙っているのも分かるけど。

再審請求をすすめたとき、彼は(妹を守るため)それを拒んだ。
後に彼が(もう妹を狙う男が死んだからと)再審を望んだとき、主人公はそれを拒んだ。きちんと罪を償って欲しいから、と。
えーっと、でも、そんなこと一介の鑑別所職員が決めちゃっていいことなの? 親友だとか関係なくない?
抱きあって泣いたり、仲が良かったりする部分よりむしろ、相手の人生をコントロールする関係に恋愛関係を感じてしまうのでした。

韓国から戻った記者さんは、もう主人公の元に戻ることはなく。同僚の女の子にも結局ふられ。こりゃ、あの失声症の妹さん(谷村美月)と結婚かなと思ったらそういうわけでもなく。

新人がきて、主人公もちょっと大人になりましたーなエンドはまったく納得いきませんでした。そういう話じゃないだろう、と。
出家でもしてもらいたかったです。 

「モリのアサガオ」3☆☆

今週も守秘義務は絶賛無視され中。

息子の自殺の報復をした、とまで教えて「3人」と答えちゃったら、もう誰だか分かっちゃうでしょ普通!それとも、そんな事件がゴロゴロしている世界設定なんだったら、本当に怖いです。
 

そんなわけで、今週はその、もう一つの報復殺人の顛末が詳しく語られてどんより。イジメがまた、素行が悪いですまされないマジキチな内容で、そりゃお父さんに同情しないわけがない。
メインの事件は事件で、雨の夜に娘を抱えて歩いてたって、てっきり医者に急ぐのかと思っていたのに、「女は金になるから」と、育ててたおばあちゃんぶん殴り、嫌がる娘も殴り倒して運んでる最中だったって。口があんぐり開く程のマジキチ。これもまた、殺された男に同情の余地なしで……。

この辺からツレが珍しく文句たらたら言い始めました。これじゃ死刑囚がみんないい人で、死刑廃止しなきゃいけないみたいじゃないか、と。印象操作が目的の番組なのか?と。
いやそんな。7人レイプの犯人も居たじゃない。でも確かに、その人とは心通わせる前に死刑執行だったしね(微に入り細にうがって性犯罪を語られては深夜番組~)そこからは最近のドラマについての論争になりました←ドラマの狙い通りなら「死刑について」語り合うはずかと思うのにね(^^;;;)

別に私が好きで好きでこれを見ているわけじゃなく(コメディが好きなんだってば)、普段『男向けのドラマが少ない』とお嘆きの貴兄にはうってつけかと思って録画しておいてわけですが、
『こんなの誰がみるんだ』
と言われてもねー。女子供を狙うなら、刑務官役をジャニーズにしたでしょう。岡田くんでも草なぎくんでも。そこをわざわざの伊藤淳史。原作も青年誌掲載なんだし、男性(高齢)視聴者を意識してると思うけど。
また、刑務官と囚人の関わりがリアルじゃないとの批判があるそうですが……鑑別所のリアルな日常なんて知らない(笑)
現実にはありえない行動で、わざと主人公に『事件』を起こさせて物語を動かすのは常套手段。わざわざの伊藤淳史は、死刑囚を人間扱いしようとする暖かさ、つい流されてしまう弱さ、を体現するナイスなキャスティングだったと思います(そこで文句をつけるなら「リアルじゃない」でなく、「もっと厳重にドラマ内で怒られて反省しなきゃ示しがつかない」と言うべきかと。どうでしょう)

と、ドラマそっちのけの間に先輩は「娘もわざと殺しました」と証言をひるがえします。これって計画通りだよね?親の敵の田尻を死刑にしなかった弁護士をわざわざ雇って、情状酌量を目指させておいて、でも自ら死刑になることで弁護士に黒星をつけるという、命を賭けた仕返しよね??
その辺は興味深くて、続きがみたくもあり。今回は刑執行がなかったから、回数=死刑執行数とも限らないし……でも暗いんだよねー。

イジメていた少年の親の複雑な気持ちには、やはりモヤモヤ。息子の罪をやっと認めたのはいいけれど、殺されたことはもちろん恨んでる。やはり息子本人に後悔してもらえないとどうしようもないですよね。スッキリ解決は、期待しちゃいけないんだわ……。
ツレが月曜から鬱ドラマは嫌だともうみないなら、1人でみるの辛いわぁ 

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