ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

上野樹里

「監察医朝顔(2)」〜最終回 ☆☆

 一家惨殺犯、捕まらず!
逮捕された男(EXITりんたろー)は模倣犯でした。真犯人は、犯行を自慢げに酒飲み話にしているそうですよ…天罰がくだりますように(でも、そう上手くいかないのがこの「監察医朝顔」orz)

 当時のノートと共に、事件捜査に協力したジィジ(時任三郎)、そんな時は大丈夫でも日常の食い違いは日に日に大きくなり。ついにつぐみちゃんの存在を忘れることも……(涙)  
そのためもあってか、今更ながらの結婚式に踏み切る朝顔夫婦。桑原父も、ジィジも立派にスピーチをこなし、良い友人に囲まれて。つぐみちゃんのドレス姿も可愛くて、幸せな1日になりました。

 正直、毎回事件の方が取ってつけた様で、普通の共働き夫婦ホームドラマで良かったのにと思います。事務やパートじゃ介護で朝顔(上野樹里)が退職しちゃうじゃないかというなら、せめて普通の勤務医では?
 第二子が生まれてのシリーズ3はあるのかしら。お母さん(石田ひかり)の遺骨も見つかって、結婚式で大団円。もう続かなくていいのかな。

「監察医朝顔(2)」8〜17 ☆☆

 ついに、お母さんの遺骨が!

 毎回の感想は書きづらい「監察医朝顔」 もうメインは可愛いつぐみちゃん鑑賞だから!

 発砲事件で飛ばされ単身赴任の桑原くん(風間俊介)トンネル崩落に巻き込まれたか??って、そういうのいいから。浮気か?ぐらい要らないから。まして、ママを探しに出て行方不明で彷徨うつぐみちゃん、なんて無理です、無理orz

 保育園のお友達にあげるの!とクッキーを作るつぐみちゃん、男子の名にプンスカなパパw 万木家のピンチはこんなのでいいんです。

 と言いつつも、ジィジ(時任三郎)の認知症は進行し東北一人暮らしは諦めて、元の暮らしに。 まためっきり弱った大ジィジが、鑑定に出した『里子の歯』は別の方のもの、等々と重いエピソードも続きます。

「お母さんだったよ」
という優しい嘘を言い出せずにいるうちに、万木家に届く、本当の発見の知らせ。
綺麗な桜色の布に包んで。雪が被れば「お母さん寒くないかな」と遺骨に気遣う様子は、正直借り物の歯にはなかったことなので(大事にはしてても、ね)、嘘はつかずにいて本当に良かったと思いましたよ。でも、まだまだ身内が見つからずにいる方はたくさんいるんでしょうね…。

 茶子先生はエンバーミングのアシスタントに転職。無理に朝顔(上野樹里)を多忙にした感もありましたが、段々と遺族ケアや、特殊な傷の発見につながるなど物語に食い込んできています。

 そして第2シーズンも大詰め、一家惨殺連続殺人犯が判明するのか!
いやそれより、朝顔の第2子妊娠の方がドラマ的には大注目でしょうw  (つぐみちゃんが、帰ってきたジィジの部屋でしょっちゅう寝てくれてたからですよねー)
 シーズン3あるのかしらん。

「監察医朝顔(2)」~7 ☆☆

 第一章完!

 ヒロイン旦那が浮気? そして相手女性を射殺??
……と煽られても。桑原君(風間俊介)ですよ? ほら浮気はミスリードだったし。現場でも、後ろに居た男が撃ったんじゃないですか~。そして桑原君の撃った弾は男の脚に。早く誤解が解けたらいいねーと呑気に観ていたのですが、なんと監視カメラ映像には男が映っておらず。解剖結果が
『ご遺体は正面から撃たれている』
と出ちゃうわ、桑原が居たと証言した男は遺体で発見され事件前に死んでいたとなるわ。 いつもなら真実を語るはずの分析が桑原君の不利だらけorz 容疑者家族の朝顔(上野樹里)が解剖を担当できないのは分かりますけど~、もっと腕利きに、せめて茶子先生(山口智子)に解剖して欲しいと思っちゃいますよねえ。そして最後に導き出された真実は。別の場所でもう頭を撃たれてた!それでも現場までふらふら歩いて、しかも桑原に危険を警告するほど喋ってた!と。 そ、そんなことあります~?
 人間て、案外丈夫なのかなorz
あ、男の方は暖かいコンテナで腐敗が進んでから埋められて、死亡推定時刻が狂ったそうです。日本にいない虫の筋から犯人判明。志田未来の虫分析が役に立っていていいですね!

 以上が判明すると、あれだけ桑原を責めていた監察官は無言で退席。お仕事でしたこととはいえ、何か言うことないものか。

 そんなこんなの間、新キャラ桑原姉(ともさかりえ)が陰に日向につぐみちゃんを面倒見て朝顔を助け警察の様子も伝え、助かりましたけど。やっぱり唐突感は否めないかな……。つぐみちゃんとの接し方も「パパのお姉ちゃんなんだよー」ってそれ、初めて会った時の自己紹介orz

 実は春先にみつかっていた朝顔母里子(石田ひかり)の歯。もとい祖父浩之(柄本明)が『娘里子のものと思いたい』歯。鑑定などすることなく、自分にとってはもう、これがそうだと思って遺体捜索を終わりにしたい。それもまた分かる気がします。実際に親族が見つからずそうやって区切りをつけて生きて居る人はたくさんいるのかも。
福島で物件を探す朝顔父(時任三郎)に、同居を持ちかける浩之。もう先はそう長くないからと。……これはまた泣かされますね。

 辛い物語の中で、つぐみちゃんの可愛さが癒やし。

「監察医朝顔(2)」3 ☆☆

 農具倉庫に、タキシード蝶ネクタイのミイラ遺体が。

 すわ、20年前正装のまま逃亡した指名手配犯か?と県警が色めき立ちますが、歯の治療痕がそれを否定。もっと最近死亡したものでした。それぞれの専門から骨年齢、服薬などの情報が寄せられ、光子(志田未来)が勉強中の昆虫分析からも、死亡時期は5,6ヶ月前とまで近日と推定。諸々から身元が判明し、ご遺族の娘さん(佐久間由衣)にご遺体を引き渡して監察医チームの仕事は本来終了なのですが……。
 納得のいかない朝顔(上野樹里)は、まだまだ調査を望みます。
何故農具倉庫に、それまで何をしていたのか。もっと知りたい。……自由時間にご自由に、と茶子先生が黙認を表明するとなんと、チーム一丸となって自由時間の自由研究を始めるのでした!そして判明したのは。

 あらすじとしては心温まるのですが、その結果には捜査の必要を感じるんですよ。なのに警察が動く様子はなくてもやもやします
胃からみつけた『何かの骨』は、カエル!
地域で唯一カエル料理を提供しドレスコードがあるフレンチ店に、娘さんを招待し、お父さんが生前最後に食べただろう料理をふるまう朝顔と茶子先生(山口智子) 支払いは今回も自腹で、しかも娘さんにはご馳走してさしあげたんでしょうねえ。それはさておき。店側はお父さんの来店と、同じ年頃の女性と一緒だったことを記憶してました。え、その人容疑者じゃないの?
 自殺をほのめかした逃亡犯が、農具倉庫にたどり着いて果てるのとは訳が違いますよ。今日は友人と夕飯食べて来るから!と同居の娘に伝えたまま消えた父親が、財布もスマホも持たず正装のまま他人の倉庫で死ぬの異常ですよね。なのに娘さんも『母の死後1人で私を育ててくれた父に、そんなお相手と楽しい時間があって良かった』とか言ってる場合? 父親の名義で借金されたりクレカ使い込まれたりしてません?

 つぐみちゃんは今回も可愛くて、塩ガリガリもとい潮干狩りに行き、雨の日には水たまりにわざと入っちゃう☆ ママと一緒にハンバーグづくりのお手伝い! と、家庭の描写は和むし、福島に行こうとしてるじいじ(時任三郎)も、福島の大じいじの件も文句ないというのに、肝心の事件の捜査が今回立て続けに微妙なんですよ~。困ります~。
 昆虫の習性を利用した鑑識調査の方は、パトリシア・コーンウェル「検屍官シリーズ」や、日本なら川瀨七緒「法医昆虫学捜査官シリーズ」好きなので掘り下げ期待してます☆


「監察医朝顔(2)」2 ☆☆☆

「金網を上ったのは、電線があるのを知らなかった一馬くん」
逆で!そこは逆でお願いします朝顔(上野樹里)さん!!

 双子(池田優斗:二役)の片割れが遺体で発見されて。

野球部のユニフォームで特定した身元が、実は入れ替わっていた設定。いや家族が分かる、の部分は駆けつけ中に事故、意識不明の父が犯人かと疑われたりと上手く処理しておりましたが。捜査側が入れ替わりに気付いたのは、双子が事故現場を描いた絵。美術の授業で並んで描いたのかな~ほぼ同じ場所を、同レベルで描きつつ、金網の上に電線を描いたのは涼くんだけ。

電線と知っていたら握らない、という理由で冒頭の論になるわけですが……いやいや、バランス崩したらつい手が出るかもよ。それよりこの場合、ふざけて金網揺らした涼くんが電線を知っていたことになってしまうでしょ!

当初の死因分析は、落下してバットで鳩尾を打ち心室細動。

『僕があんなところにバットを置いたから』

と告白してきた少年に、あなたのせいじゃないのよと言ってあげている場面だというのにさ。電線に気付いて正した死因は感電で、即死して落下だったら、バットの位置より断然、金網揺らしが原因じゃないですか〜。どちらにしろ一生自分を責め続けるでしょうに、だったらせめて、知らずにふざけたことにしてあげて欲しかったですorz
(これが「相棒」なら、わざとより後味の悪い方にしたのねと思いますけどね)

 一卵性双生児なのに、野球が上手いのは一馬だけだった。それって、視力が違うとか片方小さく産まれてるとか軽く麻痺があるとか、遺伝的には同じでもいろいろあったのかと想像。でも遺伝的には同じ筈だから、今は下手でも練習すればいつかは、って頑張れたのかな。……入れ替わってプレイしたら秒でバレたよねきっと(^^;;;;;)

 万木家の事情は、つぐみちゃんが健気で可愛いのとじいじの東北移住が朝顔にバレたのと。色々あったのに、ラスト帰宅したら朝顔が風呂上がり(?)の男とイチャついてるーーー???ってなった桑原(風間俊介)くんの動揺でふっとびましたw しかもタオルどけたら上司の戸次さんって。一体何がw
 少年野球監督の、鬼越トマホーク金ちゃんは似合ってましたw 子役歴もあるそうで、これからドラマ来るかな?? 

「監察医朝顔(2)」1 ☆☆☆

 朝顔家が皆元気で良かった~。
朝顔(上野樹里)も旦那(風間俊介)もじいじ(時任三郎)も、つぐみちゃんも。誰も無理せず犠牲にならずに幸せで。子育て世帯が、激務3人の連携プレーで回っていく様子がいいんですよね。全員で家事と子育てしている感じ。
監察医チームでは、志田未来がしっかり先輩になってましたねえ。茶子先生(山口智子)は相変わらずです。

 さて少し大きくなったつぐみちゃんに弟か妹が欲しいと言われ、同居舅の手前困惑w いやそこは、来るかな~弟妹どっちかな~とスルーでいいのに真面目に困惑するから、夫婦生活にじいじが邪魔みたいになるのでは(^^;;;;;) ほら転居を考えておりますよ(定年でも機に、福島に移住して遺体探しをするのでしょうか)

 事件の方は、群衆雪崩。
雪崩のきっかけ&痴漢野郎の濡れ衣をかけられた男性が、実は既に死んでいた。映画「スイスアーミーマン」か「ハリーの災難」か。 再現映像はもっと混雑度高めでないと、女性にもたれた遺体が倒れられない感が伝わりませんでしたが、実際の事件発生直前はラッシュ時の電車の様だったと思えば、ラッシュなら立ったまま普通に寝られるのでさもありなんです。解剖のお陰で誤解が解け、男性の名誉も回復できて良かった良かった。
(所持レシートから割り出した土産は……本物は雑踏に踏まれてしまったでしょう。自腹購入したのかな。男性の母、泣きながら持って帰っていそう……)
 社会心理学のいかつい先生(片桐はいり)良いキャラでした。また出ないかな。

 毎回特に書くことはなさそうですが、観ます。♪出会う~出会う~の曲もしみじみ好き。

「オリガミの魔女と博士の四角い時間」中村倫也、上野樹里☆☆☆

 う…、うさ耳!丸い尻尾! 「月のうさぎ」の中村倫也に悩殺されましたw

 お月見の晩、餅をつくウサギがいる月を見上げて
「お餅食べたいなあ」
と呟いたオリガミ博士(滝藤賢一)のもとに、どかーんとウサギさんが墜ちてきます。つきたての餅を持って。そして帰らないw  月は寂しくてゴツゴツしてて、1人で餅つきも疲れるし腰痛くなるし、とにかくもう、イヤ!なんですってw  駄駄を捏ねるうさちゃん(中村倫也)がとにかくキュートなんですよ。魔女へのオバさん呼ばわりも、可愛すぎるので許す(><)
台詞そのまま、かわいこちゃんに演じさせても問題ない内容を誰がどーしてイケメン中村倫也に当てたのか。それとも中村倫也に何をさせようか会議にうさ耳が出たのか、それが問題です!!!

 月にウサギがいなくなったら、みんな困っちゃうよ!と、何とかなだめたい博士。当のウサギさんには見ることができない、ウサギが餅をつく月がどう見えるのかを教えようと、得意の折り紙でウサギを折ることになりました。もちろん横でウサギさんも折りますが……真剣に教える博士の、耳をつまんで邪魔をする魔性のウサギさん。え、博士がうさ耳触った時には「痛っやめてっ」とクールに拒否しておいて自分はニコニコとそれするんだw   尻尾を立体に折る段では、灰色もこもこスーツの尻尾を見せてフリフリ踊ってくれますorz

 そして自分で折ったウサギと月を重ねて。やっと帰る気になったウサギさんに、折り紙を持たせる博士。 やっと一息、見上げる満月には餅つきをするウサギ…でなく、折り紙を折るウサギさんが映っておりました(耳もスーツも靴も灰色の中、靴下だけ差し色ピンク。それと同じ色の折り紙でしたよ~)


 さてその折り紙を、どこで仕入れるのかが上野樹里ゲストの回「千輪桜」
いやいやカラスも月のウサギも人の姿でやってきて、折り紙魔女も動き回る魔法の森。用紙だっていかにもな商人がお届けかと思いきや、なんと街ロケです! ええええ、あの森、現代日本のどこかだったんだw
 街道に面した老舗をのぞき込むオリガミ博士。
「休業」と張り紙した木枠のガラス戸をガラガラと開け、雑な応対をした留守番嬢(上野樹里)は、店主はいないと言うばかり。しかし博士の熱い折り紙愛と、そのために店主さんがどれだけ真摯に紙を選んで用立てしてくれたかを聞くと一転、プロなら折り紙を折ってくれと言い出します。それも桜の花を。実は入院中、もう来年の桜は見られないだろう店主=祖父に、満開の桜の花をせめて折り紙で見せてあげたいと、泣かせてくれるじゃないですか。
紙だらけの店内から、桜で染めたという和紙を選んだオリガミ博士。奥の和室で、小さく切り揃えた和紙で、一緒に桜を折り始めます。パーツ4つを糊付けして桜一輪を生み出す手法、糊付け部分がしべに見えて綺麗ですが、折っても折っても終わりが見えない…! いつしか机に伏せて眠り込んでしまった2人の頑張りに、魔女(付いてきてましたw)が使った魔法は。

 目を覚ました孫娘が、光る中庭に目をやると。折った桜が中庭の木にびっしりと見事に満開に咲いていたのでした…!
折しも再放送の今は桜の季節。公園を彩る満開の桜と、遜色ない美しい桜に見えましたよ。翌日、孫娘さんと博士で揃って行っただろうお見舞いの手土産の桜の枝。店主さんはさぞ喜んでくれたことでしょう(^^)


 あと最近では、オリガミ博士が親戚のおばさんに振り回される「エミおばさんのにんじん」も面白かったです。
いつもアポなしで「ゆきおちゃ~ん(博士のことw)」と、ご陽気に現れるエミおばさん(久本雅美) 勝手に料理や掃除を始めて、作品の折り紙は潰すわ結婚しろと言い出すわ。温厚な博士も流石にキレて怒ると、実は家族にも同じ調子でお節介を焼きすぎて疎遠にされて「誰にも必要とされていない」と泣き出してしまうのです。 他人事とは思えない魔女の口添えで、博士はエミおばさんを折り紙作りに誘います。
 緑とオレンジが表裏の折り紙で、人参の折り方を教える博士。エミおばさんたら案外折り方が綺麗。実は繊細なのかも、と言われて喜んだり。あっという間に形が進んで戸惑ったり、間違えて笑い転げたり…。最初は「折り紙なんか」と言っていたエミおばさんも、博士の
「折り紙で人が笑顔になる。折り紙で人の役に立ちたい」
という言葉がやっと心に届いた様です。博士の凄さ、折り紙の素晴らしさを認めて、益々自分には何もないとまた弱音を吐きますが、おばさんはそのままで、居てくれるだけでいいんだよと励まされて元気に帰っていくのでした(^^)
 そして半年後。なんとあれからオリガミにはまっちゃったというエミおばさん。創作折り紙を手に意気揚々と、またアポなしでやって来たのでした。おそるべしエミおばさん!
ぐいぐいと陽気で、ガサツに見えて案外と繊細、というこれまた久本雅美のイメージにぴったりな役でしたよ。当て書きなのかな。

「テセウスの船」5、6☆☆

 ほら死んだorz
そして皆タイムスリップに理解がありすぎて驚愕w

 証言を申し出た松尾さん(芦名星)の死までは、ああ殺される~とハラハラ見ていましたが、その後続いた人死にには驚くよりも頭が痛かったです。心、迂闊すぎ。 殺人犯の息子として、自分が疑われる!と怯えてしまう心理はわかりますが、だったら常に目撃者を連れておいて。次善の策は素早い通報でしょ! どこでも監視カメラがあるご時世に、通報せず逃げるのが最悪手では。

 その合間、取材で由紀と距離を縮めながらも、「友達が」と過去の由紀へのプロポーズを語る切ない心。
祖母の形見の指輪を失くして探す彼女に、ほらあった!と別物を見せてのプロポーズは微妙で、聞いてる岸田由紀も『なんで今その話?』だったかもですが、心にとっては、妻由紀と岸田由紀が別人だと区切りをつけるための大事な時間だったのかと。

 それだけに終盤、大スクープ!事件直前の音臼村にタイムスリップしたんだよ!と唐突に打ち明けられた岸田由紀が、そこに登場する「妻」だけに反応して
「私…?」
と、そもそもの真偽を問わないのは謎すぎですorz  妄想扱いしないんだ。差し出される指輪の刻印 SHIN TO YUKI ぐらい注文できるし。飲み物の好みを熟知=監視や盗聴の可能性ぐらい、記者なら疑ってw
そうならずに、由紀に心との絆を信じさせるエピソードは、『珈琲より紅茶が好き』程度のことでなく、教えなければ知らないはずのもっと大事なことじゃないのかな、まさしく『その指輪は祖母の形見』みたいな!(岸田由紀が落とした指輪を拾って紛失を未然に防ぎ「形見でしょ」と知らないはずのことを言った上で「プロポーズをするつもりの日に、彼女が指輪を失くして」と自分のこととして語っていた、ならまだ「それ、別の世界の私?」と思えなくもないかなあ…)

 とりあえず由紀に喝を入れられ、また音臼村慰霊碑に向かう心。
車椅子のみきお(安藤政信)とばったりw出会い、犯行を高らかに謳う彼に殺されかけるわけですが…三たび忍び寄る白い霧。またまたまたタイムスリップかーい!

 真犯人が来ると見越して録音機器を準備し、警察も呼び寄せてある手際良さ。しかし「俺が犯人だ」の自供で呼んでは、後々絶対面倒なのにorz そして、格闘に備えて防刃チョッキか新聞紙の腹巻き(ヤクザ映画参照)ぐらいは仕込んでおきたかったですよ。
 そして過去では、事件の何日か前。
当時小学生のみきお君が、本当にそんな大それたことを目論んでいたの? 優しいさつき先生も当時から実は? ユースケサンタマリア刑事はもう死んでいる日付なんでしょうか?
予告に、未来の自分の声をきくみきお君が流れていましたが…『僕と同じ名前の人だー』としか思わないんじゃないのかな。それとも、既に心のタイムスリップを確信していたら…。って、いやいやいや、未来日付の新聞記事だって免許証だって、TV用の小道具だと言われる方がまだ
「未来から来ました」
より絶対マシな言い訳だって!

誰か1人ぐらい、絶対タイムスリップを信じないマン居てくださいよー。

「テセウスの船」3、4 ☆☆

 えー、現代に戻ったw

 音臼村から心が消えて、事件は止められず毒殺犯はやはり父文吾。でも母と兄は心中死と、心のタイムスリップは事態を悪くしちゃってましたよ。でも、過去が変わったなら妻生きてたりする?と自宅に駆け込めば、赤子はおろか2人暮らしの跡形もない殺風景。結婚してなかったことになっているのね。

 なのに心の左手には結婚指輪orz  そういう齟齬がこのドラマ気になるのよ!

 その後も、獄中の佐野文吾に会いに行けば覚えていて、自分を無実と信じる「心さん」がいつか会いにきてくれることを支えに生きてきた、と。その父子のやり取りには泣かされるんですよ。文吾の老けっぷりはさすがで、老けメイクの自然で良いし、鈴木亮平のことなので村で警官だった撮影から老けメイクまでに痩せたりもしてるかもw
 しかーし!
 だとしたら文吾が新生児に心と名付けたの? 獄中から頼んで?
「あなたの息子です」と告げた心を信じた文吾には意味あることでも、妻和子(榮倉奈々)や兄姉には無断で消えた短期同居人の名前。どう納得したものか。 

 更には、この世界の心=佐野心は、母を亡くして施設育ちで独身。30年前に文吾と知り合った、教員志望で既婚者の田村心とは全然別人に育っているはず。生後1度も面会に来てないなら、文吾には違いが分からないでしょうけどね。佐野心はどこに? 彼も同じように廃村の音臼村を訪ねたのだとしたら、何をきっかけに?

 妻由紀(上野樹里)に会いに行けば結婚どころか知り合いですらなく、姉の鈴(貫地谷しほり)に会いに行けば「もう帰って」と。親しいはずの関係が消えていて切ないのですが…。
由紀ったらこの世界では雑誌記者!音臼村事件を取材し、心のことも『佐野文吾死刑囚の息子の』という認識です。愛する夫のため、と文吾の事件をスクラップしていた由紀が、そもそも調査向きだったとはw なんか愉快ですw
そして姉鈴は整形済み!
記者に追われずに生きていくため、名前も顔も変えたのだとか。そこも泣き所なのに「そうかー1話の顔にアザがある鈴が貫地谷しほりっぽくなかったのは、そういうことかー」と要らないことを考えてしまいますw

 そしてなんと、鈴の夫は音臼村事件の生き残り!義母は、彼を引き取って育てた、小学校のさつき先生(麻生祐未)!

いやそれ、どっちも鈴をよく知っている上に、心の顔にも見覚えが(あちらは30年ぶりとはいえ)ある筈(^^;;;;;;)   そして事件の話になるたび、文吾を早く死刑に!と叫ぶ人たちと家族でいるなんて。贖罪のつもりか、なんとも辛い道を選んだ鈴なのですが。
久しぶりに会う、一緒に育ってもいない弟心が突然、30年も経った事件を調べたいとか言い出して、鈴の暮らしはますますハードですよorz

 現代で当時の証拠集めをして(心と由紀はまたそれで親しくなり)、またタイムスリップした過去で事件を防ぐんでしょうか?
元々はジュースに毒物が入れられた事件が、心の干渉で汁物に毒が入れられることに。でも多分、心が未来から持ち込んだ新聞記事は日付やジュースのこともそのままなんでしょうねえ、残っていれば。
 何しろ、見られてはならない!と謎の決意で早々にノートを捨て、証拠ゼロで「未来から来ました」と言い張る羽目になったのに、文吾もユースケサンタマリア刑事も、信じましたからね…。ノートの意義は、むしろ誰かが拾ったことで発揮されるのでしょうよ。そして最後は、文吾が捕まらず心は教師で、母も妻子も無事で幸せな未来になるのよね、きっと!
頼みますよ!

 タイトルからして「修正を繰り返したら、それは別のものでは」というパラドックスにまつわる「テセウスの船」 てことは、心はまだ何度も事件前の音臼村に戻っては修正を繰り返し、事件は全く違うものになっていくのかも(事件を防ぐより、文吾を殺して犯人扱いにならなくする方が簡単そうw)  そして心も全く別人に?でもそれって誰から見てかって話で。佐野心と親しくて、急に変わったねと思うような人は…、いないのかな。殺人者の息子として日陰に行きてきたものねorz  むしろ、田村心時代に由紀とどう結婚にこぎつけたのか。

音臼村から戻って以来、仕事もしてなさそう。大丈夫なのかw

「テセウスの船」1、2☆

 平成元年がこんな色褪せた過去扱いにorz

 そして雪深い山村なのに、子供野放しすぎ。大人も山狩りならもっと厚着しよう、とか。証拠品触るなよ、とか。言いたいことは山ほどある上に
「僕、未来から来たんです」
「そうかー、だと思った☆」

と、1番困るだろう部分がスルーもスルーされて頭が痛いのですが、そもそものタイムスリップにも伝承も意思も何も絡まずラッキーだけで始まってるので、もう何を言っても。そして、何よりの衝撃が、古色蒼然な平成元年描写だったのですが…TV分厚いしカタカタ打ってる画面のドット荒いし←しかもあれ多分、パソコンじゃなくワープロでネット繋がってなくて、まだスマホはおろか携帯電話も普及してなくて、と当時を思い出すと確かにあんな古さだったことに凹んでますorz

 田村心(しん 竹内涼真)の父親は、犯罪史に残る大量殺人鬼佐野文吾(鈴木亮平)
逮捕後に生まれた心は父親を知らず、マスコミに追われ笑顔も泣き顔も許されなかった一家は、父はいないものとして暮らしてきた。

愛する妻由紀(上野樹里)と共に第一子誕生を心待ちにする心は、妻が父親の事件を調べて主張する冤罪の可能性に耳を塞ぐが、妻の死を機に事件と向き合う決意をする。
佐野が21人を毒殺したという、音臼村は既に廃村。現場となった小学校の慰霊碑に花を手向けていると、突然の霧に包まれて…。

 雪の中、倒れている子供を助けて運び込んだ診療所で、自分が「平成元年」に居ると気づいた心。そして助けたのはなんと、幼き日の姉、鈴。診療所に駆け込んで来て礼を言う駐在が…父?
衝撃に声を荒げてしまい、名乗りもせずに立ち去る心だったが、姉鈴の頬に見慣れていた凍傷痕が、自分の早期救出で遺らなかったことから『過去を変えられる可能性』に思い至るのだった。

 心が、心の中でもずっと父親を「佐野」と呼んでいる距離感が悲しいですよね。
そしてねえ…刑事ドラマなど見ずに育ったんでしょうねえ。平成元年早々の音臼村で起きた数々の事件を未然に防ごうと頑張るも、ピンボケ。なんで倉庫に入ってパラコート瓶を素手で触るのさorz  そもそも、青酸カリもパラコートも同列に「毒物」認識ですが、厳重管理されている筈の青酸カリと、除草剤のパラコートとは手に入りやすさが違うんだから。被害者宅から持ち出して捨てたって、どこそこにほったらかしてあるのよ。守るなら、家にいるように仕向けるか、ずっと見張ってるかでしょうに~。

 第一の被害者、千夏ちゃんはあえなく殺されorz
まずは佐野の疑いは心に向きます。そりゃそうだ。それでも鈴を助けた恩人として佐野家に滞在することになり。雪崩から工場長を救い、熊に襲われた少女と文吾を救い、
「未来から来た」
ことも打ち明けて、これから起きるだろう老人(仲本工事)の焼死を共に防ごうとするのですが、知りすぎているせいで逆に、翌日起きる予定の事件は無対策に。なぜか火事は起きずに少女と鈴がいなくなったことで、文吾の信頼が揺らいでしまいます。隠し事は、そりゃしてるから。君が殺人鬼にされるって言えないでいるのよ(これも悪手で、とっとと記事を全部見せて白状しちゃえ、としか思えません。というか、過去と起きる事件が変わっても、記事が消えたり変わったりしないってことは。ここで何を変えても、心がいた未来の家族は、あのまんまというタイプのタイムスリップなんですかねー。その辺は区別していないんですかねー)

 心が小学校の代用教員になれたのも、なんだかなー。
地域住民がボランティアでする放課後先生ならともかく。身分証明書も卒業証書も用意できない人が担任?? あの当時は、来るべき生徒減少に備えて正式採用をめっちゃ控えていて、代用教員のなり手は(私含め)うなってましたから。いくら山梨で山奥でも、そこまで適当なことはorz しかも、先生なら少女連れ出しも容易だろうと、警察に疑われる原因にまでなるorz  「誰か」が描いた絵を手掛かりに、監禁場所を割り出しても容疑が益々深まるばかりですよ。

 それでも、家族に絶望していた心が事件前の両親と触れ合って考えを変えていく様子は素敵です。頼もしく信頼できて何より家族想いの父文吾。明るく美しく、やはり家族が一番大切な母和子(榮倉奈々) 愛し合い信頼し合う夫婦。可愛い兄妹。そこに混じって、5人で手を繋ぐ。子供の頃のできなかったことを今体験する幸せ。
この父が犯人のはずがないし、この母が父を信じられないはずがないでしょう!
 でもまだ母の「父親はいないと思って」が引っかかる心は、友達の話としてそれを、若い和子に問いかけます。すると返ってきたのは非難でなく、思いがけない肯定。子供達に良かれと思えば、内心夫に謝りながらそのぐらい言える、と。

マスコミに追われ笑顔を無くしていた和子の中にも、同じ気持ちが潜んでいるのかもと希望を抱かせてくれる答えでしたよね。

 しかしこのままでは、心が犯人にされてしまうでしょw
最初に怪しかった、小学生と遊ぶ翼(竜星涼)が毒を煽って自殺。次に怪しいのはユースケサンタマリア刑事ですよねー。

 心は令和の時代に、母を亡くした我が子未来(みく)の元に戻れるのか?その世界の文吾はどうなっているのか?辻褄は合うのか?  

今の調子だと謎解きは期待出来ないし、SFマインドもゼロでしょーもないんですけどねえ。しばらく様子見ます。


「監察医朝顔」最終回 ☆☆☆☆

 こんなに幸せなのに、 何故お前はいないのか……!
おじいちゃん(柄本明)の今更の慟哭にもらい泣きでした。孫娘の朝顔(上野樹里)もいつの間にか母親になり、朝顔が娘の里子(石田ひかり)に重なったんでしょうねえ。談笑する家族でいっぱいのリビングに、いつの間にか里子さんもいるんですよ。 梨を切るよ、座ってて、朝顔が昔そこで転んでね……等の何気ない日常に混ざって、微笑んでいる筈だった可愛い娘。不在が強く感じられるのは、寂しい時よりもこんな幸せな時の方なのかもしれませんね……。

 桑原くんのピンチは、ほんの3分の生き埋めでしたw
いや御本人には大変な体験!その後続々と運びこまれるご遺体に、一歩間違えば自分もと寄り添うに十分な体験ですけども! 予告であんな脅かした割にはあっさりでしたよ! 「洗濯機入れたら怒られる汚れ方」だとか謝ってる場合じゃないです、生きててよかったー。

 その代わり茶子先生率いる朝顔達興雲大監察医チームが、土砂崩れ対応で緊急派遣。しばらくご休憩を…との指示を遮り、バリバリと安置所の設営を始めるのでした。
 まずは安置場所そのものを決め、入り口も窓も人目を遮るブルーシートを貼って。掘り起こしたご遺体なら砂を落とす場所も必要。身元判明済みと不明の分け方は、床のシートを色違いに(灰色のシートを持参!)etc……。これは確かに事前に済ませておきたいこと。そして初めての事態に右往左往の地元警察でなく、東北の震災も体験した面々が仕切ることでしたね。
 遺体に会わせろと詰め寄る家族にも、茶子先生は毅然とNo、万が一にも取り違えがあってはならないから。それを理解しつつも、泣いて頼まれると動揺するスタッフ。強引さに、もしや家族を騙ってスクープ写真でも撮りたいのではと疑って見ていたのですが、穿ち過ぎでした(^^;;;;;)

 次々と運びこまれるご遺体に、言葉をなくす興雲大チーム。地元の歯科医。遺体には慣れているはずでも、ショックを受ける。地元にはまた地元故の辛さもある。そのどれをも受け止めて検死は粛々と進められていくのでした。

 地滑りの原因は不法投棄=人災。加えて薬品の不法投棄も判明し、土砂でなく塩素ガスで亡くなったとみられるご遺体も現れて……。警察は首謀者を追うことに。高飛びを許すなー!

 一方で、実行犯だった下っ端は手伝いに参じるんですよ。巻き込まれただろう作業員の、公に提出された名簿は氏名年齢だけ。そこに背格好や髪の色、持病などを追加。顔見知りだからこその情報が、身元判明に重要なことがわかります。
 そこに4、5時間瓦礫に埋まってた同僚くんが合流。はいドラマ好きはもう分かりますよね!
クラッシュシンドローム!
 元気そうな彼を一旦は見送る医師光子(志田未来)ですが、次に会った時の顔色に思い切って診察を勧め……そのおかげで手当が間に合い、彼の命は救われたのでした。 いや、いくら軽傷でも掘り出した人を診察もせずに帰してはダメよとツッコミつつ。あまりにたくさんの命が奪われた現場で、助けられる命が無駄に失われることがなくて本当に良かったです!(ところで直電でしたよね、いつの間に)

 そして鎮魂の精霊流しを経て、また全ては幸せな日常に戻っていくのでした。

 って、来週すぐにスペシャル回!朝顔と桑原の馴れ初めですって?それは観たい、観たいけれども何故すぐ次週なの。前回の月9もそうでしたよね。最近の視聴者は半年後には離れちゃうってことなのかな。そして放送済みなら配信でまた稼げると。ムムム。

 

「監察医朝顔」5~10 ☆☆☆

 あああ、桑原くぅぅぅぅぅん……orz

 結婚後も平父とあの古い家で同居を続けると決めてからさーっと時間が飛び、胎児はもうお手伝いもできる幼児つぐみちゃんに(^^) 大人3人の家事分担に、つぐみちゃんの送迎やお風呂、寝かしつけが加わって、庭には小さなプール。ますます日常描写で癒される解剖ドラマになっていましたよ。
そこで『幸せにヒビが!』と予告されたら、家族が。それも年長の平父が倒れると思いませんか(^^;;;;)
遺体探しの東北詣では相変わらず一人、いい年なのに好んで激務。やっと休暇をとって、つぐみちゃんとお出かけ←これ、可愛いのはいいけど休まらないからね! いつ眩暈を起こすのか、足を踏み外すのか、つぐみちゃんに怪我させないでね……とハラハラ見守っていましたのに何も起こりませんよ! 夜はご近所大集合で花火大会☆ ……の翌朝、解剖室に運び込まれた遺体は、昨夜も子連れで来ていたお好み焼きやの奥さんでした。そっちかー!
まだ乳児のいるお母さんが……orz

 そこから、実に丁寧に2話かけて死因が探られていきます。
脾臓破裂など内臓の損傷が大きく、階上から突き落とされた疑惑で夫(きづき)に容疑が。そんな筈ない、と信じる朝顔ですがママ友(松長ゆり子)の死に手が震えて解剖は担当出来ず。そして亡き奥さんのご両親が、人殺し呼ばわりで孫を連れ去っていくのも止めることが出来ません……。「何か私にできることがあれば」と旦那さんを気遣っても、妻を生き返らせてくれ!と無茶な応えしか返ってこないのです。つらい。
警察側のご近所調査では、喧嘩だ金属音だとDVを思わせることばかり……。検死チームまでそんな先入観にひきずられそうになりますが、鑑識から入った掌紋の報告は『階下から、少なくとも3段登って落ちている」(ちゃんと手すり持って登る人だったのね)
でも3段目で脾臓破裂?
人形での実地検分も繰り返し、再解剖の結果、腹膜に変色が。先週の自転車事故で、すりむいた肘だけでなく腹部に人知れずダメージを受けていた……のが真相だった様です。
自棄で出頭までしてた旦那さんの絶望は癒されることもなく。白雪姫の様には奥さんは生き返ってくれません。
「ちゅーしてもダメ?」
とつぐみちゃん……。ダメなのよorz 小さなお子さんたちは結局、奥さん実家から戻らず保育園の発表会にもいないまま。

 別件の解剖でも手が震えるままの朝顔に、茶子先生(山口智子)が座学の講師を頼みます。
未来の医師たちに解剖の必要性を説き、ためらいながら母の被災にも触れ、こみ上げる思いに耐えながら語り続ける朝顔先生に、こちらも胸が熱くなりました。
こうして抑えていた想いを昇華することで、手の震えは消えていく……のかも。そして大教室の生徒たちの中から、この日の講義をきっかけに解剖学研究室に来る生徒がいるかもしれませんよね。

 と、また明るい未来が見えてきたところでの、桑原くんを襲う不幸。不法投棄の土砂が崩れてくるなんて……。いやここは、お願いだからつぐみちゃんのちゅーで何か奇跡が起きてあげて欲しいです。

 ところで「隣家の金属音」がモスキート音でしたよ。若者にしか聞こえないので、夜の公園やコンビニ前で流して追い払う利用法は聞いてましたけど。年長者を起こさない目覚ましアプリとして利用されているなんて!アイディアですねえ。娘の目覚ましもそれにして欲しいですw
 それと朝顔の手袋が人骨入りで見つかった件。中の骨はご近所のおばあちゃんでした。津波後濡れたまま寒さの中凍死も多数あっただろう中、母サトコさんはおばあちゃんを励まして手袋を貸してあげたんだろうなあと。即死じゃなかった事がうかがえるエピソードでしたが、その一方で。「万木朝顔」の記名で人命だってよくわかりましたよね…。園芸店の屋号みたいではある。

「監察医朝顔」3、4 ☆☆

 お姫様抱っこ! からの、朝顔ご懐妊~☆
こう並べるとラブラブですが、違いますからw 平父さんが酔いつぶれた桑原くん(ランニング&パンイチw)をお姫様だっこ! しかも映像は出し惜しみ! そして朝顔の妊娠が嬉しくて、何故かお父さんの方に抱きついちゃう桑原くんw 凹んでも喜んでも可愛いw このドラマのヒロイン、上野樹里でなく風間俊介なのでは……w

 そんなわけで、毎回大量に人が死ぬのに何故か後味がほのぼのな珍しい解剖ドラマです。
3話は火事(京アニの事件とかぶって、放送延期に)
焼死体の中、ひとつだけ刺殺されてから焼かれた遺体が。火傷の治療でマークされ捕まった犯人は、その遺体の弟で……目の前で兄が殺された報復に、やくざもんの事務所に火を放ったのでした。
4話は相次ぐ青酸カリ自殺。そして公園で首を切って死んだ男の内臓に、詰め込まれた大量の青酸カリカプセル。自殺用の薬を売るサイト管理人が、解剖医を巻き込もうと自殺したとみられます。

 3話は、違う保険証が出てきた時点でなりすましだの身代わり殺人だのを想定したのに、お互いを思い合う兄弟の話でしたよ!
4話だって、連続猟奇殺人にも出来たのに地味でしたよね。解剖中に、青酸ガスで解剖医が倒れる……そんなシナリオを想定したのなら、生きて結果を見たくないですか? なのに自分の遺体で実行しちゃうんですよ。真面目な。 しかし朝顔の機転で皆助かります。正確には、スマホを取りに戻ったバイト嬢のせいで朝顔だけが倒れてしまいますが……治療の結果問題ないそうで。むしろ、その入院で妊娠が発覚。急転直下の結婚本決まりに、お父さんはどう反応するのか!見てるこっちがドキドキしましたよw 殴ったりしなくて良かったw

 福島でのお母さん捜索は、副産物で他の人の遺品をみつけて喜ばれることもあり、あてつけがましいと嫌がられることもあり。娘朝顔の妊娠、結婚で益々、ああお母さんが居たら…と思うことが増えてまた切ないでしょうねえ。
 ところで、妊婦となると解剖は、今回のような危険や感染症リスクもあってNGだとか。え、主人公のメイン活動が封じ手にw そこも異色。認定医試験の勉強をするそうで、そこにまた別のアプローチがあるのかな? 他の解剖スタッフの役割が大きくなりそうです。
毎回、連ドラでなく2時間ドラマ連作をみている感で、クセになりますねえ。

「監察医朝顔」2 ☆☆☆

 冬でもない屋外で、凍死。

 その後フグ毒も発覚したりしてインパクトある案件なのに、視聴後の印象は圧倒的にホームドラマですw 夜も昼もない商売代表みたいな刑事と医者の二人暮らしでも、朝は揃ってごはん食べるし洗濯もする。「朝ごはんの間から、夕飯の話しないでよー」と父親に文句言ってたかと思えば、ソースの匂い立ち込めるもんじゃ焼き屋で指輪の箱パカする彼氏に「今じゃないでしょ~」と叱る朝顔さん……どうやら父と彼氏は、変なところが似ている模様です。

 研究室に新しく来たバイト(志田未来)は、わざとか!と思うほど空気が読めない正直者でw 何気ない会話を凍らせ、スプラッタ平気~と初解剖に挑んで気絶、と賑やかです(^^;;;;;) 今はただバイト代良いからと来てるこの子が、朝顔やチャコ先生と周囲に感化されて監察医に興味を持っていくのでしょうか。
 そうそう父平さんは、あっという間に聞き込みを済ませ 周辺の冷凍庫もリストアップしてチェック済み、ホームレスとの接し方も桑原くんにレクチャー。見事なベテラン刑事っぷりなのですが……。その刑事の勘で、桑原が朝顔の彼氏とつきとめた途端に手のひらを返して「挨拶がない」w 大人同士、勝手にしろって言っていたのに!

 そんな息抜きなホームドラマと、わざとフグを食べて死のうとしたホームレス(発汗が冷えて凍死……)の辛さと、母がみつからないままの避難所生活で

「あなたは生きているんでしょ!」

とチャコ先生に呼ばれて手を貸した、その日から監察医を志したという再生の歴史と。良い感じに混ざり合って見応えがありました。ホームレス氏が天涯孤独、ということで、朝顔の語るあくまで想像の瀕死状態が遺族をさらに泣かせなかったことも、観易かった理由かも。


『監察医朝顔』1 ☆☆

 地味……。決め台詞もなく、普通です。

 古びた一軒家で、朝食をとる父(時任三郎)と娘(上野樹里)

別々に出勤していきますが、そのうち職場で顔をあわせることになるんですね。娘は監察医万木朝顔 、父は新規に赴任した強行犯係刑事万木平 として。そして父のバディ(風間俊介)は娘のカレシw まだ父はそれを知らないので、カレシだけが未来の義父?の反応に気を揉んで、胃を痛くしている様子は可愛らしいです。それ以外は、ほんともう淡々と、お仕事。変わっているのは娘の名が『朝顔』なことぐらいです。
あだ名じゃないんだ……。朝しか咲かずにしぼむ、名付けには向かない花だと思うのですが。

 さて事件は、街中の倉庫でみつかった溺死体。しかもnot水道水。どこかで殺されて運ばれたのか。手の傷は、そこに残る繊維は何なのか。

 父とカレシは聞き込み、身元を特定、監視カメラ映像を探し、池を攫い、出てきた袋の指紋を調べ、朝顔は解剖し、池の水を検査し、遺体との対面を拒み泣く遺児を慰め……。

 総合すると、ひったくりに遭った女性は抵抗して転落。水辺で意識を失い肺に水が。ただ、遅発性の溺死はすぐには死なないそうで。発見された倉庫までは、彼女は自力で歩いたと考えられます。朦朧とする中、同じ風鈴の音に誘われて、工場を営む家と入口が似ていなくもない倉庫にたどり着いて、そのまま……。
「家に、帰ろうとしたんです」
それだけでも泣けるのに、ひったくりに渡すまいとした買い物はおニューの弁当箱。『弁当がオジさんみたいって友達に笑われた』と、差し出した弁当を振り払った娘を怒るでなく、新しいものを買いに行っただなんて……えーっと、料理が茶色いとか飾り切りしてとか、中身の話だったのでは。そして雑貨屋じゃなくデパートで、更にテイストの間違った弁当箱買ってきた恐れが濃厚ですが……死なれちゃったらもう文句も言えません。別れ際の暴言を悔いる娘さん、しかも自分との待ち合わせに向かう途中の被害。これは辛いよorz
しばらくはトラウマになりそうですが、いつかはその弁当箱に、自分で可愛く詰められる様になるといいですね……。


 推理と再現映像に、昔懐かし「ヴォイス」(弊レビューこちら)を思い出しました。時任三郎も出演! でもあちらは医学生の趣味の当て推量、感傷的な再現映像は妄想たっぷりで辟易としたものでしたので……。プロが淡々と事実をまとめてみた感のあるこちらの方が私は好きです。でも地味w

 そうか、母親(石田ひかり)を大震災で亡くしているのね。重い月9になりそうです。


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