ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

リリーフランキー

「銀と金」1 ☆☆☆

金貸し世界の手管と闇に触れ、若者はどう変わっていくのか……。あれ、ってことは「銀とカネ」って読むんですかね?何しろ金貸しが銀二で銀さん(リリーフランキー)、じゃあ拾われた若者が金ちゃんかと思いきや鉄雄(池松壮亮)で。

さておき、ハズレ馬券がカネにみえてかき集めるほど窮している主人公、声をかけてきた怪しい旦那に言われるままに都庁で待ち合わせ。胡乱なバンに拾われて行く先は掘建小屋で……。バンに満載の食い詰め者をひとりずつ銀さんに引き合わせては、貸してやる金額や金利を決めていく修羅場に立ち会うことに。

低金利で貸すからって優しいわけじゃない、遅延金をふっかけ財産を巻き上げるのが狙い。希望の2倍も貸すのも優しいわけじゃない、そのうちそいつが死を選ぶ時に自分だけ居場所を知っていたいだけ。まあ対応にも各種あるものです。無造作に積んだダンボールから大金が出てくるのも壮観。

仕上げに連れて行かれたのは病院で、瀕死の爺さんを殺してくれたら五千万円ゲットだぜ。
なあに簡単、酸素マスクを外したらちょっと長い電話をかけに出ればいい。返答に迷う間にどんどんと一千万円のブロックがしまわれ報酬が減っていく……。うわあ、画面のこっちで一銭ももらえないのに「惜しい」と思ってしまう自分が怖いです、まして目の前に札束を積まれている鉄雄はさあどうするのか、殺すのか?

実に濃密な30分であっという間でした。これなんで1時間ドラマでしなかったんでしょう、原作が短いのか、集中力もつ時間にしたかったのか。

結局鉄雄は、殺せなかったと金を持ち帰り「それでもこの世界で働きたい」と頭を下げ、それこそが正解だったとなるわけですが……これ本当に殺した挙句に逮捕され殺人教唆がバレても困るし、殺さず金だけ持ち逃げもありえるしw すごい人材スカウト方法ですね。五千万円が端金じゃないとできませんねえ。
次回が楽しみです。

(追記:銀を超える「金」になる!ってことで銀と金、なんですねw) 


映画「ジャッジ!」☆☆☆

コンコンコンコン♪ 腰コシ腰、ニャア!(注:これは猫です)

いや、どう見てもキツネだから!


作中で何度も繰り返されるクソCMが耳について離れないしw むしろ賞取ってたTOYOTAのより好きw


クライアントが猫と言ったらキツネも猫!という無茶振り広告業界を、誠実さで切り抜けていく主人公を妻夫木くんが好演しています。世界中から優勝を目指して集ったCM製作者たち皆に好かれ、でも危なっかしくて助けにはいられないw いいやつだよねー。


もっとも、脚本上では序盤の合コンで

『キモいダサい』

と嫌われまくり、からの後半での株急上昇。『ほくろに毛が生えてた』とまで女子に言われてましたけど、それ画面でわかんないしw 一人だけ嫌われるほど酷く見えない時点で軽くミスキャストだったか、冒頭はのび太君レベルに丸メガネでもかけさせておいて、海外コンペに行く途中でメガネ割るとか、ガラッと髪型変えるとか「電車男」レベルの変身を挟んでも良かったのかもしれませんね。

それとタイトルで損してる。

なんの映画かわかんないもん。


でもそこ以外はもう言うことなしでブラボー。ちくわw かまきりw オタクw ペン回しw

What I’m about to say… is very important.   w

リリーフランキーの怪しい窓際おじさん最高。

おおた きいちろう と おおたき いちろう は海外だとほぼ一緒だからお前代わりに行ってこい、ってw
横暴上司の豊田悦司も良かったし、北川景子もきれいでキツくて英語うまくてはまり役。

なにかときっちり回収されていく伏線は要するにベタなわけで。世界に通じるウェルメイドなコメディだと思うんですけど、よーく考えると肝になるCMがきつねうどんでコシでコンコンとかダジャレだわ、ちくわってなんだそれだわ、謎だらけかしらん。


「55才からのハローライフ」1 ☆☆

え、初回からこんなに悲壮な話?


そりゃ、早期退職してウハウハいい事づくめ!じゃドラマにはなりませんし。

サプライズ!

と称して勝手ばかりして、再就職なんて引く手数多だと甘くみていたおばかさんには厳しい現実が待っているのも当たり前なのですがねー。


『なんで母さんは喜んでくれないんだろう』

って、いくら奥さんでも相談ひとつなくキャンピングカーで全国回る計画にされ、自分の趣味も友だちも無視されて貯金もなくて大丈夫なわけないじゃん!

でも娘息子の発言をみると、どうも父はいつもそんな風だった模様。

だったら今までの勝手を放置したり許したり我慢したりして増長させたのは家族のせいでもあるじゃないですか。特に奥さんね。


今回だって、サプライズを喜ばず、優しくでも毅然と旅回りをお断りした奥さんだったのに、旦那が異常行動をとりだすと慌てて

「キャンプ行きたくなっちゃったなー」

って(><)


でも冒頭から何度も描かれるキャンピングカーの旅はどうやら妄想と分かると、そこまで行きたかったのかとやはり可哀想にはなります。しかも、1人でじゃない、妻と行きたかったなんて可愛いですもんね

私はイヤだけど

(だってキャンピングカーは家事付きですよ。簡易トイレ掃除とか勘弁、民宿でいいから宿がいいです)


そしてキャンプにつきまとう黒服のイケメンは……


なるほど精神科医w

初めから話を聞きたいと現れましたものねw


家族といえど個々の希望があると、ものすごい当たり前のことを55才にして学んだ主人公でした。

奥さんの趣味を認めてみたりしてラストはいい話風で終わり。ドラマとしても面白かったのですが、あの夫婦は本当にこれいいんでしょうか。


ちゃんと前もって相談して、まずはレンタル3泊4日から始めるとか工夫すれば夢のキャンピングカー生活だって実現したかもしれないし。あの偉そうなオヤジなら雇われるんじゃなく、コーヒー店を開くとか別方向に資金使ってみる手もあるかもしれないし。

なのにこうなってしまった事への考察なし、何も解決した気がしません。


そこは、人生そんなものってことかなw
 


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ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

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