ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

ムロツヨシ

「うちの弁護士は手がかかる」1☆☆☆

 タイトル通り笑

 主人公ムロツヨシ、てっきり弁護士なのかと思ってたら。ん?付き人? 弁護士の?いや女優の!

 ワガママ女優笠原梨乃(吉瀬美智子)を30年、それこそ身を粉にしてお世話してきたのにポンとクビになり呆然とする蔵前勉(ムロツヨシ)
そこで新米弁護士天野杏(平手友梨奈)のありえない落とし物に遭遇。
わざわざ拾って、書いてない所属事務所を推測して届けにきたのに礼も言われないありえなさからの〜昨日再就職となったのでした!身分はパラリーガル、とはいえ仕事はワガママ弁護士のお世話と、ほぼ前職と同じ?

 地図は読めずにすぐ迷子、挨拶も社交辞令もダメダメながら、法律の知識だけならピカイチというダメ天才天野がどう成長していくのか。
 天野の家庭の闇も、クライアントのパワハラも証人の裏切りもいろいろ深刻そうながら、蔵前のツッコミとサポートでふんわり見られます。楽しみ。
 とはいえムロ氏の体調不良で入院だとか。心配ですねえ…

「ハコヅメ!」2〜5☆☆☆

 犯罪とでなく睡魔と戦っていた新米警官川合麻依(永野芽郁)が、失敗や周囲からきちんと学んで、どんどんしっかりしてきましたよ! がんばれ。

 中高生を狙った性犯罪に「ちょっと触っただけ」的な揶揄を持ち込まず。男性警官もきちんと「同意でないことを証明する必要」を解く。女が迂闊でも男が全員悪くもない、犯罪者だけが悪い、真っ当な描写でホッとします。

 そして見出された川合の適正は、似顔絵w   上手くは無い絵ながら、例えば眉毛を
「海苔みたい?毛虫?」
と、独特な質問でイメージ共有していくやり方は納得感w
 初手に、雑な対応で傷つけてしまった少女の引きこもりはなかなか解決しませんが、真摯に謝罪を続け逮捕を誓う麻依。応援できる〜!無事逮捕できて良かったぞ!

 実は4、5年前に痴漢の被害届出して、事情聴取も受けたことあるんですよ。
逃げちゃったしどーせ捕まらないだろうけど注意喚起や見回り位してもらおう、と電話したらまず機捜が来たし。パトカーも来て現場検証、書類作成には3時間はかかかったかと。指紋採取した服は洗濯せずに保管をお願いされて、制服だったので買い直しorz   結局捕まってないんでしょうけどねー。以来警察への信頼度爆上げです。おまわりさんみんな頑張ってほしい。そして痴漢は滅びろ!

 激務の表現が、男性は仮眠室がおっさんの匂いに包まれるタコ部屋になりw 女性もシングルベッドで3人が寝る、しかも無理だと思ったのに即熟睡してしまうレベルと、具体的でリアルです〜

 落とし物が盗品だった回。
親しくなった子の家を、ガサ入れしなきゃならない。戸惑う麻依に、それが普通で慣れてる自分たちが変だと怒らず認めてくれる藤先輩(戸田恵梨香)優しい。
 自ら『後から見つからない様にしっかり探す!』方向に切り替えた麻依は、他にも尾行でラブホに入りw  蘇生訓練でファーストキス(相手は人形とはいえ!)  いろいろ何か失っている感ありつつも、成長してますよ! 非番のデート中にも、市民の安全が気になって帰ってきちゃうぐらいに。うーん可哀想、でも結ばれなくていいチャラ男だったのかな?

 そんなこんな、川合が成長し藤とのバディの絆も育ちつつも。ゆっくりと、藤の過去の何かが浮かび上がって来ています。麻依に似た、おかっぱでドジで明るい同期に一体何があったのか?怖いわ。
(永野芽郁の新型コロナ感染、撮影休止には本編が2週お休み。でもオリンピックと重なって放送なかったドラマもあったぐらいで、特別編×2対応で、丁度よかったのかな?)
 

「ハコヅメ たたかう!交番女子」1

 ミニスカじゃない! 悩める婦警さんの奮闘記。
警察学校ドラマ「教場」以来、どの刑事さんも「あれを乗り越えて警察官に……」と思ってしまうのでwぽわんぽわんに見えてもこの娘、体力も根性も並じゃないはず!

 ヒロイン川合麻衣(永野芽郁)は、交番勤務の新人婦警。
でも何に憧れたわけでもなく、ただ手当たり次第受けた公務員試験でこれにしか残らなかっただけ!駐禁を取り締まれば罵声や謝罪で凹み、意味不明の通報でも無視できず、 24時間勤務でヘトヘト。凶悪犯を追いかける……のはいいけれど、追いついても逮捕出来るのか私?
 勤務初日から「辞めたーい!」と、辞表を書いても上司(ムロツヨシ)に渡す暇もないバタバタっぷりw こんな仕事あんな仕事がユーモラスに描かれて飽きさせません。
 そんなな中組まされたバディ、元捜査一課の藤(戸田恵梨香)に導かれなんとか辞めるのを辞めた第一話……。交番女子の明日はどっちだ?

 UFOの確認までして、報告書書くんだw
町のお巡りさんのお仕事は多岐にわたっていて、いや大変です。駐禁や交通安全なんて、取り締まると逆ギレされるのねー
「どうせ来るならクソ野郎」
藤先輩がつぶやく呪文、確かにw  ざまーみろって思いながらの方がブス呼ばわりでもスルーできるというものかも。ゴロは悪いけど。(麻衣の「藤さん」の発音が富士山なのも気になるw)

 倒れているお年寄りを介抱しながらも、自然に靴底をチェックする藤! 常習空き巣犯のゲソ痕と一致……と連行、さすが元捜査一課、バリバリ優秀じゃないですか。更に、凄腕、レジェンドと空き巣を持ち上げ「新人に胸を貸してやってください〜」と、ぽよんぽよんの麻衣をぶつけて自白を引き出すところなんて、麻衣のダメっぷりとの合わせ技で見事でしたわw  
 麻衣ちゃん、それじゃ取調べじゃなく就活の模擬面接w  空き巣にやり甲斐を聞くかw   でもそこから自慢話が滑らかに始まっちゃう! 「すごーい☆」って可愛い合いの手入れられたら、ますます楽しく喋っちゃいますよねえ。

 そして商店街で追いかけっこ。
麻衣ちゃんのあの走りを、引き離せない強盗ってw 足に怪我でもしてたんかw  は、さておき。強盗を追って走れば写メられ、デート中の友人には目撃され。本人的にはカッコ悪いったらないわけですねえ。SNSにでも上がったら頑張れーって言ってもらえたかな?
でもそれを待たずにw
気軽な死にたい通報を繰り返す若者の、今度こそ本当に死んじゃった事案を助け。ご家族に直に礼を言われて、やっと、少しは報われた麻衣ちゃんだったのでした。  
 その救助だって、藤さんがいなかったら十中八九死なせてたわけで本当に何もできていないのですが、そこはほら新人だもの。藤にだってそんな時期が、もっと優秀だったにしろきっとあって、今があるのよね?

 その優秀な藤がなぜ捜査一課から交番に。その辺がこの先のドラマの柱になるのでしょうけれど、別に何もなくても楽しく観ていられそう。

「親バカ青春白書」1 ☆☆☆

 ガッキーが遺影で出演、だけじゃないw ずるいw
そして性犯罪は、今回未遂でオッケーじゃなくちゃんと逮捕立件しないと。常習犯でしょアレ。

 愛娘さくら(永野芽郁)が心配のあまり、大学に自分も入学してしまう父太郎(ムロツヨシ)

 もうその一行が全てのシチェーションコメディですw
親バカドラマは数あれど、一緒に入学はさすがに新鮮ですよね。 学力は、父小比賀太郎ことガタローが東大出身で十分。生活も、小説家なので締め切りさえ守れば問題ない…………のかな。映像化もされたシリーズがあるとはいえ、名乗っても誰も知らない程度の作家で、入学金&授業料を2人分ってキツくない? なのに聴講生で節約するつもりも、取材で経費にするつもりもなく(担当編集者に入学は内緒w)単に、心底、娘と居たいだけなのでしたorz

 パッと見、教授w もしくは保護者でしょ。
なのに「新入生だよ☆」と常にポジティヴなガタローw また、嫌がりもせず一緒にいるさくらちゃん。仲良くなった寛子(今田美桜)ちゃんなんて、入学式に来ただけの父(佐藤二郎)にも邪険なのに。でもそれが普通といえば普通。サークルも絶対同じところに入る!な親子の方がおかしいんだってー。
 それでも同級生の畠山くん(中川大志)にときめいたさくらちゃん。何かと誘われ、これはいけるのかーと思ったら、なんと彼の狙いは……父ガタローw 負けるなさくらちゃん!

 そんな学園生活で十分面白かったんですけどね。頼れる父!演出で、さくらを危機に陥れたのはやりすぎだったかと。
『普通じゃない?』と、やっと気づいたさくらの初めての門限(19:00!)破りは、薬物を盛るコンパ行きでしたよ。性犯罪を、バチがあたった様に描写してはダメでしょ、するヤツだけが悪いのに。
GPS追尾で駆けつけたものの、真正面から喧嘩を売っても勝てないガタローと畠山くんは、落語好きを活かして『喧嘩長屋』ばりに騒ぎを演出。殺傷沙汰、となればコンパ主催もレイプを中断して顔を出す……てさ。そこでさくら達だけ助けて終わりにせず、ちゃんと警察沙汰にして欲しかったですよ。ぷんぷん。

 さておき、人数あわせの筈の落研でも、得意の話芸で救世主扱いのガタローさん。二度目の学生生活はずいぶん楽しいものになりそうです。
 こんなんで、最終回までに、親離れ子離れが出来るんでしょうか。「お父さんなんて、嫌い!」の回が絶対あるでしょw で、なんだかんだ泣きながらの「ごめんなさい」と仲直りがあるよねw さくらちゃんは恋できる?
 折に触れ回想する、亡き母ガッキーとのデートも胸キュンで(自分はさくらのそんな青春を潰そうとしているのにね)、お父さん層が楽しく見られるドラマなのかも。うちの旦那大喜びです。

 実年齢二十歳の今田美桜ですが、同時期「半沢直樹」では証券会社OLなので新入生には老けて見えちゃう〜。中川大志と、YouTuber戸塚純貴は尚更ですw 

「病室で念仏を唱えないでください」1 ☆☆

 え、コメディじゃないんだ(^^;;;;)

 ムロツヨシと伊藤英明が並んだ番宣のチラ見が楽しげ、始まればBGMも明るくて、もうすっかり笑うつもりでいたので気持ちが追いつきませんよ。そして旦那はずっと、なんで寺が舞台の坊さんものじゃないんだ、ドラマに医者が多すぎると繰り返していますw 確かにねー。でも死ぬか生きるか瀬戸際の非日常感で、救急救命にかなう場所はないからねー。

 そんなわけで、舞台はあおば台病院、救急救命センター。
今日も無謀横断の自転車を避けた自動車が、歩行者をはね何人も急患が運び込まれますが、医院としてはいつものこと。しかし他と違うのは、ここには病院付きの坊主松本(伊藤英明)がいて、しかも医者。修行のように連勤、ICUで読経し患者を泣かせるわ怪奇現象と噂になるわ、いろいろ常識はずれな松本の行動に、同僚の三宅(中谷美紀)はダメ出しを続けるのですが。

 小学生時代は泳げなくて、目の前で友達が溺死した、と語る松本。あの場合は、泳げてたって助けられないよ。君が悪いんじゃないよ。でもそれで水泳を始めて中学全国大会で優勝しw 医者になり坊さんになったという、わかりやすいけど凄すぎるスーパーマンが主人公ですorz 
 常に全力。体の大きさもあって暑苦しいことこの上なしw でもあの大きさ故の頼れる感はありです。態度が悪く暴れる患者めがけて読経始めても、威圧できるし。

 母不倫中の事故が、結局勘違いで良かったです。しかしケースワーカーと共に、引き取り希望を伝えてきた実母と話し合いに行くところだった。そもそも養子とも知らされていなかった上に、母を亡くそうとしている中学生には何から何まで青天の霹靂ですけども。可哀想がって何も知らせず遠ざけるより納得のいく決断をさせようとする松本、悪くはないと思います。ただ、個人の資質によってはうけとめきれないからねー。今回に限っては良し、という三宅の評はもっともです。

 ムロツヨシは、そのあおば台病院に新しく来た脳外科医濱田。TV密着取材を受けるほどの有名人なのに気さく~とナース受けは抜群ですが、腹黒感。どうやら個人的に松本への恨みを晴らしに来た模様。でもその恨みって、路上の病人に対応しようとしたら同じく駆けつけた松本に弾き飛ばされ、叱責された、程度よ? ほらまた同じシチェーションになっても松本は覚えてないw  松本のデカさと濱田の器の小ささが産んだもつれが、この先どうなるのか?
 そこはどうでもいいや。

 仏教関係者が、松本の唱えるお経と僧衣と数珠と監修とetcとにかく全部バラバラだとネットで書いてて笑いました。宗派を特定しない気遣いなのか、それっぽくを優先でそうなっちゃったのか??

「Iターン」~最終回 ☆

 起承転結の、承と転がすっぽ抜けたような…。


 単身赴任サラリーマン狛江(ムロツヨシ)が、ヤクザのカモにされ続け……。なし崩しに盃を交わさせられ、仲良くなったり裏切ったりの起伏こそあるものの、基本傍観者で被害者で、めそめそ文句言ってるままで最終回。そこでやっと、主人公だけじゃなく部下社員(渡辺大知、鈴木愛理)までクビにしようとしている上司(相島一之)をぶっ飛ばし、ヤクザ仕込みで凄む「覚醒」を見せるのですが、遅いよーw   もっと早くから、そんな狛江の変貌が見たかった!オラオラとオロオロのギャップに疲れたり、部下や奥さんにオラつきを見られて焦ったり誤魔化したりの二重生活、見たかったのになあ。

 ラスト、盃は返したものの。本社に戻る狛江と一緒に、岩切組長(古田新太)も東京に向かっちゃうので、私が期待した様な半ヤクザ半リーマンなドタバタはこの続きで、と言う事でしょうか(^^;;;;)

初回で肘掛を争ったエセ紳士がまた隣席で、今度は狛江も負けてなかったのは良かったですw


 あと抗争の〆に、竜崎組長(田中圭)も小さなワンちゃん連れて「散歩に行かなきゃ」となるところ、笑いました。そこで岩切組長も愛犬昌三さんの写真をだして、ほのぼの仲直りかと思いきや。自分の犬の方が可愛いとか比べちゃダメよw 喧嘩売ってるよそれw

 そうそう村下孝蔵「初恋」! 
廃ビルで宙吊りで。恋する社員の路地裏ミュージカル。焼肉屋でハモる店員(阿佐ヶ谷姉妹)飛行機で並んでw ドラマ中何度うたわれたことか。盛り上がると必ず主題歌がかかる演出はよくありますが、こうも出演者があちこちで歌うのはレアでしたよね。

「Iターン」1 ☆☆

 ムロツヨシ、モテモテじゃ~ん!(違)

 阿修羅市(どこだw)の支店にとばされた狛江(ムロツヨシ)、妻子には栄転と言い張るも単身赴任に。
朝から酔っ払いもポン引きもいる、いい年の大人がシンナー吸ってる街、阿修羅市! 支店の若い社員(渡辺大知)も使えないけど、それ以上に取引先が風俗店と裏金融という衝撃(^^::::) それでも業績を上げなければクビなので、下請けのダサい印刷屋(笹野高史)を切ってみたら、まんまと仕返しされてチラシの電話番号が違ってる!阿修羅市を舐めたらあかんよー。
納入時にチェックしないと発注元も受注側もダメだと思うんですけど……あの社員ならさもありなん。

 で、誤記チラシで大損害を受けたと、金融社長の竜崎(田中圭)&風俗店ケツ持ちのヤクザ岩切(古田新太)がムロツヨシを取り合って、何百万円もの減益分を補償しろと迫るわけですよ。挙句、無理に飲まされた酒で
『杯を交わしたから舎弟!』
と岩切に拉致されて、ビルから逆さに吊られて村下孝蔵「初恋」を歌う羽目になった狛江の、明日はどっちだ!

 奇抜な展開で、先が読めずに目が離せません。深夜にしては芸達者揃いなのもいい感じ。狛江の上司に相島一之、田中圭のサングラスでソフトヤクザいいわ~。相手の股に頭突っ込む土下座は何、原作通りなの?
続きが楽しみです!

「今日から俺は!」~最終回 ☆☆

毎回楽しかったけど、ちょっと長かったかな。

「勇者ヨシヒコ」系の脱力ギャグながら、時に過剰な暴力。でも翌週にはだいたい完治の丈夫な高校生たちw 正直、ストーリーは毎回あって無きがごとしでその場その場のノリを頭空っぽで楽しむ系じゃないですか~。だったら気軽に、ちょろっと見て寝ようって思える30分だったら録画溜まらなかったのになあ(^^;;;)

そんなわけで、最後の開久との抗争やっと見終わりましたわ。
主人公なのに属性が『卑怯』な三橋w 大変なことは周囲におまかせで、自分は楽に目立つところに出てこようとするじゃないですか。例によって言いくるめられた今井(太賀)と、今井についてった谷川(矢本悠馬)が、ガッツガッツ喧嘩しながらも
「もしかしてミツハシは来ないんじゃ……」
と不安にw だよね、そういう奴だよねw だいたい二人とも廃ビルに監禁されたことまであるのに、なんでまだ味方側なんだか(^^;;;) 図星をつかれて焦る今井ですが、それでもきっと奴は来る!と力説。そうも思えるのもまた事実なんだよね~、なにその矛盾w ここで、来ないかもとは全く思っていないのが相棒の伊藤。さすが、相手の言いなりルールで最後まで目をつぶって喧嘩し続けられるまっすぐ野郎です!
本当ならそっちが一人で主人公でしょうにね。味方を卑怯者にしたハラハラ感で盛り上げる作者の慧眼w

そこで、倒れてる金髪みつけました~!と、血まみれの三橋が引きずられてきても、ああ、トップ相良(磯村勇斗)に楽に近づく策略だなと視聴者は既に慣れてますよw そう来たか、来た来た来た、やった~!とTVの前で盛り上がりましたわ。
その後のヤクザ絡みの仕返しも、伊藤とのタイマンで失脚した番長智司(鈴木伸之)がきっと出てくると思ったのよ。ほらほら、来た~!ああ楽しかったw

しかし智司『誰も俺たちを知らない遠い街で、二人で働こう』ってなんの誘いw 高校生なのに! ほぼ廃墟の開久高校で、授業が成立してる気もしませんが。

とにかく賀来賢人が凄かったw 踊る歌う闘うw 真面目にもなる。振れ幅の大きい三橋役を、無理してる感ゼロでこなしてましたよねー!そして京子ちゃん(橋本環奈)のぶりっ子はもう芸風w オープニングの曲も不良のコスプレ感も懐かしくて、最近のドラマには珍しく周囲の奥様も話題にする大人気。案外パート2に続いても驚きませんが……。そこでサイズダウンってこともないでしょうけど…。次があるなら30分枠になったら嬉しいですよ。
山田孝之だ堤真一だと、豪華ゲストも毎回話題に。中村倫也の回からうちの旦那は見て、シリアス武闘ドラマと思っていた様で(あの原作人気漫画を知らない派w)コメディパートになる度とまどってましたけどw 私はただただ今井が騙される様な、地元でほのぼの不良やってる回の方が好きでしたわ~。
今井と谷川のコンビ、癒されるわ~。で、やっぱり今井や智司は胸板に詰め物してますよね??

「大恋愛」最終回 ☆☆

泣くでしょ、こんなの~orz

尚の失踪から8ヶ月。TV特番をきっかけに保護していた医院から連絡があり、再会するも既に真司のこともわからなくなっていた尚。海岸で、初めましてと挨拶して隣に座って、尚と自分の思い出を綴った小説を少しずつ朗読していく真司。
「私も、そんな恋愛してみたいなあ~」
って、君とのことだよっ!otz
あんな可愛い息子恵一くんのことも実母も思い出さず、初めましてって。あの人はなんで泣いてるんですかって。辛すぎるでしょorz 

でもある日突然、思い出のセリフを朗読と同時に口にして、真司の名を呼びながら才能を褒め称える尚。まるで昔のように。顔つきまで急にしっかりして。……でも、それ以来記憶が戻ることは二度となかったとはorz  もう泣く、これは泣くって……! 

引っかかることはいろいろあるんですよ。一番は医院!
五千万円の通帳差し出すアルツハイマー患者を、そうですかってご希望通りに住まわせてやるって倫理的にどうですか。医者なのに。捜索願も出てたのに。

これが旅館ならね。「砂にまみれたアンジェリカ」の装丁画に似た風景に惹かれて長逗留している若い女客。日に日に言動が怪しくなっていくけれど、支払いは十分されていて扱いに困ってる……だったら、TVで身元が分かって良かった~となったでしょうに。医者は泊めてやる義理もなく、通報しなきゃダメだったと思うんですよ。まあ、悪い人にひっかかれば5千万円の通帳だけもってかれて埋められてても文句言えなかったので、優しく世話しててくれてありがとう、とはなりましたが。

編集担当さんの扱いも。妻がどんどんと衰えていく家にどっぷり浸かって育児までさせて、肝心の妻は居場所を失くすし。本人だって後添えになれるのかと期待するでしょうそりゃあ……。大体、どう考えても業務外。金もある介護認定もとれる状況で、ベビーシッターやホームヘルパーを24時間準備しない意味がわからない(><) 公園から幼児の恵一が消えて捜索騒ぎになったのも、それすらわからなくなった尚が絶望し失踪を選んだのも、悲劇でもなんでもない、出来る対策を周囲がとらなかったからですよ……。

キラースマイル小池徹平の攻撃を愛の力でかわし、こづくり出産にに挑戦し、その傍ら主治医侑市がお母さんと結婚して義父にw その過程も「もう一度、第1章から」で小説にして。

「これが私の宿命」
と啖呵をきった尚は覚悟の上、加えて浜辺での朗読の為に全てがあったと思えばもういいんですけど。巻き込まれた形でプライバシー赤裸々に描かれちゃう侑市先生はひたすらお可哀そうです(^^;;;)

これ書きながら思ったんですけどね、なぜ商業出版でなくちゃいけなかったのか。むしろブログに綴ってたら話題を呼んで出版って方向にむく題材だと思うのですが。まあいいけど。ネット事情の変化が激しい昨今、下手にその辺取り入れると作品が古くなるのが早まるからかな。

そして尚が旅立った後、書き上げた私小説の最終章のタイトルは「大恋愛」……うわあベタなorz でも、それで真司がまた前を向いて、違う小説を書くようになるのなるラストは希望に満ちていました。

でもね、あんなに可愛くて天使だった恵一くん(そのうえ演技ができる3歳って半端ない)が、小学生になり期待してない方向に成長していたのはちょっとw 何ゆえの配役~

「大恋愛」6 ☆☆☆

怖! 小池徹平が笑顔全開なのに怖い……ここからサスペンスドラマになっちゃったりして(^^;;;;;)

新婚生活は順風満帆。
書き下ろしの依頼、新作の構想。誕生日には各方面からお祝いにあの店この店の高級アップルパイが届きまくりで、作家間宮真司の人気のほどが伺えます。それでも尚と居るために、地方サイン会のような泊まる仕事は避け、二人の時間を大切にしている真司。
診察にも二人で出かけ(夫になったから同席できるんだよね!)、すっかり身綺麗に戻っている尚は『幸せな生活が症状の改善、安定をもたらしている』と診断され、いいことづくめです。実際、新居にも適応でき病院で行きあう青年のことも問題なく覚えていて話題にしたり。どこが前アルツハイマー状態なのか、と思うぐらい。
「子供をつくろう!」
と浮かれる真司を責められませんねえ。その子を傷つける、と一旦は拒否した尚も、治験の新薬がもし効いたらと子育てを前向きに考え始めます。

医学生のために、罹病経験を語ってほしいという侑市の依頼も、尚の生活に張り合いを与えましたよね。文章を推敲し、学会以来久しぶりの講演に備える尚。病院食堂で声をかけてきた青年公平(小池徹平)も侑市の患者で、昨年同じように話をしたと侑市は言うのですが、本人は忘れちゃったーと笑いつつ、具体例を入れたらいいなど講演に助言をくれて距離を縮めます。

病気が分かった途端、奥さんに逃げられた。笑顔の割に悪い方に悪い方に考えがち。保育師の仕事は続けたいが、子供の名前を覚えられなくなってきた……等々の不穏な情報が視聴者には届けられますが、尚たちは知る由もなく。キラースマイルの陰で、何を考えているのか公平?

講演当日。真司はどうしても外せない取材で不在の中、話し始めようとした尚は、倒れ意識を失います。
…でもね、主治医の侑市もいれば尚母も居る。手厚いはずの環境で、真司も現場に向かっているのに、どう隙をついたのか!うわごとで真司を呼ぶ尚の枕元には公平がいて

「ここにいるよ」

と手を握り、あろうことか口づけをするのです……!なんでー!

キス現場を目撃するも、ぶっとばす前にまず尚を気遣う真司なのですが、目を開けた尚は肝心の真司には「誰?」えええ、刷り込みってありえるんですか?それに、講演マイクのハウリングでニヤリとしたのは?別に公平が仕込んだわけではないですよねえ。でも、この意識不明をきっかけに悪化する可能性は大きいという主治医の見解。いつか来るその瞬間に付け入ろうと、狙っていたとでもいうのでしょうか。何者だ公平、そして尚をどうしたいのだー!
その前の幸せで舞い上がっていただけに受け止めきれませんorz

ただ、幸福でいっぱいの時には却下だった『脳みそとアップルパイ』続編を、過酷な闘病が予想されてきたら書かずにはいられなくなってきた様ですよ。作家の性ですねえ。構想中の『ゲイの建築家が生き別れた息子と知らず恋をしてしまう』より、ファン受けはいいのでは。

しかし担当編集(木南晴夏)が、ヒロインのモデルは奥さん!と公表したがってるのも不穏です。←同時に、恋敵の素性だってバレるじゃないですか!

ああ…。食べきれないアップルパイをおすそ分けに行った引越しセンターで、みんなが雑誌記事の真司のカッコつけ写真の真似をする場面なんてホント、楽しかったのに。

「大恋愛」4、5 ☆☆☆

「脳みそとアップルパイ」
何それ、変なタイトルw でも「君の膵臓を食べたい」がベストセラーになる昨今。多少変にして記憶に残ってなんぼかもしれません。

そんなわけで、尚に会ってから書き出した小説のタイトルもいちゃいちゃと絡みあいながら決め、仲良く楽しく暮らしている二人です。例の名前の呼び間違い、それも元婚約者で主治医でイケメンで金持ちの侑市の名をつい呼んでしまうって、もっと怒ってしまうと思いきや『病気のせい』と必死で耐えるわけで……愛だわ……。

その頃アパートでは、やかんを焦がし風呂を溢れさせる尚。いやいやいや、誰だってうっかり忘れちゃうことってあるって。しかも寝ちゃったら仕方ないって!と、そばにいたら励ましてあげたいのですが。記憶と行動が怪しくなると予告されての失敗は、私たちのうっかりとは違う不安を呼びますよねえ。そんな時尚が呼ぶのはやっぱり真司でなく「侑市さん!」だったのですが……これは入院中の真司、聞いてないからノーカウントで!

でもクリニックの口コミサイト炎上の際には、どうしてった頼れるのは主治医の侑市さんでした。
本来、尚の状態ならまだ仕事は続けても大丈夫。脳のためにも続けた方がいいのに患者ファーストで診察をやめているのですが
『アルツハイマーの医者が診察している』

と口コミサイトにかかれ、母診察も予約キャンセルが相次ぎ、省庁の査問にまで呼ばれてと、クリニック存亡に関わる一大事ともなれば、親身に駆けつけ所見を述べてくれる侑市がどんなにありがたいか。尚が患者さんに送る経緯説明にも、主治医として一筆添えた上『どんな質問にも答えます』とメアドまで! 一方の真司が出来たのは、口コミサイトにふざけた応援コメントを書き込むことぐらい。そりゃー卑屈にもなろうというものです。

だいたい、結婚ドタキャン相手の主治医を続けるって普通じゃありませんよね……。
周囲には、ただの患者だ、専門分野だから、と答え続ける侑市さんですが、むしろ日に日に尚に未練が増している様子。今度こそまともで美人な女医さんとお見合いしても、尚を思い出してばかり。あの時は互いに血液検査を持ち寄り、初デートで早速寝て相性を確認してましたっけ。今回もお相手の希望は同様なのに、侑市はごまかしてばかりで……尚に会いたくて、真司と同棲中のアパート近くで待ちぼうけるという高校生みたいなことまで!
恥をしのんで『君じゃなきゃダメだ』と告白するも、尚は尚で間宮真司じゃなきゃダメなんですと、改めてまた振られてしまいます。イケメンで長身で医者で金持ちなのに、報われない侑市さん可哀想。 そしてね、共に生きたいのは間宮真司、という尚の言葉は当の真司にこそ聞かせなきゃだったのにねえ。

突然「別れよう」と言い出す真司orz

マイナスな理由は山ほどあるので「やっぱり無理」と言われたら、母親などは真司を罵倒しつつも引き下がるしかないのですが。当の尚は納得がいかず会おうとするうち、アパートは引き払われ、多分仕事も替えて真司は行方知れずに。えー。
<9ヶ月経過>
主治医には破局を告げず、私生活を問われても語らないまま、身なりは乱れ家に引きこもり鬱に陥った尚は……。死も考える状態で、ふと立ち寄った本屋で平積みのベストセラーをみつけるのです。

間宮真司著「脳みそとアップルパイ」

え、ちょ、たった9ヶ月で出版されてるのみならず、もう売れているですって?侑市母まで読んでいるとは相当な流行ですよ! 記憶を失う女性と、小説家と、医者の三角関係の話で
「医者が嫌な奴なのよ~」
それ、息子さんですからw(この親子の様子から、やっぱり侑市まだ独り身とわかるの上手いですよねw)

小説では、彼女の運命の相手は僕じゃなかったと小説家は身を引いてラスト。そうすれば侑市と尚がよりをもどしてめでたしめでたし、だと思ったんでしょうけどねえ。そう上手くことが運ぶなら、そもそもドタキャンしてないしw 侑市母は病人の嫁は認めませんって。

売れっ子小説家となった真司の横に、嬉しげな担当編集者(木南晴夏)さては尚と再会するまでにこっちと深い仲に?とハラハラしましたが。何事も仕事の早い侑市のおかげですぐ再会できてホッとしました。

回り道したけれど、今度こそ離れないと結婚を決めた尚と真司。
引越し屋の先輩がイケボで神父役を務め、居酒屋の店長まで参列しw 「相手を忘れても」と、愛を誓うのでした。よかったよー。
そして皆の前で、病気について健気に語る尚。なんと侑市さんも『私たちを引き合わせた人』として招待されていたそうですが、お仕事で欠席。う、うん。忙しくなくても参列はしたくないよね(^^;;;)
末長く幸せに暮らして欲しいのですが、あんな小説のまんまモデルな女性と結婚したと世間にばれたら、じゃあ恋敵の医者はこいつかと特定余裕なのでは! そして特定されたら恋愛小説でなくノンフィクション書いた感。小説としての評価は変わってしまうのでは?

さて、どんな新婚生活になるのか。家中メモだらけに? (身体にも書き出したら忘却探偵「掟上今日子の備忘録」にw)

「大恋愛」2、3 ☆☆☆

続きは気になれど、辛くなりそうでどうしても後回しな病気もの。5話で一区切りついて6話から第2部へ……てな風の噂に慌てて2話3話観てみましたよ。

尚の検査結果が完全に黒。
お医者さんですよ、知性の高さ記憶力の良さを誇って生きてきたでしょうに、それが足元から崩れていく。どんな恐怖かと思います……。しかし逆に、婚約破棄がスムーズにいったのは病気のおかげw 好きな男が他に、だなんて本来は完全に尚が有責で賠償要求されるケースでしょうに、病気が理由なら角が立ちませんからねぇ。
実際、挙式前に分かって良かったわ、と母君。さあ次!と見合いを3件持ち込まれ1日で済ませたい侑市さん。ランチ、お茶、遅めの夕食とトリプルヘッダーで挑むのですが、ここで3件とも難ありなのはどうしたことでしょう(^^;;;;) 『可哀想』と鹿肉を食べられない女、霊感ぽっちゃり、声の小さいインスタ女子(しかも阿佐ヶ谷姉妹w) クスッと笑えて気は晴れましたけど、本来は
『こんなに申し分ない相手といながら、思い出すのは尚ばかり』
であるべき場面じゃないのかとw

そうとは知らないシンジと尚は、楽しい同棲を始めながらも生活レベルの違いに戸惑い(もっといい家で快適に過ごしたい尚、とても払えないので『外で執筆』と嘘ついてシフト3倍に増やすシンジ)、待ち合わせには現れず(無かったことにするシンジ、記憶抜けに自分から気づき落ち込む尚) 
2話では別れてくれと手切れ金まで置いていった尚母でしたのに、3話病気を知った上で一緒にいるという二人には同居を勧める割り切りっぷりです そういえば手切れ金は返せたんでしょうかw  で、尚は新居がいい派ですが、実際内覧をすっぽかす状態で引越しなど環境を激変させていいものか。悩んだシンジは主治医に……元婚約者に相談に行くのですが。
守秘義務を盾に、何一つ答えてくれない主治医侑市。
そもそも患者家族と話すのに、診察室かそれ用の小部屋か、廊下で立ち話なんて扱いがおかしいでしょう。尚に未練の募る侑市にしたらシンジは喧嘩売りに来たも同然で、彼の風采の上がらなさは納得いかないんでしょうねえ。 未入籍、内縁者にもあたらないと冷遇し、『なぜ俺じゃなくてこいつなのか』という鬱憤をぶつけたようですが…それって正式な夫になられちゃうだけなのでは。

そのうち、無茶な仕事で身体を壊し倒れてしまうシンジ。搬送先の病院に駆けつけて詫びた尚は、シンジに抱きつきながら
「侑市さん」
と……!!こ、これはダメー!『捨てられてた神社』の名前は忘れていいから、「砂にまみれたアンジェリカ」の作者を間違えたらダメー!

病気のせいとはいえ、シンジの心が折れてしまったんじゃないかと、また4話を見るのが怖くなったじゃないですか(><)

サンドウイッチマン富澤、好演。彼が出てくるとホッとします。 

「今日から俺は!」1 ☆☆

賀来賢人熱演バカドラマw しかしなぜ今ツッパリなのか??

転校を機に『今日からヤンキー』になる決意をした三橋(賀来賢人)は、金髪パーマ頭に変身。もう一人の転校生伊藤(伊藤健太郎)も同様にツンツン頭になっていて、同じクラスにw
vs10人の初喧嘩を勝利して、あっという間に近隣に名をとどろかせたふたりは相棒になるのでした。

女子校ヤンキーから頼まれて、女装して加勢(伊藤の仮装、確かに可愛いw) 仕返しに京子(橋本環奈)がさらわれ、一人でヤクザ(波岡一喜)に立ち向かった伊藤がやられかけたところでやっと、三橋が登場。その方がカッコよくてモテる!との計算でしたが、京子ちゃんの心は伊藤に傾いた様でしたよ~。

いちいち三橋が卑怯で、白眼むいた変顔もずるいわ(^^;;;)
騙されっぱなしの紅高校コンビ(太賀&矢本悠馬)のバカっぷりも楽しければ、職員室でも担任(ムロツヨシ)の強がった嘘を丸っと信じてる教師たちがコントを繰り広げ、三橋父は吉田鋼太郎と、傍に芸達者が揃ってますよ。そうそう、同級生の武道の達人美人に清野菜名、映画「TOKYO TRIBE」でアクションしてたの彼女だったのねー。そしてその父に佐藤二朗。やだ楽しい。

ヤクザの偉いさんに城田優がいて、抗争も描かれそうでそっちはどうでもいいんですけど、それにしてなんで今80年代のツッパリ? それ読んで育った少年が企画側にいるからなのかー。


「大恋愛 僕を忘れる君と」1 ☆☆☆

うーん、性に奔放な戸田恵梨香にハラハラ。その相手がムロツヨシってまたチャレンジャーですが、時を忘れて話し込める人だと言われたら応援せざるを得まい!

結婚を前にに新居に引越した女医の北澤尚(戸田恵梨香)
その引越しスタッフの一人シンジ(ムロツヨシ)が気になり、食事をする機会もあって連絡先を交換しあうことに。もちろん結婚が近いとお互いわかってもいて、シンジはたしなめ気味なのに何故か尚からぐいぐい来るんですよ……。誘ってる風味、この女誰彼こうなの?マリッジブルーなの?
要所要所には、マイナー愛読書「砂にまみれたアンジェリカ」の文章を暗記していて引用する尚。これでシンジがその本の作者間宮真司だなんてまさかの偶然なのですが、チラチラ見切れる帯の著者近影が若き日の彼だしw 著者近影は覚えるほどみつめなかったのか、くたびれた現在が違いすぎるのか。さっぱり気づかない尚に、ついにシンジから打ち明けるともう、運命だったんだと職場に来るわ家に来るわ抱かれるわ。一気呵成に、むしろシンジが押し倒されてますよねえ……。
そして翌朝には、婚約者侑市(松岡昌宏)に破談を告げる決心。ずるずる不倫をするつもりでも、挙式までの遊びでないことにも好感はもてますけど、潔いなあ(^^;;;;) 連日外泊で親にも即バレ。母親(草刈民代)は勿論、シンジも落ち着け考え直せと、打ち明けられた侑市だって式までに思い直してくれたら目をつぶるよと言ってくれてるというのにねえ。
そんな暴走恋愛の間にも、ちょこちょこ変なド忘れをする尚。
その日も、居場所を見失ったかのような挙動不審で走り出し事故にあい……救急のMRI画像は問題ないと診断されますが、居合わせた侑市←若年性アルツハイマー専門医の目には『初期認知症』に見えるのです。そして、画像の名前『キタザワ ナオ』に声を失うのですが……。

いやー、ムロツヨシでキスだ、事後に裸でベッドだを見る日が来ようとは思いませんでしたよ! でも明らかに貧しくて「女医は金持ってんな」と口にしながらも卑屈ではない男に、確かに似合うわムロツヨシ(「ぼくらは奇跡でできている」の歯医者さんもこういうのと出会えばいいわけでしょ)
しかし施設育ちで、アップルパイも食べたことないくせに何故にアンジェリカをヒロインに小説書いちゃったのかw 異世界転生ものよりは身近とはいえw
あとアート引越しセンターの上司にサンドウイッチマン富澤w ナイスw

さておき尚との出会いで、休んでいた筆を再びとったらしいシンジ。これからどんどん尚が記憶を無くし、シンジの顔がわからなくなってもアンジェリカのセリフは言えるんでしょうねえ……。シンジより半年かそこら早く出会っただけ、見合いでサクッと決めた侑市のことなんて、シンジよりもっと早く忘れてしまうことでしょう。でも若年性アルツハイマーの研究家として侑市は関わり続けてくれるのでしょうか。
焦がれた間宮真司の新作を、尚はきちんと読むことが出来るのかしら……。

さあ泣け、といわんばかりのお膳立て。そこをムロツヨシの愛嬌で悲壮にしすぎないのが狙いかな……あとはこちらが、泣きたい気持ちで見続けるかどうかです。さて。


映画「斉木楠雄のΨ難」 ☆☆☆

ちょーくだらなくて大満足w バカップル両親(田辺誠一&内田有紀)可愛かったし、ヒロイン橋本環奈の変顔にもお腹いっぱいです(^^)

生まれながらに超能力全開の主人公、斉木楠雄(山崎賢人)は、勤めて普通に暮らそうとしているのに、バカすぎて予知ができない級友や自信過剰ヒロインのおかげでトラブルの連続。平和な文化祭(の、間にフケて行く恒例の温泉一人旅)は守られるのか?
いやどーでもいいしw

終始真顔で淡々としか喋らせてもらえない山崎賢人。漫画の実写化というと駆り出され、もう代表キャラなんてあって無きが如しになってますがw 私の中ではこのピンクの髪と変な制御装置が一番似合ってました。 あと新井浩文のケツアゴ特殊メイクねw
エンディング、撮影現場写真では笑顔がみられてなんだかホッとしました。 

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