なんだかんだ、最後まで見ましたよorz
そして結局誰も愛人できなかったじゃないですかw コンプライアンス遵守w
毎度、愛人原石の見分け方だの女性を口説くテクニックだの、女性からすると笑止千万な戯言はいてましたけど、真面目に怒るようなドラマでもないしw どんどんとゲストもふざけてきて、料理教室の生徒全員が愛人だっていう毒蜂料理人バズコック(東幹久)、それに対抗するために教授が呼んだドクター森鴎外もとい森尾凱(村上淳)はメキシコ出身かという出で立ちでギター持って登場ですよ、もうなんでもしてw
最終回、教授の愛人リストを手に入れたと勝ちほこるバズコックの電話がつながる先は、雀荘や愛人同盟メンバー。こりゃあ教授も、愛人愛人とは口だけだったか?と思ったのですが。そこはバズコックの愛人を寝返らせ、偽リストを準備していたのだとか。
「教授は、あなたより優しいの!」
来たー、最終回途中で通りかかっただけの息子が『絶対だれか「この人の方が優しいの!」とかいって裏切るだろ』と予想したセリフがw でも誰も予想できなかった筈なのが、バズコックが教授を目の敵にする理由!
「俺の母親を愛人にしやがって!」
お、おう(^^;;;)
未亡人なら不倫でもありませんが、息子はそりゃ嫌ですよね。てか教授の守備範囲の広さよ。それも、そこに愛がない故か。
愛人づくりハウツーだった今作ですが、本当にドラマ通り実践した視聴者なんていませんよねえ(^^;;;) 反面教師で、ああやっぱりダメだ、家庭を大事にしようと思うものなんじゃないのかな、ねえ、お願いしますよw
そして愛人同盟の活動のせいだか左遷された教授は、ど田舎でもキャリーバッグをコロコロ。農作業中の女性と見つめ合い……愛人づくりは続くようですw
フリンジマン
人呼んで『愛人教授、ラマンプロフェッサー』井伏真澄。
……って、そこで二つ名がフリンジマンじゃないなら、このタイトルなんなのw 不倫自慢? フリンジ・マンならプレスリーの衣装みたいなヒラヒラが得意なデザイナーがプロジェクトランウェイでそう呼ばれてましたけど。
閑話休題。
雀荘に集まりクダを巻くもてない3人組。ああ、愛人が欲しいと叫ぶだけの無駄な時間の解消に、なんと指南役の愛人教授井伏(板尾創路)が呼ばれて大真面目に愛人を語ります!
曰く、愛人とは好きな人ではなく『都合のいい女』!
身近に、その可能性がある女性『愛人の原石』を見出せとするアドバイスがなんと、ちょっと丁寧な朝の挨拶!
<名前をつけて挨拶してくる女はいける>
って!キモい! 原作はヤンマガ連載のマンガだそうで、こんなの会社勤めの頃に目にしちゃったら、もう二度と名前いいながら挨拶しない(^^;;;) 二人きりでする日常会話が『擬似愛人』タイムならオヤジと口聞かないよ、まったく男どものドリームの気持ち悪いこと……。
擬似恋愛に踏み出そうとする度、足かせと重りに止められると相談をする主人公ですが、それ普通。その倫理観は人間として大切ですから!
日常会話、出身地や好きな食べ物、そんななんでもないことを緒に好きなだけ喋らせてあげるといい、という助言やらなんやら。これが愛人作りでなく営業に生かす方向ならいいのにねえ。家庭での会話に応用したら奥さんの機嫌が良くなったとかさ、そんなオチはあるのかな。
さてこの懸命の努力とプロの助言で、もてない奴らに見事愛人は出来るのか。むかつく。