ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

トリンドル玲奈

「カンナさーん」1 ☆☆

もっと楽しい話かと思ったら、旦那がクズだったですよorz

今日はかわいい王子、麗音くんの誕生日!
アパレル勤めのカンナさん(渡辺直美)、保育園にダッシュでお迎え、料理も飾りつけもおしゃれも完璧でイケメンパパ(要潤!)を待っているのに、遅いので麗音くんは寝ちゃいましたよ……。
これがなんと、仕事でなく女と! 謝罪もなく、翌日きた義両親は息子の擁護ばかり。問い詰めれば
「浮気じゃない、本気だ」
とまで言われ、ショックのカンナさんは離婚を言い渡してしまいます。周囲は考え直せという人ばかり……でも、保育園のパパ行事にやっぱり来ないパパの代わりに参加、本気のドッジボールを真正面から受け続けるうち、逃げずに立ち向かう決意が固まっていくのです。

てなわけで、シングルマザーになるまでで1話。
渡辺直美の衣装はド派手でどの場面でも見て楽しいし、心配だった演技も「五つ星ツーリスト」(弊サイトレビューこちら)の頃よりかなり良い感じになってます。それがあのシュッとした要潤と夫婦でラブラブって楽しそうね☆と思ってたのに……。
なによシシドカフカと浮気って!元カノって!思い出のデート思い出のプロポーズ、カンナさんがぐいぐい行ったわけじゃなく口説かれて結婚してる感じなのに、結局スタンダード美人にまた行くだなんてがっかりです。しかもかわいい息子の誕生日をすっぽかすだなんて。
それでも、カンナさんと麗音が事故でケガしたら飛んでくる。優しい人……ではあるけれど、じゃあ恋人と妻子どっちも大ケガしたら?と問うと黙るんですよーorz 

で、そんな優しいだけの男とはやっていけないと、雨の中泣きながら別れを告げるカンナさん、良い場面なのかもしれませんが長い。これがラブラブ夫婦の崩壊を描いたドラマで、雨の別れがクライマックスだったら一緒に泣いて長ゼリフもカタルシスでいいんでしょうけど……まだ今日から見始めたばっかりだもん。この先シングルマザー頑張る!な話になるのか、旦那と結局よりを戻す流れになるのかも分からずにのめり込めません。キャラ描写の配分からいったら、保育園の頼りない若いの(工藤阿須加)や暑苦しいパパ(佐藤隆太)と恋して再婚って可能性だってあるじゃないですか! いや、そうなって欲しいわけじゃありませんけどw

導入部はほぼ原作通り。作者「エデンの東北」深谷かおる好きだし、掲載の女性誌「YOU」ではこれで何の問題もない流れでしょう。この漫画をドラマ化するなら、確かに主演は直美で間違いなーい! でも逆に原作だけ考えたらそこまでお茶の間向きでもなく、少なくとも3ヶ月前提の連ドラにするなら構成を多少は変えればよかったのでは。 渡辺直美好きで、楽しもうとTVをつけた旦那はクズ旦那捨てる話を見せられて凹んでましたよ(><) 
何気に、斉藤由貴演じる義母が無神経でイヤんでしたね、斉藤由貴だから可愛くて騙されかけますけどね。 予告でまだ義母出てくる様だし、やはり夫とやり直す話なのかしらん。旦那同僚のシソンヌじろういい感じ。

保育園でブンバボン! こここそ唄のおにいさんに出て欲しかった! 「警視庁いきものがかり」とトレードしたかったですw

「女囚セブン」~最終回 ☆☆

「罪は犯したもんが悪いんと違う。犯させたほうが悪いんどす」

ヒロイン琴音のそんな決め台詞で過去を肯定されると、スリも介護殺人も旦那殺しも政治犯も誰も彼も、がっくりと膝をついて涙し仲間になるという、京極堂の憑き物落としの如き言葉技を毎回楽しく見てました。なんで京都弁、とは今も思いますがまあ普通じゃないほうが面白いですよね。獄中のおしきせもファッショナブルw

そして最終回はラスボスを倒すため、揃って脱獄!
冤罪を承知で刑務所に入ってまで追いかけた真犯人は……まあ丸わかりのあの人なわけですが。事件はさておきDNA鑑定書など出して、実は私は貴方の娘、と言われた途端に父メロメロ……ってw 政略結婚のために捨てた恋人に瓜二つ(剛力彩芽が母も二役)なんだからさあ、気にかけるならもっと早くしましょうよ。そしてなんだかんだ憑き物落とし、自首でもするかと思いきやもっとハードにTVに向かって懺悔したようですよ。思い切った……。
罪をひっかぶせた相手が実娘となったら、冤罪晴らすのにそこまでするのかーと思いきや、なぜかまた元の監獄にいる琴音。他のメンツも元の部屋で全員勢ぞろいです。 パート2できますね!

新入りに回った元看守を、今度はイジメる気満々の琴音w やっちゃえー!

「女囚セブン」1 ☆☆

京都弁w

ピンクの囚人服に限りなく低い塀が売り、という先進的な刑務所にやってきた元芸妓、琴音(剛力彩芽)の罪状は……
「殺人どす」

新人はドベ、と呼ばれ雑用や汚れ仕事を押し付けられるだけでなく執拗ないじめを受ける。その全てを無表情に受け流し、食事に乗ったゴキブリも平気で食べてしまう琴音だが、何かと親切にしてくれる食い逃げ犯奈津(安達祐実)にだけは、殊勝な言葉で礼を述べるのだった……「なーんてね」

そっからはずっと琴音のターンでしたw
ゴキブリやポケットに入れられた写真、等々の揉め事のどれもこれもが奈津の仕掛けによるもの、実は凄腕のスリだろう、とドスの効いた京都弁で看破。身のこなし、食事、花の植え方と育ちも良い、なのに罪状が食い逃げとは、望んで刑務所に収容されたに違いない。待ってる家族なんていない、旦那への手紙は嘘、と次々と奈津の化けの皮を剥いで行きます。その間、回想される琴音の悲しい生い立ちと辛い現実……でも、貧しく両親もはなからいなかったという琴音に言わせれば、家族なんてシステムは古いんだそうで、かといって罪を犯した奈津だけが悪いと責めるわけでもなく
「罪は、犯させた方が悪いんやで」
とうそぶく琴音の言葉は、所内の情報屋として立ち回る奈津にどう響いたのでしょう。

その他もに同室の女囚が、エロ女(平岩紙)整形サイボーグ(橋本マナミ)元ヤン(トリンドル玲奈)詐欺罪(山口紗弥加)ボケ老人(木野花)と賑やかに揃っていますが、以降毎回こうやって論破されていくのでは。エロ女は『本当はもてない』と予告で言われてましたしw 多分老老介護で旦那を殺したボケさんも、本当はボケてないってー。 琴音自身も、実は殺人は冤罪。なのにしていない罪を認めてまで収監されたのは真実を知る為……だそうで、刑務所内で会いたい人でもいるのでしょうか。

イロモノ度100パーセント、半笑いで見始めたのですが案外きちんと楽しめてしまいました。
安達祐実のセーラー服にも驚きましたが、普通に似合っていてさらに驚愕(^^;;;)   韓流スターの引退コンサートにいく為に脱獄しようとした野獣姐御(靜ちゃん)もいい味だしてましたよ!初回のみのゲストなのかな、また出て欲しいです。


「せいせいするほど、愛してる」~6 ☆☆

ヒロイン栗原の母が小林幸子。え。
娘に未亜と名付け、高校時代にNY旅行してティファニーを買い与えるエピソードから思い描いていた感じじゃないのですが……まだ見ぬ父が、草刈正雄みたいなダンディなのかしらん。

さて奥様に不倫がバレました。
「この、泥棒猫ッ!」
ってキッツい。一年半ぶりに目覚めた副社長夫人(木南晴夏)は、自分の不倫が原因で離婚が決まってたことなどすっかり忘れて旦那ラブです。いや海里も、誕生日なんて祝われてないで、妻署名済みの離婚届さっさと見せてやればいいのに(^^;;;) 日陰の身の栗原が、平気なふりしながらどんどん病んでいきますよ。
誕生日当日はさすがに本妻に譲り、翌日には会えるとゴージャスめの手料理やケーキを準備していたのにやっぱり来られないとLINEが来るやいなや、全てゴミ箱にダンク!怖、そしてもったいな!やけ食いで食べ尽くすならともかく、捨てるかー(と画面にツッコんでたら、気持ちはわかるよとその場面だけ見ていた息子に言われてしまいましたよ。母の女子力低すぎ)

しかも、不倫の会社バレでとっさに、ジミーチュウ宮沢と婚約してるんだからナイナイとか要らない主張をしたせいで、社内でそっちが噂になっちゃうわ祝われちゃうわ実母にまで結婚話がいっちゃわ。交際お断りをしたばかりの宮沢とまた顔を合わせちゃって、話を合わせてもらったばかりか母と会食までしてもらった大きな借りはどう返すんでしょう。

会う度ふざけ倒してる宮沢ですが、栗原のことは本気なんですと。……うん、知ってたw 今更、怪我した未亜につきそって大事な仕事をすっ飛ばしたなんて言われなくてもね。
『相手に脈がなしと分かってたら、本気じゃないふりしちゃうよ』
と語るトリンドルの恋模様と、宮沢のそれを重ねさせるため感が強かったですが、いやいやいや、幼馴染&同居人が好きな人と知っててとりあえず寝てる女と、普通にイーブンな恋敵関係を重ねられても。ドラマ脚色の3人同居のせいで、トリンドルが余計に酷い奴になってて可哀想ですね。 あれ、男側にもう一人居たよね、誰だっけw 未亜の元彼ストーカーも出張ってますが、それじゃなくて。

ああでも今や、その元彼よりタチ悪いのが海里の義姉、妻の姉(橋本マナミ)ですよね。
未亜を階段から突き落とし、不倫デート写真(ただ一緒に歩いてるだけw)を社長に叩きつけ、長い昏睡から覚めたばかりの妹を連れ出して不倫をみせつけ意識不明にさせる、その陰で妹名義で借金を重ねているとか。 妹も愛人も殺して自分が海里の妻になりたいのかな。でも残念、海里は色気のないタイプがお好みな様ですよ(^^;;;)

笑いのツボ、もといストレス対策エアギターとカラオケは相変わらず互いに知られず、別々です。いつか共に暮らせる日が来たら、一緒に出来るんだね。って、本当にそんなエンドだったら笑い死にしそう。


「せいせいするほど、愛してる」2 ☆☆☆

しまった、切れない(><)

1話ラスト、早くも不倫開始のキスに少々呆れていたわけですが
「演技だ」
「で、ですよねー」
とあっさり白紙だったじゃないですか。対ストーカー対策w 
ですよねー、まだそこまで惹かれ合うような描写もなく唐突でしたもの! しかしそこからは、お互いに意識するのしないのって!

栗原が得意客森丈一(駿河太郎)にルームキーを渡され、謝罪を身体で……?と勘違いするや、外聞も会食の予定もすっとばし現場に駆けつける副社長。栗原だからじゃない、部下なら誰でも……ってウソw
で、その森主催のハロウィンパーティに巻き込まれ酔いつぶれた副社長の指から、結婚指輪を抜いた栗原……!!慌てふためいてくれたら返したのに、と責任転嫁しつつ指輪は持ち続け、こちらも道ならぬ恋は抑えようとしても燃え上がるばかり。
途中ジミーチュウの広報(中村蒼)が栗原にぐいぐい接近、実は引き抜きをかけられているというのに副社長の心配は恋仲かどうかってことですよw 栗原は栗原で、引き抜きついでに誘惑もしてるそいつより、通り過ぎた社長が女連れなことにショックを受けている始末。当て馬ジミーチュウ、損な役回りです。(栗原は妻だと思っているその女、どうも違いそうでそのうち分かるでしょう)
女友達に愚痴ると、気晴らしのクルーズをセッティング!さすがデルモなバブルっぷりですが、そこに副社長もいたのでは冷静になれずに痴話喧嘩!

そんなわけで仕事に集中できていない二人。何かやらかすだろうと思ったら、世界先行限定販売の製品をプレスリリースするのを忘れ……は、さすがにしませんでしたがw 日付を間違えてましたー! お客殺到のはずの売り出し初日に店舗ガラガラ!!

このピンチ、どうするかと思ったら栗原まさかの急造チラシを駅前で配布w 
手伝う副社長。天下のティファニーが店員びしょ濡れでチラシ、ありえないw 割引券ついてないとその辺に捨てられちゃうよ←上層部に叱られてましたwそりゃそうだ。
しかーし、そこで現れた助け舟。
心は乙女なティファニーファン森丈一が、チョー可愛い限定新商品ゲットと、先日のパーティで会ったイケメン副社長をインスタで紹介してくれてあっという間にバカ売れに~☆ これには、会食さぼって他のパーティで酔いつぶれたと怒ってた役員たちも、ぐうの音もでない。しかも副社長、そこで手柄は日頃から地道に人脈を繋いでいてくれた部下たちのものだとちゃんと言ってくれるんですよー。
うん、惚れたね。
雨に濡れて熱出したのを介抱してくれてのチューとセットで、惚れるね。

ゲイもクルーズもいちいちどこか古めかしくツッコミどころ満載なのですが、出てくる商品が便利グッズや素敵か分からないトレンドファッションでなく、ティファニーってだけでやっぱり浮かれてしまいます。タッキー特に好きではありませんが、酔って寝ている顔はたしかに綺麗よね(パーティの海賊コスプレは視聴者サービスですねw)
同居のモデルと編集者で新人作家取り合ってたり、栗原の元彼ストーカーが副社長の妻…じゃないだろう女と知り合ってたり、枝葉もありますが今回はたっぷり栗原が惚れていくまでを描いていてつい見ちゃいました。
「私を愛人にしてください!」
白昼堂々、屋外で何をw ……まんまと続きが気になるのです。

奥さんの事情(原作では1巻早々に分かってるんじゃなかったけ?)が出てきてからの方が、不倫感背徳感が重たくのしかかるのだとおもうのですが…それまでに見なくなっちゃう人が多いんじゃないのかな。 


「せいせいするほど、愛してる」1 ☆

「お姉ちゃんが邪魔したからだー」って、幼女むかつくw

ヒロイン栗原(武井咲)の勤務先が、原作の某化粧品会社広報から実在のティファニージャパンに変更になってキラキラ度アップ。若向けのネックレス、オープンハートを常に身につけて宣伝しつつ『母との思い出/初めてのジュエリー』とエピソードを語り、更に思い出募集企画を立てるなど物語にも活かしてくるなど、ドラマ側には大正解なコラボだったと思いますが……、副社長が広報社員と不倫始めちゃった点は会社としてオッケーなんでしょうか(^^;;)

さらにはその副社長(滝沢秀明) 、幼女の風船のためにカフェテーブルに突っ込んでくるお馬鹿さんですけど、それも大丈夫ですかw 
 

「冷静に」の決め台詞が出るたびに『着地も考えられない奴が』と鼻で笑っちゃいましたよ。最悪な出会いを演出するにしろ、後に響くほど本当に酷くしちゃダメなのでは。 屋外のカフェで、婚約指輪の箱出して眺めるヒロインも不用心ですがまさか飛びかかられて吹っ飛ぶとは思いませんよねえ。

タイトルが日本語として座りが悪いのは、狙いでしょうから我慢。何事も全力で「せいせいするほど」やり尽くせば後悔しない、と作中で言わせていますので、まあ全力で愛しぬいたというお話になるのかなと。

さておき<出会い最悪の男>が新副社長として登場、仕事を通じて気持ちが近づいていく展開はベッタベタで王道でした。ヒロイン含む女3人が暮らすシェアハウスも、まあお洒落でドラマっぽくていいんじゃないでしょうか。そうだ、ストレス解消に一人カラオケの栗原と豪華自宅オーディオでエアギターの副社長w これは案外趣味が似ているよーな示唆なのか、生活レベルが違いすぎますなのか、どっちでしょう。 しかしエアギターってw

そのうち副社長は既婚と知って気持ちを抑えたヒロインでしたが、諌めたはずの社長の言葉でかえって距離を縮め、指輪を返されてストーカーと化した元カレが完全に不倫の背中を押すという、逆効果の法則がキレイにはまって一話終了。

「妻を殺したって本当ですか」直球でしたねw

タッキーにはごめんなさいうっとりしませんし、お仕事女子を癒すキーワードの数々も響きませんが、コラボしているジュエリーを見たり、頑張ってる武井咲のオフィスファッションを見てるのは楽しいかも。原作に準じるとかなり積極的に性的な役どころですよ、咲ちゃん大丈夫なの?

さて2話からを見たものかどうか…w
 

そうそう、フィギュアスケート選手グレイシーゴールドがカメオ出演。栗原の企画したブックレットのために思い出のジュエリーについてインタビューされ、今は思いつかないわーと答えるだけ、正味10秒です。 でもあのブックレットはチラ見したいわ。ダイスに指輪でももらっていませんかw 


「37.5℃の涙」2 ☆☆☆

逃げてー! 超逃げてー桃ちゃん! 実母実兄の魔の手がすぐそこに(><)


実は放映時に後半(居酒屋から)をまず見てしまっていたので、弁当問題でのヒロイン桃子の『嬉しくって食べてたら、娘さんもいつの間にか食べてた』を多分会社の人たちの様に普通に、”いただきますをして一緒に食事をして、桃子が目の前で美味しそうに食べてたからつられて子供も食べた”のだと受け取っていました。なので最初から見直して、問題の場面にさしかかって唖然愕然。
流しで立ったまま一人で……!しかも泣きながら食べてたんかい! もう鬼気迫る異常な状況です。そこに挟まる例によって悲惨な虐待体験。そっか……兄姉には可愛い弁当をつくるのに桃子の分は常になかったのね……。買うんじゃない、誰かが自分のために作ってくれた弁当が、生まれて初めてだったのね(しかもメッセージつき!) 娘さんと過ごすシッターさんのためについでに用意しただけ、それでも『自分のため』には変わりないものね orz

そんな桃子の脳内はわからなくても、弁当の大切さは……食べないのに毎日用意される弁当=父の愛のありがたみは、説得されるより強く娘さんに伝わったのでしょう。3年前に母と死別、それ以来父朝比奈(成宮寛貴)が用意する弁当に手をつけなかった超頑固な小春ちゃんが、ついに弁当を食べましたよー!


その他、仮病の娘を信じて病児保育を以来し続ける母に安達祐実。本当のことすら信じてもらえずに育った桃子には理解できない状況で、つい良かれと「仮病では…」と伝えて、かえって母親を追い詰めてしまうのですが……(また、そういう時にかぎって本当に胃腸炎なんて起こしてしまうのが子供w) 今度こそ騙されないわよ、キー!と登園させられ、発熱で返されて病児保育の世話に。『嘘をついたから、ママが迎えにきてくれないんだ……」って、いいクスリになってよかったかもしれませんけどw とにかく桃子は、子のウソやワガママを知っていて受け止める親の『信じる』という気持ちの存在を知りました。

上から目線の「お子さんを信じてあげましょう」ではなく「信じるって素敵です」って言われたら、疲れたお母さんももう少し頑張れるかも。 


どちらも、桃子が育ち直しているのと接すると親もまた少し育つってことかな。


もこみち父子は、トリンドルちゃんの園に通ってる子でしたよ! その縁でファミレスで同席なんてしちゃって、夫婦と間違われたりw お互い初見印象は最低ってことは、この先ラブの予感~? いやそれとも、朝比奈さんとですか? まあこの話にラブは別に要りませんけども。毒親毒兄が迫ってくるときに、親身に盾になってくれる存在は是非必要ですよね。
タイトルから想像される、働く母が主人公で苦労する子育て話とは一味違っていて面白いです。

「ある日、アヒルバス」1 ☆☆

安心ドラマw

職をなくした40才の藤原紀香が恋もなくし、なぜか参加したバス旅行で人情に触れてバスガイドとして再スタートだー!うわー!

自殺するJKに、不幸自慢で説得するんです『私なんかアレもないコレもない!』未来への希望を更になくして川へ飛び込む背中を押しかねませんでしたけど、ここはお約束でJKも感激して心を開いてくれるから!見てる方も受け入れなきゃなのよ!うわー!
CM見ての想像から一歩も出ていませんよ。 

もう次回からは、解説を間違えたり乗るバスを間違えたり、揺れたせいで客の膝に座っちゃう等々とお茶目な失敗を繰り広げる新人藤原紀香しか想像できません(><) さぞガイドの制服が似合うことでしょう。


……しかし恋人はいたのよね。もう7年つきあってたのならこれを機に結婚話が出るのは当然で、むしろ「君も子供が欲しいだろ?」などと言うなら遅すぎるぐらいでしょうに。そこで怒って別れてしまうのは、ガチ視聴者にアラフォー女子を狙っているからなのでしょうか。一人で頑張る、お茶目できれいな紀香さまのファンってそんなにいるのでしょうか。
脇を固める先輩に、キムラ緑子とトリンドルw そんなところも安定で、なんとなく見て観光もできちゃうならいいのかなー。様子見です。

「ごめんね青春!」~最終回 ☆☆☆

青春卒業、おめでとう!

楽しい文化祭でした(相撲ミュージカル見たいよ!)

そして良い卒業式でした。


案外芯はベタなんだよねークドカンどらま。感想書きにくいよw でもずっと楽しく見てました。

生徒、教師、街のおじさんたちに至るまでそれぞれのキャラ描写が丁寧で、誰それってならない目配りがほんとうに上手いよね。 

毎回行われるラジオでの『ごめんね』!

校長室に会する一同、みーんなごめんねウナギグッズを持っている事態には笑いましたってw


いずっぱこのハートのつり革から、結婚を決意する蜂矢先生には驚愕w 
でも全然相手の平助が素敵に見えない…と本末転倒なこと言ってたのに。放火の告白には、動揺しつつも結局は、大丈夫!だって私たちは運命の相手ですから!と。

なるほど、気持ちで始まる愛よりも揺るぎないのが運命の愛なのねw


そんなわけで、蜂矢先生に打ち明け、祐子に打ち明け、ついには生徒たちにも打ち明けて頭を下げた平助先生。

放火騒ぎに揺れた地元から逃げる代わりに、潰れた合同文化祭をやり直すために教師になった。14年かかった……と吐露。矢継ぎ早に質問してくる教師陣と違い

「どうでも良くない?」

な生徒たちw 確かに。子ども達にとっては知らない事件だしねえ。

そして14年たつと時効だしw そうでなくても証拠不十分だしw
なんだ、心配してて損したよー良かった 


それでも初志貫徹で教師を辞めた平助。なんとごめんねDJ2代目に就任とか!

確かに授業の様子から、人生相談には充分のれそうですがそれだけで喰えるお仕事かしら。お寺の仕事に一枚噛むのかしら、蜂矢先生と共働きなら大丈夫なのかしらん。
進学に失敗した猿くんもみしまるくんだけで食べていけるのかしら
いろいろ不安は残しつつ、あの幸せな日々を思い出せば大丈夫!と言われたら、 ぐうの音もでないのでした(^^)

「ごめんね青春!」5 ☆☆☆☆

着ぐるみって150cmぐらいなのかー(私も入れるw)
 

中川家のお兄ちゃんといい、古井くんといい、男性としては小柄ですがまさか身長150cmってことはないでしょうけど。 目安の150cmの棒を片手に、きぐるみアクターを勧誘してまわるカリスマw 実は古井くんもスカウトされ、三島のゆるキャラ『みしまる君』の中の人として活躍していたのでした…

なのでみしまる君が応援に来る『箱根まで』駅伝には、ダブルブッキングで出場できず。

古井のために、西高をやっつけようと男女協力しての駅伝だったのに本人出ないなんて(><)


あれ、でも予告で走ってましたよね。

兄坊主一平さんが代わりに入ってくれるんじゃない?


前回を振り返っての壁ドン4連発に大受けw

蜂矢先生は、結婚の決意こそゆるがないものの、いまだ平助を好きになれないと悩んでいるのでした。ええ、問題そこなのw

とりあえず寝ちゃえばとすすめるエロ住職はさておき、そんな問題も蜂矢家姉の家出問題も、困ったことはなんでもラジオのカバDJに相談だ! ローカル色を出しつつ、物語の進行にも役立つDJ校長、この人の正体は…既にバレている気もしますがw


一平が既婚者と知り、分かりやすく動揺するどんまい先生!

この辺も来週あたりラジオに相談しちゃうかな…

「ごめんね青春!」4 ☆☆☆☆

蜂矢先生、乙女だ……w


三島コロッケの誕生秘話に、礼拝堂焼失が関わっていたとは思わず(風が吹くと桶屋がもうかる式w)、ビルケンちゃんと猿がつきあうことになろうとはびっくりで(日本語のレベルが同じw)、更にはまさかの壁ドンてんこ盛り。

あちこち驚いては笑いの「ごめんね青春」なのですが、いやまさか、蜂矢先生があんなに乙女だとは。


よろけた平助の壁ドンで惚れる…なら、まだ分かりますよ。

違うじゃない。
「運命の人だから☆」

まだ好きでもなんでもないけど、結ばれる筈!って。

伊豆っぱこで一日一本しか運行しない、ハートのつり革を一緒に持った、ただそれだけなのに

「運命の人だから☆」

結婚する!ってw

せっかく告白した生徒も、その勢いと訳の分からなさには黙るしかなくて理不尽ですよねw スゴイw’

そして、当の平助がそれを知ったらどうなるんでしょう。

クドカンのことだから、ニブい平助が蜂矢先生を意識するころには、もう運命の相手が変わってるてなこともありえますがさてw

女子校の若い男性教師は男前に見える……あるある。母校の某女子校、卒業生と結婚してる男性教員多い多いw 当時私も妙に化学準備室にいりびたってた同級生←後に先生と結婚とか「ださ」って思ってたw 


そのうち行方知れずの姉も登場するだろうし。

平助兄は僧服で保健の先生に壁ドンだしw

混乱の種はつきまじ。

「ごめんね青春!」2 ☆☆☆☆

「先生は処女です!」キッパリ

同伴の生徒達も『もちろん』そうで、純潔ですか、そうですかw もう黙るしかないよね男子生徒w

で、こういうネタがいきなり来るから親子で見られないんだクドカンは(もう少し育ったらねー)


今回は、ひたすらお試し男女共学の顛末をアレコレ。

男子校に乗り込んだ蜂矢先生は初動成功で完全制圧(軍隊か!)、でも女子校にお邪魔した原平助は地雷踏みまくりの自爆で舐められまくりw そうなった時の女は怖い…のは、女子校出身なのでよく分かります。

ホント、あらすじで書ききれない、書く程も無いアレコレがひたすら続いて面白いというやっかいなドラマですw

そんな喧嘩騒ぎからも、段々に生徒たち先生たちの性格が見えて来て楽しいんですよね。

クイズ王2位3位の邂合w

駆け落ちw

なりすましw

猿とサンダルちゃんのみつめ合いw


海老沢くんてちょっと変わった声質だなーと思っていたら、ラジオ相談来たー。それを14年前に平助もしてたんだ。挙げ句、思い切って行動に移したら、彼女が必死で保っていた最後のバランスを突き崩しての退学原因になってしまったようでした。

そんな思い出を訥々と生徒達に語る平助。なんだそれ、意味わからんとツッコミ続けていた学級委員自らが、最後には

『ちゃんと聞こう』

と言ってくれたのは素晴らしい場面でやっと認められた平助でしたが…待てよw

『タレ河童の話、ちゃんと聞こう』

そのあだ名に決まったんだ…w


『今日も言えなかった』

と菩薩に語る平助。そうか、放火はボクだと打ち明けて謝る最終回になるのかな。それともクドカンのことだから、もっと早くにそれが来て、いや俺だいや私だと別口の謝罪がぞろぞろ出てくる様な話になるのか…w

なにしろ親友べーやんが、なんでもない顔してもう居たw 

ガールズバーに居たw

「ごめんね青春!」1 ☆☆☆☆

面白過ぎるw


隣接しながら互いに相容れない名門女子校と駄男子校。

カトリックvs仏教w

純潔vs質実剛健w

生徒同士はつきあってたりするのにね。高偏差値の西高生となら目をつぶっても、お隣の東高とは絶対にダメと取り乱す学長シスター(斉藤由貴)もシスターなら、超ヒステリックな女教師蜂矢(満島ひかり)と気弱な男子校教師源平助(錦戸)のやりとりは圧倒的です。蜂矢、生徒指導に自転車で爆走w


実は平助先生は、東高出身。現代の合併騒ぎ(生瀬さんの適当校長最高w)と平行して、平助在学時代の苦い思い出が語られます。

蜂矢さんへの失恋&親友の裏切り&失火のタッグ。

14年前を錦戸くんは本人が演じてるのに、蜂矢先生は何故他の人が…と思ったら、別の蜂矢さんで姉妹なのね。

あの頑な態度は、蜂矢さんにも何か心に傷があるのかもしれません(姉が、東高生と校舎屋上デート中に全焼火事にあった上に噂まみれの退学で失踪ってだけでも充分かorz)


実は我が家も、男子校出身&女子校出身夫婦ですので『別学あるある』には反応しまくりですし、いろいろ学び損ねたことってあるなと思ったり。

「今は誰ともつきあいたくない」=彼氏はいないけどお前はイヤ

この訳w そうか、あのときこういえば角が立たなかったのかw

「行けたら行く」

これも、自分なら行かれるか半々の時に使う言葉なのですが、子ども達はきっぱりとソフトな断り文句だといいますからw 関西弁な言い回しだと思っていたのですが、そうじゃないのね、私の対人スキルが低いのねw


で結局、3年生のひとクラスだけ、半分ずつ入れ替えて共学お試し!ってw

大学合格率や成績がどうなるのかを、我が子で試してokな親がいるもんかと思う現役受験生の親ですが、まあこのドラマにリアリティを求める無粋な人もいないでしょう。

純情可憐な筈の女子校生徒の実態w


これから巻き起こる騒ぎや摩擦や良い話が楽しみです(^^)


「ロストデイズ」1 ☆☆

ロゴの流血雪だるま「血だるまくん」可愛いw でも怖いw


わーい卒業旅行だ!スノーボードだ!

大学生が集まって惚れた腫れた、最近こんなの珍しいよねーと思って観ていたら、サクッとナレーションで思わせぶりが入りました。これから誰か死ぬらしいですよー!

そう思って観てると、別荘の兄貴も停電も、殺人犯もトリンドルのキスも、何もかも怪しく見えてきて楽しさ倍増でした。この先、雪山の山荘つまり密室で疑心暗鬼が始める模様でワクワク。


でも一話でまだ死なないのは、待ちくたびれたかもw

あと、モテないくん(瀬戸康史)とモテモテくん(吉沢亮)に大差ないのもなんだかな。 
醜男を出せとはいわないから、もうちょっとこう眼鏡とか髪の色とか分かり易い区別を……と、メイン俳優をよく知らない段階で既に、このドラマのターゲットじゃないのでしょうw 

「ダンダリン 労働基準監督官」1 ☆☆☆

お仕事ドラマ。


主人公段田凛(竹内結子)が普段から行進する様に歩いたり、不満がつのると唸ったり。およそアリエナイ描写が戯画的ながらも、労働基準法の遵守をガンガンと主張していく様子は応援したくなります。

堅苦しいスーツや作業着に「マルサの女」を思い出しながらも、タイトル=名前で覚え易いところは「半沢直樹」の系譜でもあるかもー。


冒頭はいきなり、主が不在の段田凛の部屋。過去形で語らう同僚の面々。

まさか死んでないとして、左遷になったか刺されて入院かw 多分最終回直前あたりにこの時点にまた戻り、その左遷だかなにかの撤回が成功して終わるんじゃないの?

初回にはまるでやる気のない、上司:北村一輝に同僚:松坂桃李。この辺も、段々と感化されていくんじゃないの?

と、全体の枠組みはベタなのですが、労働基準局がそもそも馴染みがないのでお話はベタでオッケーです。


毎回変わるだろう問題ブラック企業の、サービス残業も横暴な上司も、それでも辞められない社員の家庭の事情も身近でよく聞く話で親近感。

で、ダンダリンが登場!

といっても『指導』をするだけ。突然労働条件が改善されるわけじゃなし。かえって追いつめられることもある様で……大事なのは労働者本人が本当はどうしたいのか、なのでしょう。そこに法律がどう関わってくるのか、興味が湧いてきました。

羊の群れが空気を読み、黙ってサービス残業している中で

「残業代下さい!」

と声を上げる勇気が、さて君にあるのか?

楽しみながらお勉強になりますねー。脱税でも恐喝傷害でもなくても、残業代未払いで社長を逮捕、できるんだー。ふむふむ。


しかし一番印象的だったのは、可愛いトリンドルちゃん。

困った時にはとりあえず泣くw 女の涙を仕事に使いまくってはばからず、周囲も呆れながら便利に使ってる=有能ってことね? 今までのどのドラマ出演より、はまり役じゃない?(てか、いっそこんなスイートな娘ッ子に、唸ったり地団駄踏んだりのダンダリンを演じて欲しかったかも。若すぎるかw)


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