ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

きたろう

「釣りバカ日誌(2)」6 ☆☆

今度はこっちに「孤独のグルメ」五郎さん来たw

物語は『佐々木課長、惚れられる』
取引先のやり手女社長、異名はアナコンダ(大地真央)への接待に、なぜかハプニングバーを採用。暗闇で五感を澄ませて料理を食べる趣向だそうですが、わがままアナコンダがパニック!
「この店買い取るから、電気つけなさーい!」
と騒ぎ倒れこんだところを……夜目がききまくる浜ちゃんががっしり手をとり、助けられて胸キュン☆ でも「大丈夫ですか」と声をかけたのは佐々木課長だったことから勘違い。 さらに佐々木課長は、照れる女社長が惚れたのは浜崎と勘違い。「恋人を見定める」と呼び出され、佐々木課長の恋人と思われたままディスられたみち子さんは激怒だし。勘違いが解けたら解けたで、既婚と今更言えない課長は、穏便に向こうから嫌われようとデートを重ねつつも段々、扱いの悪い今の家庭よりアナコンダに愛される方がいいような気がしてくるのですが……。
ハイもちろん、浜ちゃんに手をとられる機会があって取り違いが判明。100年の恋は一瞬で冷めたのでしたw

冒頭、ハプニングから結婚指輪をなくした課長。おかげで未婚に見えちゃった一方で、鬼嫁は指輪がないことに気づいてもいないと愚痴っていたり。うまいベタでした(^^) ちなみに店のチョイスは営業三課女子のおすすめで、予約取りにくい店だけど店長知ってるから大丈夫!とは、いろんな意味で使える社員です。 浜ちゃんが夜目が利く理由「夜釣り行ってるからかなあ」には笑いました。
そして、女社長からみち子さんへの無礼のお詫びが、高給でのフォトモデル。浜ちゃんも一緒にとられたウェディング写真を見て、例の近眼准教授がショック受けてましたけどねえ。ショック受けて終わりなぐらいなら、出さない方がいいのに。まさか来週予告のプロポーズ、その続きになるんでしょうか。

と、いつも通りにそこそこ楽しい回でしたが、最後に嬉しいサプライズ。かづさ屋に五郎さんご来店~!
みち子さんの魚料理に、たっぷり間をとり心の中で賛辞を述べていたところ寄ってきた店長(きたろう)が
「あっちでみんなで食べましょうよ」
もうスーさんは「背中が孤独」とか「いつもお食事はお一人で?」なんて、あっちのドラマを意識したアドリブ入れてくるしw 皿も勝手に移動され、ワイワイと取り囲まれる井之頭五郎、勝手が違いますw 心の中で
『うーん美味し…』
と思ってるところで肩ボーン!
「ね?美味しいでしょう??」
と叩かれてむせるし、食べてる口おさえながら返事しなきゃだしw 楽しい場面でありつつもお互いの食事場面を否定しあっているようでもありw 
(「孤独のグルメ」知らない人には、終盤で謎の人登場。どう見える場面なんでしょうねえ)


「タイムスパイラル」~最終回 ☆☆

とにかくGacktに持って行かれましたw


序盤では、黒木メイサに猛アピールだったGackt。

「君はボクを好きになる」

と初対面で言いましたからね(><)

しかし幼少時、誘拐された時に助けてくれたおにいさんだというので、てっきり彼女狙いで時を超えてまで来たのかと思いきや、バイオリン少女が現れた頃から別の話になって来ます。

曰く彼は難病を患うバイオリン少女の兄で、新薬開発の歴史をねじ曲げるためにメイサを助けたし、成長したメイサに近づいたのはメイサの恋人の目を妹の方に向けるため、ですって。


どういう仕組みか、2020年から過去に跳んでは妹のために歴史を替えるのにどうしても妹は死んでまい、何度も何度も哀しい想いをすることになるGackt。

いつしか本当にGacktを愛することになったメイサは…と物語は続いていきますが、そのあちこちの時間あちこちの場所に現れるGacktを皆がとてもよく覚えていて、そりゃあの化粧あの容姿、あのいでたちなら去年でも10年前でも忘れられないよねと納得で笑えて仕方がありませんでした。なんて素晴らしい配役でしょうw


最後は妹もメイサも生きている大団円。

しかもトラウマによるパニック発作も多分消えていて、仲良くピクニックしたいい記憶だけ残っていてよかったよかった。


「地の塩」2、3 ☆☆☆☆

「真実は作るものです」

捏造告白、キター!


当時、あのタイミングで「発見」がなかったら、研究費が打ち切られていた。そんな勝手を熱く語る神村。なるほどですが、嘘は嘘でしょう~。

しかも「君にだけは言っておこう」って、迷惑もいいところです。警察相手同様に、嘘をつき続け信じさせて欲しいものです。だいたい、何故彼女(マスコミ)に。美人だからかw

既に町おこしでハッピーな人たちの笑顔を壊すんですか、とか言われても、ねえ。それはまた別の話だし、いつか本当に本物の遺跡が出て来た時に信じてもらえないのでは…←助手(田中圭)が疑い始めてるので、次回そんなことになりそうな。


そして殺人犯も現場を掘りまくり。

遺体を埋めた時になくした腕時計は、既に神村先生が発掘済みなのに(本当に引きの強い…w)そうとも知らずの夜なべ仕事で、神村の捏造現場を発見かと寄ってきた学者さんを殺しちゃいましたよー。

神村が口を塞ぎたかった男の死。

その手には神村の手袋……って、出来過ぎですからw 発掘現場に置き去りなのも、神村の犯行なら絶対しませんよねw


さて、盛り上がって来ました。


映画「樹海のふたり」 ☆☆+☆+☆

ただ死にたいなら家で死ねばいい。

なのに樹海に来る人は、迷って声をかけて欲しがっているはず。


……と、観光ルートを外れ彷徨う人を追っては取材し、TV番組を作るフリーランスのディレクター阿部(堤下敦)と竹内(板倉俊之)。富士山のふもとに広がる樹海を、歩き回り死体をみつけ、遺書や大金をみつけ、死にたい人をみつけ、時には罵られ、時には感謝され。彼らの人生だって決して順風満帆ではないのに、なぜ樹海に通い取材を続け、人を救い続けるのか。

前半にはひたすら取材の様子が綴られますが、移り変わる季節とともに親の介護や障害児の世話、生活費の工面といった家族の問題が露呈し、彼らの迷いも描かれます。


特に竹内は、3人も子供が居るのに何週間も泊まり込みで仕事って妻に育児丸投げ(><)

「大切な時にはいつもいない」

なんて妻(遠藤久美子)に揶揄される様に、その昔帰宅したらガスの元栓が開いていて一家心中直前だったことまであって、仕事優先の日々は逃げかもしれないのですが……。


自殺者探しが、ただの取材から次第に人助けに変わって行くのとシンクロする様に、竹内の自閉症の長男は樹海の絵を描く様になり、家庭に笑顔が増えていきます。いかにも恐ろしいイメージの樹海も実は、恵みのわき水もあるただの森なんですね。終演には、心に温かいものが満ちてきていました。

助けようとした相手(きたろう)に騙されても、相手を赦す竹内の
「人を騙してでも生きようとしている。生きる事は真実だよ」
という言葉が耳に残っています。


ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてスカパー!映画チャンネル賞受賞。


と、ここまで頑張って普通の感想を書いてみましたが、そもそもインパルスのファンで主演:インパルスだからこの映画を観た私。ファンの欲目を引いたらどんなものなのか、友人に勧めてもいいものなのか、さっぱり判断できませんがどうなんでしょう。

しかも自閉症の子供はめちゃ身近で(トイレ流しまくりとか、あるあるw 黙って4万円分も流させてあげる親はそういないけどw)、その子が打ち込めるものをみつけられたことも、それが父親と共有できる体験だったことも、もう我がことの様に嬉しいのです。自閉症に特徴的なおうむ返しの会話にも、苦笑でなく可愛いなあ!と夫婦で顔を見合わせて、吹き出している様子が嬉しくてたまらないのです。
家族の場面を撮影中に板倉さんが、結婚したくなったというのも納得の家族っぷりw 

(自閉症に「回復」という言葉を使っている部分はひっかかりますが、周囲も本人も困る問題行動が減って行くことそのものを指していると思っておきます)


更には、一緒に居る時はそっけないくせに

「お前でなきゃダメだ」

「ふたりで一人前だな」

と言わせる阿部と竹内の絆も、インパルス2人のファンとしてはもう嬉しくて、よくぞ共にキャスティングしてくれましたと感激ですよ。

そりゃ主演のふたりが瑛太と小栗旬だったらもっと話題にもなるし演技も安心できるだろうけど、この映画にはあのふたりで良かったですよねえ?
烏丸せつ子の胸元を覗き込んだり、なくしたテープを取り戻す阿部に(←特にこれは、それどころじゃないだろうという深刻な場面なだけに)クスッと笑えたのも本職で鍛えたお笑い力かと。あ、疾走する佐川男子な竹内もw


竹内が命を助けた高校生が、ラストシーンで画廊にいたのには、鑑賞2度目に気がつきました。また会ってくれたんですね、愛想悪いけどいい奴なんだわ竹内(そんなところにも、板倉俊之本人を重ねてファンとしては以下略)


密かな萌えポイントは竹内の結婚指輪w ぶかぶかで第2関節にひっかかってるのw

子どもたちに出迎えられての笑顔もいいんですよーん(堤下ファンは、もっと直接的なエロエロをお楽しみくださーい)


ちなみに見終わってパンフレットとCDを買っていたら、常連らしき紳士が売り場のお姉さんと雑談開始。

『お笑い芸人らしいのに、ちっともふざけてなくて、いい演技だったなあ』

ほ、本当ですかおじさま!台詞まわしが多少アレかとファンははらはらしてましたがオッケーでしたか? そして、そんなふたりの本業の『ふざけている時』も是非観ていただきたいのですが!!

(追記:ところで終盤、樹海を訪ねる竹内親子の白装束。私は巡礼を表現してるかなと思ってみていました。それとも浄化された存在になったとかw あれだけ脇の配役にこだわり、劇中のアウトサイダーアートにこだわって発注に満足できずご自分で描きあげる監督の作品で、なんとなく白着せてみましたってことはない筈)

最後に、ビニールテープの道しるべはお役立ちで膝をポンでした。リュックに下げて自動的にくるくる巻き出せる仕掛けがナイス。しかし途中で切れたのが分かったとき、どうして2人とも引っ張るんでしょうw そのままにして、切れたところまで戻るのが先でしょう、だから道に迷うんじゃないですかー。


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