ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2009冬ドラマ

「浪花の華」8☆☆☆☆

「大阪が教えてくれた」
正解は1つじゃない、悩んだままでもいいと。
初回では嫌いだといっていた大阪とそんないい関係になっていたかと思うとじーんと来ましたね。左近との語り合いも、自分の得意分野については一歩も引かない章、立派になって(><)

今回奉行所のつっこみが鋭くて笑いました。
「事件には必ず一枚噛んでる」 確かに!
「鉄砲傷に詳しいのか??」 も、内緒よね(笑)

そんな中、江戸に行く機会を与えられても今ひとつ煮え切らない章だったのですが。またもや事件に巻き込まれ、おかげで余計に背中を押される構成は素晴らしかったです。なるほど!
撃たれたのもびっくりしたー。
それを、左近がいつものクールをかなぐり捨てて心配してくれたんですから。想い合う気持ちが通じたかと思えば、未練なく旅立てる……のかも。

それにしても、撃たれた死体をほったらかしに見つめ合ってるお二人の状況はちょっと気になっていたのですが。まさかああなるとはー。
大変な事態で次回への引き。
最終回!
なんと左近を抱き寄せる章なんて予告もあってドキドキです(><)

いつもいつも、章の危機には駆けつける左近、左近の危機には若狭。だったら若狭を章が助ける回もあったら三すくみで楽しかったのになー。もう終わっちゃうんだなー。

原作本を買ってきました。終わってから読もうっと。

7話 6話 5話 4話 3話 2話 1話

「ヴォイス」7☆☆→☆

お金は気持ちよく払おうよー(><)

いっしょに見てる家族に紅葉おろしの説明したり、雑談する目覚ましにドン引きしたりしながらも、やっっっっっと死者の声を聞く物語に巡り会えたなーと、結構感激してたんですよ。
便利な洗濯機買って、犬飼って、得意料理作って。あとに残る夫(石橋蓮司)の為に、先立つ自分が思いつくことを全部準備しておいてやろうだなんて泣けるじゃないですかー(連れ合いに内緒って自分ならあり得ませんが。痛がりだったそうで、死んでもいいから手術したくないとか?もう本人がそう決めてたならそこはスルーするしかないですが)

なのにあんたら、遺族の旦那さんに特注したオーダーメイド靴の支払いでぐだぐだ揉めるなんて!挙げ句
「無料でいいじゃん」
だなんて、職人仕事をなんだと思ってるの、最低過ぎるー(ので☆1つ減 ><)あんなにきれいな靴なのに!
まずは気持ちよく、有り金はたく姿勢はみせようよ2,000円でも。それなら、約束が違うわよ、と出したアキの財布にも3,000円ぐらいしかなくても、旦那さんの方からローンを言い出してくれたかもしれないじゃない。
そうしたらまた会えるんだから!!←こういうクサさは、このドラマ向きだと思うんだけどなー。

次回はボンボンがB型肝炎に感染?解剖のせいで??
いつも気絶の羽井君のトラウマも、今回語られそうで肩すかしだったのでまあ次回もみると思います。

「ありふれた奇跡」7☆☆☆

無精子症じゃない?とおばあちゃん。

……未婚の男性がそんなこと調べないでしょう普通(オタフク風邪で、系不妊なら親が知ってるだろうし)疑うなら不能の方ですよ! もとい、自分の娘の方でしょう。生理が不順だとか、未婚でもサインがあるのは女性の方ですから。
でも、
「可奈は健康なんだから!」
と、鼻息荒いんですよねこの家族は。
少なくとも、海外旅行直後はしばらく不調だったんじゃないのかなあ。そして死のうとして……結局できなかった直後もおかしかったんじゃないのかなあ。
そもそも日本で堕胎できなかった理由の1つが同居の家族でしょうから、分からないように必死で隠した結果かもしれませんが。この先事実を告白された時、傍にいて気づいてやれなかった自分たちに、
「死のうとしたことがあるんですって!!」
等々の、翔太に浴びせた全ての言葉が跳ね返って来るのにと思うといたたまれません。
(お父さんがボロクソにいうのは、娘をもらいに来られた親の常としてあんなものに思いますが 笑)

全てを知っている翔太の家族。何も知らない可奈の家族。いろいろな形があるものです。

しかしパンフレットは余計なお世話。
藤本の気遣いというよりは、単に親にみせるためのグッズになってしまっていたのもヤな感じでした。

「銭ゲバ」6☆☆☆☆

いやもう、悪いことしかしてないよ風太郎(><)

社長としては、派遣を正社員にだの子供を雇う(??)だの、出自を活かしたパフォーマンスで好感度アップな様ですが、それを
「俺をもうけさせるためのエサずら」
といってる舞台裏、もとい社長室をこっちは観ちゃってますからー。
せっかく味方をしようとしている茜にも
「目障りだ」
と邪険だし、メイドのはるちゃんは夜の森で脅して訛りプレイだし(同郷なんだ!!)
刑事には奥さんの治療費だと、痛いところを狙って金を積む。受け取らずに殴ってきましたよ!!
(傷害で訴えたら、刑事クビじゃないのかなー ^^;;;;)
血まみれの笑顔がまた……前回のジョーカー笑いと並ぶ悪い顔。およそ主人公のする顔じゃありません。素敵すぎる!

かと思うと、お墓の前ではまるで子供の顔。
「お友達」に倣ったんだか、お母さんのお墓を建てて話しかけていましたが、天国にいる母と地獄行き決定の自分とはもう2度と会えないと泣く。もうせっかく金持ちになったのに幸せじゃないなんて、どうしたらいいのやら。

お母さん似のホームレスの世話を焼いてみたり。
……これが、緑似のキャバ嬢を囲うのなら抱けばいいんで話が早いのに。お母さんを求めているんじゃ、相手もこっちもどうしていいのやら隔靴掻痒。挙げ句、持たせた大金のせいでホラ、ろくなことになりゃしない。

お父さんにはなんと10億!!
ちゃんと使う暇を与えてやるところが優しい息子ですが……トンズラは許されない。さて、何日で死ねばいいんでしょう??

とその間、ずーっと惚けていた緑さん。
舐めるようにささやく風太郎がエロ素敵だったので、もうちょっとあのままでいて欲しかったです。
まさか演技にしては長すぎというか、ノープラン過ぎる(><)いいタイミングで警察来るから、連絡とってグルかと思ったら別件。バラした途端に逆上殺害、という事態もありありだというのにノープラン!!録音も無しですか??……だからこそ、みんな騙されたのかもしれませんが。
この先どうするんだろう??

刑事の奥さんを突き落としたのは、定食屋兄でしょう??
アリバイがすぐに分かって釈放になって、刑事が信用をなくして他の容疑もじゃあ違うねーな流れになるのかなーと思うのに、予告ではブタ箱場面が長いですね??
ああ今から来週が待ち遠しい!!
(全然ドラマみない友人が何故かこのブログを読んでくれていて、今季は「銭ゲバ」を一番熱心に書いてるね、ですって。そうなのよー!!)

5話 4話 3話 2話 1話

「浪花の華」7 ☆☆☆

「もう二度と、刀を手にするな」
いずれ医師として、人の命を救う身なんだから。と章を諭す左近。優しいなあ。
……その前に、一度
「馬鹿野郎!」
とぶっ飛ばしていますけど。
実際、役立たずなのに斬り合いの場でうろうろし、女の子は家にいたらいいのにといわんばかりのバカはもう一度キュッと絞めたって良かったんじゃない?

でも”助けたかった”とただただ身の安全を案じられるのは勝手の違う体験なのかも。
それは、常に傍で闘い守ってくれる若狭とは全く別の気遣いだから。

前回弓月王に告げられた、若狭と左近の関係。
今回、「それでも許嫁ですか!」という章の言葉に特に異論ははさまれないってことは、本人も了解済みなんだ?だからといって、特に抱き会う2人を目撃しちゃう訳でもなく。住む世界が違うなりに、突進している章です。
(闘う妻を治療する夫。ジャガー横田夫妻みたいなのもいると思えば、案外似合いの2人かもしれません)

えーっと、以上が捕らえられた左近を救出に行ったときのやりとりについてです。
じゃあ何故捕らえられたの?誰に?という部分が本来の事件になりそうなものなんですが、木綿問屋と奉行の裏取引がどうこうとか、印象薄かったです(左近への拷問も……手ぬるく済んで良かったー^^;;;;;)
章に詰め寄られた若狭が
「誇りがあるから、命を賭けられる」
と、自分たちの絆を語る場面も素敵だったのに、じゃあ章が命を賭けて守れるものはこれだ、という答えが描かれなくて残念(ああ、それが現時点では”左近”になってしまっているということかもしれないけど……守ってないもんなー ^^;;;;)

「青二才!」
と若狭が章を怒鳴りつける場面。貫禄の若狭に対して、あまりにはまる章の形容なので笑ってしまいました。

江戸での勉強を勧められる章。
いよいよ別れの時が近付いています…。

6話 5話 4話 3話 2話 1話

「浪花の華」6 ☆☆☆☆

うん、かっこよかったよ章!!
「人の命に関わるものを、商売の道具にするな!」
医師を志す章だからきれた啖呵です。
ここから、種痘を広め人を救うことに一生をかけた緒方洪庵が始まったんだなあとしみじみ。
「先生」と呼ばれる人になっていくんだね……(^^)

と、和んでいたら左近どの、撃たれる!!

刃物を焼いて銃弾を取り出すって良くある手当の場面ですが、見守る若狭だけでなく、手当てする章まで辛そうで、観てるこっちまで声が出るような”痛い”場面でした。

若狭にすがる左近殿の手がなんか色っぽいわー
……と思っていたら、なんと許嫁??

弓月王に釘をさされて、呆然とする章。おやおや誤魔化しもしませんね。

5話 4話 3話 2話 1話

「神の雫」6☆☆

「待っていたよ。雫」
おおおおお、ついに呼び捨て!
単に葬儀の席で、実は異母兄弟がいましてねーと引き合わされていたら実現しなかっただろうこの絆を、ワイン対決を通して作り上げてしまったのだから、我が儘で迷惑な父でも一応はいろいろ考えた末の作戦だったのかもしれません。

我が家での位置づけは既に、ネタドラマ。
一青さんの
「おおおおおおおお」とか
ガシャーン(またなんか壊したよ……)
を楽しみながらそれぞれ伝票整理とかアイロンがけしている時間になってしまっているのですが(笑)
この場面ばかりはちょっと胸を熱くしました。

失踪した雫の為に、仲間が寄ってたかって力を貸そうとする展開も(役に立ったのかはさておき)ちょっと良かったです。人徳人徳。
そして、みやびちゃんが代理で書き写してきた使徒のヒントに
「こんなので今まで探してたの??」
全くだ(笑)

一青さん側の妹が再婚してから生まれていて、彼もそれなりに幸せに育ったらしいという情報にもちょっとホッとしました。
失明の危機は……。
ワイン味わうのに支障なければ彼は大丈夫かも。

「相棒7」密愛 ☆☆☆

わー、右京さんが自らの失敗した結婚の話なんか語ってるー(><)

フランス語では永遠の別れの際にAdieu アデュを使い、いつかきっと会えるならAu revoir オ・ルヴォワを使う、とその昔習ったのを思い出しました。
東京に戻る右京さんはオ・ルヴォワと挨拶をし、恋人を殺した先生は扉を閉めてアデュとつぶやいてましたね…。
何ちゅーかフランス語ってあれこれ決まりが、私が他に知る日英スペイン語より余程厳格な印象で、そういうところは右京さんに似合う感じですが「文学」で恋愛というところで単位落としちゃうんのでしょうか(^^;;;)

右京さんと大学時代の恩師との丁々発止。
右京さんを
「可愛い子♪」
扱いする美貌の恩師に岸恵子さん、さすがの貫禄でした!!
ここに亀ちゃんがいたら確かにちょっとおじゃま。でもプライベートでの依頼ということで、退職などする以前からでも、こんな右京さんだけ、亀ちゃんだけの人間関係での事件発生はあっても良かったのかもーとちょっと思いました。
(それって「相棒」じゃない??)

そして至った真相は……もうちょっと藪の中が良かったかなー。
少なくとも、先生が実は恋愛に奥手で、コンプレックスがあっただろう、なんて推測は完全に憶測の域でオイオイ待てやと。観たこともないアザの妄想するより、単に年齢差で自信をなくしちゃ駄目ですか。
でも全体のけだるい雰囲気は素敵でした(^^)

疑心暗鬼の末、聞かなくて良かった言葉を聞き、知らなくて良かった絶望を味わい、共に生きられた人を殺してしまう顛末は哀しかったし、それを闇に葬るべきではないと掘り起こすのはいつもの右京さんです。

そして、また妙なもの検査させられてる鑑識さん、可哀想(笑)
どっかの名店のブレンドも、米沢さんの腕にかかれば分析可能ってことですよね??ホントに私用で使っていませんか右京さん??(笑)

「キイナ」5 ☆☆

今日も”不可能犯罪”ならぬ”心霊現象解説、おまけに事件”でしたよー(><)
”ドアの影に”とな orz
いっそ、その時間は手術中でした、ぐらいの不可能を期待してるのにー。

看護士死亡=医療ミス?
それより普通、痴情のもつれじゃない?吹越満じゃあり得ないですか??院内の噂も知らないぐらい、ハブられてるからですか?(笑)
そんな今季5役目の吹越満(まさか全部見てる奴なんかいないと思われているんでしょうねー)、語るに落ちる隠蔽工作を職場のパソコンで書き込むとは、うかつすぎてびっくり。

もう、やさぐれ課長の過去が徐々に判明し(やっぱりキイナ向け犯罪に関わってましたね)、工藤さんにはふられた訳では無いらしい、以上2点が判明したところだけが観て良かった点。
つまらない訳じゃないけれど、目新しいことが何もないんだもの!!
(遺体の生い立ちから推理始まるところもまるきり「ヴォイス」、パロディする必要もないぐらい ^^;;;;)

キイナがもの知らずなのも気になります。
”ブロッケン現象”ぐらい普通知ってるでしょー?少なくとも”奇妙なこと”が好きで本読む人ならば(右京さんは間違いなくご存じ 笑)
まあ、視聴者の為の説明場面な訳ですが、それならエリートくんに教える形でいいじゃない。

工藤さんにいろいろ教わるキイナは可愛いんですけどね。
あ、工藤さんが好きだから、知ってることもハイハイ聞いてるんなら可愛い♪(←それを「さっき知ってた」とばらしそうなエリートくんに、こっそり肘鉄くらわしても、可愛いかも)

「超人ウタダ」3 ☆

で、ウタダはいつ超人になるの?
それとも
「俺は人を殺さない!」
からなれないよ、という話なの??

西村さん演じる腐った上司はとっても素敵なんだけど……
冷酷な鈴木砂羽もいい感じだけど……
今回の犯罪もとっても嫌な気持ち。
犯人が捕まりゃーいいってもんじゃないよね。

有名人殺人と一般人監禁の対比。行くはずだった捜査のTV中継音声と並行して、こちらも犯人を取り押さえてるウタダの捕り物は面白かったです。

あとは、女の子ねちねちいたぶる事件ばっかりじゃなくて強盗とか爆弾仕掛けるとかそういうスカッとした事件と組み合わせられないものかしら。
(「打撃人類」の不愉快さとそっくり。灰汁の強い原作者なんですねー)

最後ウタダ刺されて驚いたのに、予告でピンピンしててがっかり。

「相棒7」男装の麗人☆☆

あれ、「おしゃれ工房」(今月はウッドビーズ刺繍が気になってます)司会の人だー、奥山佳恵? この可愛い人に男役をさせるぐらいなら、いっそ亀山嫁の方が凛々しくて似合うと思うのよ、「超人ウタダ」でも凛々しすぎて怖いですからねー。

てな訳で、ネタはまるきり宝塚。
たまきさんに連れられて、女の園をかいま見る右京さんは嬉しげでしたね。その昔の映画といい、2人でツレだってどこかに行くとろくなことない感じではありますが……。
今回の殺人は舞台上でなくパトロンの自宅。

パラの花粉がどーしたってさ、風呂上がりに花瓶に近寄って、抱きしめて香り嗅いだっていいじゃない。(しかも今日届いたばっかりなら!)
と、第一の推理に納得がいかないままどんどん話は進み、最初の痴話喧嘩はミスリードでしたよ、の頃には女の友情に頷くしかありませんでした。そうかー、それなら殺したって仕方……ないの??怒らないの右京さん??
2人も死んでるのにー(あ、舞台装置さんは自殺か……)

舞台生命を奪われた、という方もすたすたと歩いていて別に支障がありそうでもない。例えば片足悪くて杖が必要な……と、しちゃうと男装のトリックが崩れちゃう訳ね。
その辺も推理ものとしては弱いところ。

でもこの、親友を肯定するあまり殺人も許す関係は、あのまま一緒にいたら亀山くんが右京さんの為に陥っていた暗闇かもしれない、と思うと深かったり。

「銭ゲバ」5 ☆☆☆

お、お義父さーん(><)
そうだ!社長じゃなくて桔平パパを殺してもらえば良かったんじゃない?←既に善悪良く分からなくなってきています(^^;;;;)

結婚式はいつの間にか済んでしまっていました(笑)盛大にしたんだろうなー。
そしてちゃっかり、社長の右腕となってお仕事しちゃってるスーツ姿の風太郎くん。

素朴な疑問その1
「そのままじゃいけないの?」
は、視聴者も聞きたくて、さすがの桔平パパだって思ってることなんだけど。
駄目なんだろうなあ。いくら好かれても、息子扱いしてもらっても、
「金持ちの息子でいるのが嫌になって」
「金で買えない幸せもあるなあ」
なんて思っちゃった人間とは一緒に暮らせないんだろうなあ。定食屋での会話は、そこだけ見たらとても良い場面だというのに、殺人計画実行を止めるには全く逆効果だという悲しい場面でしたよ(><)
(そういえば先週の冒頭も、そこだけ見た友人が「清く貧しい青年のいい話」だと思ってたなー ^^;;;)

でも新妻は
「風太郎さんが人殺しでも全然構わない!」
と吹っ切れていて、ショックな緑さんには悪いけど、騙されている一方でなくてちょっとホッとしたかも……。

そして銃声が。

悪いピエロの様な最低の笑顔が、なかなか聞こえない二つ目を待ってまた歪む。あのダッシュ、何のために駆けつけるつもりだったの風太郎、「ともだち」を助ける為??それともとどめを刺す為??

風太郎に利用されながらも、彼なりに納得して死んでいったらしい元派遣くん(柄本時生)が哀れでした。
せっかくのあぶく銭ですることが、豪遊でも逃走でもなく。自分も入る両親の墓をたてて、「ともだち」の為に死ぬことだなんて……。

金を撒く場面はちと長すぎで、見つかっちゃうだろー(あの女子高生にみられたし)と思いつつ、鬼気迫るものはありました。
まさかの緑崩壊、もう社長就任。
たったの5話での早すぎる展開には、定食屋パパ同様戸惑いますが。本人にも止められない何かに突き動かされている様でもあります。

今回、”そんな大事なこと”を告白する場面がすっぽりなかった様に、このドラマ時々大きなことを省くんだけど(茜の時計話後半とか、白川くんの最期とか)、そこが逆に巧いなと思います。無理矢理なことを見せられてツッコミ入れるより、それを聞いた元派遣くんが納得した事実の方が大事な訳で。

来週一体どうなっちゃうんだろう……。

4話 3話 2話 1話

「ありふれた奇跡」6 ☆☆☆

……そういうことだったのね。

現在の可奈さんの生真面目さが(仲間ちゃん自身のイメージとも重なって)、婚前交渉で妊娠して外国でサクッと堕胎する様な娘さんに見えないので戸惑いはあるんだけど、
「自分自身のせい」
という今までの言葉の通りではあって、納得(レイプとかじゃなくて良かったんだか何だか)
相手の男は、妊娠したこともきっと知らされてないわけね。
過剰掻爬?が具体的にどこまでかは語られませんが…。

で、それを伝える可奈も、受け止める翔太も真剣なだけに、もどかしくてハラハラ。
「子供は持たない」
と言うことが誠意だと翔太は思うけど、可奈は
「私は欲しい」
からこそ苦しんでる、このすれ違い。

しかもおばあちゃん(八千草薫)の孫を待つ気持ちに、水を差すなんて!可奈を庇うつもりの暴走が痛々しくて。それが家族間の問題に発展してしまうとは、若い当人は思ってないところでまたハラハラ。
こういうこと、「家族の問題」になっちゃうんだよー。そしてこじれるんだよー(><)
(初対面を装う、父親同士のご対面は笑いどころでありながら、やっぱりこじれたし)

翔太のダメダメな母(キムラ緑子)でも、子供を持つすばらしさは否定しないところがこのドラマらしいです。

5話 4話 2,3話 1話

「特命係長 只野仁(4)」36☆☆

高い塀を乗り越えて自殺。
「足の悪かった男に出来るか?」
という目の付け所はいいなーと思っていたら、後半の犯行映像で大笑い、無茶すぎるー!失神した大男を担いで脚立昇って落とすなんて、うっかりしたら一緒に落ちて死んじゃうよこれ!!

盗撮が犯行現場をとらえた!
という偶然も、生着替えのエロと事件を融合させて新しいねと思っていたら、なんと犯人(「暇か?」課長 笑)、自分が映りこんだ映像を編集もせずに市場に出してるって!!そんな馬鹿なー(笑)
ついでに山中の誤射で犯人不明もアリエナーイ

まあ只野仁だから、逆さプリンと竜巻があれば矛盾なんてどうでもいいけどね?
逆に、辻褄が合わない分を全部部長がひっかぶって、もう5人は殺してるぜ的大悪人に演じてくれちゃって、これまた大笑い(^^;;;)電王堂からまた犯罪者出ちゃったよー。

離婚したての安達祐実がやっぱり可愛くて、最後は只野に抱かれて手術を決意するかと思ったので何もなくてちょっと残念(笑)
係長の正体に気がついてしまったら、もう再登場はないかなー。

しかし
「道ばたで拾った女」
の正体、猫だよねって言い合ってたら亀??寝かせてくれなくて、は何ー?タンスの裏にでも入り込んで詰まっちゃってた??(笑)

「神の雫」5☆☆

やられたー!
「ほのか」がミスリードでなく本当に女性だったとは。
そして一青の母親だったとは。一青と雫が異母兄弟!(ほんと、そんな大事なことをどうして黙って死んでいくんだかお父さん ^^;;;;)
なんでワイン呑んで見る白昼夢が同じなのー、というツッコミこそが伏線だったわけですね。
脈々と受け継がれるワイン馬鹿の遺伝子!!

それ以外は特に言うことありませんが。

雫は美術館で本物のモナリザ見ただけじゃなく、ゴッホのヒマワリから万里の長城、ナスカの地上絵と世界中連れ回されて英才教育を受けていたそう。
一方の一青は、父の記憶がなかったぐらいでそんな密接な教育なくこの域に達したとしたら、やはりそれは素質??

毎回笑わせてくれる田辺誠一の必死ぶり、伝統芸の域に達していると思います。彼を継ぐ存在はいるんでしょうか。
(そういえばワインの機内持ち込み。ヨーロッパ便でも駄目だよね?手荷物検査で捨てられる前に、開けて酒盛りしなくちゃですよねー)

3話 2話 1話
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