ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

相棒3、相棒4

「相棒4」最終回 桜田門内の変☆☆☆

 なんだか寂しくて半年とっておいたのですが(笑)、またもや9月から新シリーズ開始というのでやっとこ見ました。
この音楽、この会話、ああ「相棒」!!

 というわけで久しぶりの「相棒」、楽しめました。
最終回スペシャルに身内の犯罪(笑)もっとも、ある意味政治家がどうこうよりも、あるまじき犯罪でしたよねぇ警察内部で殺し合いって。押収品使って殺していいなら、どれだけ魔が差すチャンスに恵まれてることか。

 3件同時の署内殺人事件、いや、狙われた本人がピンピンしてるんだから犯人としたら『未遂』かぁ、皮肉皮肉。またそのターゲット轟木刑事(小倉久寛)の無神経の描写が上手くて、恨まれるのも、キケンすり抜けちゃうのも、最後のツメが甘いのも納得納得。

 冒頭、恐ろしげに登場の凶悪犯らしき人物が、青酸カリをお届けする役割しかしていないのがまた、「相棒」らしいんですよね。
あああと、もう一つ「相棒」らしいといえば、身近な人の死に皆冷静なところ(^^;;;)
慣れちゃってる描写で意図的なのか、制作側も謎解きに気が行っちゃってるのか、毎回ひっかかりますが、まぁ仕方ないか。

 逆に、「相棒」には珍しかったのが、犯人の1人だった監察の彼女。純情じゃない?
今までの相棒悪女系譜でいったら、自分でしないよね。周りを動かして・・・例えばタバコを仕掛けた彼に瓶を預けて、青酸カリ抜き取るチャンスを与えたり。看守君をたぶらかしたり。男を殺す理由も、愛より自分に恥をかかせたってコトだったり・・・しそうじゃないですか?
 それと比べたら、出所後結婚でもしそうなカップル誕生で不謹慎ながら目出度い気持ちになってしまいましたよ(^^;;;) 脚本:輿水さんの女性観が変わるような、なにかが起きたのか??
 毒盛る前に、手紙でも出そうよね。

 そして、美和子と亀ちゃん、祝・なし崩しに入籍!
2人らしいといいますか。最後の最後まで、他人様にケツ叩かれないとダメだったわけですね。
(個人的には、そのきっかけとなった亀山姉が戸田恵子だったことが感慨深いです。そして、「全然」未練なし鹿手袋さん:西村雅彦は、もう登場しないの? 涙)

 秋から始まるシリーズ5、楽しみです♪

「相棒4」20 撮影所で殺人 ☆☆

 久しぶりに放映日にみたら、来週が最終回。えっもう?
毎週「相棒」があることに慣れていた贅沢な時間よさようなら・・・・・。

 守衛さん(でんでん)いい味出してた! 死体見つけたときのびっくり最高!特撮「デキレンジャー」の色がグレーとブラウンってのも笑った。

 でも今回も、今ひとつ。

 人を殺してまで守りたかった仕事が、結局は自分のせいで失われてしまうという皮肉。それは哀しい。そして、
「あと2日待ってくれませんか」
と、ダメ元で懇願する犯人に首を振り
「これが僕らの仕事ですから」
と切り返す右京さんは、ごもっともでやはり哀しかったです。

 でもなー。逆に言うと右京さんが激昂するほどの価値もない。
着ぐるみ偽装、手間がかかる割に意味ないよね。山にでも捨てて、とにかく3,4日失踪にすりゃ良かったのに!

決め手になった時計の話も、灯台もと暗しというより間抜けな印象。
『部長の葬儀には、俳優の**さんが絶対出席する』と思ったんでしょう?昔の「時効間近」の縁なんでしょう?
そこまで把握しながら、当の**さん自慢の一品も、当時のスタッフ全員に時計が配られた逸話も知らないって何?(時計屋のオヤジでも守衛さんでも知ってそうだよ)

 自分の書いたセリフ(ただし没)で脅迫するという、爆破予告犯にはこだわりを感じるだけに、画面映えがするから着ぐるみ使おう、イイ話ひとつ入れておこう的に安易な後半の謎解きには納得がいかないですよ。
文句が多くてすみません。

「相棒4」15 殺人セレブ ☆☆

『人妻セレブ 全部あげます』(^^;;;)

 欲しい、と言われたら必ずくれる。それはそれで、相手を傷つけるという右京さんの説教には一理あるかもでした。それに大人同士ならまだしも、子供にホイホイ物くれるのは迷惑ですよ、しつけとして。

 その病の元凶が、小学生時代のお友達が・・・だったのは、ちょっとがっかり。
さては写真のお母上の躾がさぞ厳しくて、と勝手に考えてたのになぁ。

 そして、もらいすぎるほどもらってた女は、それをフリマで売っていた。スゴイ。

 それだけで充分成立する話なのに、更にひねってコレクション魂がついてきましたよ。

あれだけ目立つ壁の空白を、右京さんが気にしない方がこっちも気になっていたんですけどね。・・・その辺のマニアックな気持ちは、先週の蝶と重なってしまってなんだか残念。離して放映した方が良かったんじゃないのかな。(特に私は、続けて録画みちゃいましたから ^^;;;)

 後とっても気になったのが、「デカレンジャーだ!」の場面。
右京さんが子供と手をつないで歩いてましたよ!! しかも小学生の方と! 双方気まずいのでは(笑)

「相棒4」14 蝶コレクター ☆☆

 ピンクの蝶。こんなの昔からいたら民話で謳われると思います(^^;;;)

 去年発見・同定されて二個体しか標本のない新種:ミヤモトアゲハ。
1つ盗まれたらもう1つも危ないだなんて、オスとメスだったんでしょうか。私なら一匹、いえ一頭いたらもう充分。

 で、第三の標本だなんててっきり、既存のなんとかアゲハの羽が薬品に触れて色が変わった(環境汚染の証拠、みたいな)だの、そんなことかと思ったら・・・・シンプルに意表を突かれましたねー。
 でももう教授が死んでいる以上、昔友人に贈られた話はどっから湧いてきたんでしょう。
それに、
「ミヤモトアゲハは新種じゃないんです」
そんなセンセーショナルな発言を勘違いしたのなら、その場で殺さないまでも、真意を正すぐらいはして下さい。

 例えば・・・教授は助手(板谷由夏)に、第三の標本の打ち明け話をしていた。その途中での上記のセリフを漏れ聞いて殺害を決意、の方が筋が通らないかなぁ。

 とはいえ、鬼気迫るオークションは見応えがありました! 千万、億のビットを平然と続ける右京さん!!悪い人ですね。

 盗まれた2つの標本は、ひょっとすると破棄されてしまったのかも
残った1つが、本当に蝶を愛する人の手に渡ったのは素敵なことでした。彼ならとにかく、大切にしてくれるでしょう。
(・・・ハダカで標本愛でるという変態性の誇張は、不要だったのでは)

「相棒4」13 携帯電話 ☆☆

 大阪弁の人って、全国放送ではああいうイメージよねー。
あれで話しかけられたのが亀ちゃんってのが、意外性ないというか同類なのを見抜かれたかというか(笑)

「ヒマか?」課長(山西惇)が、麻薬捜査が専門という似合わない事実を思い出したのが一番のポイントな回かも。

 ラスト、結婚は男(桐谷健太)の勘違いだと言い放つ女。
言い分としてはごもっともですよね?重ねて問いつめる亀山や、酷い女だって演出の方が酷いんだと思いませんか?
同郷なんだから。どうして彼女も、ベタベタの大阪弁で愛嬌たっぷりに
「そんなん言われたらかなわんわー」
って言わせてもらえないのかな(^^;;;)
その辺、女が悪者な「相棒」の世界観をまたもや色濃く反映です。

「相棒4」12 レストラン ☆☆

 ネギアレルギーってあるんですね。
・・・正月明けの録画を、今頃みてますよ。時差2ヶ月。

 チョコアレルギーって人に今日会ったところだから、ネギもありでしょうけど。メニューからネギを避けてたからって、『=ネギ嫌い』とはなっても『=ネギアレルギー』までの道のりはそれこそ、『殺人』と『未必の故意』ぐらいの遠さがあると思うんですけどねぇ。

 そこの飛躍以外は、実に「相棒」ならではの話作りでした。タマキさんの使われ方とか。事件性の低さとか。(別の人が階段落ちてたら、どうするつもりだったの!!)
2時間ドラマアレンジだと多分、コック(小林隆)と野菜作り(七瀬なつみ)さんがベッドで企むような話になってたと思われます(笑)コックさん後半フェイドアウトさせずにもちょっと話に絡めて欲しかったですねぇ。

  さておき、『元アイドル』に反応する亀山と一課の伊丹は楽しかったです。
「メニューの読み方が逆です」といわれて、紙を逆さにしてみる亀ちゃん!ブラボー!

「相棒4」16 W杉下? ☆★

 B級臭・・・・。

 右京さんが若い女と? と、思ったら姪でした・・・・って(^^;;;)
その後彼女が推理を始める。それも右京さんそっくりな口調で。もう安易な展開に同人誌見てるみたいでしたよー。
 楽しくない訳じゃないけど。

 これが本当に新しい恋人で振りまわされる、ならワクワクするけどな。ゲスト出演の姪(原沙知絵)にはもう発展性がないじゃないですか。右京さんそっくりの口調だって・・・・早い話水谷豊の作り上げてきた右京さんを物真似しているだけナンであってさ。安易安易。
 だいたい、私にも甥っ子はいるけど似ちゃいないぞ。
 実はこんな大きな娘がいました・・・か、その姪っ子の親である、右京さんの兄妹の方が興味有るんですけどどうでしょう。

 唯一、当の右京さんが姪の推理を『稚拙』『失礼極まりない』と非難するのが笑えました。自分だって普段同じコトしてるじゃんよー。

(最近見始めた人なら、とっても楽しく見られただろうと思います。正直「相棒」に飽きてきたのか、期待がいまだ大きすぎるのか?)

「相棒4」11 新春sp ☆☆

 5億をばらまけ。 2000万円ぐらいは関係者のポケットに残っていそうです。

 誘拐事件は二転三転・・・でもどんでん返しというよりは、何本か別のドラマをブツブツと、切ってつなげた様でした。 葉月里緒菜は美しく華を添えてくれましたが・・・・「相棒」としてちょっと消化不良。

 だいたい例の人体実験。「歴史がお好き」だからって知ってる様な内容??(似たようなトリビア、沸騰音を聞かせて、熱湯と偽って水をあびせると火傷になる、は聞いたことあります。でも歴史好きな訳じゃない)
 父親を呼んだのは、死んでからなのか、呼んでおいてイタズラを始めたのか、その辺はっきりしないし。
 死体と知っていて首を絞めたお父さんも、翌日届けずに、ほっておけばよかったのに。ていうか、どら息子の後始末なんて、するなって右京さんに一喝して欲しかったですよ。

 右京さんの推理も薫ちゃんのバカも冴えず、記憶に残るのはやっぱり今更のプロポーズでしょうか。3rdでしても良かったのになー。

 いや、つまらなかった訳じゃないのですが。

「相棒4」10 女子アナ殺人事件 ☆

 凡庸。

 謎解きそっちのけなのはいいんです。
鑑識さんがアナおただったり、いつもの再現ごっこが長々と続いたりと、楽しい場面もあった上に推理。いつもの相棒です。でも楽しめなかったぞー。
 特に終盤の告白タイムでダレちゃった。 今度は女同士かよー、みたいな。
正直これがシリーズ当初に来ていたらもっと楽しかったでしょう。すみません、贅沢で。
動機と殺害方法がそぐわない気がするのも、気がのらない一因かと。

 のっけから声のトリックは予想がついて、
『あの声は**年○月△日放送分のものだ』というアナおたからのタレコミで追いつめるのかと最初は思っていました。それが逆に殺害者本人(宮地真緒)とのプライベート映像が音源!
 被害者の熱烈ファンだからこそ、不利な証拠でもその映像を処分できないというマニア魂は哀しくていいですね(何故かここでオタクって使いたくなかった。自分の分類では彼女はファンかマニアであっておたくではない模様)
 まぁその後、行ったと見せかけて戻っているのは 相棒の十八番ですから。コンロにかざす手がグッと止められたところで 来た来たっ とニンマリですよ(^^;;;)

 しかし、とどめはささなきゃ。
万が一にも息を吹き返されたら、おじゃん。一回刺して倒れたぐらいで、脈も確認せずに現場を去るなんて度胸良すぎる。
 しかも、直後に全国放送ですよ?
万が一にも返り血が付いたらどうするんですか(><)なのに上着も脱がずに殺しますか(><)
手間取って遅れたり、息が上がっていても大変・・・

 ・・・でも、着替えを用意して何度も何度も刺してる場面を想像してみて、なんとも違和感。愛してる人にそれはないでしょう。
 いい加減比べたくないけど、「古畑」の似たような話だと相手はニクイ恋敵だし本番中とはいえラジオだしなぁ。コロンボだって試写室だしなぁ。

  動機もね、あんな肉体的な拒絶でなくて、自分の出番を見てくれずに男と話してたとか、2年目になって次の新人の方が可愛がられているとか、そういう他人には理解不能な執着であって欲しかったなー。
  だいたい仮眠中なんてメイクはげて髪はねて服もしわしわですよ!酷すぎるっ
大好きな人なら最期も美しく、ドレスアップしたところで殺して飾ってあげたくありませんか?

 というワケなので、私に愛されてる人は就寝中のナイフより デート中の飲み物やガスの元栓に注意しておいた方がいいようです(笑)

「相棒4」9 冤罪 ☆☆☆

 うわ、地味。
でもこれも「相棒」だよねー。先週の「相棒」が軟派の極端なら今週は硬派の極端。それを続けてもってくるところがまた、たまりません(^^;;;)
 自分たちの推理が、机上の空論でそれこそ冤罪なのかもと認めるもう一段のオチにやられました。 裁く側の人間にとっては、疑惑だけで充分社会的にお終いですし。
 単独捜査する右京さんと、置いてけぼりで拗ねる亀が仲悪くのも面白かった!

 ただ、鑑賞直後の満足感と裏腹に、謎も多し。

 今までさんざアレコレしてきた官房長がね、突然守りに入ったのがあんな小者のため??

 また、当の彼女が狙った『一番いいタイミング』
やはり素人考えじゃ無理じゃないでしょうか。お兄さんの公判に通っていたから・・・・とこじつけることは出来るけど。マスコミも傍聴者もいなかったら、錯乱したねってことで終わりじゃん。リスク大きすぎ。

 畳を上げたのは結局ダレなんですか?
男が札入れ隠すだけなら、外して回す必要はゼロ。彼女がわざとしたなら、今度は気付いてもらえないリスク大きすぎ。(実際、捜査一課は見逃したんだし)

 それに結局、冤罪のお兄さんは本当にお金拾ったんだ??
タダほど高いものはない・・・・お後がよろしいようで・・・・・・。

「相棒4」8 拉致監禁 ☆☆

「荒唐無稽だけれど、面白い」 右京少年の小説 そのまんまですね(^^;;;)

 拉致監禁される亀山クン。
何事かと見守る間に出てくるカード出てくるカード、ありえないこと甚だしくて・・・嬉しくなっちゃいました!!
 死体ゴロゴロ転がってるし。
亀ちゃんが誘拐されたの、右京さんのウソのせいだし(笑)
地下の金庫を暗号解いて開けたら、金塊だってよ!! ゲラゲラゲラ
で、そっちのウソも若き日の右京さんのせいってどれだけ偶然ですか!!

その他、女子中学生と歓談する右京さんもレアなら、右京さんの物真似する亀ちゃんもレア。

 今日初めて観た人は呆然だろうけど、ファンにはこの嘘臭さ、たまりません(^^;;;)
それでいて、犯人を特定していく過程は地味なのよねー。指紋、赤土、通り雨。『インテリ(1名除く)失踪事件』。捜査一課、鑑識さんとのいつものやりとりも大満足でした。

 特命係=杉下右京 と報道されてむくれていた亀山クン。そういえば、彼は結構手柄志向だったんだっけ。
「ふたりで特命係ですよ」
となだめられていましたが、ここは、右京さんが和製ホームズなら亀山クンはワトスンくんじゃないんでしょうか??
 自ら巻き込まれて大事件を解決する、それも天分ですよねー(イヤでも、間違われたのは絶対右京さんのせいなのに!黙ってるつもりだよ、腹黒いですねー)

 カネを愛するいかれた女を、いつも厚化粧サトエリが好演。
そして、人を殺せるほど惚れた女より ファン魂優先なキューピーくん(酒井敏也)も素敵なキャラでした。

「相棒4」7波紋 600万円 ☆☆☆☆

 悪女に年齢無し!!(笑)
孫のともちゃんの買い食いが、そう来るとはー。

 そしてもうひとつ、心理学を専攻するヤツなんてろくでもない、という「相棒」ワールドの信条がまたもや発揮された回でした。
 競馬の金なのは見当ついたけど、動機はもっと別に『馬券が買えない未成年だから』とかそういうことを想像してたのに、『実験』って!!

 いやでも、若い頃の右京さんにあぶく銭持たせたら同じようなことをしそうな気がします。物語中、相手の心理を手玉にとる右京さんは非難されずに、こういう場合に糾弾って。もっと賢く、騒動が起こらないように立ち回らなかったことを含めて怒られているんでしょうか。
 それにしても全額届けることないのに。せめて200万ぐらい手元に・・・(違)

「そんなハズじゃ」の一言。
こういうドラマでは実にありがちなポイントですが、その後たたみかけるような事件の連鎖が新鮮でした!そしてとどめは、すべての始まりを『彼』がみていたこと。
「そうじゃなかったら、しなかった」
ですよねー。
万馬券を羨みはしても、後をつけて強盗しようとまでは思わなかったのに。まるで捨てるかの様に差し出されたら。魔が差そうってものです。

屋上での逮捕劇。
「念のため、弾は抜いておきました」
ですよね! その辺はぬかりないだろうと分かっていてもドキドキしましたよ。

 それにしても、芹沢君じゃありませんが・・・メイン人物のお友達がどんどんと犯罪者になっていきますね・・・。『平成の切り裂きジャック』浅倉を擁してきた「相棒」ですから今更っちゃ今更ですが。シリーズ進んできたんだなぁと思います。
大好きな「相棒」シリーズですが、美和子やタマキさんが被害者だの犯人になる前には終わって欲しいです。
(美和子と亀ちゃんが妙にいい感じなので、何のフラグが立っているのかちょっと不安。)

「相棒4」6 殺人ヒーター ☆☆☆

 あったよ指輪っ(><)
なのにそれを亀ちゃんに言わない右京さん。胸中やいかに。

 人気商品、充電式ヒーターが勝手に着火してしまうというトンデモナイ不具合。
連続放火事件に隠れた失火事故を、特命係の地道な捜査がまたもやあぶり出しましたよ!!

 捜査がトントンと進みすぎるきらいはあります。
決め手の『犯人しか知り得ない事実』も、ぺろっと連呼されちゃって。あれはなんでしょう、進んで捜査協力することで疑いを逸らそうとしたのか、捕まりたかったのか(それとも莫迦なのか・笑)

 結局小さなリコール記事が出て、死人に口なし。
重役連中(峰岸徹、嶋田久作、笹野高史)は商品の欠陥を知りながら放置したのに、お咎め無し。

大企業のあの事件とか、このリコールとかを思い出させる社会派事件ながら・・・・・・それだけだったら淡々と過ぎてしまうところを、最後に小さな指輪が心にひっかかってくれました。

 やっぱり彼女、ウソついてたんだ。
だよねー。会社中から嫌われてる女と交際だなんて、彼まで居場所なくしかねないものね。ワルモノになって身を引こうと。
 ・・・・そんなことを、今更知らされても彼も不幸。
でも、亀ちゃんに教えないのは何故?

『被害者 私物』と仕分けしてからも、随分長々と遠い目をしていた右京さん。
普段からそうやって、他人の気付かない何かを拾い上げては何百と、胸にしまって過ごしているのでしょうか。

「相棒4」5 悪魔の囁き☆☆

ウィン ガ―ディアム レビオ―サ ・・・は、ハリーポッターの浮遊呪文。なんだろウィンパティオって。

 「悪は人を魅了する」まことに。
日々ワイドショーで犯罪が事細かに報道され、プロファイルと称して猟奇犯の心理をほじくり返し、2時間ドラマといえば必ず殺人ですよ。
悪趣味な、と唾棄しつつも時としてチャンネルを合わせ本を手に取り、暗い井戸を覗き込んでしまいたい衝動が私にもあります。それもとっても。
 でもしないけど。

 だって、しちゃイケナイから。

 そんな呪縛から解き放たれ、背中を押され、一線を楽に越えてしまったのでしょうか「跡継ぎ」さんは。

 しかし小日向さんも捕まらない方法を軽く言いますねー。
手法を変える、都道府県を変える、はともかくも、「証拠を残さない」は、分かってたって残っちゃうから鑑識さんの出番なんじゃないですか(笑)

 やっぱり前回死亡の小日向さんがラスボス。あと何が来ても勝てませんよ。
だって今回一番の衝撃は美和子のプロポーズ(?)だったもん!今更何言ってんだよこいつは!って。

そして2番はもちろん、
「ならば刑事などやめてしまいなさい」
という右京さんのいいがかり(笑)

 ただ、部屋に侵入した先生を咎める助手君。あの顔は美しくて怖かった。
あの照明マジックが全編に効いてくれてたらもうちょっと・・・・・。

「相棒4」4 密やかな連続殺人☆☆

 ピアスとイヤリングの違いが分かる亀ちゃん。イヤ〜ん(^^;;;)

『片耳ピアス殺人事件』って言われてもねぇ。
都道府県片っ端から電話したそうですが
「はい片耳だけ。4つ」って場合もあるでしょうに(笑)

それに『ピアス=落ちない』も疑問です。この15年でずいぶん失くしました。着用感がない分、いつどこで外れたか分からないんですよねー。キャッチだけ残る虚しさよ。
 まぁ証拠写真を見ているとサスガにひっかけ式は皆無、より外れにくい円環系が目立ちました。でもそれって、デザイン毎に固定法が違って自分でも外せなくなったりするアレを、暗闇で男が外すってことですか??神業。
 何人かは耳たぶちぎれてたんじゃないのかなぁ。アイタタタ

 そんなピアス談義はともかく。
今回の美味しいとこ取りは小日向さんでしょう。年収5千万円から転落したM男殺人鬼を好演です(かと思うと10時から「あいのうた」では呑気な刑事さんなんだから!)
家宅捜査でいよいよダメとなると、屋上からFLY! 叩きつけられたアスファルトに広がる血が、まるで羽のように・・・ここは、安いCGだというのにワクワクしました。

 健気に捜1復帰な芹沢君、「時代は芹沢」ですか!!特命で鍛えられた結果がちょっとは出ましたか??お偉いさん、特命が退出するなり地図に釘付けだったのにも笑いました(流域捜査ぐらいは、ヒント無しにしてほしいですけど)

 さて、来週が待ち遠しいです。犯人は誰なのかなぁ。あの人かなぁ。この人かなぁ。うふふ。
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