ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2021年 夏ドラマ

「彼女はキレイだった」9 ☆☆

 おお、副社長はこっちで、樋口(赤楚衛二)は覆面人気作家楠瀬凛だったー!
いや何それw

  確かに宗介(中島健人)と愛(小芝風花)で本の貸し借りしていたり、この世界の流行作家として話題に出てた記憶はありますけども。それを「ザ・MOST」の存続がかかった号の要で使われましても。それも特集インタビューを断られ続け諦めて、それぞれに渾身の記事を書いてまとめて、印刷も始まった段階で
「輪転機を止めました」
って、はあ?
編集会議で楠瀬案が出たの何日前でしたかね!
そりゃ樋口くん側にも隠してた事情はあるでしょうけれど。どうせ名乗り出るならもう1日2日早くしませんか! 刷ったぶん廃棄で、今からまた印刷所のスケジュール予約して配送のスケジュール変更して抑えて、ページ割り変えて目次変えて、誰かの記事は没になり、他の媒体のMOST広告を差し止めて、等々の無駄な仕事が山ほどできたこと、ずっと編集部にいたら分かるでしょうに!!

 脱税で捕まった世界的歌姫とやらインタビューの差し替えが、いくら人気あっても作家で割にあうのかもこの出版不況の折から謎です。
今にして思えば、編集長だけは正体を知っていた風でしたが、そんな今回いきなりな描写を伏線とは言わせないぞっ。え、インスタを急に始めた? そんな心境の変化は、雨の中抱き合う2人を見て帰ったあたりでしてくださいってば。

 それ以外は、やっと想いが通じた宗介が緩みっぱなしで楽しかったんですけどねw「恋でもしたか」と編集部員が噂して愛が荷物をガラガラガシャーン、もお約束w 切羽詰まった休日出勤だって、愛の手作り弁当でラブラブ休憩ピクニックを挟めば幸せ〜 、はいはいw  もしや振られた側の樋口くん、宗介を助けるの気にならずに決断が遅くなったのおおお?  そんなの嫌だなあ。

「准教授・高槻彰良の推察」4、5 ☆☆☆

 なんとあの孤独の呪い、嘘を聞き分ける能力が中耳炎で消失?
初めは浮かれる深町(神宮寺勇太)でしたが、調査では役立たずだと落ち込むことに。

 うざ絡み難波くん(須賀健太)が不幸の手紙で呪われ&霊感女優更紗(市川由衣)に会いたくて調査に参戦w  難波との友人らしい場面も増え、深町くんの大学生活も楽しくなってきてるのに、嘘が分からない=誰も真実を言っていないと受け取ってしまうのは深町くん側の問題ですよね……。口々に褒められたならそのまま受け取っておきましょうよ!(てか、映画出演の話は『イメージぴったり』であって、イケメン連呼したわけでもないのに嘘とはw)

 さて4話撮影中の怪異は、ヒットを狙うスタッフ総出協力のでっち上げ。5話妖怪『黒髪切』登場は、相談者(蛸師理保)に惚れた不動産屋のストーキング。どちらも相変わらず怪異より、ヒトが騒動起こしておりますがそれ以上に、4話ではいなくても解決して自分は何も役に立たないと深町くんは拗ねる一方です。
先生は3時間も道に迷いながらお見舞いに来てくれて、嘘が分からないこともそれを隠してたことも分かった上で「君がいい」と言ってくれているのに。巫女さん(岡田結実)だって、気を遣って女性じゃ無理な=深町が役に立つ件を持ちかけてくれるのに、意固地に断る深町くん。そういうところだぞ!
 もっとも、先生が転落事故で呼ばれれば駆けつけます。根はいい子。
 そして寝ながらもうなされる先生に自分を重ね、何か出来たら、いや自分になら出来る、と想いを新たにするのは自然なことでしょう。『これ以上関わるな』と、大人として真っ当な助言をする刑事さん(吉沢悠)に自らの怪異体験と能力を打ち明けて……「信じる」と言ってもらえたことで大きく何かが変わったのでは。そして遠からず、先生もきっと過去の何かを自分から打ち明けてくれるのでは。

 先生の周囲には何かがいる……と、強風のような存在を訴える巫女さんでしたが、今回の転落はそれでなくて。むしろ例の青く光る瞳を彼女に見られたくなくてバランスを崩した模様?  そして先生と女優とのTV対談を観た女性が、懐かしいと声をかけてきて語る『天狗さま』とは? 
  うわ、マジで天狗絡みw  母親が傾倒する新興宗教の依代にでもされていましたかね。で、それを隠したい父親は政界の偉い人などですか。

「不幸の手紙」を受け取って嬉しそうな先生、愉快でしたw  大元の「幸福の手紙」受け取ってた世代ですので、懐かしかったです。くだらねーっと止めるタイプでしたけどねw 現代ではメールでするのか、それとも絶滅してる? 
 ストーカー不動産屋。呪いが起きると彼女がやってくる……と「八百屋お七」状態で怪異を仕掛けた息子(金井浩人)はもちろん糾弾されてましたけどね。繰り返す度、勧める物件が声優志望の彼女向けになって腕を上げたとか、火事に気づいたとか。う、うーん。それフォローになっているのか。相談者がそこでときめいたら無罪なんでしょうか。
特に火事は、収斂発火が屋内で起きたなら、その日の怪異は「鏡の場所が…」じゃなく「部屋が焦げ臭かった」じゃないのかな! あと黒髪が人造毛でちょっとがっかり。アパート保守も仕事なら、人毛って手に入るんじゃないのかなあ。イヤさ倍増ですけどもw

「ただ離婚してないだけ」8、9☆☆

 飼っちゃったか……佐野(深水元基)をorz
そしてやっぱり臭いのね。この家匂うよお姉ちゃん、ってそりゃそうでしょう〜!埋めた死体だけじゃない、大の大人を幽閉している部屋だって絶対臭いから!

 身内でも前回は言い出せなかったらしい妹さん(西川可奈子)まともだ…。それだけに玄関で見送るまで妹も殺されちゃうかとハラハラでした。 
 市役所の人も苦情対応で現れて……家の中じゃないな?と、例の裏通路をチェック。問題の場所に積まれた大量のゴミ袋(佐野のオムツもきっとここに…)をかき分けて……ちゃんと捨ててください!と当然のことを言い出すまで、またこの人も殺されちゃうかとハラハラ。まあ、その下に遺体が埋まっているとまで疑わないのが普通ですよねw

 遺体を移そう、と決心する夫婦。
身重の雪映まで、マスクも無しに悪臭に耐え掘り起こし、車に積んで、長々ドライブで山奥まで運んで穴も掘ってまた運んで埋めてって、どんな重労働だよ!と憤りつつ。 埋めた場所に美しい萌(萩原みのり)の幻を見ちゃう正隆なんだから……、そりゃ雪映も言われるまま家でお留守番なんて出来ませんでしたよねw  幻といえば雪映も負けずに繰り返し見ているのが、リビングで遊ぶ幼い子供…優しく見守る正隆。切ないよ、もう。

 そこにやっと、やっと現れた警察が、今までの誰にも増してガラが悪いのが笑えますw  さて解決の糸口になるのか。既に遺体はないもんなあ。

 で、幽閉と度重なる虐待で大人しくなっていた佐野ですが、実はそれは油断させるため?  こっそり握り込んだ器具で手首の結束バンドをまず1つ切断。夫婦の遺体運搬作戦を部屋にあったカメラで撮影しほくそ笑む気概をまだ捨てていませんでしたよ! 後ろ手に窓下を撮影とは器用でしたが、カメラ落として気づかれるようなこともなく。でもじゃあその証拠持って逃げるのも、念のための出発前スタンガンで朝まで気絶してしまい叶わず。このカードはどう活きてくるのか? てか生き延びられるのか佐野?
 実は、8話、「俺が」と雪映を制し佐野を始末に向かった正隆が、包丁を握りしめていた場面でめっちゃ冷めたんですよ……。そこは紐だろう〜せめて意識ない時にしろや〜ってなりません?
包丁は、どの家庭にもある咄嗟に持ち出す刃物であって、計画的な殺害向きじゃありませんよね。まして、縛られているとはいえ喧嘩に慣れた長躯の佐野に、正面から刃物を見せて近寄って背後を取って首を狙うだあ?必死に暴れられたら、それこそ正隆が自爆の可能性も←萌がそうだったじゃん!
 その辺を気にし出すと、山奥に埋めるのもね、よそ者が思うほどそこは奥地かな、とか。森の土、根が張ってて穴なんて掘れないよ? とか。身元の分かる衣服剥いで急流に捨てた方がマシでは、とか。また色々思うところはありますがw  とりあえず気を取り直して、ハラハラを楽しんでいますw

 ラストどうなるんでしょう。正隆には相応に償ってほしいし萌弟(北川拓実)の教育費もどうにかなって真っ当に育ってほしいです。そうか雪映が萌弟と暮らして導きながら子供を育てるとか? うーんw 惚れてまうやろそれは〜。

「白い濁流」3 ☆☆

 特許をかけたレース……!

 めでたく北野堂製薬に入社した好並(伊藤淳史)
部下も2人つけてもらってTMペプチド特許申請に邁進、30歳過ぎてやっと任期切れのない職場にと喜びに咽ぶ母(キムラ緑子)順風満帆のはずが、実は部下の1人は部門長秋葉(神尾佑)が送り込んだスパイだった!いい結果は削除されているとも知らず、テストを繰り返す好並……。
 一方で、『好並より先に』特許申請をしてしまえと急かす教授(矢島健一)に、データ捏造までも迫られる柏木(桐山漣)

 こうした生き馬の目を抜くのが本来の業界なのに、笑顔で申請予定を教えちゃう好並も好並ですが、マウントのつもりで『明日の学会で先に発表する!』と勝利宣言してしまう柏木もやっぱり甘い!大事な我が子=TMペプチドのためなら、その前に朝いちのマスコミ発表を強行するぐらいの策はお人好し好並にだって打てちゃうんですよ!
 徹夜も辞さないそのための準備を手伝うスパイ藤田(足立英)、好並の熱意と努力に胸を打たれて妨害工作を辞めたのでした。この展開は素直に応援できるのに、影を落とすのは例のリコール隠蔽問題。
「なんの問題もない!」
と請け負う社長の笑顔を、そのまま受け取ってはダメなんですよ……。
 好並を誘って社内恒例の田植え!一緒に田んぼで泥だらけの社長はお茶目で可愛らしかったですが、その同じ田んぼで営業部長とも密談、TMペプチドを機能性食品として売り出す予定を、医薬品にと望む好並には内緒でいるではないですか。 

 また、家庭教師の生徒だった北野家の娘さん(藤野涼子)も好並にぐいぐいw  鉢合わせした智子(佐々木希)に何かを察しつつパッと場を仕切って店を離れる機微は、若さで天真爛漫を装いつつも結構な策士⁉︎ 父親似なのかもしれません〜 このままだと、鈍ちん好並はいつの間にか婿にされそうですw

 その智子ちゃん、好並への後ろめたさや各種妨害にもめげず、やっと被害者家族に接触。
セクトーム健康被害の影響に、本来は関係ないT Mペプチドも巻き込まれてしまうのか??  そんなあ。

「准教授・高槻彰良の推察」2、3☆☆☆

 いいねいいね、どんどんと深町くん(神宮寺勇太)が楽になっていくね。

「これからも一緒にいてね、お姉ちゃん」
「勿論よ」
といいあう姉妹の声が歪んでいたとしても、それは『自立の予感』と『妹離れの決意』をそれぞれ秘めたのであって。騙しあっていたりはしないのよ!
少なくとも、高槻先生はそう推察する。深町1人なら、持てなかった視点ですよね。

「わしが殺したんだ!」
と、自殺を望んだ老人には、深町くん自らが飛び出して
「違う!殺してなんかいない!」
と激白、命が救われました。明かして良い嘘もあったんですね。

 これ系のドラマでは真実が暴かれると、だいたい醜いじゃないですか。例えばチームメイトが嫉妬で呪いの小細工、と見せかけて黒幕は身内、とか。娘婿を殺害して隠蔽、いや殺したのは娘だった、等々が頻発。でも今作はそこを華麗に肩透かしで、好感が持てます。

 それと同時に、お荷物だった嘘探知力がそう悪くなく思えてきてホッとします。ウザ絡みしてた同級生(須賀健太)も、高槻一味といた深町が
「楽しそうで安心した」って!
いつも1人の深町を心配してくれていたんですね、良い子だ〜。

 そう、その助手の依頼も、嘘探知が便利なだけ……とに斜に構えていた深町でしたが、なんと本当に助けが必要だったんですよ。……道案内のw

 目に写ったことを、何年後でも巻き戻して細部まで確認できる超写真記憶がある高槻准教授(伊野尾慧)   でもその分情報量が多すぎ、地図を参照できないのだとかw  「一度行けば大丈夫なんだけどねー」だそうですよw
 それに、怪異に熱中し非常識になりがちなので止めてとw 自覚あったんだーw


 そしてまた、怪異はなかったとがっかりする高槻准教授(伊野尾慧)
「12歳から」
芽生えたと言う過剰な写真記憶、鳥に襲われて青く光る瞳? シャツ越しの背中に、縦に走る2本の…傷?? 翼?
もう絶対何かある!幼馴染の刑事(吉沢悠)も登場し、事象を知っている様子。天狗にでも攫われたのかw

 でも背中の「何か」を見たこと、本人には内緒だと深町は釘を刺されて、聞いても答えてはくれない。逆に、刑事は深町の嘘探知を知らない……。ですよね、高槻本人がすんなり信じたとしても、勝手に言いふらすのは話が違う。実にきちんとしています。

「彼女はキレイだった」5〜8 ☆☆☆

 うう、梨沙(佐久間由衣)のお別れの手紙、名文……!

 正直7話の駆けつけキッスが唐突で、久しぶりに感想を書こうとしつつも「梨沙と樋口くん(赤楚衛二)可哀想』にしかならなかったので、宗介(中島健人)との恋は一旦ストップしてでも梨沙のケアに走った8話愛(小芝風花)なら応援できてホッとしましたよ。

 あの佐藤愛が「佐藤愛」だった!
となったらダーっと駆けつけて抱きしめてキスってさ。ちょっと前に告白して振られてたのに? そもそも名前で虐めたり思い出話をしていた時に、なんで黙っていたんだろう?とは思わないんかーい! 
 愛も愛で、梨沙が事情を全て話しただろう、とウェルカムしちゃったからなあ……。そこの話し合いがゼロと知って、翌日から急にスンっと距離を置くのって今度は宗介が不憫でしたが、いや梨沙の話を聞かなかったせいよ。
 でもこのドラマ、相手が話そうと歩み寄ると逃げていく場面がとっても多いのだわ。
今回は、宗介とのことに触れてほしくない梨沙が「男友達と」ワードをわざわざ入れて出かけていくけれど、ちょっと前には愛だって梨沙を避けまくったよね。「実は宗介と会っている」と言おうとしていた時だったのに。
 なので今度こそ、逃げる梨沙を走って追いかけて、倒れて弱音吐いて、2人で泣きながら謝って、それでも友達だよと確認し合ったのは大事なぶつかり合いでした。
そしてやっと、宗介と。今度は愛の方から食い気味で
「宗介が好き!」
うんうん、本音っていいね!
そういえば宗介のことだって避け続け、告白も梨沙の手前お断りして、それでも宗介が折れずに追ってきてのハッピーエンドなんだから、折れないの大事。 

 と、そんな恋バナの合間にもMost廃刊の危機がバレ、宗介1人の胸にしまっていたことを独断と責める 編集員から総スカン。来月号は1人で…と無茶な作業をしていたところに樋口が休暇から戻って助言。きちんと謝罪し、皆を頼る流れになって良かったですよ。
 ほんと頼りになるわ樋口くん…やっぱり愛、宗介より樋口くんの方がおすすめだと思うんだけどなあw 愛への想いを、愛自身の想いを尊重して諦めてくれたんだよ?いい奴なのになー。

 そうそう、編集部男性陣の誰かが編集長の甥っ子=富豪一族のニュースに、消去法でライター里中(高橋優斗)と狙いを定めた絵里花さん(宇垣美里) 積極アプローチでもうほぼ堕ちてますけど。それ樋口くんじゃないのかなあw 

「白い濁流」2 ☆☆☆

 良並博士(伊藤淳史)、新物質発見おめでとう〜‼︎
貝の内蔵から抽出したりして、何かと匂う好並の実験素材。ところがある日、捨てた失敗素材が……臭くない? 消臭剤になるのかと思いきや、その無臭は分解の証。 なんと二日酔いを防ぐ画期的ペプチドを発見したのでした! 

 しかし、企業にプレゼンする機会こそ与えられたものの開発チームへの参加は有耶無耶に詳細ノートだけよこせと詰め寄る山本教授(矢島健一) 公募中の助教に推してやる、ともささやかれ、定職を得る大チャンスに心揺れる好並でしたが、我が子とも言える研究成果を人手に渡す決心はつきません。
 そこに、亡き息子孝彦(泉澤祐希)との縁を前面にスポンサー協力を申し出てくる北野堂社長(西村まさ彦)
勿論、ポスドクの研究成果は『研究室及び指導教授に帰属する』という掟がある以上、持ち出すなんて訴訟ものですけどね。金もポストも要らない、ただ研究チームに入りたい、という門外漢からすれば1番簡単そうな好並の希望が却下されたところで交渉は決裂。
「我が子(新ペプチド)のためなら汚れてもいい!」
とあの真面目一徹の好並が、教授に収賄の疑いを突きつけます。警察が動くほどの証拠でなくても、マスコミは興味を持つかもね??って恐喝!

 そして北野堂社内に研究室をもつことになる好並なのですが。 1話でのクレーム調査から半年、あの隠蔽で、アレルギーのダメージから回復しない少女がいることを彼らはまだ知らない……。

 新人記者として警察に出入りする智子(佐々木希)が、クッキー関連の事件を聞きつけます。スクープとして告発するには、好並が証人になるしかないのかも。でもそうしたら、T Mペプチドの開発はおじゃんですよね。新物質発見は智子の夢でもあるんだ!と思うからこそ手放せずに揉めたのに。TMペプチドのTは智子のTなんでしょうに(あれ、Mは?ToMok oでTM?)

 また、好並が蹴った助教のポストに着くのは親友柏木(桐山漣) 好並との揉め事も収賄も、全てを知りつつ教授の犬に成り下がる覚悟か?
いつも3人で宅飲み、智子が好きなのは好並だからと一歩引きつつも、煮え切らない2人に諦めがつかずにいた柏木。さてそこにも事件はどう関係するのでしょう。

 今回も西村氏演じる社長はぐいぐいと好並推し。亡き息子の最後の動画にも登場する好並を、家族同然に優遇ですよ。そんな好並が裏切れば、どんな苛烈な反撃がやってくるのか。また、その動画の直後にあった父告発の流れを知ることにはなるのか。知らないままで居させてあげたい反面、冷酷な一面は是非見たいですw 

「ただ離婚してないだけ」7 ☆☆

 だから救急車!呼べって!!

 柿野父死去。
恨んで、危篤でも腰が重かったのに。自殺未遂の雪映(中村ゆり)も入院してたのに。やっぱり富山行きましたか。そして『最後まで呼んでいた』だの、弟社長から涙の謝罪で、わだかまりが溶けてしまうちょろい正隆(北山宏光)です。

 そんなこんな、恐喝相手佐野(深水元基)と連絡が取れない間に住所がバレましたよ。佐野は佐野で借金でヤバいので必死。乗り込んでくるなり大暴れで、挙句
「殺したな?」
と、金払いの良すぎるウラを読まれてしまいます。あーあ。
しかし、それを階段で詰め寄るもんだから、突き飛ばされた弾みで頭を打って……息があるのに、正隆はまた救急車呼ばずに拘束!起きて暴れだしたら、なんと雪映が熱湯攻撃……からの顔踏み💦 覚醒しちゃいましたよ〜 胎教にも良くないよ〜

 萌(萩原みのり)の時以上に、
『知らない人が、突然来て暴れて』
と、正当防衛を主張できる状態だったのにな。

 ああでも、もし落ちて即死で通報したとして、ウロウロ現場検証されるのがもう、萌の遺体や血痕見つかりそうで嫌なんだもんね……
 萌の隣に埋めるんでしょうか。そんなキャパ無いのでは
 しかし萌弟(北川拓実)も既に警察に。捜索願いが出たんでしょうし、佐野は新聞紙営業所で柿野宅を聞いてるし。
警察が来ますよね、どう切り抜けるのか柿野夫婦?

「ハコヅメ!」2〜5☆☆☆

 犯罪とでなく睡魔と戦っていた新米警官川合麻依(永野芽郁)が、失敗や周囲からきちんと学んで、どんどんしっかりしてきましたよ! がんばれ。

 中高生を狙った性犯罪に「ちょっと触っただけ」的な揶揄を持ち込まず。男性警官もきちんと「同意でないことを証明する必要」を解く。女が迂闊でも男が全員悪くもない、犯罪者だけが悪い、真っ当な描写でホッとします。

 そして見出された川合の適正は、似顔絵w   上手くは無い絵ながら、例えば眉毛を
「海苔みたい?毛虫?」
と、独特な質問でイメージ共有していくやり方は納得感w
 初手に、雑な対応で傷つけてしまった少女の引きこもりはなかなか解決しませんが、真摯に謝罪を続け逮捕を誓う麻依。応援できる〜!無事逮捕できて良かったぞ!

 実は4、5年前に痴漢の被害届出して、事情聴取も受けたことあるんですよ。
逃げちゃったしどーせ捕まらないだろうけど注意喚起や見回り位してもらおう、と電話したらまず機捜が来たし。パトカーも来て現場検証、書類作成には3時間はかかかったかと。指紋採取した服は洗濯せずに保管をお願いされて、制服だったので買い直しorz   結局捕まってないんでしょうけどねー。以来警察への信頼度爆上げです。おまわりさんみんな頑張ってほしい。そして痴漢は滅びろ!

 激務の表現が、男性は仮眠室がおっさんの匂いに包まれるタコ部屋になりw 女性もシングルベッドで3人が寝る、しかも無理だと思ったのに即熟睡してしまうレベルと、具体的でリアルです〜

 落とし物が盗品だった回。
親しくなった子の家を、ガサ入れしなきゃならない。戸惑う麻依に、それが普通で慣れてる自分たちが変だと怒らず認めてくれる藤先輩(戸田恵梨香)優しい。
 自ら『後から見つからない様にしっかり探す!』方向に切り替えた麻依は、他にも尾行でラブホに入りw  蘇生訓練でファーストキス(相手は人形とはいえ!)  いろいろ何か失っている感ありつつも、成長してますよ! 非番のデート中にも、市民の安全が気になって帰ってきちゃうぐらいに。うーん可哀想、でも結ばれなくていいチャラ男だったのかな?

 そんなこんな、川合が成長し藤とのバディの絆も育ちつつも。ゆっくりと、藤の過去の何かが浮かび上がって来ています。麻依に似た、おかっぱでドジで明るい同期に一体何があったのか?怖いわ。
(永野芽郁の新型コロナ感染、撮影休止には本編が2週お休み。でもオリンピックと重なって放送なかったドラマもあったぐらいで、特別編×2対応で、丁度よかったのかな?)
 

「白い濁流」1☆☆

 食品問題。社会派ですね。
誠実であろうとしてかえって事件を産み『濁流にのまれて』いく主人公を伊藤淳史が好演しています。この手のいい奴は伊藤淳史と濱田岳が双璧!
……しかし、伊藤淳史が桐山漣と同期なのは流石にキツい……と思ったら実年齢ほぼ同じなんですねw 大学4年生佐々木希と幼馴染で惚れられてるのも、年の差…と思ったらたった3才差でしたわ! これは33才で大学生できる佐々木希がすごいのか!

 ポスドク好並一樹(伊藤淳史)は、教授紹介の家庭教師と、警備員のバイトを掛け持ちで奨学金を返済しつつ
「人の役に立つ物質を見つけたい」
と研究に励んでいるが、なかなか希望の研究に教授の許可は下りない。
 そんな中、家庭教師先の北野家父(西村まさ彦)から、クレーム製品の調査を依頼される。
結果、アレルギーの原因は疑われた新作調味料でなく、ロングセラー添加色素と。 定年間近の工場長が責任を問われクビと聞いて、クレーム元企業に潜入した好並は、海老混入を思わせる証拠を入手。北野社長に伝えクビは撤回されるが、事件は公表されない。
 隠蔽?
問題の製品は売られたまま、何故か色素だけがこっそり回収されていると、記者志望の幼馴染智子(佐々木希)に詰め寄られても、北野堂製薬の告発を躊躇う好並だったが。
 危惧されたアレルギー事故は起きてしまった…!

 はい、お目当て西村さんは北野堂製薬社長です!
長めの白髪、若い好並にぐいぐいうなぎ奢りつつクレームを嘆く様子は好好爺ですが、好並が科学者らしく並べてくる事実から、都合のいい部分だけ取り分け交渉材料にしてしまう商売人です。折り合いの悪い長男孝彦(泉澤祐希)からの腹黒認定は、そんな部分を指すのか更に裏があるのか。

 終盤、孝彦の事故死。父の不正をネットで暴露する!と息巻いて去っていった後のことで、昂ってしまったのか。その前には、好並が語った『食品添加物の素晴らしさ』に感化され、父の会社に入りたいと告げたばかりだったというだけに、複雑な想いに気を取られたのか……。
 通夜の席、好並への感謝に頭を下げ大金を差し出す社長。
告発のことは知らないはずで、流石に息子の口を塞ぐほどの大悪人とは思いませんが……。奨学金の滞納にも困っていた好並は、金を受け取ってしまった以上もう何も言えないでしょう。逆に、告発さえされてしまえば事実の証言はしたかと思えばこの事故死こそが好並の運命を大きく狂わせていくのかと。 

「ひねくれ女のボッチ飯」4〜最終回 ☆☆☆

 会わずに終わり。ホッとしましたw

 ぐるぐる同じ毎日、相手のための嘘、等々といつもミラクルにつぐみ(飯豊まりえ)の悩みとシンクロする記事を書いてくる白馬の王子、ホワイトホースさん(柄本時生/cv下野紘)いいねを押し、その店に行って同じ料理を頼んではスッキリするつぐみ。
 いわば一方的な関係が、なんと記事に「つぐみさんのいいねが支え」と名指しで描かれ、誕生日祝いのメッセージまで織り込まれる、突然のぐいぐいっぷり!私なら完全に引くわー。怖くてアカウント消すかもしれないw

 幸いつぐみは、そこまで気にしてはいない様子。王子(柄本時生)が誕生日ディナーを予告した店だって、急な残業が入らなかったらきっと時間通りに入って、あわよくば会おうとしてましたよね??
 でもそうなったら、写真と文章から思い描いた『王子』と『つぐみさん』という夢が覚め、ダメ社員とコンビニバイトの出会いになってしまうじゃないですかー。
そこからどうなるか、も少しは興味ありますが、最終回で突然に処理し切れるものではないでしょう!なので、同じ橋の上で背中合わせに、互いに気付かずにメッセージを送り合った、そのぐらいの距離感で今回はちょうどいい感じでした

 そもそも、普段から文句の多いつぐみは柄本時生の容姿が不満な予感w  そして会話も食い違いそう。ド長文な王子に、一行で終わりのつぐみ。鯵も鱒も読めないw 調べる気もないw おい!  そして王子、何気に自分の誕生日はコース料理で祝うタイプですもの。定食屋にはじまった外食も次第にバリエーションをみせて、イタリアンにタイ料理に寿司。対するつぐみ、どこでも大概初めてで、両親からして食に興味なさげー。
 でも、どこでも完食。食わず嫌いも好き嫌いもないのは美点かな。誕生日祝いのメッセージ写真、つぐみからの返礼に添えたポップがめちゃ上手だった様に、得手不得手の違いを楽しめたらいいのかな〜。 あと、王子の美しい誤解を呼ぶ文体w  (ずっと苦楽を共にした相棒が、お掃除マシーンだったのには笑いましたw )あれの答え合わせで、毎回ガッカリやびっくりするつぐみを見てみたいかも!

 もし続編があって、2人が対面を果たすなら。ゆっくりとお互いがなくてはならない人になっていく様子を楽しみたいものですね。そしてつぐみを就職させてあげてー!

「ただ離婚してないだけ」5、6☆☆☆

 飛んで火に入る柿野さん。正隆……マジ使えない……。
雪映妹(西川可奈子)にも全力で嫌われていて、そうだそうだーと同調してしまいましたw

 冒頭の独白がなんと、そっくり同じ台詞で雪映(中村ゆり)のターンに!
「私は孤独だった。
 もう2度とつらい目にあいたくなかった。
 ただ、それだけだった。 それだけだったのに……

 正直、正隆(北山宏光)にもピンと来なかった繰り言が、雪映だと更にしっくり来ません。これがハマるのは、萌(萩原みのり)なんじゃないのかな? 働き盛りの男が日がな一日2階の窓から外を眺めて虚無の眼をしてる、そんな正隆に惚れちゃう淋しい女、萌。でも死体に語られるのは怖いデス。

 殺して埋めた衝撃が薄れ自首も諦めると、心配になるのは事件の発覚。産婦人科では、姉はどこだと弟(北川拓実)が暴れ。しまってあった萌のスマホを取り出せば安否を問う着信の嵐。これはヤバいですねえ。
 雪映の折り合いは
『正隆さんの子供とは限らない
 誰とでも寝る、殺されても仕方のない女だった』
と唱えること。共犯者として正隆と生きていくならそれぐらい正当化ができないと心壊れちゃうものね……。
 そうもいかない正隆は。
黒づくめで新聞社の様子を伺うって、逆に目立ってますよw不審者w  更には萌が働いていたガールズバーに、何故わざわざ行くー!!(犯人は現場に戻る、の類なの?) せめて知らんぷり新規客でいればいいのに、萌の苗字は出すわ、カウンター嬢(大原優乃)とライン交換はするわ。
「ずっと会っていない」
と言うほどに怪しいでしょうが! もっとダメなのは、なぜかポケットには萌のスマホ! 音も消さずに!!バカか、バカなのか?
欠勤の萌に元カレオーナー(深水元基)がコールすると、カウンター客のスマホが鳴りだし、切ると黙るw しかもライン交換でバレた名前は、萌宅で見つけたメモと同じ! (嫌がらせ無言電話の時のw)

 追いかけっこの末に萌スマホはオーナーの手に渡り。まさか殺したとは思わずとも事件の匂い。借金まみれのオーナーが脅迫電話をかけるには十分ですねw
 雪映の勤務先に押しかけて騒ぐも「柿野先生」の顔も知らず。
「全部分かってるんだ」
だなんて見え見えのハッタリに、金を払うと応じてしまう正隆。やっぱりバカなの?  ちょっと脅したら一千万円支払いを受け入れる金蔓を、一度で逃すわけがないでしょうがー! せめて値切れ!

 あんな浅く適当に埋めて一ヶ月、虫は集まるカラスはほじる、異臭もするはずですがそこは置いといて。
 正隆が金策に走り回る間、耐えきれず萌弟に会いにいった雪映は。望んだような萌を責める答えは手に入らずに。むしろ『正隆が孕ませて捨てた』確信と、保護者を失った彼の未来まで背負い込んで(ゴロ寝の不良だったくせに、急に「大学に行って、姉孝行したい」とか言い出す!
 自宅庭に倒れていたのは、……?? 自殺??

 駆けつけた救急隊が、庭の異臭に気付いて通報する展開は、まあないんでしょうねえw  でもそろそろ警察が来るのでは?
 折しも柿野製薬は収賄がバレて大変な苦境。その裏をスクープできたら金になるってよ?恨みしかない正隆なら、それは願ったり叶ったりなのか。流石に踏みとどまるのか? 

 萌と弟が暮らしていたアパートの、窓に貝のモビール。箱根旅行土産、お揃いで買う?とはしゃいだ萌を思い出して視聴者の胸は痛みます。うう。

 昨日からめっちゃはまってますが、最後に正隆にどうなって欲しいのかなあ……。死んでいいい人だった感じで終わるのはやめてねw 

「ただ離婚してないだけ」3、4☆☆☆

 いや、埋めちゃダメ!
「なんでこんなことに……」
と、1話からずっと正隆(北山宏光)が呟いていましたが、「なんで」も何も全部お前のせいで、もう。奥さん可哀想に。

 堕胎するなり音信不通はダメでしょう……。しかも自宅も妻の顔も知ってる相手に。「別れた」と正隆は言うけれど、話し合いも無かったよ?? なんと堕胎の産婦人科は、雪映(中村ゆり)にもかかりつけ。すっかり病んだ萌(萩原みのり)と、やっと妊娠し喜ぶ雪映が鉢合わせで……その夜、押しかけてきた萌と揉み合い惨劇は起きたのでした。

 嗚呼……。

 あえて正隆を擁護するなら、原因はもっとずーっと前。血を引く弟を次の社長にと決めていたなら、そもそも正隆を柿野製薬に入社させちゃダメでしたよね、お義父さん。自分を飛ばして弟が社長になり、居場所を無くして退社した正隆は荒れ、呑んだくれ、女を漁り……。で、ここに至ると。
 そんな正隆に耐え支え、子供さえできればと夢を見て、流産は自分のせいと謝りまでしていた雪映にも責任の一端はあ、ある?あるの?
救急車だって呼ぼうとしたよ?でも埋める一択の正隆に屈してしまった雪映が悪いの?いやいやいや……。

 そして「普通の生活をしろ!」と送り出されて一日必死に教師として働いて、帰って料理までして。肝心の正隆は魂が抜けた様。貴方も普通にして!とキレる雪映さん。やっと怒り方が分かったのね……。そうだよ、こんな奴に我慢しちゃダメだったのよ!

 待望の赤ちゃんだったのに、堕胎手術を予約して(涙) 派出所の前で戸惑いながら思い出すのは、社長になる為に頑張っていた若き日の正隆でしたよ。切ないわ…。今その人、萌の白昼夢を観ながらゾンビの様に街を彷徨っておりますよ。

 結局警察には言い出せず、また普通に食卓を整える雪映の前で子供の様に泣き出して、やっと謝れた正隆。抱きしめて赦し、妊娠を告げる雪映。
 う、うん。聖母だね。妻の母親扱いキツいわー、お腹の子は産むことになるのでしょうか。
夫婦の間ではこれでひとつ何か決着がついたのでしょうけれど、殺人の罪は全く許されないからね??

 救急車呼んで、知らない女に襲われたー!と言っておけばねえ。状況は正当防衛。後日、正隆との関係はバレたとしても奥さんは被害者のままでいられたでしょうにねえ。一緒に埋めちゃったらもう、発覚したら教師ではいられませんよね……。
 と、気を揉みながらもずっと、雪映のサラサラヘアに見とれていました。死体埋めても、寝不足のまま仕事でも、もう耐えられない!と正隆にキレても、いつでもサラサラサラ、美しい。

 

「ただ離婚してないだけ」1、2☆☆☆

 血に染まるリビング。え、そういう話??

 フリーライター柿野正隆(北山宏光)は、生活の全てが不満で目が虚。新聞勧誘員萌(萩原みのり)を連れ込んでの浮気も、行為は激しくとも楽しそうではなくて。
 正隆との子を流産して以来、次の妊娠を熱望する妻雪映(中村ゆり)とはすれ違い。実家柿野製薬は大企業でも、母の連れ子だった正隆は義父に疎外されて育ち「家族」と向き合えないでいるのだとか。
そこで萌に妊娠を告げられて……。
 と、物語は流れていますが、顛末が先にバラされていて、1話で大流血、2話では死体を埋める正隆、泣きじゃくる雪映。ってことは、埋められてるのは浮気相手の萌?? でも既に堕胎もしたのに、殺すほど揉めますか??

 実はちょっとだけ原作を読んだことがあって、その時点ではどこにでもありそうな不仲な夫婦の話かとばかり。ところがドラマでの雪映は美貌の中村ゆりな上に妊娠で夫婦を立て直そうと必死。萌は萌で複雑な家庭を支えつつ本気で正隆が好きだと分かると、不倫好きの尻軽ってわけでもなくて……うっかり応援しそうにもなるのに、でも死んじゃうんだよね??そしてなんでこのクズがそんなモテるんだよ正隆は、御曹司でしたけどやっぱりクズだよー!
 だらだらと浮気や夫婦喧嘩が続くんだろうという先入観で録画溜めたままだったので、1話再生して2秒でびっくりでしたよ。もうちょっと見ます。
しかし、久しぶりに深夜放映の意味があるアダルトなドラマ💦 アイドルがこんなの良いんでしょうか。ファンサになるんでしょうか💦

「うきわ 友達以上不倫未満」1☆☆☆

 淡々と怖い…。

 夫拓也(大東俊介)の本社転勤で、東京の社宅に住むことになった中山麻衣子(門脇麦) 
専業主婦の麻衣子は、毎日料理を作り夫の帰りを待つが残業続きで待ちぼうけ。隣宅の上司二葉一(森山直太朗)の、働く妻聖(西田尚美)がカッコよくて羨ましい。
その聖の勧めでパートを始めたものの、疲れて食卓には買った惣菜が。拓也は気にしなくても後ろめたいよね。
 ……でも実は歓迎会も残業も嘘で、拓也は同期の歩(蓮佛美沙子)と急接近。忙しい聖と朝も夜もすれ違う一も、浮気を疑い爆発寸前。
 お互い寂しい夜に、ベランダの薄い板を挟んで言葉を交わすようになる一と麻衣子。
 そんな折、拓也の携帯に浮気相手からのメッセージが……!!(『自動車修理』と登録した時点で絶対にやましいw)


 社宅に住んだら隣が上司、なだけでも既に波乱の予感でしたがw むしろそこの人間関係は良好でした。
ゴミ出しでベランダで、すれ違えば伴侶の褒めあいで会話をつなぐ一と麻衣子。2人とも控えめで相手と距離があり、一目で惚れた腫れたではない仲です。でも帰りの遅い伴侶たちは、それぞれに浮気、している、のかも。となるともう、どっちかの家に上がり込むのも時間の問題では??


 タイトルは、溺れそうな辛い日々に、浮き輪の様に頼れるのはお隣の奥さん/旦那さんだった。ということらしく、水中のイメージシーンが印象的です。
そして集合住宅のベランダにつきものの
『非常時には破って』
と書いてある隣との仕切りw  作中で本当に破られたりしちゃうのか??

 まだ子供もいないのに、専業主婦で無職。転勤で土地勘も知り合いもなし。私自身はそこまで過酷な引越し体験はないので、その上夫に裏切られる麻衣子にとても同情しています。

 
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