ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

放送中 連続ドラマ

「未満警察 ミッドナイトランナー」1 ☆☆

 いや退学/解雇でしょあれは。
通報もせず、自分たちだけで納めようとして犯罪に飛び込むとは組織に不向きです。犯人検挙につながったからチャラ、じゃないですよ~。
また、警察学校のしごき訓練も旧態依然で不愉快なら、巻き込まれる犯罪も実在の猟奇犯罪を模していて不愉快です。ああやだやだ。
「ドロ刑」(弊レビューこちら)の無気力刑事とは違って、必死で真面目な中島健人は可愛いんですけどねえ。

 というわけで主人公は、警察学校の寮で同室になった新入生本間快(中島健人)と一ノ瀬次郎(平野紫耀)のふたり。生真面目な快と奔放な次郎は初めソリが合いませんが、次第に歩み寄っていきます。
ある日、寮から見える店内で美女(真木よう子)に襲いかかる男(東根作寿英)を見てしまったふたり。助ける!と二階の窓から飛び出した次郎に取り残された快は、ふと片野坂教官(伊勢谷友介)の教え
「被害者にみえても加害者かもしれない」
を思い出すも手遅れで、実は男は店主。侵入者の女を取り押さえかけたのに、駆けつけた次郎のせいで反撃されて次郎共々気絶orz 駆けつけた快もやはり捕縛されてしまいます。既に洗脳されていた店主妻はなんと、まず夫を拷問。耐えかねた店主は、ふたりの殺害を承諾してしまい、嗚呼、若者の運命は〜!?

 って、1話から主人公が死にませんw
店主の機転で気絶で済んだ2人は、山中で(裸でw)解放されるもわざわざ戻って美女と対決、再び殺されかけたところに教官たちが駆けつけて命拾い、一件落着なのでした。←書き置きのおかげで居場所は分かったとして、まずは普通に訪問して様子伺いでしょうに、はなから玄関破っちゃ駄目ですよ~w
 駄目と言えば、犯行目撃がのぞきの最中だったの、ダメダメです。湯上がり美女がいるぞ~って、夕飯も忘れて何時間も双眼鏡を片目ずつシェアして覗き続けるって理解出来ないし、だから通報しないとは性犯罪の自覚ありで尚更タチが悪いです。 例えば、猫好きが共通点の2人が窓辺の飼い猫を必死でウオッチ、等にならなかったものですかね(その場合、通報は単に忘れたってコトでw)

 一方で、元プロファイラ片野坂を訪ねてくる捜査一課の柳田刑事(原田泰造)パートもあり、年配視聴者はイケおじ同期の交流が楽しみどころかもしれません。
柳田の頼みで、生き残りの少女(鈴木梨央)に会いに通う片野坂。少女が片野坂に心を開いた結果、一家心中かと思われた家族がある女に洗脳され殺し合っていたことが判明。その女こそ快と次郎を殺しかけたヤツだったとは。うわあ奇遇、ドラマですからねorz 

 有能片野坂が一線を離れ教官に拘る理由は、何なのか。鬼教官と恐れられる及川(吉瀬美智子)も、足をくじいた快を背負った次郎が時間に遅れた時には、見捨ててゴールした大勢の方にペナルティを科すなど、理不尽な鬼ではなさそうです。主人公だって、前職を辞めてまで警官になりにきた快と、亡兄の遺志を継いだ次郎、それぞれの事情も興味を引かれるところで……。
つまらなくはないんですけどねえ。

 タイトルからして、この先もこの調子で、まだ警官ならぬ身で無謀に手柄をあげるのでしょう。でもそれって本当に格好いいのかな。訓練中は背伸びせず、おとなしく訓練しておいでと思ってしまいます。それが出来ないなら探偵でいるべき。

 

「東京男子図鑑」最終回 ☆☆

 1話以降をかっ飛ばして最終回鑑賞。
 東京の夜景をバックに「東京での人生」を語る主人公翔太(竹財輝之助)いや何様w
商社でぶいぶい言わせて女泣かせてたらしい翔太も、改心(?)し小さなセレクトショップ社長に収まっています。休日は、元同僚女性とそぞろ歩いてカフェで一休み。そっと取り出してテーブルに置いたのは……「ショップの鍵」orz  指輪でも家の鍵でもないんかい!店長してくれないか、ってw
 「……そっち?」と、取材カメラに答える形でその時の本音を語るその女性や、「そういう男ですよ」と腐す元カノ達w などなど。知人評を並べるこの形式は変わってないのねー。

 バイト面接にきた青年は「雇ってくれるなら大学辞める」と軽く言い放ち、ただ東京に居たいのだとか。さすがにお断りした後日、その顛末を生配信中の青年と公園で再会。YouTuberかい!しかも、上京を決心したのが、当時の配信をみていた翔太の書き込みのせいだったミラクルまで判明! 思わず配信に割り込んで並んで座る翔太、昔の自分を思い出させてくれたと握手まで求めて……でも雇うわけじゃ無いんだw(その現場を、上記の女性も偶然ライブ視聴。これだけ人気配信なら就職要らなくない?)
 また、Web担当で雇っている唯一の社員はいちおう陶芸家。売れない作品をショップに並べ続けつつ「売れっ子になられたら困る」と茶化す翔太の言を、受け取りかねている様子なのですが。上記の事件で初心にかえって浮かれる翔太は、他の店に持ち込んでもいいと励ましつ
「俺も負けない!」
と謎の対決宣言をするのでした。キラキラした少年の瞳でw
以上、書き出すとなんてことのないエピソードなのですが。竹財さんの色気を受信してしまう&ここまでの人間関係を知らないで見ている身には、『大学なんて辞めます』に、お~っと社長の元に永久就職か??とかw 今以上の何かになりたげな社員さんの望みを、社長のために??とBL曲解したくなって困りました(^^;;;;)

 そして彼はこれからも東京で、気軽に楽しく自分の人生を生きていくのだそうです。格好いいですね。

 作中の日付は2020年6月、リアルならマスクして資金繰りに悩んでいる頃でしょうけれどドラマですからねえ。 そういえば、20年前は不真面目な学生だった翔太でもサクッと大手商社マン年収一千万円超えになれたのに。今の大学生は就活を既に諦めた様に描かれているところ、こっそり不況の描写。成長市場に生きるアジア視聴者には読み取れるのでしょうか


「美食探偵 明智五郎」~最終回 ☆☆

 あの隠れ家で、マリアチームと和気藹々すごす風呂上がりの明智五郎。あれは明智の夢の形なのかな、それとも沈みゆくマリアの願い。

 廃屋での8話ラスト。好きだと叫ぶ苺(小柴風花)を桃子(富田望生)にまかせ、マリア(小池栄子)の手を取り落ちていく明智(中村倫也)……で、てっきり本当に終わりかとw これはこれで潔いバッドエンドねーと思っていたら続くし。落ちてどう助かったのか、何があったのかも語らないままの明智と、何も変わらない関係で付き合い続ける苺ちゃん。むしろそりゃ無いよorz


 そしていつもの絵はがきが届き、毒入りの和菓子で閣僚が死に、ってさ。
シリーズ終了後のスペシャルドラマでならともかく。マリアも取り巻きも生きてるし予告までしてきたのに、危機感なさ過ぎでしょう! 怪しい和菓子を、要人が食べ始めても『騒ぐと僕が疑われる』って、えええええ…… その後も、威信をかけた警察がいかにも明智を犯人に仕立て上げそうでしたが、本来届く筈だった和菓子は?届ける筈の本当の和菓子屋ご一行はどこ? 妨害されたその人達の証言はありましたっけ?
というか上遠野(北村有起哉)さん、「マリア」を初耳! 娘さんの事件もあったのに?

 れいぞう子さん生存は、ダスターの粉砕機をシェフが切っておいたからですってよ。無理~! 警察が彼女の分も肉片を調べますよね。 なかったら犯人逃亡、点検口からでも出たなら痕跡が残る。鑑識なめるなよ。ついでに、廃屋落下で無事だったのはこれのおかげ、とわざとらしくワイヤーが示されましたが。そんなもの無くたって崖から海に落ちて無事だったマリアさんですし。むしろ明智ごと、あの短時間で助けるのにどうワイヤーを使ったのか、その後何時間も消えたのは何だったのか、違うところが気になりすぎるだけ。
どっちも下手な説明などせずにおいてくれた方がましでした。

 そして、苺の最後の晩餐。
またも殺人集団に捕まって、死ぬ前に何が食べたい??まで言われてるのに、衣装の趣味に気が回る苺のメンタルも鋼鉄なら(誘拐監禁になれすぎw)、警察と相談するでもなく普通にディナーに呼ばれて見慣れない服を褒めてる明智も何なの~!? そして食べるw 最後の晩餐がこれじゃイヤ以前に、よく喉通るよねw
 絶望だ希望だと長台詞が続きますが異世界理論でもう、ねえ。仲間が欲しかったマリアに、評価されず居場所がなく寂しかった連中が巻き込まれたってことでいいのでしょうか。

そもそも殺していない林檎ちゃん(志田未来)は、しばらく彼らと離れれば我に帰れたのかも。シェフ(武田真治)を愛し始めていたれいぞう子さん(仲里依紗)ふたりの仲がもし深まれば、そこにマリアは必要なくなったのかも。そして御曹司故に自由に生きられず救いを求めていた明智五郎は……もうとっくに希望のちくわ磯辺揚げを。もとい、苺をみつけていたんじゃないですか。気づくのが遅~い!

 隠れ家を包囲した警察に、とりあえず林檎とれいぞう子は逮捕されたでしょう、でもココちゃん(松井玲奈)は? ストーカー氏(森永悠希)の死に際にわざわざ立ち会ってしまったら、遅効性のレア毒を使った意味が……(^^;;;;)
それでも、マリアの後を継いだのがココちゃんだった適性には全面同意です。

 そうだ、マリアと明智の初対面。ステーキを焼く大学生五郎は可愛かったし、学園祭で6千円超え(格安w)のゴージャス牛はインパクト大で、そりゃ再会したら分かる! でもどこでループタイを覚えてファッションセンス壊れてしまったのか、そんな裏話はまたfulu配信なのでしょうかw

「異世界居酒屋のぶ」2~7 ☆☆☆

 楽しく見ていますが、神(ロバート秋山)の出番は減っても謎と心配事は減らずw

 居酒屋「のぶ」は異世界とつながっている……!
 のれんのかかった表を中から開けると、そこはアイテーリア。でも裏口からは、普通に現代日本に行けるよ!ってことで、営業時間内にも大将(大谷亮平)やしのぶ(武田玲奈)がちょっと豆腐買いに出たりしてます。皿洗いのエーファちゃんは、まだこの不思議に気づいてないのかしら。6話では、ふたりが元いた店の板長(木村祐一)が裏から訪れて、昼から呑んでいきましたけどね、じゃあ日本側からみた表口は一体??入れるの?? 初回頃は客席モブに日本人もいたと思うのですが、最近はアイテーリア人の常連も増えちゃってて謎ですw 

 臭い不味い、ゼリー寄せぐらいしか料理がないと水運ギルドからも無価値扱いされていたウナギ。それが大将の蒲焼きで一転!漁業権が交渉につかえる扱いにまでなりましたよ(4話)その後は、蒲焼き目指して「のぶ」に市民が列をなし、仕込みがおいつかないほどに。「のぶ」側の問題は、ヘルミーナ(堀田茜)考案の昼限定ウナギ弁当で解決しました(7話)が、ウナギをとりまく漁師や市場の事情もきっと激変ですよね。5話ではタコも、やはり大将の料理で旨さを知らしめましたよ。気がつけば客が皆、箸で食べてるしw 食文化変えすぎ!
 気になる支払は、アイテーリアの銅貨銀貨でOK。
なんと大将としのぶちゃんでアイテーリア料理食べ歩きをしたらしい(その場面見せて~)他に、アイテーリアの市場に走ることもあり(見せて~w)最近大人気のウナギやタコもそっち仕入れなら、アイテーリア通貨で支払いもするのでしょう。でも大根やマヨネーズetcほとんどの食材や、水道光熱費家賃と円での支払いも必要ですよね。銀貨を円に換金できているのかな。気になるじゃないですか(^^;;;;) 

 7話では、他国の密偵(忍成修吾)が来店。ポテトサラダに驚愕、緊急帰国! 高価な筈の冷たい水が、高価なガラス器で提供されて無料。そこに何種類もの複雑なレシピで新鮮な野菜サラダが、それこそ高価な胡椒をかけて出されたらそりゃひっくり返りますよ。おーい、他の店はこんなじゃないんだよー? いままで、徴税請負人(浪岡一喜)も男爵(木下ほうか)と従者(梶原善)も、「のぶ」に難癖をつけに来ては味のとりこになって帰るのが定番でしたから。やっぱりちょっと「のぶ」びいきになった密偵の報告で、何が起こるのか? もめ事じゃ無いといいなあ。

 しかし食に関して、アイテーリア下げ案件ばかり。そうなのかなー。保存が難しいのは仕方ないにしても、地鶏めっちゃ美味いとか、野菜本来の味が濃いとか、ありませんかね。品種改良上等ですかね。
そうそう、7話のイカ尽くし。
イカ嫌い、大将が様々イカ料理を並べてもどれも口に出来ないベルトホルト(阿部進之介)、子供の頃ふきこまれた嘘で巨大イカが怖かったせいでしたが(イカリングが吸盤だと思ってたw)、イカ実物を見てすんなり実食~。これだって、アイテーリアのイカ漁師は実はダイオウイカレベルと戦ってるのかと途中までわくわくしたのに!


「MIU404」1 ☆☆☆

 まずはオーソドックスなバディもの感。

 班ごとにめぐる24時間勤務。二人組の車で街を流し、有事の際には真っ先に現場に駆けつけ手がかりを集め、捜査や逮捕は他に譲る部署、それが機動捜査隊、略して機捜。について、SPドラマシリーズ「機動捜査隊216」(弊レビューこちら)のファンにはお馴染みでも、連ドラの警察ものでは目新しいところなのでしょうか。 
かの名作「アンナチュラル」の脚本&スタッフで主題歌も同じく米津玄師の触れ込みでしたが、まずは脚本よりも俳優の魅力で見通した初回1時間。終盤に流れてきた主題歌「感電」も、まだ感極まるような使われ方ではないですよねー。

 3班で3日に1度だった24時間勤務を、4日に1度と働き方改革するべく新設された4班。そこに呼ばれたのが、元捜査一課で何かやらかした志摩(星野源)巡査部長と、もっと何かやらかして田舎に飛ばされていた伊吹(綾野剛)巡査部長、若きエリートで真面目なのにやはり左遷くさい九重(岡田健史)警部補と、ベテラン(橋本じゅん)警部補の4人。特に伊吹がめちゃくちゃで、後ろからあおってきた市民に嫌がらせはする仕返はする、喧嘩も吹っかけるw 傷害事件の聞き込みではメモを取らない! 見越した志摩は伊吹の服に録音機を忍ばせて対応、
「人の記憶はゆがむ」
と、ただきちんとするためのメモでないことも説明できる、出来る男です。何で花形捜査一課から外されましたかね。
でも伊吹もそれなりに情熱を持った正義漢、悪者は撃ちたい派なだけでw 老女行方不明の入電に、自分が事故に巻き込んだ人だと気づいたのも、みつけるまで諦めないのも伊吹の方。初めは、引き継ぐだけで捜査しない機捜がつまらない、やり甲斐がないとぼやいていた伊吹でしたが、24時間勤務の終わりにはいい笑顔で、いい職場だと得心した様ですよ。
「何か起きる前に、止めることが出来る!」
確かに刑事ものでは珍しいことかも。
上司桔梗(麻生久美子)警視に伊吹の評価を問われた志摩が、思い浮かべるのがその笑顔。1話でのとりあえず保留から、理解しあい尊重しあう相棒へと絆を深めていくのでしょうか。ふふふ。

 傷害事件の被害者が朝のあおり運転の男で、防犯カメラで加害者を追えば老女も探せる展開になったのはあまりにドラマ的展開ですが、面白いからいいですw 劇中であおり運転の厳罰化が語られ、実際の施行は6月末から。当初の予定ではちょっと先取りの脚本が、結果ギリギリで放映w 声取り直しにならなくて良かったですね~。
 しかし機捜、隊で自炊して一緒に食事。一緒に仮眠!←これは216にはなくてびっくりしましたよw そして志摩も伊吹もラフな私服(夏ドラマには暑そうw)ですが、制服に準じる格好しなくていいのかな。銃は持たないの?? とにかく足が速い設定の伊吹。横転した車から降り立った足元が、駅伝やマラソンでよくみるあの靴で笑っちゃいました。
そう横転、勤務1日目にして一台廃車。予算的に後がないそうですw 今時珍しくカーアクション激しい連ドラになるのか、後がないからもうやらないのか、どっちかな? あとそうだ、志摩の目のふちがずっと赤いw

「行列の女神 らーめん才遊記」~最終回 ☆☆☆☆

 えー、もっと見たかった! 続編希望です。
毎回毎回、出てくるラーメンは美味しそう。そして、とある店が売れない原因も納得なら、清流企画が提示する解決策にもこれまた納得でした!

 ☆つけ麺激戦区で伸び悩むつけ麺屋(窪塚俊介)から依頼。
依頼通り斬新メニューを作るゆとり(黒島結菜) でもライバルコンサル社員難波(松井玲奈)が勧めたのは、豚骨ラーメンへの鞍替えでした。 美味しい=売れる、わけじゃないのが商売なんですよね。ライバルの切り口は正しい。でも芹沢社長は更にその上、なんと豚骨ラーメン激戦区で同様に悩む店にはつけ麺をすすめ、両店レシピ交換を提案!一石二鳥でがっぽりです!
 ☆引退老店主に、跡継ぎ候補を紹介。
らオタ(=らーめんオタク)社員(前野朋哉)や高橋メアリージュンが連れてくる候補は優秀に見えて難あり。勝手に立候補してきた客は、さぼりに見えてその実、ご近所他店への根回しもビラで客寄せもばっちり!実は業界の実力者でしたよーん落選した候補も雇って鍛えてくれるよーんって、いい人みつかって良かった様だけれど、今後清流企画がアドバイスして稼ぎ続ける予定は水泡に帰するのでしたw
(実は彼、バイトテロで自分が立ち上げた店を潰され、人材育成の大切さを知る男。冒頭、あのゆとりちゃんすら困惑するバイト志願者のレベルの低さが伏線だったという。そんな社会問題もバイト側のせいだけにせず取り込みましたよ)
 ☆絶対店長になるマンをサポート!

金も経験もないけど、ラーメン屋を始めたい青年(堀井新太) らオタ社員は相手にせずにいたら、部長(杉本哲太)が昼だけ間借りの店舗を紹介したり、レシピ開発の材料と本を渡してみたりと不思議に協力的。応えて青年も値段なりのものを1日で作りましたよ。無知によるトラブルもがっつりサポート。変にらーめん偏愛おたくより指導しやすいのかもしれません(って、その後判明していく芹沢社長の過去のもめ事や現ラーメン店の採算問題が、味へのこだわりのせいなのが好対照w)
 ☆売れる店にすれば幸せなのか?
とにかくすぐに売れる店に! 自棄を起こした店長(金井勇太)の頼みで、いわゆる『流行の』スタイルを提案して売れていた担当店が、消えていた。ショックを受けるイケメン社員(小関裕太) 結局は売れなくても好きな様に、新メニューを毎週開発するマニアックな店に戻って別の場所でひっそり営業していたのでした。真に親身なサポート、大事。
 ☆らーめん博物館の出店に閑古鳥
街の本店支店は人気店。なのに、ラーメン博物館での出店に客が来ないのは何故なのか? まずは一目で解決、能書きがないw 街の店舗は、ファンやその店を目指してくるらオタで十分回転しても、らーめんばかりひしめく博物館に、どれでもいいから食べに来た観光客には分かりやすい特徴の説明や、食べてみたくなる売り文句が必要。なるほどです。後半はその上で更に、常にブラッシュアップする必要を説くのでした。
 ☆学生街にぴったりの新メニュー開発
某チェーン店の新メニューコンペ。腹にたまるものを、とラーメンライスを参考に出汁入りお焦げを乗せて食感も楽しく味の変化もあるゆとり案に対し、ドンと唐揚げ乗せただけのライバルコンサル。しかも口汚く、学生に味なんか分からんと言い放ち清流企画劣勢かと思いきや、案外ゆとり案が採用に。今時は若者も舌が肥えてるし、客を馬鹿にする姿勢はいただけないですよね。ふむふむ。

 と、毎回そんなこんなの裏で、和食の権威であるゆとり母(高畑淳子)が暗躍w
清流企画を辞めて!ラーメンなんて毒よ~と、ことあるごとに愛娘ゆとりを拉致するわ説得するわ。先の店長探しに業界人候補を送り込んできたのも実はゆとり母なら、清流企画が協力していたJAPAN FOOD SUMMIT 2020からラーメンを閉め出すと喧嘩を売ってくるのもまた、母。実は以前から因縁があった芹沢社長とゆとり母の舌戦は、竜虎相まみえる大迫力のハラハラでした。お互い笑顔で言葉丁寧なのに、怖い~(^^llllll)
 てなわけで、FOOD SUMMIT出店とゆとりの進退をかけてらーめんプレゼンがあったり。芹沢社長こだわりの薄口醤油ラーメンは、かつてその鮎出汁の原価率悪さを原因に恋人だった社員に使い込みまでされても変えずにいた味だったのに、その男がライバル社長として現れたらカタクチイワシに変えてもっと美味しくてもっと安いラーメンをガツンとぶつけてたたきのめしたりとw いやあ、飽きなかったですよ。
 ほんと文句なさすぎで毎回何も書いてませんでしたけど、楽しかったんです。

 ヒロインゆとり(黒島結菜)の舌は確かでも、美味しい=売れるラーメンじゃないんですねえ。だからって理詰めのマーケティングだけでもだめで、ラーメンへの情熱や店主が店を我が子の様に思う愛情も大事。そこを塩梅よく救った上で、ただ働きはしないぞーという経営の心得もがっつり描いて、ああラーメンってなんて素晴らしいんでしょう!
脇の社員もライター石塚もコンサルもきちんとキャラがあってぶれず、要所要所できっちりひと働きしてくれました。ああ、なんてよく出来た脚本だったんでしょう!
ゆとりちゃん流に言うなら
「このラーメン(&ドラマ)わくわくしました!」

 ただ歌は、ね。
毎回毎回、メロウなLOVE PSYCHEDELICOが始まると漂う『え、もう終わり?』感w 逆に終盤で元気に始まる「WABISABIの唄」でもそっちが主題歌で、LOVE PSYCHEDELICOはオープニングテーマ? 流すタイミングは逆が自然だったと思います。

「いいね!光源氏くん」~最終回 ☆☆

 え、結局養うんだw

 今更ですが最後まで見た感想を。
 「ハワイ行きたいな~」
と思っているところで車にひかれたら、ハワイに飛んでいた光くん(千葉雄大)w
紆余曲折でまた沙織(伊藤沙莉)宅に居候、頭中将(桐山漣)もやってきて二人で優雅にふぉっふぉっふぉ~と口元押さえて笑い合うところなど、なかなかに異文化で楽しかったですねえ。女性にまめな中将どのが、モテモテホストとしてがっちり稼いじゃうのも、さもありなんw
 なのに終盤、以前ワイハで拾ってくれた科学者とやら(厚切りジェイソン)が登場すると、NASAがエイリアン扱いで光くんを追ってるだの平行宇宙だのと突然のSF感で違和感が。そもそもタイムスリップじゃなく、小説の登場人物なのに、それが実在する世界もあるとか言い出したらもう大変。だったらNASAは、スーパーマンやドクターストレンジ召喚法を考えるべきでしょうw そのためには沙織どのに教えを請うなり、部屋の立地や月の満ち欠け等を調べ尽くすなりの方が大事でしょうに、なんで光くんを解剖したいの?
 そんな追っ手の前で、再び消える光くん。
元の世界に戻ったのね……。と思いきや、一緒に見たいねと言った花火大会がある、夏に跳んでいたのでした!じゃーん。ってえええええええ。

 そもそも光の君と沙織どのの関係や想いが曖昧な上に、彼があちらに残してきた妻たちの行く末も、ニート養わなきゃいけなくなる沙織の経済問題もほったらかしで、ハッピーエンドですってされてもおおおお。それともこの先、光くんが本当に源氏物語に戻りたければ戻れて、時折、沙織どの&抹茶ふらぺちーのに会いたいのお~と思えばまた訪ねてくる。そんなふりーだむな感じに受け取っておいたらいいのでしょうかw
それでも頭中将だけは、自分が脇役な「源氏物語」には戻らず、現代で楽しくルームメイト君と仲良く生きていくのでしょうね。
めでたしめでたし。楽しかったです!

「ハケンの品格(2)」1 ☆☆

 あの大前春子が帰ってきた、……13年の時を経て!
そんなにも経ったのに、日本の労働環境って変わらないどころか悪くなっている様でげんなりです。

 13年ですよ、13年。一昔+α。更にコロナで+2ヶ月。

役者さん達は日々の鍛錬でキープされていて、篠原涼子、小泉孝太郎、大泉洋と3人揃っても驚きの老けた感無しでしたが(まあそれぞれには絶え間なく見てますからね)、くるくるパーマ感だけは無くなってましたねー。更に他人様を身体的特徴で呼ばわることへの忌避感も、時代的に強まっていると思うのですが「くるくるパーマ」呼びは続けるんでしょうか。

 さておき里中(小泉孝太郎)は課長に出世し、東海林(大泉洋)は旭川支社長補佐になっている某社は業績右肩下がり。起死回生のプロジェクトに必要だかなんだかで、スーパー派遣を要請されてひっぱりだされたのが…………かの、大前春子(篠原涼子)
残業、いたしません。
雑談、いたしません。
でもドクターXと違うのは、お茶くみも業務命令ならしてくれて美味!更には必要とあらばロシア語通訳、クルーズ船の運転と別料金発生してもいい特殊能力まで、時間内ならしてくれることなんですよー(そこを見込んでのお時給は、おいくらなのか ^^;;;;)
 てなわけで、春子をしらない部長(塚地武雅)に邪魔にされながらもロシア企業との折衝に同席。そもそも13年前にハル子の活躍で結ばれた契約が終わりそうだったのを、春子独断の機転でもてなし、予定になかった干物の七輪焼きであちら感激。干物の契約相成りました、めでたしめでたし、って。えー。どんだけ無策な会社なの。

 そんな合間にも、若い派遣たちは契約延長のためにセクハラに耐えていて。
義憤にかられた新人派遣(山本舞香)が、先輩(吉谷彩子)の被害を訴えてみるも匿名調査にはならず。セクハラ正社員(松尾諭)は知らぬ存ぜぬで逃げ、逆に派遣嬢が人事部からつるし上げ。ハニートラップ疑いの理由が、

翌日笑顔だった←セクハラされて笑える筈がない。
相手に事後に親しげなメール←セクハラされてるのに、云々。
あまりにも伊藤詩織さんのレイプ告発事件もとい山口敬之レイプ不起訴事件をなぞっていて不愉快でしたねえ。もちろん、ドラマ上の正義は被害者側にある演出。軟禁され責められる派遣嬢たちを、駆けつけた大前春子がさっそうと(チェーンソーでドア破ってw)助け出し
『どんなに嫌でも笑って出勤するのがハケン』
と大見得切ってくれるんですけどね。対象セクハラ事由が違いすぎて矮小化されている気が……。そこを脇におければ、嫌なものでも嫌といえない弱い立場の非正規雇用者を代弁する、すっきり案件でしたかねえ。

 業務以外は、会話無用。たまに口をひらいても切り口上の大前春子。懐かしい~となるよりも、ええ?ここまでイヤなやつだったっけ?と驚きが先に立ちましたが、忘れてるだけなのかなあ。おそらく役者さんは前作見返して同じように演じているんでしょうからねえ。そして夜。 再会を祝して里中(と、東海林がw)花見に誘っても、お断り。ですよね。しかし「花見」だったことに、ああ4月放映のつもりで撮影してたよねーとまたため息なのでした。

 さてこれからどんな事件があるのでしょうか。前作では、事件より東海林の春子ラブを楽しんでいたんでしたっけ。

「探偵 由利麟太郞」1 ☆☆

 吉川晃司がスタイリッシュ……!

 銀髪の探偵、吉川晃司。その出で立ちがすそ翻る漆黒のロングコート!腰細!!! そのダンディな洋装で弓道ですか、絶対強いorz
先端恐怖症という弱点設定も、無言でクラッとダメージを喰らう格好良さでやっぱりダンディw 助手の志尊淳がささっと鋭角を隠す気の利きようです。ナイフ向けられた場面ではむしろ切っ先を向けられたくなくて華麗に取り押さえているじゃないですかw
 なので事件はほぼどうでも良くて。ゲーム内で連絡を取り合う児童と犯人、DNA親子鑑定、アドレナリンだセロトニンだと脳内物質がどうのこうのな過去の研究、原作からかなり変えていますよね? 猟奇に陵辱、親の因果が子に報いなやるせなさが横溝の香りでしょうか……。あと隠し扉と地下の研究室w

 警察を退職し、探偵業を営む由利麟太郞(吉川晃司)の事件を文章に起こし「由利麟太郞の事件簿」として売っている三津木(志尊淳)は小説家志望。
ある日三津木の元に『花髑髏』と名乗る殺人予告メールが。指定の「墓場」へ向かうとそこは家電ゴミ集積所で、運び込まれる冷蔵庫から刺殺体……もといまだ息のある美女日下瑠璃子(新川優愛)を見つけた由利と三津木は、犯行現場と思われる瑠璃子宅に向かい、父親日下栄造(中村育二)の遺体を発見する。遺体の横には血まみれで花に飾られた「花髑髏」が!

 この後いろいろありますが割愛。
養女に恩着せて犯す英造はもちろん最低ですが、兄妹として育ったのに突然男女の仲になりたがる兄もかなり気持ち悪いです。さすが親子。 しかし瑠璃子が養女と知って1年。同じ家で暮らす児童魁太のことはそれまで何だと思ってたの。えーっと瑠璃子の妊娠出産を知らなかったのか、それとも知ったからこそ性的な目で見るようになったのか。兄に助けを求める妹のまなざしが誘ってみえたのか、救いがないわ……。 

 廊下の靴跡、ベッドカバーのへこみ。鑑識より、由利麟太郞の観察眼と気づきを大事にする世界wで、それを可能にするのは捜査一課の協力者等々力警部(田辺誠一)です。 また、探偵が京都で暮らすのはマンションでなく風情ある下宿!女将はまさかのどんぐりさんw 「火村英生の推理」だと夏木マリなのに……!(しかしこれは有栖川有栖が由利麟太郞をオマージュした可能性大ですね)


 エンディングが吉川晃司。

「美食探偵 明智五郎」2~6 ☆☆☆

 ソーシャルディスタンシング!

 たまたま観た6話終盤のあまりの衝撃に、2話以降ほったらかしだった録画を一気観しましたよw
元々、世界のどこかにいる殺人者マリア(小池栄子)が、ネット経由で毎話の「被害者」に殺人をそそのかすお話。時代を先取りしたリモートドラマだったのですが、マリアの人生の目的は勝手に愛する探偵明智五郎(中村倫也)と最後の晩餐を共にすること。いつまでも離れたままではいられずに、6話では小屋ごと燃やされそうな明智を助けんと平然と炎に分け入るマリア。それが出来なかった助手小林一号もとい苺(小柴風花)が呆然と見守る中での、濃厚接触な口づけ……。

 勿論、誰を殺しても自分が死んでも平気なマリアはネジが外れていますが。
 勿論、苺だって実は明智を好きなわけで。
とんだマウントで親密さををみせつけられた挙げ句
『彼女は特別』
と口走る明智を(しかも苺には、ずっと一緒に居てほしい、料理上手だからってorz)泣きながら苺が詰る場面は、いつもの探偵事務所でもない、不思議などこか。暗闇に机がふたつポツンと向き合って照明に浮かび上がります。向かいの机で泣く苺に、立ち上がって近寄るでもない不器用な探偵の当惑……。 ふたりの心の距離をこう演出したのね!とこれはこれで納得だったのですが

<新型コロナウイルスの感染拡大を受け、このような形で放映させていただきました>

のテロップで、苦肉の策だったことが分かってしまいましたよ~。でも瓢箪から駒の名場面でした。

 探偵明智五郎は、某大百貨店跡継ぎの御曹司。
金あり顔良しの上、一度見た顔は忘れず美食の知識を活かした推理も一流。金持ち人脈で警察にはない情報網もあるスーパー探偵なんです。ただし探偵故、真犯人をみつけたところで逮捕せず。本当にただ犯人をつきとめるだけなんですよー。その結果、3話で見逃した殺人シェフ(武田真治)が4話の遺体解体を手伝ってるしw 2話で元カレを呪った茜(志田未来)もシェフと一緒に5話の給食6話の料亭と厨房に出入りしちゃうじゃないですか。いくら生活のために探偵しておらず、そもそも依頼もされていないとはいえ、捜査一課だって主にコミックリリーフとはいえ毎回顔出してるのにここまで犯人が何人も野放しで活躍し続ける探偵ものも珍しいですw

 それでいて女性の心理は妙にリアルで、4話の料理好きな妻(仲里依紗)が夫を殺すに至る原因が、義母から大量に送られ続ける茶色い煮物で『私の白い冷蔵庫☆』が埋め尽くされることなの、極端ではあるけど分かり過ぎる(^^;;;;)  その夫が明智五郎の同級生。嫌がられる煮物が、五郎が初めて食べて涙した「家庭の味」だったところは辛いのですが……、この場合の争点は美味い不味いじゃないから。母の味信者の旦那にもの申すより、倍返しでグラタンとかニシンパイとかお義母さまにガンガン送り返せば良かったのかも。

 2話の茜は、元カレ酷いとネットで愚痴っただけで殺したのはマリアなんだけどな……。しかも本当に死ねばいいと思ってたのは、元カレに送った手作りジャムをインスタにのせてる現恋人だけで。いつもジャムを食べずに腐らせてた(え、砂糖少なすぎじゃないの)元カレは、マリアが計画をまさか実行したって毒入りジャムは食べない筈だったのにね。その辺の罪も丸っと引き受けて闇落ちしてしまって可哀想です。
 5話は、給食。教師のアレルギー無理解で、クラス中からイジメられてしまう小学生。そこにもマリアがつけ込んで、給食で大量殺人を目論みます。東京と地方に離れていつの間にか殺されていた2話とちがって、目の前で同級生が死ぬと予言されていて、平気なわけがないよねえ。「食べないで」と騒いで嘘つき扱いされたところに、父親の捜査一課上遠野(北村有起哉)が乱入。次いで探偵も一号苺、二号桃子(富田望生)もと味方が増えたのは良かったですが、その後のアレルギー解説が片手落ちで、食べるのみならず「触れるだけでも危険」説明がされません。背中にチーズ入れられて倒れた因果関係を教えなきゃなのにね。また、実際の毒物混入はマリア一味が実行犯で、上遠野娘は何もしていないことを、改めてきちんと宣言する過程なし。それで「ごめんなさい」だけ父に言わされて、毒入れたやつだと思われたのでは? まあ、いじめは止まるかもですが(^^;;;;;;)
 6話、探偵がお見合い。

百貨店に勤めたのに、御曹司の幼稚園送迎も仕事、長じては見合い相手を探すのも仕事だったと腐る役員(小市慢太郎)でしたが、だからって命狙っちゃだめー! 五郎の口癖「悪くない」は、若き日の彼がそば屋に連れて行ってくれた幸せな思い出からだったのに、悲しい記憶になってしまったじゃありませんか……。で、実は今回マリアチームは、五郎暗殺でなくその阻止のため暗躍、冒頭での炎の救出劇につながるのでした。

 そのどの事件でも、明智に呼び出され振り回されていた弁当屋の苺ちゃん。つけ払いにされ、キッチンカーで送迎させられてと、文句たらたらながらも明智に惹かれていくのも分かるし、事件が陰惨でもドラマ全体が明るいのは、苺のおかげ。いつも桃子と食べまくるオープニング楽しいよ! 変装潜入にゴミあさり。4話では、誘拐され、遺体見ちゃって。自分もトラウマで肉食べられなくなりつつ、萎れる明智を強引に気遣う優しさ。明智に関わるなら殺す、とマリアに脅されての助手宣言、泣けるじゃないですか。6話では、見合いに来ない六郎(五郎弟w)の身代わりに男装、そしてボイパまでもう大活躍ですw
 なのにもう、ただの弁当屋と客の関係に戻ってしまうのかー?

 撮影休止で、しばらくはネット配信のサイドストーリー放映でつなぐ模様。7話以降を放映出来るのはいつでしょう?? 


「異世界居酒屋のぶ」1 ☆☆

 社会派、事件犯罪ものばかりだったwowowドラマが、ついにグルメに挑戦。それも異世界ものですって?ラノベ原作??

 と、ずいぶん斜めに見始めたわけですが、期待値が低かったせいか案外楽しめました。
異世界ものといっても転生はしておらず。どこにでもある街の「居酒屋のぶ」の正面玄関が、何故か違う時代の違う国中世ヨーロッパドイツっぽい「古都」に通じてしまいw
「こんな大きなガラスがはまった店、高いに違いない」
とか言ってる、冷えた飲み物を知らない人たちが三々五々店にやってくる様になったのです……!
って、言葉はなんで通じてるの?? 支払いは?
何も知らない友人を連れてやってきた兵士ニコラウス(白洲迅)、訳知り顔でいろいろ教えておりますが、いや待て君が初めて来た時を見せてほしいんだけど。そして淡々と注文に応じている大将(大谷亮平)この不思議なお客さんたちを何だと思ってるの? 中世コスプレのインバウンド旅行者???

 ガラスそのものが高価な世界から来て、ジョッキに驚いている男。触ってキンキンに冷えていることにまずびっくり。飲んで衝撃「牛のションペンだ!」←今まで喜んで飲んでいたぬるいエールの方をディスっておりますw その驚異の飲み物の名は
「トリアエズナマ」
う、うん、店の看板娘(武田玲奈)にそう言われたけどねw
枝豆が、おでんが出てくるたびにそんなコントが延々と続くわけですが、それだけじゃない。謎の背景(ロバート秋山)が、驚きを喜びを表現してくれています。おでん……その名も王(オーディン?)の食べ物か!となってる横で王の装束w 唐揚げのあまりのおいしさに「まるで魔法……!!!」と唸れば杖持って魔法使っていたりw ここ原作でどうなってるのか知りませんが、脚本監督をお笑い芸人品川ヒロシにまかせただけのことはあるのかも。

 ただ、北南米で食べ慣れない人に和食をすすめた数々の経験からすると(日本に旅行にくる様な人は覚悟があるからかなり大丈夫。)出汁のしみた大根やコンニャク、昆布から居酒屋に入門するのはどうかと思うんですよね。魚系のうす味で煮込まれた不慣れな食材。下手するとまずは匂いから駄目よ? 後半に出てきた唐揚げのような食べ慣れたもの、それも普段口に入るのは産卵を終えた廃鶏ばかりのところに、いい肉での唐揚げって最高に分かりやすい美味。また食べ飽きたじゃがいも料理をちょっと違う味付けで見直す肉じゃが、このあたりを導入に段々とおすすめするハードル高い料理のはずなんですけどね、おでん。最後に出した牛すじの方が、一般家庭でも肉を一頭買いする肉食の国ならむしろ日常食材じゃないかと。まあいいけど(^^;;;;;)
 調理場面の映像がきれいで、美味しそう。飯テロとしてレベル高いです。

 最近話題の店、として冷徹な徴税請負人ゲーアノート(波岡一喜)に目をつけられての第一話終わり。さてこれからどうなるんでしょう、でもさしものゲーアノートも美味には勝てないのではw

これからの出演者に梶原善や篠井英介。庄司に小杉と芸人もまだまだ出る模様。だったら板倉俊之も出してくださいよー!

「映像研には手を出すな」~最終回 ☆☆☆☆

 大団円!
映像研(仮)が、正式に部活と認められてのめでたしめでたし、でした。

 ……そこって原作やアニメではサクッと通過点だったのにと物足りなくはありますが、まあいいや。実際、最終回でついに流された「唯一無二の映像」だって、尺も短く作中のインパクトもさほど(アニメ版での映像美をみてもらいた~い ^^;;;;) でもいいの、これはアニメに興味なくても楽しめる「学園ドラマ」なんだから。
 背景だけの場面や繰り返し、クローズアップを利用して編集で映像の尺を伸ばす場面では、徹頭徹尾実写で解説。そう、カメラワークをアニメでも実写でも共通のものとして語り、本題は水崎氏のこだわり=映像と、浅草氏のこだわり=物語(脚本)を互いに無くてもいいと言わせての
『完成のために妥協が必要』
という、提出レポートや会議用の資料つくりなどで誰でも多少は思い当たる節のある正論なのですよ。しかーし。クリエータの業は海よりも深しw 最終回冒頭で、わーいうさちゃんが歩いてる~とはしゃいだのもつかの間。押しつけられた妥協に爆発した浅草氏、やっぱりやりたいことをやる!という暴挙に出てしまうのですw そうじゃなきゃ死んじゃう。

 仕方なく手綱を放棄した金森氏、すかさず動くは裏工作ですよ。まずは学校に忍び込んでの徹夜!(顧問バレしたけどw)怪しいチェ・ゲバラに依頼までして、どうやって大生徒會の呼び出し時間を引き延ばすのか~?
この展開に、がっつり下水道部上水道部が関わっていて嬉しいことこの上なしですよ。部室が河原テントのあの部もこの部も居残りでなにかしていて灯りがきれい☆ 完成品を持って駆けつけるには、居るだけだった水崎氏ボディーガードがついに送迎してくれてw 到着までの間をつなぐのは、次々と乱入するプロレス同好会だ~野球部だ~応援部だ~! 大生徒會の呼び出しシステムがゲバラのせいでめちゃめちゃだと号外をまくのはもちろん、号外部だ~w
 そんな騒ぎの間もずーっと目を開けない眠れる獅子、王くんw 1話から常に寝てた彼がついに目を開けて映像研のアニメをガン見して!予算だそうって言ってくれるんですよ~胸熱じゃないですか! 既に次のことで頭がいっぱいの3人娘、大生徒會の決定なんて聞いていませんでしたけどねw

 そんな現場からまろびでる生徒二人←アニメ研ですね?
 騒ぎを録音している生徒は……男?女?←百目鬼氏ですね?
映画への布石もばらまいて、ああ、順調にいけば直後の5/15公開だったのにねえ……。でもきっと楽しい作品が出来ているでしょう。楽しみです。

「東京男子図鑑」1 ☆

 中途半端に古いw

 現代の若者の生態を描く、のかと思いきや舞台が20年前。バブル時なら肩パッドや女子の前髪ですぐ時代特定できるのですが、そこまで特徴がなくてただちょっとイケテナイだけみたいになりますよね。公式を見に行ったらなるほどここから現代までをずっと描くのね。「東京」と銘打ちつつもマーケットはアジア全土だそうで、あえてファッションや小物の時代色を外したのでしょう。それにしても、冒頭のインタビュー形式で一言ずつ、いろんな人が「翔太って」と主人公に対するちぐはぐな印象を語っていく演出とかダサいんですけど~それも狙ってる? 

 代返、合コン、いつの間にか就活している友人達。そんな大学生あるあるのぬるま湯にどっぷり浸かっている翔太(竹財輝之助)でしたが、他の女子大の香須美(花影花音)と知り合ったことで粗末な身なりを気にし始めます。見立ててくれたブランド服は買えず、ホテルに行こう、と誘って付いてきたのにラブホでがっかりされる。夜景が見えてルームサービス頼めるところが良かったのかなw  そして裏切られ(?)女は結局、金。と傷ついた翔太は東京で上を目指すことに。
何がしたいとかなんだっていい、東京に住んでどっかいい会社入って高い服着て美味いもの食って、香須美みたいな女を見返してやる!だってさ。そんな叫びを聞かされた友人マルオくん(水間ロン)は呆れるでなく「翔太ならできるよ」と励ますんですよね…。地元に帰って教師になるつもりの彼には、上昇志向の翔太は眩しいのかな。って、千葉だよ、通勤圏内なのに?

 そんな動機で遅まきながら就活始めて、一流商社に入れたならいいじゃん…。そもそも彼女とはそんな真剣な交際でした?自分だってただ可愛くておしゃれな娘と寝てたってだけでは。なので物語自体は惹かれるものもなく。本当に20代だろう「友人」に囲まれた翔太=竹財さんは流石にちょっと若作りが苦しいのですが…この先の会社編、スーツ姿では本領発揮してくれるのでは!

 ねっとりセクシーな竹財輝之助の魅力にアジアが気づいてしまうw


「行列の女神 ラーメン才遊記」1、2 ☆☆☆

 え、鈴木京香の役って原作では男性なの?
この枠いつも興味深い実話が元なのに、手堅すぎて先が見えるわ初回2時間で後回しになるわで縁がなかったのですが。今作は思い切りマンガチックな人間関係の中でラーメン部分だけが地道でリアル。ギャップが面白くてワクワクしちゃってます。 オープニングのナレーションがかの美食戦闘アニメ「トリコ」なのも、遊んでますよね。

「ここで働かせてください!」
と、ラーメンコンサルティング「清流企画」社長芹澤(鈴木京香)のもとに押しかけてきた少女ゆとり(黒島結菜)は、正直すぎて失礼だけれど舌は確か。先輩ラーメン職人夏川(高橋メアリージュン)の嫌がらせにも負けず、もとい気づかずw 入社テストのラーメンアレンジをこなし、仮採用されたのみならず帰り道で勝手にコンサル案件を拾ってくる逞しさですw
 老夫婦が営む、がっかりラーメン屋の客足は戻るのか?しかも格安で?

 ドラマ予告のメインは鈴木京香ですが、物語を引っ張るのは大騒ぎで破天荒なゆとりちゃん。
「トボトボした味」
その心は、おじいちゃんが散歩しているような味、いやご臨終間近?いやお葬式? などと、独特なワードで不味さを表現しw  こうすれば美味しくなる!と改善策をあっという間に出してくるのですが芹沢社長は秒で却下。ずっとあのクソまずいラーメンを作ってきた店主(泉谷しげる)が、そんなもの習った通り続けられるわけがないそうですよ。確かにそんな顛末、お助けTV番組の後日談spで何回も見た見た!しかし、物事にはやり方があるのです。
ゆとりにはひたすら店の掃除をさせている間、社長が店長夫婦に授けた秘策とは。

 ラーメンをもやしめん1点に絞り今までと同じ味のまま、乗せる炒め肉もやしをどーんと増し増し! 
掃除の行き届いた古い店の、イチ押しラーメン。それなら美味しいはずという期待のみならず、その倍増の具の油で味にコクが出るわ、火の通りすぎも防げてもやしがシャキシャキ。簡単に良いことづくしですよw 結果客足は上々。結構な人気店になりました。まじか~!

 すると当初の値切ったコンサル料3万円じゃ申し訳ない…となる老店長でしたが、社長はその3万円も受け取りをお断り。新人研修をさせてもらったのと相殺ですって。看板や幟も無料で(倉庫にあった品だけど)プレゼント!なんて心温まる交流でしょう~。
 ところがその後、店長夫婦を「怠け者」とこき下ろし、コンサルの顧客は気軽に他人に頼る無能が多いとゆとりに釘を刺す芹澤社長。無料サービスも、はした金を受け取るより美談にした方が宣伝になるからよと悦に入ります。黒い! とはいえ店長夫婦がきいたメニューを絞る理由「店が忙しくなっても体が辛くないように』も嘘ではないでしょう。女神のよう、と顧客に喜ばれる芹澤社長のやり手っぷりが堂に行っています。さて、裏表なさすぎヒロインは、海千山千社長の片腕になれるのか? それともいつか決別して対決するのか?

 面接で「生まれて初めてラーメンを食べて感激して」と、聞き捨てならないことを口走っていたゆとりちゃんw 今時。帰国子女でもそれはない。どんな育ちなのかと思いきや2話で、母(高畑淳子)は著名料理研究家だと明らかになります。なるほどそれで美味しさに敏感、そしてラーメンはジャンクだと食べさせてもらっていなかったのねー。更にはその料理研究家と社長は因縁ある仲なんだとか。そっちの対決も派手にありそうですね。

 で、2話のコンサルタントは先輩担当案件。
せっかくのセレブエリアで普通の豚骨ラーメン屋を開き繁盛していなかった店を、おしゃれに改装してパスタ風メニューを提案。見学で試食したゆとりは、これまた正直に眉根を寄せて、うーんパラパラ、スカスカ、
「ガラガラの予感…」
と不吉な発言連続。再オープン当初は賑わった店も、あっという間に予言通りになってしまうのですが、この店は味は問題なく、フードライターさんも「3杯食べちゃった!」とまで言っていたのに何故? ←これがしっかり伏線でw 要は満腹感がないよーの意だったんですね。

セレブマダムだって実はがっつり食べたい。でもそれってギルティ。 社長の助言バーニャカウダをヒントに、野菜たっぷり、これならヘルシーで大丈夫!と言い訳できるようにしてあげました、って分かるわー。それに子供連れで来て人数分頼むのは、高いし余ると勿体無い。つけ麺タイプにしてシェアしやすいのもナイスです。

 実際を考えると、改装フェアからほぼ間のない再度の路線変更。それって人集まらない気もするんですけど、まあいいや…。またも締めは社長とゆとりちゃんとのやり取りで『計算通り』と種明かしをしてくれますよ。ゆとりが手柄を独り占めしても、先輩と新メニューを協力開発しても良し。どちらも会社には益になり、先輩は発奮するでしょ。それが蓋を開けたら第3案、2人の力ではダメで助言を求められた社長が力量の違いを見せつけられていい気分~ってw  そんな手の内を新入社員に隠さず披露してる時点で、やっぱりいい人かなとも思えてきましたよ! そして先輩、若くして苦労しているとのエピソードが最近知った高橋メアリージュンのリアル出自と重なって感慨深いです。
店が繁盛すれば店主も食べに来るお客さんも、報酬をもらえるコンサルも、全方位に嬉しい。いいお仕事ですねえ。そのうち失敗案件も出てきそうですが、それだってどうにか成功にこぎつけるでしょう? 飯テロ部分も、調理法や成分の解説だけでなく、ゆとりが繰り出す変な擬音説明が加わることでより納得感があっていいですね。

 フードライター有栖(石塚英彦)が「まいうー」でなく普通に「うまい!」と言うのが新鮮w

「映像研には手を出すな!」2~4 ☆☆☆

 楽しくみています(^^)

 興味ないかと思った旦那が、自主的にみている不思議w  なんでも大生徒会とのやりとりが、仕事で予算獲得する時と似ていて面白い野田とか。あらら「これは経費で落ちません!」を嫌がっていた時とは似て非なるご意見ですね。ともあれ原作ファン次男も学校閉鎖で家にいるので珍しくドラマを親子で視聴、それも嬉しいのかも。

 野球部は外野部と内野部に分かれ、新聞部と号外部も袂を分かちw 音楽性の違い細分化で乱立するメタルなんとか部の数々は自分たちの曲を聞き分けられずに自爆などなど。ドラマオリジナルの部活パートでも毎回楽しませてくれてます。4話ではまさかの下水部と上水部、どっちもなんですかそれw  お酒出しそうな部もあっての
「♪あんた、あの娘のなんなのさ」(次男キョトンよーそりゃそうよー)

 実績のある部は部室もいい場所、その下はコンテナ、もっと下は河原でテント、さらに映像研(仮)には最果ての廃屋があてがわれる…といった分かりやすいヒエラルキーには「翔んで埼玉」を彷彿ですね。その廃屋で撮れた衝撃映像! 原作では金森氏の手腕を見せつつもあぶく銭を稼いだだけでしたが、ドラマでは大生徒会にそれを提出するんですねえ。映像研(仮)の認定条件だった「唯一無二の映像」として。なるほど!(あれ、でも校内で事故ってる件は一体w)
 溢れる妄想が具現化するアニメーションも、1話ほど大掛かりでないものの水崎氏妄想インテリアコーディネイトや、浅草氏の妄想ジェットスカート&宇宙遊泳と見せ場たっぷりです。中庭に紙風船や飾り付け賑やかだなーと思ったら、「風」を見せる為だったのも綺麗で素敵でした。
 そしてお待ちかねアニメ制作、荒野を駆けるマチェット少女と戦車の戦いは? まだ作業の目処も立たないうちにうっかり失踪した浅草氏の行方を探す4話、描けないor描きたくないのか、最悪死んだのかもとまで気を揉む金森氏水崎氏をよそに実に呑気な理由でトンズラしていた浅草氏だったのですが!アイディアはバッチリ完成済み、どこにって「ここじゃよ」と指差すアイディア格納庫=頭を叩かれてやっと本気にw 瞬く間に絵コンテを書き上げて見せたのでしたー! お見事! (普通ドラマの絵を描く場面て、用意された絵にタッチをチョチョっと加えるぐらいなのですが今回大胆に線引いてましたよね! 絵師さんにミリタリー帽かぶってもらったのでしょうか)

 しかしそこに突然の、発表予定日時変更のお知らせが!

 それも、外野部と内野部が元の鞘もとい野球部に戻ったせいというので笑いましたよーw 賑やかしの乱立部がちゃんと物語に関わってくるじゃないですか。さてただでさえ遅れていたスケジュール、二週間も予定を巻かれてアニメ制作なんて無理無理無理!からの~? 
こんな調子でまさか最終回まで引っ張りませんよねw 早々に処女作は披露して、文化祭のロボットアニメまで作ってくださいね。そして「友達じゃありません」の場面を是非。

 何しろ中学時代「そこの友達が欲しい人」と呼びかけられて、避けていた電車に金森氏の付き添いで初トライする理由が「友達と乗りたかったから」と答える浅草氏。そこだけ切り取るとめっちゃ2人が「友達」として過ごしてきたみたいだったんですもの~。それを踏まえての、友達じゃない発言になるのかな。ふむふむ。


 新型コロナ騒ぎでドラマやアニメ新作延期が相次ぐ中、もう続きの映画まで撮り終わっていて安心してみていられる映像研w おまけに某アニメ延期の代わりが「未来少年コナン」再放送って、これもう若き映像研ファンへのサービスでは。録画して次男と観ます。

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