ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2019 秋ドラマ

「2019年秋ドラマ総括」

 もう年明けてしまいましたがw パパッとまとめとランキングで~す。今期は完走したドラマ少なかったなあ。

何しろ「おしん」を夫婦でずっと見てましたからね!初めて見る週5の再放送「おしん」が波乱万丈で連ドラへの興味が薄れたかもw 旦那実家での壮絶ないじめorz 異次元の兄夫婦orz(妻が渡辺えりだ~!) でも、見るまではひたすら子供が我慢する話だと思っていたのに、大人時代が長いし、案外ヒロインおしんは「無理!」と投げ捨てて逃げたり歯向かったりするタチだったのでホッとしましたよ。橋田壽賀子リスペクトは増すばかり。これなら見たことのない「渡る世間は鬼ばかり」も実はめっちゃ面白いのでは、と思い始めているところですw
 と「おしん」はさておき 今期じゃすみん的ランキング~
恋愛ドラマがBL「おっさんずラブ」だけってw

1位「抱かれたい12人の女たち」 毎回どうなるのかとw
2位「グランメゾン東京」 予定調和をベテランがまとめた
3位「おいしい給食」   給食あるあるが愛しい
4位「リカ」       警察仕事してないw
5位「俺の話は長い」就活ものとして「同期のサクラ」の上w
6位「同期のサクラ」   終盤の失速が残念。
7位「おっさんずラブ in the sky」 続編はこんなもの。

10位「まだ結婚できない男」無理に結婚しなくていいです

12位「死役所」 不愉快を耐えて観たのに何も解決せずorz


主演女優賞 高岡早紀 「リカ」雨宮リカ
         「28才です」の絶妙感w
主演男優賞 市川隼人 「おいしい給食」甘利田先生
          給食楽しみっぷりを怪演w 
助演女優賞 小池栄子 「俺の話は長い」秋葉綾子
          毎回の口喧嘩、言い負かされ具合もナイス
助演男優賞 山本耕史 「12人の抱かれたい女たち」マスター
          撮影楽しんでましたね~
新人賞   貫一郎  「グランメゾン東京」芹田
          次はどこでお目にかかるのか。頑張れ。

「俺の話は長い」~最終回 ☆☆☆

 緻密な脚本、手練れの演技合戦。
見れば絶対面白いんです。分かってるんです。なのに溜めてしまうのは…毎回絶対ある口喧嘩が辛いのか。我が家にも26才無職がいたからなのか(^^;;;;;;) ちなみにうちの無職も昨日から2年ぶりに仕事に行きだして、晴れ晴れと録画を消化しましたw

 灰色スエットは無職の制服か??
光司(安田顕)さんも会社を辞めてしまい、いい大人が2人、昼間っからゴロゴロ居間に転がってる図は確かにきついw でもそこに、満くんと一緒に食べる昼食も最後…のセリフがついたら途端に感傷的にさせられるんだから、もうずるいですよね。本人は寝っ転がってみかん食べてるくせにw

 もうずーっとずーっと、何の仕事なら出来るの?嫌じゃないことって何?と周囲に気を揉ませていた満(生田斗真)でしたが、コーヒー屋再建でもなく実家のポラリス継ぐでなく、もちろん会社員でもなく。議員秘書かーw 光司さんがお断りされたお仕事を、屁理屈でクソ生意気な満なら向いているとされる皮肉がたまりませんでしたよ。なのに、その千載一遇のチャンスすら
「向こうから来い」
と、出前をしないラーメン屋に例える満orz  でもね、時代は突然変わる。突然昨日から出前始めていたり、するんですよ!さあ満も行け!

 新調したスーツで、面接へと向かう道を遮るマラソン大会。
参加者が皆スエット等で、雪の日のハーフマラソンですらそんな厚着のランナー見たことないけどまあエキストラさん寒いと可哀想だからね、という御託はともかく。この邪魔で満が面接に行かず帰ってしまうのかとハラハラしましたよw  そこは逆に、高台の橋を渡ることで沿道で応援していた姉一家やご近所さんに見つかりw ランナーを応援するふりで、実は満に熱い応援が降り注がれるという名場面が出来上がりました!光司さんは応援演奏!元カノも丁度通ったよ!そういえば彼女ランナーだったのもこの為なのね。いちいち脚本が上手いんだ。
 ラストは面接に応じる満でしたが、あの尊大さで受かるんでしょうか(^^;;;;)  
それでも、とにかく「やれ」w
出来ない言い訳をまくしたてるより「やれ」、納得のメッセージでした。

 春海ちゃん(清原果耶)も「ラジオパーソナリティになりたい」から高校行かないと言いだして周囲を焦らせますが(揚げたてのトンカツは、食べてからで良かったんじゃない??)とりあえずは普通に高校に行って社会経験を積むことに。これも実際、議員秘書と一緒で何がどうやったら採用か雲をつかむようでピンと来ない部分があるのですが、来たお手紙読むことだけ考えても、一般教養なかったら話にならないですもんね(お前が中卒じゃ、ゲストのヤンチャ話が霞む!という満の助言好きw)
そして光司さんが、将来タクシー運転手になりたいなと言うのも仕事しながら春海の声を聞くためって、くぅぅいい話。

 改築のために居候して三ヶ月。姉(小池栄子)一家のすれ違いや綻びは、すべて修復されてめでたしめでたし!

すき焼きに始まりすき焼きで終わらせる。送別会がバーベキューで、行かなかった満以外はもう肉は結構状態なのに、それでも絶対すき焼きで締めるべき!この屁理屈にかける情熱には脱帽でしたw そして案外、食べれば入るらしいですよ。

 そして騒動が去ったポラリスに残った、母(原田美枝子)と牧本さん(西村まさ彦) 満がいないと唯一困る墓参り、ついに牧本さんの車で行ってくれるらしいですよ!古本屋が若葉マークだなんて、これまで仕入れや引き取りはどうしていたのとツッコミつつ。大団円なのでした。
 続編めっちゃ希望です…!

 春海の合格祝い食事会や、来年久しぶりにお年玉くれる満おじさんって感じの15分でいいので! 

「おいしい給食」~最終回 ☆☆

 初めての米飯給食!そうか、そんな時代がありましたね。

 米の到着を一目見ようと屋上でそわそわしている神野くん(佐藤大志) もうパンは要らないんだね、と幼い恋の終わりが駄目押しされたり(米飯じゃ、あげられない。パンにラブを託した人天才か。それとも実体験かw)我らが甘利田先生(市原隼人)も、米飯とカレーが楽しみすぎて、テスト問題を任されて困っている御園先生(武田玲奈)の相談なんて聞いてませんw
なのにその米飯が盗まれた!

 もとい、隣の中学に米飯が。常節中にはパンが届いてしまった!
普通なら「えー」ぐらいの落胆で、まあ次回があるさとなるのでしょうが、そこは給食命の神野くん。直談判に隣の中学まで行っちゃいますよ!自転車を貸してと頼まれた不良たち、もちろん仲良くもないのにお断りですが、尋常じゃない熱意と
「殴りこみだ!」
の一言で応援する側にw 慌てて後を追う甘利田先生も、殴りこみならと植木屋さんから武器携帯をお勧めされてますよ。案外武闘派ですね常節地区w

 そして向こうの先生にボロカス怒られている神野は救えても、みんなの分の米飯はもうどうしようもなくて。帰ってきた2人を待っていた給食2人分(^^)こうして向かい合って食べるなんて初めてじゃないですか! おかずは冷めかけていましたが…。あちらの教頭先生が持たせてくれたおにぎりで、心温まりつつ念願のカレーライスを食す2人なのでした。

♪大丈夫、どんな時も〜♪  音楽もいいよね!

 続きは映画で~w

「抱かれたい12人の女たち」最終回 剛力彩芽☆☆

<芸能記者の女>

 山本耕史本人も、最終回ゲストは嫁かもと思ってたんですねえ。でも実際は堀北真希ではなくw

 某女優を追いかける芸能記者の女(剛力彩芽)は、舞台のバー「Y'zoo」にも情報を求めてやってきました。え、マスター(山本耕史)ったら、聞かれたらいろいろ話しちゃうんだ(^^;;;;)

 取材対象とは同年齢だという記者嬢。もっと器用に生きられればいいのに…と語る、世間を賑わす女優さんの近況ったら剛力彩芽のそれじゃないですか! TV露出を抑え気味な中、そんなことを考えていたのかとファンの方なら涙なしには聞けないのでは。

 そして、マスターを誘うというよりは懇願するような
「抱いてくれますか」
うわー、イメージになかった表情でドキドキしました。ティーンアイドルだった時代からいつの間にか、否応なく大人になっているんですねえ。 

 これにてシリーズ終了。
オープニングは山本耕史の裸体満載のキワモノでありながら、毎回実に楽しめました。さて別企画の3シリーズ目はあるのかな? 

「グランメゾン東京」~最終回 ☆☆☆

 僕らの冒険はまだ、始まったばかりだ!

 夢いっぱい、希望いっぱいの1クールでしたねえ。 若くも一流でもない女シェフに、三つ星を取らせてやる、という1話での約束を、見事尾花は果たしたのでした!

 一番のライバル店gakuは、平古が去り丹後シェフのリストラも裏目に出て、新シェフと揉めたスタッフのみならず新シェフまで消えちゃって店内は荒れ放題。今日の営業すら無理かと絶望するオーナーの前に現れるのは。
丹後さーん!
 今度こそ丹後を頂点に、オーナーも全面協力でgakuは一枚岩になりましたよ。そして渋滞でジビエ屋から食材が届かないグランメゾン東京のピンチ(改心したかと思いきやほくそ笑むgakuオーナーw)にも、颯爽と現れて同じ店から仕入れたものを置いていく丹後シェフ、いやあ頼もしい。実は丹後がクビになった前回、これで丹後までグランメゾン東京に拾われたら最強だなと思ったんですけどw やはりライバル店がいてこその業界盛り上がりですからね。

 さてじゃあ我らがグランメゾン東京は、というとやっぱり魚メニューが決まらない~。こんな突貫工事で世界と戦うものなの?
もっとも尾花がマグロに専念できるのも、優秀で信頼できるメンバーあってこそ。なので倫子さんもシンプルハタ料理を考案し、尾花のマグロもまた完成です。
焼いた包丁でマグロを切ってわずかに火を入れ、チュロスの上に並べるおよそ魚料理には見えない斬新さw  美味しい美味しいと一同盛り上がる中、納得いかない顔の倫子シェフ。ついに三ツ星審査員が現れていざ魚料理を供するタイミングで…
「やっぱり私のハタにする!」
と。それなら俺は要らねえなとエプロンを脱いで出て行く尾花でしたが、むしろそこで自分の料理を推せた倫子シェフの成長を、誰よりも喜んだのは尾花じゃないだろうかと京野さん。平古に至っては、他をほったらかしでマグロにかまけたのも倫子たちの自立を促すためだったかと深読みですよ、尾花はもちろん否定するけどw

 そういえばそのマグロ料理開発の最中、尾花はパティシエを連れて、平古の元カノに会いに行きましたっけ。
優し~い気持ちで作ると、もっと優し~い味になる。理論はそれとして、なぜ元カノに(^^;;;)  入店後も平古とパティシエには何も芽生えず女同士は揉めてないのに? とはいえ、いい子ちゃんで距離があった元カノが、実はパティシエ嬢のロッカーに画鋲入れてた~と告白。以降仲良くなりましたよ! そうか、ケーキ作りに必要だったのは、女友達だったのね??? 忙しい尾花を絡める必要の薄いエピソードでしたけど、尾花が出て行った後も置き土産が花咲き続ける一例なのでしょうねえ。

 そんなこんなで、リンダも妨害をやめ倫子シェフやみんなの料理が評価され、我らがグランメゾン東京はめでたくアジア初女性シェフ初の三ッ星レストランとなりました~☆☆☆
会場に駆けつけハグは交わしたものの、そのまま去った尾花。古巣のフランス一流店日本支店シェフに収まったものと信じた倫子シェフは、呼び出されてめちゃお洒落して行ったのに。なんと浅草の師匠の洋食屋にいる尾花なのでした←いや予想通りでしょw
 そして語り出す夢物語。グランメゾン東京の支店を世界中に! 資金は倫子が出す算段でw

「おいしい給食」~9 ☆☆☆

 パンにまみれたい女子中学生w なんだそれw

 前半は身体測定に避難訓練、校外写生の会と毎回イベントに絡め、毎日忙しすぎてた常節中学校でしたが、後半はあるあるにシフト。机の中にカピカピのパンがいっぱい、って小学校でよくあるあれですよねえ~。
でもさすがに中学の、それも女子(豊嶋花)の机がパンだらけはありえない(^^;;;;)  先生たちの
「誰かに入れられたのか」
「食べきれないと怒られるから?」
な懸念は妥当でしょうが、本人は笑顔で大人の決めつけを否定してきます。 な、なんと大好きな神野くん(佐藤大志)にあげるためにとっておいたんですってよ~?今までずっとパンをあげていたのに
「良い食べ方を思いつかないから、もう要らない」
と断られ、いつかまた欲しくなった時のためにとっておいた、んですって(古くなったカピカピを何個も要らないよ!ハイジか!)

 前回も、クラス中が食欲がなく(焼きそばなのにw)、すわ感染症か食中毒か?? と慌てる甘利田先生(市原隼人)にバシッと突きつけられたそれ以外の食欲不振の可能性は
「満腹、です!」
調理実習に、解剖実習のイカ実食(高2の時したわ~)w   それぞれはご褒美タイムなのに、教師同士のすり合わせが悪いと日が重なるのも中高あるあるw そこで神野くんがとった手段は、消化を促す体操に加え、調理実習のエビと解剖のイカをとっておいて加える海鮮焼きそば。天才かw

 しかし今回はみんな大好きカレーシチューを運搬中にぶちまけるという悲惨なあるあるで、カレーシチュー揚げパンが実行不能に!どうする神野! って、まさかのアルコールランプ持ち込んでのチーズフォンデュでしたから! シェイカーでコーヒー牛乳以来の衝撃w えーっと、個人的には甘い揚げパンをシチューともチーズとも合わせるの嫌ですけど(そもそも揚げパンは毎回男子にあげてたなあ、食べきれない)工夫の才には唸りました。
なのに、それが原因で「もう好きじゃない」となる恋愛の理不尽さも、また良きかなw

 ところで産休代行だった御園先生(武田玲奈)、あと2週間のはずがもう一年続けることになる?
なんか尻切れトンボ、このまま映画に続くのかと一応納得していたらまだもう1話あるそうでしたw そりゃそうか。

「ねえ先生、知らないの?」3 ☆

 仕事でテンパったら寝かせてくれて、ご飯作ってくれて、あ~んって、それ彼氏じゃなくお母さん! あ、でも性別逆なら普通に期待されているお世話ですからね。働く女性の夢なのかもなあ。

 というわけで、懲りずに3話も見てみましたが。
途中で担当編集が指摘する、全くその通りの疑問が頭を離れません。彼氏のどこが好き?イケメンで優しいから、だけじゃない、他の人じゃダメなところって何?
この先このデキる担当との恋展開もあるか?でもその前に、アシスタント君が実はずーっと先生のこと好きだったらしいですよ。 その辺ちょっと気になりつつも流石にリタイアですorz

「同期のサクラ」最終回 ☆☆

 大団円。正直見届けるだけの最終回でしたねえ。

 副社長に出世していた元上司黒川(椎名桔平)に招かれて、古巣花村建設に。それも副社長づきで物申す権限を持って返り咲いたサクラ(高畑充希)は、思う存分例のスーーーーーッを披露しては、ガンガン納期を無視して徹夜を強要、良いものを作ろうの名目のもと、同僚を追い詰めていくのでした。うひゃー。

 あのスーーーーッへの対応が、愛情に裏打ちされた納得からでなく、ただただ服従で行われるのって確かに怖いです。理想を実現するためには権力が要る。でも権力を行使する側には、寛容さと妥協もまた必要なんだと良くわかる一幕でした。

で、黒川のサクラ大抜擢の理由が、まさか亡き娘に重ねていたとは。えええ、同じ歳で誕生日が一緒だから何? 個室でこっそりならまだしも、大勢がいるエントランスでそんな職権乱用な採用理由を堂々と語られましても。 トドメの「サクラ」と部下を名前呼び、気持ち悪いですorz  これで退職のサクラより、残る社員さんのメンタルケアが必要な事案かと…(もっと腹黒い理由、トカゲの尻尾切り役に据えたのかと思ってました。だって採用時に推したと言うだけで、昏睡前の退職の時はほぼ何もしてくれなかったじゃないですか~) 


 そんなわけで、自分を取り戻したサクラがリストラ候補すみれさん(相武紗季)の代わりに辞めて、夫蓮太郎くんは安心して転職。百合(橋本愛)と葵(新田真剣佑)は女性応援とリーダーを目指しながら一緒に子育て、菊夫(竜星涼)は懲りずにプロポーズするも断られwサクラの再就職もゆるっと決まって。11年前、入社式で出会ったあの日には思いもしなかった夢を語りながら、それぞれの道を歩いていくのでした。

めでたしめでたし。


 毎度、なんでいきなりプロポーズなの…?前半で菊夫と葵がサクラに惚れるのは共感できたのに、その後の交際抜き結婚話は違和感でしたねえ。断られ前提の同期ギャグなのか←滑ってるけど。 また、ワンオペ育児に疲れた百合を差し置いて葵が抱いたら赤ん坊泣き止むところはイラッ。2人で子育てって、収入以外で役に立ちそうになく、折に触れ百合がキレまくる未来しか見えない。
 そして、いくら同期推しドラマだからって、みんな同期以外の交友関係なさすぎなのも気になりましたよ。いつまでも夢を語りあう「夢があります!」宣言は素敵なファンタジーでしたけどねえ。


 旦那が、これは1~3月や4~6月に放映するべき内容だと。言いたいことはわかりますが、学期末や年度始めって若い人たち忙しいから。むしろ今頃の方が進路を考えるきっかけになるのでは。隣の旦那さんが桜の影響で建設業界に入ったように、このドラマで建設を目指した人がいるかも(みて辞めた人もいるかもですがw)

「抱かれたい12人の女たち」11 高橋ひとみ ☆☆☆

 霊媒師の女、強行突破?

 入店するなり、顔を触らせてとマスターに近づき「痛い」と騒ぐ女!
なんでもマスターにはすっごい数の女の霊が取り憑いていて、祟りで大変なんだそうですよ。身体の不調は全部そのせい、腰痛は女がぶら下がってるから。視力の低下も女の霊が目を舐めているから~? あまりのトンデモにもう、マスター笑っちゃってますw
 それでもめげない霊媒師。水晶玉を取り出して、霊を自分に憑依させたのち除霊するんだと主張しては激しいヘドバンw  憑依したらしたで、過去の女たちが何人も入れ替わっては浮気を責め立て大騒ぎです。そして時々辻褄がおかしいw その辺
「昔は霊感があったが、今は…」
という設定のためと思われますが、ベテラン高橋ひとみの凄いところは、その考えてきた設定を長々説明する時間を作らないこと! わけがわからないまま突っ走り、困惑気味だったマスターも、それは大変除霊してもらわなきゃと協力し始めます。

 そして決め台詞は仁王立ちでの
「私を抱きなさい!」
これは新しいw

 年齢も上、普通にしてたら口説けないと思った末のトンデモだそうですが。さすが舞台女優、即興でよくこんなことやり切れるものです。それも、本番では想定の5倍は出来たそうでゾーン入ってますねw  最後の「抱きなさい!」まで計算していたのか、勢いまかせか?
憑依して名乗る過去の女たちには、リサーチしてきたかと山本氏焦ったそうですよw  

 次回はもう最終回。え、剛力彩芽? それは凄い(でも堀北真希の登場でテンパるマスターも見たかったなーw)

「おっさんずラブ in the sky」~最終回 ☆☆

 獅子丸に最初からいて欲しかったかもw

 収まるところに収まった最終回。それぞれお似合いなんじゃないでしょうか。
 春田に振られたシノさんに、告った……というか襲ったという、成瀬くんw 「ダメだよー」って、無理やりキスしてフラれた君が言いますか(^^;;;;)   それでもあれこれデート指南。ほらこんな風に、と手を繋いでみせてドキッとしちゃったり。恋愛相談から距離を縮めるあるあるで、このままくっつくかとも思われましたが、やっぱり春田はそんな対象じゃないと泣いて謝られたりしてね。
 ほら成瀬とシノさん、いざ距離を詰めてみればいい感じですよ。
 そして春田はまさかの!

 キャプテンに告るのかーい!

 いろいろ考えた末、やっぱり貴方しかいなかった、ってw
春田への失恋を共有した父娘がせっかく絆を強めたところでしたのに、春田が愛したのは父親の方でしたって、ヒナちゃんがそれを祝福できるわけないぞー(^^;;;;;) 大丈夫なのかーw

 というかね。前作では、長期の同棲期間を挟むことで
『それなりの大人のおつきあいはしている…はず』
と、上手くうやむやにした問題が今作では置き去りです。好きって、付き合うって、どこまでのどういうことなの!? シノさんとの爽やかお試し期間だって、お出かけデートだけ繰り返して終わりって中学生か!(それともあの相撲大会はその辺のメタファー???)

 そんな状態で始まるキャプテンとのおつきあいなんて、ハッピーエンドどころか波乱の幕開けにしか思えないのですがどうでしょうねえ。何かあるごとに、獅子丸さんに泣きついては誘惑されて揉めそうw  
また、今作が続編でなくパラレルとして発表された際『どの時間線でも、恋が実らない武蔵の物語だったりして』と思っていましたのに。あっさり2作目で報われるなんてー! 3作目はあるんでしょうかw

 ちなみに、今作で一番好きなキャラは成瀬でした。古墳デートを夢見て、きっかけ作りに古墳本をあちこちに置いてみるも「散らかすな」と叱られるエピソード大好きw  本編後の2人の恋の行方が、abemaで配信されるんですって。そんなの見たいぞ 

「グランメゾン東京」9 ☆☆

 あれ、脚本が雑で野暮じゃない?

 パティシエ嬢が倒れノロ感染。
これってミシュラン審査を目前にして、まさかgakuの嫌がらせか~?
…と、若いのが騒いでオヤジたちがたしなめるなら分かるんですよ。なのに、まさかの相沢さん(及川光博)が率先して陰謀説を。それも、身内カンナの犯行だと言い出すんですよ、がっかり。

カンナ(中村アン)送別会の生牡蠣に当たったかも、だけならまだしも。生牡蠣の管理をわざとどうこうしたんじゃないか、とまで。

まあ実際彼女はリンダ(冨永愛)の手先。小瓶は本当にやばかったのですがw  その時点での根拠は不審な様子と、ポーチの小瓶。それだけで、何人もの前で疑いを披露しちゃう? 相沢ってそんな、軽々しく探偵ごっこをする人だっけ? 

 さて、尾花が憎いでしょ、恨んでるでしょ、とリンダに言われていたカンナの正体は、外務省お役人の娘。例のフランス外相接待を、エスコフィユですると決めた父親は失脚し……僻地に飛ばされたんだそうですよ。え、それだけ?失職でも自殺でもない。当時すでにワインを嗜む年齢で親の勤務地が変わっても、別に大したことなくない? ←それより問題は、事情を全て京野が語ったことw
たった今、履歴書見返して父娘とわかった途端に個人情報を、大勢の前でペラペラとw 本当にずっと心に留めていたなら「久住」と名乗ってフランス語ができる時点で。その後もせめて面接時には気付きましょうよ!父親の名をわざわざ履歴書に書いたんだから!(そしてまた、尾花は気がついてたのに黙ってるw)

 リンダの計画では、退職間際のカンナが食中毒事件を仕組み、隠そうとしたところを暴いて炎上!だった様ですが。躊躇している間に(そこを相沢が目撃w)パティシエが倒れ、さも実行した様になってしまったんですねえ。
「私がやったのよ!」
と開き直って父の無念を語りましたが、途中からは自分も父にエスコフィユを推薦したと、エスコフィユの料理がどんなに美味しくてワインと調和していたか語りにw ああ、この人も料理バカのお仲間で、ワインバカなんだなとw  そしてもちろん、保健所の検査結果はシロでしたからね。
はい、ホールスタッフ退職のはずがソムリエとして正式採用になりました!

 そういう流れ、リンダの手先が寝返ってメンバーになるのは大歓迎で、待ってました! 更にgakuを追われた平古を、呼び止める尾花。これも待ってた待ってた! 来るんでしょ? 最終回を前にして、やっとメンバー勢揃いです。「裏切り者」と「主犯」が加わって、これもう絶対、リンダに全力で星取りの邪魔されるやつ! それでも本当に美味しかったら、その政治的取引を乗り越えて星取っちゃうぞって、うわーやりすぎじゃないのw
 と、盛り上がる大事なところで雑は困ります。それとも最初からずっとこうだったっけ?

 ワイナリーを見て回る場面は屋内場面との変化が楽しいし(後半にロケに行ける予算とスケジュールの余裕w)、カンナが因縁や恨み云々をさておきワイン好きとわかる場面でもあるし、そうそう、尾花の料理を「ワインを引き立てるか」の視点から強烈ダメ出し、そこを尾花がツッコむのも楽しいじゃないですか。
ただ、今回やめるとなって急にクローズアップ。あれ、フードライターやたら店にいると思ったら、いつ入店したんだっけってなりましたよw

 スタッフがノロと知った尾花の対応も、速攻保健所に連絡。検査を依頼し、結果が出るまでは臨時休業。更に来店されたお客様全員を、京野が訪ねて事情説明。体調が悪い方はいらっしゃいませんかと聞いて回る、業界標準を超えた神対応、だそうですけども。  もしも京野が既に保菌していた場合、駄目押しで感染を広げて回ることになるのでどうかと思うわ〜。
 あとそうだ、今回の料理「白子のポッシェ」影が薄いw  ミシュランに向けて全メニューを見直して新しくするとか、無謀ですよー。さて後2話楽しみです!

「抱かれたい12人の女たち」10 奈緒 ☆☆

 刀筆(ペン)乱舞w
漫画家、じゃないんだw  志望、なんだw  それでオリジナルキャラ「赤とんぼ」にマスターが激似だのイメージ通りだの、取材と称してあれしてこれしてって図々しくないですか(^^;;;;;)   「一作も描いたことない」状態でこれって逆にヤバいw   と、本筋じゃないところが気になってw

 そもそもの入店から、騒々しく誰かと電話しながら。マスターを目撃したら「ヤバい」と逃走w その後もとにかくテンション高くってねえ…。
わかる、わかるんです。ああいうオタクいる。たくさんいるorz 
興奮、早口、独り言! 目の前にいる相手が対応に困る様なことを、自分の心赴くままにしてしまう人たち結構いる。そう思えば今回の女優さんもすっごく準備してきて、世間のイメージをリアルに再現しているんでしょうねえ。それって前回のストーカーと一緒のはずで、ただ「すごいな」と思って見ていたらいいだけなのに。すっごくバカにされている気がして居心地悪く感じてしまう…、これは私側の問題ですねえ(^^;;;;;;)  

 マスターはといえば頼まれるまま、剣豪「赤とんぼ」になりきって、剣を振り回したりと演じてみせて楽しそうです!即興でセリフまで考えてくれてノリノリ! 脱ぎますw 口説きますw チェキも撮る、紅も塗るw  ただ「お付き合い経験がない、のも可愛らしい」などと話しかけても、彼女は独り言で忙しく聞いちゃいなくて会話が成立しないのが可哀想でした(^^;;;;)

 想像を超える3次元の魅力に目覚めた彼女。今なら言える!と勇気を振り絞っての
「今夜、抱いてください」
でした!

「ねぇ先生、知らないの?」1、2 ☆☆

 恋に不慣れな少女漫画家華(馬場ふみか)と、女優にモデルにモテまくり美容師理一(赤楚衛二)との恋。と、聞いたらまずは漫画家が憧れて始まるのかと思いきや、美容師の彼の方から一目惚れですと。ほほう。

 3日フロなしの修羅場明けに飛び込んだ美容院が出会いの場!
正直、修羅場明け隈メイクでもないヒロインはお肌ツヤツヤ、髪ボサ度も程々の「眼鏡かけた可愛い娘」ですけどね。本来なら顔色悪くて少々臭うはずw そんな最低コンディションで惚れて、カット終わりに即、告白ってw  いくらイケメンでもOKする方もチャレンジャーでは。
 その後のおつきあいも華の仕事に理解があって、放置気味OK。むしろ、仕事電話での真剣な瞳にグッとくるんだそうだから相性抜群なのかも。

 と、可愛い恋愛ものを生暖かい気持ちで見ていましたら、突然大人のおつきあいに突入でした。そりゃそうかドラマ特区。少女漫画原作といえど少々エロあり枠でしたっけ。
恋人同士、シャワーは一緒に入ってイチャイチャするものでしょ?な彼と、やだ恥ずかしいな彼女。はいはい。 経験豊富な理一がこれから色々教えてくれそうです。そしてアシスタントの恋話がネタにされるように、自分たちの恋も逐一漫画になって発表されちゃいそうですけど、理一くんそこはわかってますかー?w

 そして共通の友人もいない、普通に暮らしていたら店でしか出会わない2人。まず本気か、遊ばれていないのか見ているこっちも疑いながらになりそうなものですが、なんと華側、理一側から同じ場面の視点を変えて繰り返し見せてくれるので、安心してご覧いただけますよ。
って、えー面倒くさい。相手の気持ちを想像する余地もないの、つまらなくないですか。これ原作もこうなの? 
 あと1話冒頭でまず驚いたのは、いまどき作画がオールアナログなこと! スクリーントーン貼ってる! もうデジタル世代なんだろうと思ってましたよ。

 


「同期のサクラ」~9 ☆☆☆

 あら、終わらなかった。

 毎話、見舞い人の思い出話で綴られていくサクラ(高畑充希)の社会人生活。先輩(相武紗季)は、娘との絆よりむしろ蓮太郎(岡山天音)と再婚した点でサクラに人生救われてるw などと楽しみながらも、ずーっと昏睡の理由を待っているようなものでした。なるほどお隣のボクを事故から救ったんですね…、それはサクラらしい。
でもその前の、魂が抜けた鬱状態のサクラを
「そんなのサクラじゃない」
と周囲が言い続けるのは、ちょっと待ってやめてあげて、と見ているの辛かったですよ。君たちの思う通りでいなくちゃいけないの?

 故郷の島に橋をかける。
実現しかけた積年の夢を、手抜き工事を告発し自ら潰してしまったサクラ。しかもその説明会の間に自宅で倒れた祖父が亡くなり…。心の柱を一気に二本も失ったら、そりゃ腑抜けにもなりますよ…。 欠勤が続き、このままではクビだと焦る周囲の気持ちも分かるんですけどね、もう花村建設で働く意味ないですもんねえ? しかも仕送りが手付かずで戻って来て、金はある!

 同期の仲間がそれぞれ、自分の危機を救われた思い出を胸にサクラを励まそうとする様子がたまりませんでしたよ。建物を見せても設計図を渡しても、写真も撮らず意見も湧かない、大好きだったラーメンも一口で終わり、プロポーズには自虐で爆笑、夢なんかどうでもいい……orz  しかもそのサクラが、よれよれで髪ボサボサ。ダサいながらも身繕いはピシッとしていた子がorz(百合の出産が、その失意を慰めあったはずみの葵の子でびっくり。謎の「実は百合は葵が好き」煽り、このためだったのか!)
 ついに引き払って島へ帰ると決めた矢先に、天国から届いたファックス←と、思わせて入り口ドアからw 手書きの文字が、次々とドアの隙間から差し込まれるの、手動で笑っちゃうけれど感動的でした。でも、それを見て外に出た結果があの不幸な事故と昏睡なのよね…(しかも、現場から動いて家に戻ったせいだよねorz)

 さてそこから目をさましたら、もう万々歳で終わりかと思っていたのにな。
 無職のリハビリ生活。それでも皆見舞いに来てくれて何かと相談もされ。サクラも助言する気満々で伝える言葉を考えていたのに、サクラ家鍋パーティには次々と欠席連絡。みんな目標に向かって着実に進んでいて、悩みにもサクラ抜きで答えを出しているじゃありませんか。わー辛い。

 やっと決まりかけた再就職は、花村建設が邪魔をしてくる?? 元同期とも仲違い? どうなるの最終回!
でもきっといい感じに終わるんだと信じてますよ! そうだ、お隣りのすぐ仕事辞める旦那。サクラに聞いてきっと建設系に応募したでしょ、それが天職だったりしたらいいね!

 ところで今の若い人は♪貴様と俺とは~♪の方の「同期の桜」を知らなそうですw


「リカ」~最終回 ☆☆

 タクシーを追って激走するリカ(高岡早紀)に爆笑w あそこだけはコントでしたねえ。
ラストシーンに触れています。ネタバレもへったくれもないとは思いつつ読みたくない方はご注意を。

 というわけで、リカに粘着されるタカオさん(大谷亮平) 探偵(柏原収史)は殺され、警察は事故で処理し、社内には盗聴器が!(殺人事件にも関わる話を内密にしているのに、お茶を持ってくる女子社員を気にしないところ。カジュアルに物扱いでいやんでしたねw)
そのうち娘(稲垣来泉)が誘拐されて、捜査のための着信拒否取り消しなのに。また電話をくれたと有頂天のリカは、早速押しかけてきてお泊まりセットを置いておこうとかもうグイグイ。恋人気取りを通り越し、妻に、母親になる気満々です。でも、マンションの前で張り込んでくれていた刑事さん(藤岡正明)はどこ?←またもやリカに背後を取られてグッサリやられてますよ!エントランスのど真ん前で人が倒れているのに騒ぎにもならない薄情&人通りのないマンションですから、騒いでも隣近所は助けてくれないでしょうねえ。
 しかし、愛だ運命だと勝手にうっとりしている問題点以外は、暴れるでもない現状のリカ。刺激せず、子連れデートでも提案すれば秒で連れてきたでしょうに。生きてるのか、どこにいると恫喝し暴力振るったのは悪手ですよねえ。過去に何人も殺している筈、と知っていてもそれって、力でねじ伏せられるとどこかで思っていたんでしょうけどねえ。追い詰められた愛は危険ですってば。怪我を負い泣きながら、グサッとやばい薬を射ってきたきたリカ。目を、手を足をダメにしたって、私が一生介護してあ・げ・る☆ って本気ですよね。お金にだって困っていないんですから!ひいいいいい…。

 すんでのところで救出され、刺された刑事さんは防刃チョッキで無事でしたよーん、逆にそれでリカ犯人説が上に通りましたよーんて、だったら倒れてたカットが長すぎるだろーとツッコミつつw まあいっか! 娘さん視点では、リカは優しいお姉さん。むしろ両親の不仲がきっかけでいじめられているなんて親に言えない話を聞いて慰めてもらったぐらいで、怖い想いはしていなくてホッとしましたよ。
 絶対殺されてる~と思ってた千秋(夏菜)も逃げただけw  脅されてました!と謝ればチャラなんだ…タカオ心広すぎるw まあリカの親が医者だったの、やっぱり殺害された疑惑だのを視聴者に聞かせるための話し相手として大事ですもんねえ。
 ずっと「雨宮さん」と呼んでいるのに、決め台詞「恋愛モンスター」発言の時だけ「リカ」呼びって違和感でしたw

 さて、リカの危機で別居妻(徳永えり)とよりを戻してまた3人で暮らすことになったのは皮肉でした。 でもそこに!来るぞ来るぞ、来たー!笑顔のリカが!更に被害者を増やして!

今度こそタカオはやんわりと時間を稼いで助けを呼べるんでしょうか? 妻逃げて! 娘も逃げてー! 一番楽しみなところで、余韻を残して終わりw 満腹ですw

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