ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2018 春ドラマ

「限界団地」~最終回 ☆☆☆

罪を憎んで人を憎まず、みたいな?

結構序盤で寺内さんが人殺しと明かされ、その後は怒らせたら何をするかと怖かったですねえ……。
息子夫婦を殺し、嫁の母を殺し、最初の殺人はDV旦那から団地妻を守る為で、お隣の奥さんを守る為旦那の愛人も殺したし、実父も……。

しかし、1番に事実を知った自治会長は時には寺内を脅してもお仲間扱いで、情報提供しつつ生き延び。穂乃花のママにと狙いをつけられた江理子さんも命だけは安全圏内(^^;;;;) 寺内の正体を知って逃げるも住民を人質に連れ戻され、言うことを聞かされていて悲惨でしたが、ついに立ち上がって寺内を刺したのもその江理子さんだったわけで。げに母は強し。

『自分で自分を刺したんです』

と、警察には堂々と嘘をつく江理子さんも大したものでした。


そしてまた、昏睡から目覚めたらへらへらっと取り壊し予定で人のいない団地の戻ってくる寺内を、ついに殺人で告発する江理子さんですが。どんな死闘がラストを飾るかと思いきや 

『寺内さんに褒められると、元気が出る』

と、まさかの歓談でびっくりでした。一緒に遊び励まされた日々は、やはり大切な思い出なんですね。仲間が増えていった団地は大きな家族のようで、回覧板も清掃も季節のイベントも楽しかった。勝手に自費出版してくれた絵本もどうやら、売れてお仕事につながっている様で、そこも恩人。
会いに行って、夫の遺体入りスーツケースが無くても通報はする覚悟だったのでしょうか。それともあのプレゼント☆が、最後の一押しになったのでしょうか。


颯斗くんと穂乃花ちゃんを、別の団地で育てる江理子さん。描く絵本は続編「うさぎさんのパンツ」から「ダンチマン」に。

『団地のことバカにするんだよ』

と子供が知らせてくる相手には、ダンチマンの正義の鉄槌が下っている様です。江理子さん……。

「限界団地」2、3 ☆☆☆

「それでこそ団地妻!」
団地妻を、褒め言葉で使うとはさすが寺内さん。当の江理子さん苦笑するしか(^^;;;)

2話で裁かれたのは不倫妻と騒音女でした。
正直、配達のお兄さんが妙に長居していようとそちらの問題。夫ならともかく寺内さんが双眼鏡で見張ってる方が怖いんですけど。
『神聖なる団地で不倫なんて』
と怒髪天な寺内さんに、プライバシー云々は通じませんからねえ……。回覧板につけたマイクで秘め事音声を団地中に放送!!間男には許した素振りで、配達品に毒を混入!自ら飲んでの毒殺容疑で社会的に抹殺とは、嫌がらせにも身体張ってます!エレベータがない古い団地に、階段登って配達してくれる業者さん重宝したでしょうに……。

それに比べると、大音量でカラオケする女は宴会にご招待。あの歌は亡き旦那さんの好きだった歌、寂しかったんですね、それに気づいて欲しいから大音量だったんでしょう?……って、優しい~。なんなのこの差は(^^;;;;)

団地を汚(けが)すこと、 に加えてお隣の颯斗くんやママの江理子さんをいじめる奴は極刑なのかも。
不倫奥さんは、PTA雑務も道路の清掃も江理子さんに押し付けて『見てるとなんかイライラする』と公言してはばかりませんでしたし……その息子は颯斗くんからゲームカード強奪。なのに強く言えない江理子に、見てるこっちはイライラするのですが守りたいタイプにはたまらんでしょう~。
なんと寺内さん、謎の老婆にあらかじめ江理子を勧められて素行を調査。世話好きで優しいところを見込んで、隣に越して来たのでした。うわあ……。自分亡き後の『ほのかの保護者』候補であって、自分の妻にってわけじゃなさそうですが……キモさは50歩100歩。

押しに弱い江理子さんは、とっくに母子で寺内さんに取り込まれていますが、旦那は苦い顔です。疎遠になれと言い渡し、もらったアップルパイも捨てて礼だけ言わせるのですが……。ばれちゃうんですよ!だってゴミ袋漁って確認しますもんorz お手製アップルパイはイチゴ入り、驚いちゃった~ってところまでセットで、既製品食べさせてごまかしてもダメなんです。
ああこれは、旦那殺されちゃうよーと思ったら案外搦め手で、まさかの颯斗くんに一服盛って、川に落ちたところを寺内が救出!
捨て身の作戦に、江理子さんからの信頼度は爆上げです。
しかも入院の間、孫を預かってもらって益々家族付き合いは密に。身体張った甲斐があるってものですねえ……。もちろん旦那は『なぜ川に落ちる』ともっともな疑問を抱くのですが、息子の命の恩人を疑うのかと仏の江理子さんも非難。だったら……と、寺内を憎む婆の計画通り寺内宅に覚せい剤を仕込んでみるのですが……。
それって、すぐ警察に通報して発見してもらわないとですよね。ただ置いただけの覚せい剤は帰宅した寺内に即発見されて(超整頓された家ならではw 我が家じゃ無理)返り討ちに。それも、不倫相手がオーバードーズで死んで警察来るという、容疑者だわ不倫はしてるから否定できないわ、もう離婚切り出されても仕方ない案件で火だるまです(^^;;;;)

……愛人殺し、火災と違って大変そうですがまあいいや。

つい、なのか わざと、なのか 息子夫婦と仲違いし放火で死なせるまでの経過をお隣旦那に暴露する寺内さん。居合わせた自治会長がぎこちなーくなると
「やだなー、冗談ですよ」
「で、ですよねえ」

とは言い合いつつ、リアルすぎて(^^;;;) さあ疑いすぎると自治会長の身も危ないぞ!どうなる山崎樹範!

SNSでタイアップ企画をしているそうで、『◯◯が限界』と発表してもらえるグッズをみてたら『ドアノブカバー』が!ほのかちゃんが生地を選んで、寺内さんが縫ったあれですw イヤゲモノw 
イチゴ入りアップルパイ食べてみたいのでコンビニと組んで作ってくれませんかね。作りながら歌う歌が、また可愛いくて怖いんですw 

「2018年春ドラマ 総括」

春から旦那が激務だわ、長男病むわ、大阪は地震があるわ、あれやこれやでそわそわした春ドラマでしたが、ほぼ終わったので恒例総括ランキングおば。

前期の「アンナチュラル」のように熱狂できた神ドラマがなくて寂しかったですねえ。
「シグナル」「未解決の女」は完走したものの、もやっと。一話すら見なかった「ブラックペアン」が評判良いらしかったり、溜め込んだままほったらかしだった「コンフィデンスマンJP」が見てみたら面白すぎて、なんか悔しい〜。
ご近所でもオタク仲間でも盛り上がったのは「おっさんずラブ」! 面白かったです。ただ、男同士に優しい世界、という枠を外したら最後に真実の愛に目覚める王道ラブストーリーでしょ? 肉体関係ばぼかしたままなのも良かったわけで、「相棒」が受けた後バディ刑事ものが乱立したように、考えなしなBLものがぞろぞろ出てきませんように。
その他「崖っぷちホテル」は影が薄く「missデビル」は美脚ばかり「宮本から君へ」はウザ昭和w ドラマなのかも最早わからない「やれたかも委員会」(1話完結で玉石混合)と「役者ダマしい」……
あ、朝ドラ「半分、青い」も見ています。漫画家の友達が大騒ぎしているのを、より楽しむ為かも。

↓↓↓ てなわけで、ジャスミン的ランキングです ↓↓↓

1位 「コンフィデンスマンJP」

3位 「おっさんずラブ」

5位 「崖っぷちホテル」

7位 「シグナル」
   「未解決の女」
   「宮本から君へ」
   「missデビル」

11位「やれたかも委員会」
   「役者ダマしい」 

新人賞 中村倫也 「崖っぷちホテル」シェフ江口「半分、青い」正人
主演女優賞 吉田剛太郎 「おっさんずラブ」部長w 全力乙女w
主演男優賞 坂口健太郎 「シグナル」健人 初主役だとか。影の薄さがナイスでした
助演女優賞 鈴木京香「未解決の女」魔女w
      大塚寧々「おっさんずラブ」蝶子さん
助演男優賞 東出昌大 「コンフィデンスマンJP」ぼくちゃん 

「役者ダマしい 女将に愛の告白」12 ☆

最終回にして番宣!

この番組には珍しい若いイケメン客(大野拓朗)が訪れて、なんと5人と同時交際中のモテモテ野郎。女将(菊川怜)のことも直球で褒めまくりプロポーズ。結婚を口実に女将から別れ話をしてもらおうとするのですが、なーんだそれ7月から主演の太宰原作ドラマがお手本ですか! しかもそんなチャラ男を『私が真人間にしてあげる』とか欠片も思わないタイプの女将ドン引きw
『明日、すっぱり縁切ってきますから!』
『今すぐじゃないんですねw』
というあしらわれっぷりで振られてました~。

役者さんたちが女将攻略に知恵を絞り、無い抽斗を探る様子が楽しくて見てましたのに、一人だけ借りてきた設定で演らせちゃったら話が違いますよねえ。犬にまでなった神保悟志や探偵でど滑りした金子昇が泣きますよ! 番外編、としてくれたら良かったのに。

ともあれDVD発売決定だそうで評判は悪くなかった様子。続編ありますかねw

「宮本から君へ」9~11 ☆☆

ニヤリ。
わー原作のあの顔だ!靴を舐めたところの、横に口をひっぱる笑い方!!

と、再現度には文句なくても相変わらず肝心の物語がね。9話10話と、周囲に迷惑しかかけていなくてもう見てて疲れます。
飛び込みでショールームを巡り、「これ」と目星つけた段階で既に夕方なのに、更にそのデザインの版下があるだろう別企業に飛び込んで土下座。もう帰ろうとしてた人を倉庫探しに巻き込んでさ……。

「それ、私の初めての仕事なの」
とか、倉庫の宮本を見てるだけだった社員が段々と一緒に探し始めて、ついに見つかったら喜ぶとか。ちょっといい感じに描いてますが、お相手は取引先ですらなく支払い発生せず、なんですよ。ほんと迷惑。

更にそこから、見本の実物を作らなくちゃならない。それも今夜中に。

「俺にまかせておけ」と連れて行かれた零細印刷では、某社の某さんが頼んでる間も社長は別の作業続行中。奥さんは妊婦。そこに、親父の代からの仲だろうが~と、徹夜必至な案件を情で持ち込み(筆下ろしの世話ってキモい。しかも中学生はアカン)初対面の宮本は土下座って、もう脅迫でしょう……。結果倒れたら責任誰がとるの。

そんなで出来上がった見本を落として車に轢かれる宮本。どこまでミラクルに鈍臭いのかorz

そして因縁の取引先島貫部長とのやりとりは、正直何がここまで拗れているのかさっぱり。競合他社の益戸が卑怯だったのはわかるのですが、 逆ギレ島貫部長が宮本を避けるのに
お前が嫌いだ
以上の何があるのか。淡々と見本受け取って、落としたらいいのに。

挙句の土下座、逃げても犬に尻舐められても土下座、横断歩道のど真ん中で土下座w (これを止めるために見積書書くって、それはそれでダメな気がするし……ほんと何なの)

営業が何をする仕事か、このドラマ見ていると不安になります。昭和すぎる。最終回ってどうなるんだっけ。ここまで見たから見ますけども……。

「やれたかも委員会」~最終回 ☆☆

え、『確認』てそうなる? ジーパン越しに手のひらも、体勢としても無理がありすぎる。するのなら、こう……。

最後は珍しく女性の相談。そして関西。
近所が映ったり、デート先が太陽の塔だったりして嬉しくなっちゃいました。そして福田麻由子が育ったらMEGUMIに! これが案外違和感なくて驚きました。田中麗奈以外の育成先もあるんだ!

てなわけで、勤務先で顔見知りになったヒロイン(福田麻由子)と彼(小関裕太)
昼ごはんでも一緒に……と声をかけられるまで知らなかった、エレベータで会う程度の人。いやこれ、同僚と昼に行くのと違うし。入籍間近の恋人がいる身で、昼ごはんぐらいならいいか、は罪作りな。案の定、親しさを増したころ
「つきあってる人とか、いるの?」
に、もうすぐ入籍~☆と返して、逆上した彼に「奪いたい!」と抱きつかれたりしておりましたが。そこまでされながら尚『友達として、デート』を受け入れるヒロイン。あ、悪女……。

そしてデート終わりに抱きしめられて。
彼の気持ち(←婉曲表現w)を「確認」したかったというヒロインに閉口する男性陣。そんな反応を描くのも初めてならば、判定はそれこそ初の「やれた」満場一致! そして判定後の問題提起は、すべての可能性に言及する『平行世界』の説明となって、ホワイトボードは可能性の枝分かれで埋め尽くされていくのですが……。そうなのかな。

太陽の塔の足元が、緑に覆われて見えない。すべて知らないほうがいいのかも……。

という観覧車でのやりとりから思うのは、すべて知ってしまったらもう憧れの人じゃなくなる可能性。実際、婚約者との結婚生活は2児をもうけて破綻、離婚しているじゃありませんか。
あの時そのまま誘っていたら、婚約者がいるのに流された女として、醒められていた可能性のほうを考えてしまいます。

なんにせよ、バリエーションをつけようとしたのでしょうが女性エピドードになったとて拭えない男性視点。違和感ばりばりな回でした。


中尾明慶の回では、ずーっと友達付き合いしてた森川葵との「やれたかも」に、とある晩の一言だけを気にする彼に「NO」をつきつけたじゃないですか。問題はその夜その一言への返答だけじゃなく。もっと何年にも渡ってずっと待っていたかもしれなかったのに見逃し続けて失ったんだよ、と。あれは実にしっくりきました。そして中尾くんは泣いたのに。

次の週にはもう、行きずりのカラオケ女とやれたはずと。以後ずーーーーーっと彼女を探し続けているホラーにw
アパートの郵便受けに彼女の名字を探し、商店街で似た後ろ姿を追いかける。ガクブル。そ、それで、本人とミラクルに巡り会えたとしても覚えてなさそうだし、同じテンションでキスなんかしてくるわけないし。むしろその意味のなさこそ正統派な『やれたかも』事案なのかもしれませんが、ドン引きですよ……。

時折キュンといい場面があるのですが、半分近くは意味不明。シリーズを通じてずっと、男と女はこんなにも互いにわけがわからない、と描いていたのかもしれません。

「役者ダマしい 女将に愛の告白」11 ☆☆

別れた女房と待ち合わせ……と「かわきく」に訪れた男(モロ師岡)、30年前まだ赤ん坊だった女将(菊川怜)を抱いてあやした、料理もたまにまかされたもんだったと昔語りに花が咲きます。
しかーし、ガンガン厨房に押し入って作り始めた一品は『エンドウ豆のスジの塩もみ』 ほぼゴミw  鋼山鋼三(はがねやまこうぞう)だと名乗った名は固く、次々移る会社の職種や名も硬いのですが、その先々で女性問題を起こし不渡りを出しと、聴けば聴くほどしょーもないのに、なぜ自分から語り出すのかw
終いには、もう女房は来ないよと、奥さんのための花を差し出しプロポーーーーーズ。いやダメだろw 何度アタックしてもこれダメだろw なぜアリだと思ってしまったのかw

もう途中から女将もドSモードで、おしぼり差し出して「800円です」お酒も「3杯目からは1000円ですがどうしますか」と謎の追加課金システム導入w 鋼山氏自作のお通しも「芝生のようだ」と、本人がねをあげる味なのにニコニコと完食をすすめます。そして採点は……「2点」 ですよねえ!
いやあ、めちゃくちゃですが楽しかったですw

写す角度が違うとおもったら、そもそも別の店で撮影している様な。

「崖っぷちホテル」~最終回 ☆☆

懸賞に、そんな伏線がw

はい、宇海と佐那ちゃんは子供の頃このホテルで仲良く遊びました~。知ってた~(その宿泊を懸賞で当てて以来の懸賞好きだったのかw)
「ここを夢の場所にしたい」
そんな佐那ちゃんの言葉が嬉しくて、自分もホテルマンになった!
……のだそうですが、それを最終回の台詞だけで流すとはもったいないorz

二人の思い出はタイトルバックの映像だけ。その時渡した思い出の石とか、二人で埋めた何かとか、沙那も思い出して何か気持ちが動くような仕掛け(伏線ともいうw)があっても良かったのになー。
イケメンに目もくれず、仕事一筋なのも佐那ちゃんいいところではありますが、一緒に見た思い出の花火、宇海は花火師の資格まで取って再現を目指してたのに、沙那ちゃんは『そういえば見たなー』程度うっすらのままなのが悲しいの(^^;;;;)

謎の制服嫌いの原因でもなくw もっと言えば年齢の合う同性な沙那兄とはなぜ遊んでないの。

さておき、雨の花火大会も無事に?終え、TV取材も好意的に放映されて、集客上々インヴルサ。人生の目標をなくしそうなので別の崖っぷちホテルに移りたい、と宇海くん。寂しいけどね。いいんじゃないかな。
(といいつつ、大事な初恋を思い出してももらえない失意がちょっとぐらいあれば深イイのになー。口にする以上の心情はないからな、このドラマ ^^;;;;;)

送別会は、イイ感じに湿っぽく盛り上がりました!

宇海まさか逃げたんじゃ……との誤解、罵倒から始まって、宇海と出会い自分がどう変わったか、どんなに宇海の笑顔に励まされ感謝しているかを一人ずつ語る語る……出るに出られない着ぐるみ宇海&聞こえてますよーと言えない佐那も含め、各キャラの見せ場です! 渡辺いっけいも鈴木浩介もさすがの芸達者、よ、日本一!

そして最後仕方なく出てきた宇海のいうことにゃ、
『お客様より、皆さんの方を好きになってしまいました!』

のでホテルマン失格、もうここには居られないんだそうです。そ、それじゃ誰も結婚できないし、宇海さんに永住の地はないじゃないですか~!名言ぽいけどヤバい奴ですよこれw
(しかも、次に行くホテルのダメスタッフはインヴルサ勢といちいちそっくりw ←楽しい小ネタですが、宇海が何を求めて別天地に行くのかがぶれたのでは。別の回でしてほしかったです)

ともあれ、そんな宇海を快く送り出したインヴルサは立派に経営し、次の崖っぷちホテルの指導もうまくいっているようでしたよ。宇海がまた訪ねてくる続編はfuluで、ですってよ!見たいような、欲しかったのはそれじゃない様なw
最後まで不思議ちゃんだった宇海:岩田剛典。無事初主演完了。上手い起用だったと思います。いつかもっと感情のある普通の役どころで見られるかなw

「限界団地」1 ☆☆☆

うわ、怖い。土ドラの本懐。

寂れた団地に孫娘と越してきた寺内(佐野史郎)は、やたら近所づきあいに熱心。子供時代をこの団地で過ごしたそうで、自治会にも顔を出し、回覧板を復活させようだの挨拶をしようだのと口を出す。

そんな男を「人殺し!」と罵る老女(朝加真由美) そして相次ぐ不審死。

事故なのか、殺人なのか。


って佐野史郎だから殺してるよねー!?


孫娘をイジメてた同級生の家が燃え、ほらもう大丈夫だよ☆

孫娘に怒鳴った呑んだくれジジイは風呂場で倒れ、もう死にたいと泣いていた小松政夫は首を吊り、ほら回覧板が復活だよ☆

あれもこれも佐野史郎の思惑通りに事が運んで行くじゃないですか……!


広場でする太極拳だけは、一緒に楽しめそうなんですけどねえ。寺内ったら命狙われてて物騒だし。 

ちなみに「人殺し〜」と寺内を襲う老女は、寺内の息子嫁の実母。孫娘を独り占めしたがった寺内が、両親である息子夫婦を火事を装って殺したと主張しているのですが。その後札束持って、殺害依頼をしてきたり。老女は老女で怪しすぎるので鵜呑みにするわけにも。
でもやっぱり寺内、距離なしでオカシイのです(^^;;;;;)

お近づきの印に配る、お手製ドアノブカバー。花柄生地にレースでふりふり、要らないわ……。それに我が家ドアの取っ手は全部バー型で丸くないんです。つけるところありませんよ。でもゴミに出したりしたら殺されそう(^^llllll) 

隣宅の若夫婦に足立梨花&迫田孝也。自治会長に、愛嬌を封印した山崎樹範。 

「シグナル」~最終回 ×

えええええええ、変わる過去ってそこ? 
そして衝撃のダメラスト『僕たちの旅はまだ、始まったばかりだ!』 なんじゃこりゃ~!

健人兄の死が、殺害だったわけですが。
そもそも『少年院から戻った日に自殺』を本気で防ぐ気なら、呼ばれなくとも押しかけるべきでしょ。それを危機感なく会議優先。挙句未来から殺害と知らされて急ぐも間に合わず……自分が急ぐ前に健人宅に救急車呼べたのに(ガセ通報になったって、殺害の邪魔さえ出来ればオーライでしょ……)現在にいる健人も、過去の大山もやる気あるのかと。

挙句、健人が撃たれて死にかけた時にはもう、そうだそれでいい、な気分でしたよ。不幸な人を何人も増やしただけだった始末がついたかと。

夜11:23の謎の通信。
思わせぶりに時計が映るだけでなく、前回やっと健人が『そろそろかな』と意識する素振りで時計を見て、同じ時刻な認識はあったと判明。それが更にやっとセリフでも『11:23に』と。直後の心停止音w そうか健人が死ぬ時間、それがもしかして大山さんも死んだ時間で、ふたりは繋がっていたのかと。

ところが何やかや過去が変わって、トドメを刺されなかった大山さん。健人兄の殺害は明るみに出、誘拐犯の遺体も発見されて大手柄なはずなのに、やっぱり失踪していてわけ分かりませんよーん。渡部篤郎殺害容疑ですって。政治家の横領証拠をどうにもできず、当時まだ子供の健人に託しててどうするのかと。週刊誌に売るとか出来なかったの。

死んだつもりの健人、生きて目覚めてびっくり。そして身分は交番のお巡りさんにw ほーらね、プロファイラになる動機が消えちゃってるからね(でも知識はあるのにね。ここから留学だの、改めて学歴を手に入れるの大変よ……)

なにより可哀想なのは桜井さんですよ。大山の遺骨を発見した衝撃の記憶はそのままに、やはり失踪されて18年捜索中。血まみれの大山に抱きしめられたあの記憶は?健人とは同僚にならなかった人生なのに、どの時点から過去との通信記憶を認識できているのやら ←この辺の設定もあいまいだぞー!
主演の坂口健太郎はいいお仕事していたと思うのですが、三枝健人が何を考えているのかはレシーバーを握っている時しか語られず、いろいろ不満が募りました……。変わった過去に何を想うのか、次の交信にどう備えるのか、はほぼ描かれない。プロファイラなら事件年表ぐらい自分で作ってみたらどうなのかと。

「諦めなければ、未来は変わる」


言葉は悪くないのに(^^;;;;)
 

「コンフィデンスマンJP」最終回 ☆☆☆☆

あー面白かった!見たいもの全部見た感じ?

またもや「辞めた!」と出て行くボクちゃん。
引越し屋で知り合った、結婚詐欺に騙された男(佐藤隆太)を根城のホテルスイートに連れてくるも、豹変した男はなんと中国マフィアの息子。手下がなだれ込み、銃をつきつけられて拘束される3人。そいつの父、孫なんとかから15億をかすめとった「子犬」は本当にダー子かリチャードなのか?

ついに来た追手w どっかで恨んで探してる人絶対いると思ってたw

そして明らかになる3人の過去!
3人とも馴染みのない普通の名前で呼ばれちゃってね。天才営業マンが、なんでも売りつけるうちに詐欺に手を染めたというリチャード。ボクちゃんは美人母(戸田菜穂)が詐欺師。 孤児院で寡黙に育ったダー子は、そのボクちゃんの母の教育で天賦の才が花開いたと。ほほーう。
それぞれに尋問され、どこかの定食屋母娘の写真に動揺するリチャード。ボクちゃんには、足を洗ってバーを切り盛りする現在の母の姿が。
さすがのダー子さんは、孫父の生前の様子や、妻子を愛するからこそ遠ざけたてなことで精神攻撃を仕掛けるも、結局金を振込まされることに。なのに金だけで満足せず3人を射殺して去る孫なのですが……。

いやあダー子さんの方が一枚上手でしたね。

「唯一の心残り」とダー子言っていた視聴途中の探偵映画。律儀に孫がみてやれば、あれあれ、聞いたことのある名前。リチャード、ボクちゃん、ダー子の本名だとぶちあげた名前が全部この映画の登場人物じゃん!銀行からかかってきた電話は、15億の入金でなく30億の出金! 
『だって、駆け付けた警察は偽物だったんだよ!』

という映画のセリフに、現場に戻って警察におらつけば本物で逮捕されちゃうしw えええ、そこは違うんだw

今回は、ボクちゃんも全部承知で孫に騙されてふりで連れてきたんでしたねー。そして孫たら、3人を尋問しているつもりで問わず語りに母の誕生日だの昔の住所の手がかりだの、パスワードにしているような重要なことを漏らしてしまっていたという。でも途中、手下の銃が暴発、脚を撃っちゃってた時点で心配してやってたら。五十嵐が血糊銃とすり替えたのがばれていたはず。それを「しくじりやがって」とボコって風呂場に捨てといたりする悪人だから、そのまま罠にかかっちゃうんですよ(3人、そこでヒヤヒヤしたろうなあ)ザマーミロ!

それより何より、この事件の後に第1話になる仕掛けが楽しかったですねえ。
仲間でも家族でもない、危なくなったら捨てるなんて常々いいつつも、この時点でもう、互いに「子犬は自分だ」とかばい合うほど立派に仲間だったじゃないですかー。孫に情報を流した五十嵐とボクちゃんが出会うのはもうちょっと先w そうそう、暴発で置き去りにされた男はそのまま、スイートで料理を配る専属ボーイに採用に。そんな仕掛けもまた楽しいです。

しかし危ない綱渡り。この世界にようこそされるなら、ダー子の子猫ちゃんになりたいです!高収入で楽しいお仕事!是非!

「未解決の女」~最終回 ☆

尻すぼみでした。残念。

最後、真犯人を逮捕できずに「いつかは捕まえる」宣言。強敵を据えて続編ありますか的な終わりになりましたが……全然そんな器じゃないじゃーん。


現場に残された英字カード、姿を消した社長令嬢(谷村美月)

この時点で既に、連れ去られたのならカードの残し方が変。その後、走る車の窓から別のカードをパラパラと……って、それ、殺人犯に連れ回されてる状況ですることじゃないでしょう~。


結局、連れ去られたのでなく『父(石黒賢)を脅迫する昔の仲間を、もう一人の仲間に殺させた』むしろ主犯。なんなら大元の3億円強奪事件だって計画したのは当時中学生の彼女だったと妄想捜査隊は言い出すわけでw その上、強奪事件の被害者を「念のため」あらかじめ洗脳しておいて利用したとか、本当なら超悪女。ドラマだからそれはいいんですけど~。

だったら尚更、きれいにタイヤにカード並べて『これ並べ直したらHELP RISKになるね』なんて仕掛けちゃだめだったでしょうがー。その後のカードもabduction!そもそも拾われない可能性もあるのに、警察がアナグラム解いてくれると期待してるのかバカにしてるのか。てか、これ撒けるならメモに『助けて、さらわれてます」って書いて落とせるって話でして。

「文字の神様が降りてきた!」

を共有、ライバルを賢く描こうとしたのでしょうが。 結果、目立ちたがりのバカにしちゃいましたよねー。


その前の同窓会殺人も、わざわざ公開掲示板で暗号連絡しあう不倫夫婦めんどくさくて。読み解いて咄嗟になりすます妻の暗号力にもびっくり。


百人一首といい、無理と言ったらどれも無理のある事件w 序盤は無理をねじ伏せる鈴木京香と波瑠の魅力で見ていたわけですがねー。終盤は「だんだん気があう」以上の変化もなく。盛り上げるには、ベタでも魔女がやっと外に出るのは相棒を助けるため、ぐらいの事件が欲しかったですよね。

ああ、辞書が弾を止めて命拾い、はベタでしたw

そこで泣いてた同僚工藤阿須加刑事との進展……も、沢村一樹の復活も、続編につなげるには薄すぎてねえ。もっと面白くなると思ったのになあ。

「役者ダマしい 女将に愛の告白」10 ☆☆

 ♪桜島がどか〜ぁん♪ って(^^;;;) 
リーゼントに革ジャンのミュージシャン(迫田孝也)が女将(菊川怜)を口説く!

迫田孝也って誰だっけと見始めたのですが、そうか「限界団地」の隣の旦那か。その他「真田丸」出演で、「西郷どん」の方言指導もされてるとは毎週お世話になってました!

最初はいかにも売れっ子な風に語るバンド「ボルケーノ」の「.T(ドットT)」 実は夢破れ「かわきく」での食事を最後に地元に帰る予定、でも未練たっぷり。なら帰らなくてもいいじゃないと言ってくれる女将Reiに愛を告白ですw 
♪桜島がどか~ぁん おいのハートもどか〜ぁん♪
一緒に鹿児島に帰って欲しいそうです。店どうすんだよー!

で、31点w
.Tからは暖簾に腕押し、REI女将からは置いてきぼり感ってことで噛み合わない二人でしたが……折れない男迫田孝也には楽しい時間で、もうひと勝負行きたいそうですよw すごいw(ただし、別キャラで?) 見ていても楽しかったです。オリジナルソングが下手すぎて耳に残りますよ〜。 

そして店を出ると昼間の街中。しかもそこには8話のゲスト松尾諭が!褒めるに褒められないと毒舌が愉快なやりとりでした、どこかスタジオの近くなんですかねw

「崖っぷちホテル」5〜8

王女7人お泊まりです!

毎回やたら大騒ぎしては、ど真ん中に収まるほのぼのドラマ「崖っぷちホテル」w 良かったねーと終わって特に感想ないのが常ですが今回は書きたい!
七輪は上から吹くんじゃない!(下の方に小窓がありますw)
そして、テーブルに置いた七輪の上に更に鍋を乗せては、着席したら料理が見えませんよねえ……。テーブルを下げるか、七輪も背丈半分の横長タイプをチョイスして欲しかったです。……旦那が七輪マニアで我が家では日用品なもので、まあ気になる気になるw ←そこかい!

特別な日に、特定の部屋での天体ショーが思い出に……というのは夕陽と月で2度やりましたから。今回のマラヒナ国王王妃の「忘れられないディナー」もその系統か?と思いきや。別にどこででも食べられるものでしたよーw これはあれかな、国王だけに。
『カニはインヴルサに限る』
って、目黒のさんまパロディだったのかなw

結婚式準備、の回は依頼が二転三転。ついにはキャンセルで、宣伝動画だけ完成してめでたしって、宇海の陰謀じゃないか説は確かにw 今回の停電だって、宇海の演出説も……。本人は笑顔で即否定ですけどね!
失踪兄(佐藤隆太)は、筆頭株主になっていきなりの帰還。全スタッフ配置換えを指示。でもそれ宇海にもされましたっけw おかげで誰も動じず、いっけい元副支配人がいなくても誰も気にせずw 兄のインヴルサ売却案に対抗し、沙那ちゃんがついに弱音を封印(元副支配人の暗躍で過半数株を手にして)自分こそが総支配人だと宣言するのでした。じゃーん。

と、幸運にもスタッフのスキルも士気も高まったところで迎えた国賓接待(^^;;;;)
不仲な姉に胸を痛める王女に自らの兄妹ゲンカを 語る総支配人。他人なら二度と会わない、でも兄妹だから。次に会ったら抱きしめるつもり、と。その会話あっての

「私が、王になります」
ですよねー。じゃーん。

日本語喋れる王女たち(王妃が日本人:ジャガー横田w)なのでクレームがただのワガママに見えがちですが、そういえば初来日。異国で心細いせいだったんだーと気づくや一致団結で対応するところも、ホテルマンらしくなっていて良かったですよね(^^) そして大問題「忘れられないディナー」は、天才パティシエ☆が食べてもらいたいものを作って結果オーライにw 次はこの王女たちの子が来て「アレ」を食べさせろって言うのかもしれませんねw

第一王女に恋しちゃうフロント(くっきー)ったら、あの顔でピアノも弾けて案外上品という、イケメンには絶対不可能なインパクトでおいしい役ですよねえ。 天才パティシエ☆に押され気味なギャンブル狂シェフ(中村倫也)も、朝ドラで演じてるふにゃっと優しい正人くんとは全然違う顔でいい感じです。


てなわけで、順調にいいホテルになってきたインヴルサ。最後はどうなるんでしょう。
提供文字のうしろに毎回流れる、ホテルで遊ぶ男の子と女の子。あれ宇海と沙那ちゃんですよねえ、普通に考えて。子供の頃に滞在した楽しい思い出が彼をホテル業に向かわせた的な思い出話には、いつなるのかと。そして宇海は去るのか残るのか??

さてさて。

「コンフィデンスマンJP」~9 ☆☆☆☆

うん、面白い。

ずっと録画溜めっぱなしだったのを、月曜たまたま見たらやっっぱり面白くて&五十嵐が気になって、ひとつ前、そのひとつ前と逆順で2話まで遡る羽目にw おかげで五十嵐(小手伸也)が身内と知って見ていますから、本来のボクちゃん危機一髪感こそ味わえなかったものの。桜田リゾートに弁天水が置いてあったりする小ネタに気付けて、尚楽しめましたね。
ボクちゃんの存在がまあ魅力的です。毎度毎度、懲りずに騙されるボクちゃん……バカな子ほど可愛いw
自由意志で旅をしたハズがダー子の仕込みに誘導され、計画通りに行動しw もう縁を切る!辞めてやるー!といいつつ結局戻って来るw 1.5億をポンとあげちゃえる人ですが、もらった方がボクちゃんの思い描く通りには動いてくれないのがまた可哀想で、楽しいですよねえ。遺産狙いでダー子が娘になりすました回も、結局設定も他人のボクちゃんが独り残って看取るといういい人っぷり。どう育ったらこうなるんでしょう……って、ダー子とほぼ同様に身寄りなく家庭を知らず育っているらしいのに、この差orz
(でもラーメン屋には金を置かずに帰ってきたあたり、少しずつは擦れてきてる?)

映画化も決定だとか。
変に豪華客船や爆発仕掛けず、普通に作れば面白いものできるんじゃないですか? JPってジャパン? 国際対決編になったりする?

面白いだけ、という評も聞きますが(それの何が悪いのかw)騙されるツボには毎度唸らされます。
高級品でなく、未発表の素人品を発掘させる絵画、化粧水w 無人島の青田買いをさせるリゾート編。見いだすって興奮するんでしょうねえ。逆に家族ごっこ、映画やスポーツでは騙す側も踏み込み過ぎたりw
医者の回はさすがに酷いと思いましたが、蓋をあければ山田孝之の腕前にもっていかれ、スーパードクター(永井大)も望まない職業から足を洗えてwinwin? スポーツや遺跡発掘では、それを憎んでた金持ち(小池徹平、内村光良)が目覚め、かえって人生豊かにまでなっちゃったり(ただし、徹平社長の習い事遍歴は月謝払うの親ですからねえ。本人でなく親の都合でそうなったりするのですが、まあいいやw) 

総じて女性は、被害者側も加害者として鴨にされた側もみんなタフw なので画商(石黒賢)だけちょこっと可哀想で、ざまーみろなのが食品会社社長(佐野史郎)かな。

毎度手広くご商売のダー子様御一行、案外下調べや仕込みも入念。「1年後」「2年後」とかテロップ出てる間にどんだけ別のお仕事してるかと思うとわくわくします。続編もいくらでも隙間埋められるし、年表作りがちなファンは色々楽しめますね!(あれ、でも「弁天水」の権利は購入お断りになったのでは?仕込んだ偽物も普段は「捨てて」で終わりなのに売った?それともパクリ品?)

さてさて、最終回も楽しみです(^^)

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