晶と最上くんが急接近?まさかその線ありですか?
ミチコの直球プロポーズは一笑に付されてスルーw それでもけなげな同居生活、そうだ主任が嫁にきたら…とかおバカも言ってみますが却下!そうだ、プロポーズの前に交際だった!と正しい順番にトライしようとするも、なんと主任が恋する春子さんまで「ひまわり」に転がり込んで来ちゃいましたよー。
もっともそれは病人としてで。
資金難なうえに店主が倒れた花屋のために、花を全部「ひまわり」に置いてカフェ営業しながら売るとか。最上くんのイベント企画に畳める花瓶と花を提案、最上くんを助けつつ花屋の営業にも貢献するとか。ミチコさんの機転でずいぶん助かったはずなんですけどねえ。
主任はもっぱら春子さんの看病です。
ミチコの部屋に寝かされた彼女を甲斐甲斐しく世話、資金繰りの電話まで対応。そんな二人のために身を引いて、ミチコは出て行っちゃいますよー(><)お気に入りのサーロインクッション持って外出って、絶対もう帰ってこないじゃないですか。
追って、追ってよ主任!
なのに引き留めるんですか春子さん……いやーん貴女には無くなったご主人が(><)
2016 冬ドラマ
確証のない治療で、患者が危険にさらされる話が続けて2話。
6話は乳児。原因は推測だけど、移植しましょう同意書書いてね。って間に実は、赤ちゃんは栄養失調だっただけで治ってたし。
7話は若い女性がとりあえず急げと抗がん剤を入れられて、実は全然違う病気だったし。
どちらも100%の診断なしで医療がまかり通り他の意見を入れないという身も凍る話ですが、自分のプライドが大事で誤診を認めない医者など珍しくもないという岸の達観が悲しいです。でもヒロインざっきーは、患者のためなら犯罪も辞さない女w
ですよねー、1話では先輩の引き出しこじ開けてパスワード盗んでましたよねw そそのかしたの岸先生でしたけど。今回も見事にそそのかし、他院から赤ちゃんさらってきましたよー! 保護者同伴とはいえ…… その大胆無敵な行動力に、画像診断部門の長が目をつけてくれての7話というつながりもザッキーのキャラが生きて良かったです。
ちょっと原作の話をしちゃうと、両方共最新刊のエピソード。
原作では 診断科の高柴先生とはセカンドオピニオン相談室で出会うのですが、ドラマではそこは今まで出ていた中熊先生にして、6話のトンデモ行動の結果で高柴先生の目にとまる形になり、7話のメインゲストに高柴先生と、すっきりまとまったと思います。しかも、志賀廣太郎が原作高柴先生に激似ですw
岸の毒舌も炸裂。赤ちゃんの母(じゃなかったけどw)にかけた手のひら返しな言葉といい、穏便に退職するはずだった高柴先生を奮起させた送別の言葉wといい、いやー見ごたえありました。
「私を離さないで……!」
タイトルは美和の、「提供」に連れて行かれる「天使」の絶叫だったのですね。
伸ばされた手を握りしめ「あなたは尊いことをしている」と呼びかける恭子。そして知るのです。ふるさと陽光は正しいことをしていたのだと。
うわー。
美和が別でお世話をしていたメガネの青年は、また提供から戻ってきていました。なんだあれが最後じゃなかったんだ。「いい話が聞けて良かった」なんて言って出て行くから、なんと迷いもなく死にに行くのだと驚いていたのに。嫌だと暴れて、怖いと泣いていく美和に安堵しつつ、それを平気で切り刻んで利用する社会に改めて戦慄します。
トモと美和と恭子、3人の陽光里帰りは警備に見つかって終わりました。捕まったから逆に中に入れたわけですが、妙に無表情な子供達。懐かしの音楽室でも、TVゲームを囲む子供達は楽しそうでもなく。噂に聞く陽光以外の施設の、授業もなく放置された姿がこれなのでしょう。
極め付けは、バンに乗り込み「外」に連れ出される子供達。あの年齢でもう提供に……?しかも、中のひとりは幼い頃の恭子に瓜二つ。ほらいた、同じ遺伝型のクローンが(いちおう、同年代に何人もいないようにずらして生産するんでしょうか)駆け寄って声をかけるも、返事どころか無反応に連れ去られ……陽光での何も知らない子供時代が、なんと無邪気に豊かだったかと改めて思い知らされるのでした。
宝箱を持たせる、そんな指導もその一つですよね(中でカエル飼ってた子もいるのかーw)
陽光には何かある、と龍子先生も以前もらしていた秘密。来週はそこに迫れるのでしょうか。絵を描いて送るとどうなるというのでしょうか。
介護者時代、陽光理事長の居場所を探したのだと住所のメモを差し出す美和。
トモと恭子にはそこに行き、自分が奪った『二人の時間』を取り戻して欲しいのだと。お前がどのツラ下げて言うか?って憤りも感じますが、そこはほら、もう死が目前だから以前に美和だから……(^^;;;)
(理事長にあったら、このわけのわからない、クローンを利用して平然としている社会の成り立ちがわかるのでしょうか。そこばっかり気になってしまいます)
盗んでたCDの曲「Don’t let me go(私を離さないで)」を恭子のいる前で口ずさむ強心臓もすごいよね。「謝ったでしょ~」じゃないよw でも文句を言えるようになったし、最後の時は温和に穏やかに過ぎていき、悲しいほどに幸せで。
『提供終了』後、ゴミからみつかる美和の造形作品(分別ができてないと戻され「美和…」と呆れられる、その人がもういない虚しさよ!)恋人握りにされた手と手は、あの外出から戻る時のトモと恭子の手……。「みちゃった」と口にされるよりも雄弁に、芸術は真実を告げるのでした。
そしてそれは、絵を描くようになったトモも同じで。一つ布団でささやきあう少女たちの姿は、ひとりが失われても美しい記憶に永遠に……。
え、待って。視聴者は何度も見た場面だけど、女子部屋だからトモは見てなくない?
彼氏披露の実家訪問!
別れちゃったと言い出せなくて、替え玉を連れていくことにしたみちこさんw 喫茶バイトの金髪もクロちゃんも無理、「~ッス」が口癖のタマちゃんは予行面談で挫折w するとなーんと、主任が自ら来てくれましたよ、山梨の奥地のお寺まで!
「寺が見たかったから」
寺マニアだったんですねえ。
そして、興味深々の家族から質問攻めw
どう知り合ったか、は元の会社でだからオッケーとして。どこが好きだとか収入は大丈夫かとか親族の無遠慮な質問に答えをひねり出しす主任。お皿をお褒めるのも忘れない、なんていい人なの…。苦し紛れながらも
「明るくて、よく食べて」「よく食べて」(2度目3度目w)「何があってもめげなくて」
と語るミチコの良いところは主任が本当に思ってることなわけで、嬉しいですよねえ。就職の時に指摘した長所「根性がある」が出てこないところも興味深いですw
そしてご近所探索で、中学生のイタズラに遭遇!いくら子供相手とはいえ揉め事に突っ込むミチコに呆れる主任ですが、いちおうお化けのフリながら助けてくれたし。グループの中の嫌がってる子を心配したというミチコさん、普段は見せない面で好印象でしたよね!
翌日の「助けを求める小さな声が聞こえるんですよ」という素敵なミチコへのフォローにもつながって、いい感じ。寺だけに、故人との付き合いも考えられて亡き兄と語れる日もくるのかも……。
さあ、ここから恋につながるのか?
と思いきや、法事恒例の「へそ踊り」に思わず飛び出すミチコさんw
「この人はただのバイト先のオーナーです!ごめんなさい!」
ってw 一泊二日の嘘が台無しにw 正直になるにしたってなんでこのタイミングなのー(へそ踊り見たかったのにw)
めでたく、全日本迷惑な人ランキングトップに躍り出るミチコさんw 迷惑ついでに、きっちり主任にプロポーズ! でも即、玉砕w
ランキング既婚者部門に移動できる日がくるんでしょうか?
優しく明るい、いいご家族で。妹だけはちょい姉に失礼でしたがw
主任もいう様に、ここで育つとめげない頑張る明るい娘になるってよくわかる一族でしたよ!
今週は西九条駅。
川の下を渡る地下道、TVで見たことあるー(^^)
他に無料渡し船もある様ですが、そこは出てこない夜の話w 飲み屋街で話題の「悪魔」こと、魔性のゲイ(碓井将大)と出会ってしまった青年(大野拓朗)の一夜の右往左往でした。
家もなく体を売って暮らしているらしい彼に絡まれて終電を逃したのに、仕事がみつかるまで自分の家にいたらいいとまで言ってみる優しい主人公。物別れになってちょっとホッ(^^;;;)
いい話ばかり盛れとは言わないけどなんだって飲んでばかりの話w
そして先週は大阪城公園駅。
ミニオンランで行ったばかりで嬉しかったのですがこっちはこっちで、主人公は護送中に逃げた手錠付きの犯罪者(やべきょうすけ)なんでそんな設定にw
せっかくの園内もお堀もろくに紹介されるでなく林を駆け抜けるだけ、梅園とか綺麗な時期に撮ったらいいのに。背景にお城もたくさん出したらいいのに、家出中のJCと座り込む駅前の階段や公衆電話ボックスぐらいしか写りませんよ。もったいない。
生きてる甲斐がなにもない、という家出少女(清井咲希)に主人公が、一番美味しいシュークリームを探して教えてくれ、それで生きる意味が出来るだろう?と無い知恵絞って必死な場面は、不器用さで心温まりましたよ。おじさんもお勤め終わって、家族に会いにいけるといいね。
ところで環状線を「ぐるぐる回って出口が無い」と表現していましたが、それはむしろ東京の環状線では。大阪のは出口だらけですよねw 大和路線快速やらあっちこっち行きが乗り入れまくり、気をつけて乗らないとすぐ違うところに連れて行かれるデンジャラスなイメージがw
なんと天然万吉、ほんとうに妖精さんだった~?
『痛快娯楽時代劇やのに~』
の叫びも虚しく、心中を遂げてしまってムシロ掛けで横たわる二人……泣き崩れる忠右衛門と手代さん。そんなあ。
でもその悲しさが筆に宿ってか、ついに傑作『曽根崎心中』を書き上げるちかえもん!満場のお客さんが刃の場面には悲鳴をあげ、終わったら泣き崩れる一体感は嬉しかったでしょうねえ……(がっつり語った義太夫すごかった!)
そこにかけつける前に、黒田に攫われw 大半が芝居初日を観に行って手薄の天満屋で、さらなるドラマチックな結末のために殺されかけていたとはまさか誰も思いますまいw
実際危なかったですよねえ。そんなちかえもんの危機を救ったのは、万吉~!困った時の不孝糖売り、来てくれると思ってたよ!
でも「今日のこの日のために」と言う万吉自身の言葉に「?」と思っていたら、なんと黒田と一緒に川に落ちたまま行方知れずに。万吉を探すあまり、自分も川に落っこちたちかえもんについて上がってきたのは……子供時代から蔵で話相手だった古い人形で(><)
「にんじょうぎょうるり」は当時の自分自身の言い間違えだったとか。その頃からずっと、万吉を守ってきたのかと思うと泣けました。 少なくとも、そんなことで溺れ死んで遺体も上がらないんだと思うよりはずっと素敵です……orz
と、ここでこのまま終わらないのが「ちかえもん」
なんとお初と徳兵衛生きてたよw えええええええええw 嬉しいけど、騙されたよw 心中を美談に仕上げて発表しちゃったちかえもんなんてそれこそ、バカにされたと怒るの当たり前でしょう~(^^;;;)
遊女の足抜けご法度はどうなるのw そこは平野屋なら払えるし、死なれるぐらいならと算段しちゃう親心もわかるしで、いいけどw 浄瑠璃で大々的に死んだとされたほうが、探されなくて都合がいいかもw
と、ぐるぐる巡る動揺を払うように万吉の声が響きます
『うその何があきまへんねんん』 そ、そうかも〜
似合わない田舎で、全然違うかっこして鯖漁で暮らしている徳兵衛お初、幸せそうでした。笑顔ならそれでいいよね。
そして不孝糖を売る万吉のカットも。
下駄を鳴らして奴が来る〜♪一緒に歌っちゃったw
そうですね、しれっと川下で水から上がって、好きなところで元気にしててくれてもいいんですよよ、万吉……(><)
ついに女の友情に亀裂が……(><)
夢に見ていた美術の仕事もおろそかになる程、必死にリンさんを探していたナオミ。それだってカナコのためでもあったわけなのに、内緒にされていたショックで平手打ち。「信じられない」と謝罪や説明も聞かずに走って出て行ってしまいます。
だよねえ、言うべきだったよカナコ。
話し合っていれば、リンさんを上手く遠目で見せて陽子を諦めさせる策もあったかも。
せめて居場所を知ってる、探し回らないでってことぐらい言えていたらねえ。でも『始末するしかない』とまで口にされたら、リンさんを殺されかねないと思うのもわかるし(実際一度やってるだけにw)、元から利用しているだけのカナコより気持ちが通じていた情もあるだろうし。何度も言おうとしたのも見てるこっちは知っているから切ないです。
そんな二人の傍で、私は知っているのと半端な情報を振りかざす道化の陽子さん。
ナオミが愛人で、カナコがかわいそうな寝取られ妻でw でも、そんな都合がよかった誤解もどうやらもう終りです。盗聴器であれこれ聞かれちゃったらなあ……どこまで電話でしゃべってましたっけ。『殺した』とは言ってなかったと思いますが……。
来週、あのリンさんに会ってしまったらさすがにバレてしまうでしょう。賢い人ですもんね陽子さん。ナオミが職場で信用を無くす一方で、陽子さんはきちんと仕事をこなしていたことは印象深かったです。
キレる李社長の怖さも見えた今回。でもまだ味方の側にいてくれてるのかな。
最後どうなるんだろう。
万吉最高だー!
どこにでも居合わせ、物語を回しているのは万吉だけれど主人公は何もしないちかえもん。この取り合わせがナイスですよね。素晴らしい人形浄瑠璃を書きあげるため苦悩する近松門左衛門が、あれもこれも思いついて助言して引っ掻き回していたらスーパーマンになっちゃうもんなあ。おバカな万吉が、案外ズパッと隠していた本心を言い当てたり、突拍子もなく人助けが出来たりするのも、他人の言うことを聞かない解らないおバカゆえ、不孝糖売りゆえ。
今回はその、不孝糖そのものがお役立ちというすごいパターン来ました!なめたら咳が止まります。だって
「朝鮮人参が入ってるから☆」
そ、そんなご禁制の高値な代物を、二束三文の不孝糖にまぶすとかー! いくら平野屋の蔵でみかけたからって、ちょっともらうなw 代わりに不孝糖詰めてもダメw もうちょっと早く忠兵衛か手代1が発見してたらお縄……じゃないか闇取引だし。でも簀巻きか大借金でしょう!
なのに、その窃盗……もとい物々交換が黒田屋の悪巧みを台無しにし、徳兵衛と平野屋を救うんですから……万吉最高だー!
徳兵衛に近づいたお初、実は父の仇:忠兵衛に仕返しをするため……だったはずが、本当に徳兵衛に惚れてしまって。今更言えないと黒田屋の身請けを了承しましたが……えっと、ご禁制の朝鮮人参が入ってなかったなら平野屋告発も横流しもなし、平野屋は潰れず黒田屋は左前で身請けもなしですよねえ? 徳兵衛の逮捕もなしでしょう?
逮捕の前、今生の別れに一目……と万吉に背負われて現れた徳兵衛に、お初がしがみついて離さない復縁の場面は美しかったのですが、もう必要ないんだよねえ?
「じゃあ、あの世で一緒になったらええ!」
という万吉の助言で心中をしに行っちゃってますが?
まさか心中しないと浄瑠璃が完成しないの?そこはまた、万吉の大活躍で助けてやってー!
「こんな綺麗な景色の下で」
のセリフに吹いてしまいました。美意識それぞれとはいえ、トラックですよ。
事件当日に現場で描かれた素人絵を見ながら言うのですが、画力はともかく、画面の左半分がどーんとトラックなんです。海が見える崖までわざわざ絵を描きに来て、自分が乗ってきたトラックを入れる構図が謎です。そんな絵、アリバイに使うのか車屋に飾るのか……ああ、崖下の被害者は木陰ならぬトラック影にいたんですねえって。
もうヤダorz
被害者が2度殺された内訳、撲殺と崖の上からの投石も、なんで同一人物の犯行ってことになったんですか。
マンション階入れ替えのトリックはなかなか興味深かったですが、鑑識が仕事してれば両方にいたことってわかりますよねえ。というか、そんな面倒臭い挑戦をなぜしちゃうのか(^^;;;)
シャ十軍の姐さん脱走の経過もお粗末でなんだかなあ。
家族を人質に脅すのねえ。その刑事は洗脳で判断力をなくしてたとしても、刑事のスマホにそんな証拠画像送って同僚の目に入りそうなもの。覗き防止フィルムでも貼らせておきましょう。
そんなこんな文句いいながらも、クッションでわちゃわちゃお手玉するアリスは激かわいいとか時々楽しいので見続けていますが辛いです。
そうそう、火村の推理にのっかって推論の心理描写を語りだす時のアリスはうざくてイヤ。推理ドラマで謎解き場面がイヤですみません。
原作読んでみました「46番目の密室」スペシャルであったらクリスマスを楽しむ二人がみられるなあ。←逃避w
遊園地では結界まで張って、妖術の邪魔をしていた住職。ついに如月家に乱入!どうなるのかー!
……と思ったら、妙にあっさり引き下がりましたねw スミが同意ならいいのか……そういうもの?
桐谷美玲の演技が、手を揉む仕草やスローな話し方など日を追って松坂慶子に寄ってきて、見やすくなってきました。
スマホを買い、ファミレスでバイトを始めたスミレ。端末注文は苦手ながらも接客は自営業で経験あり、経験値が増えていきますね!
そこでなんと、かつての親友よっちゃんと再会します。
あちらは当然65歳のおばあちゃん、お孫さん一家と一緒。思い出と同じ顔のスミレに絶句し、姓も同じ如月と聞いてもしやスミの…と声をかけてきます。進学できなかった引け目から避けたのに、気にかけていてくれたと涙するスミレ。いい場面でしたわあ……迎えに来た黎さんが怪しすぎたけどw
いつか元の65歳に戻った時、会いに行けるお友達がいるってわかったじゃないですか。そこで今しているバイトや学校のことなど、いろんな話ができたらいいですねえ…。
真白くんとのおつきあいや友達付き合いは、一部を除いてますます順調です。
このまま願いを成就するには、幸せで感極まった時に「ある言葉」を口にすればいいけれど、それが何かは教えられ無いというので、良い気持ちはなんでも口に出して言うことにしてみたスミレ。芝居がかって、ますます変な人ですw そしてそのワード
「生まれてきてよかった」
はなんと、真白家の子犬に向けていったのに発動w 自分に向けてじゃなくてもいいのかーい!
そんなわけでクレジット後にもう一匹、黎の婚約者という白猫美人(小西真奈美)が登場です。確かに猫顔!同じかきつばたに白猫の、対の屏風があったということは如月家と真白家はなにか因縁があったのでしょうか?
そうそう、バイト先でスミに戻っちゃうスミレ。仕事着姿でなら、接客はそのままできてホッとしたのも束の間。同僚からは誰あんた、まさか泥棒……ってところで黎さんが現れて術でトロ〜ンのお約束ですw
この術、真白を好きでスミをいじめる同級生にもかけてくれたらいいのに。真白がなびいて無いからどうでもいいなら、黎さんひどいよw
何これ、オモシロ!
主人公賢治は売れない芸人。学生時代の刷り込みから自信もなく、女とは話もできずに、好きなウルトラマンネタを披露してはゲロ滑る日々を送っている彼に、なんと
「面白いですね」
と話しかけてくれる女性が!しかし彼女にはなにか秘密が……?
坊主頭の柄本時生が、ネクラな賢治を好演です(^^)
中高生女子の毛嫌いってイジメとはまた違う辛さでしょうねえw 席替えで、隣が嫌だとじゃんけん大会が開かれ、ちょっとお似合いとはやされれば『あいつとつきあうなら死ぬ』と泣かれる始末(^^;;;) 彼が何をしたというんだw
ヒロインには「ニーチェ先生」で気を吐く松井玲奈が、こちらでは普通に可愛い女の子を演じています(あっちが地だったら怖すぎるW)
ドラマに小堺一機がいるのも新鮮。先輩芸人として登場するとピリッと場がしまりますねえ。
そんなわけで、売れないフリー芸人ライブの打ち上げに、お笑い好きの可愛こちゃん(松井玲奈)が飛び入り参加!
直前にした廃業宣言をスルーされた賢治は面白くありませんが、なんとその可愛こちゃんに話しかけられてドキドキw 受け答えに時差がw そして褒められた喜びにやっぱり芸人を続けることにしたし、思わず幼馴染(溝端淳平)に電話までしちゃうんです。
「女の子と話したよ!」
何その報告w ただの会話で有頂天なのが可愛いやら悲しいやら、残業中の会社員相手に迷惑すぎるw もちろん彼女の連絡先なんてきけてるわけがありませんが、そこは腐っても芸人ですから。公開しているブログに、彼女の方からお誘いの書き込みが来ていたのでしたー!
えーっと詐欺やデート商法に誘われてるわけではなさそうですw ゴールは恋の成就でいいのかな。それとも不治の病の彼女に励まされて芸人として大成する賢治?
先行きさっぱり不明なれど、面白くなりそうです。ウルトラマンポスターや怪獣グッズに溢れる賢治の部屋も必見!
「何度も殺してやろうと思ったよ」
と打ち明ける恭子に喜ぶ美和。だって「怒らせたくてわざとやった」んだもんね。
怒らせることでしか友情を確かめられない、自分だけじゃなく相手もキレれば対等と思っているなんて……。そしてキレないからといって怒ってないわけじゃない、むしろ本気で殺したいと思われていたのは分かっていないようですが、そんな大迷惑なキチガイでも死を目前の身と思えば許せるのでしょうか。
この場面、運転手恭子と後部座席の病人美和。向かい合わず相手の表情が見えないのがミソですよね。会話が中断しても沈黙にならない状況がこんな言いにくい話題にも口をなめらかにするのでしょう。
一度に3種の臓器提供を迫られる美和。やはり提供済みで体調のすぐれないトモ。なのに恭子だけが、ついにきた提供開始通知を持って手続きにいくも『間違い』と撤回。これも「絵」のおかげ?
提供通知を持って市役所(?)に並ぶ若者にぞっとしました。公共の場であの人数が諾々と従うんだ。病棟でも、提供=死へと向かう移動ベッドにすんなり乗るんですよ。そんなことが許されるなんてどのきっかけで成立したシステムなんだか……。しつけの厳しかった陽光出身ならともかく、字も覚えなくて構わないような施設の子にどうそんな自己犠牲を教えるんでしょう。謎。
さておき、そんな3人で懐かしの陽光学園を再訪しようと言い出す美和。直に電話はできないのか、手紙でまどろっこしいやりとり。
許可の出なかったらしいトモは、なんと仲間にごまかしてもらってゲリラ外出……って、そればれたら即時解体じゃないんですか、せっかく絵も上手くなったのにトモ(><)
波乱を予見しつつ来週が待ち遠しいです。
THE最終回!
警視どの生命の危機、ゼロ係解散の危機、どちらも駆けつけるのは我らが虎三先輩ですよ!さすが脳みそ筋肉!
核になる殺人事件や、隠蔽された犯人云々は飲酒運転ごまかすレベルじゃないので無茶も無茶なんですが……まあいっか(^^;;;)
その後も、殺人隠蔽を巡ってとんでもない事件が起きたと思ったらちゃーんと警視どのの計算通りだったり。いつもの「タメ口、いいですか」を警視どのが言ってみたりとファンサービスもばっちりでしたね。
警視総監にまで暴言吐けるKY警視。無敵ですw
そしてもちろんゼロ係は続くし掃き溜めだし、警視どのは力仕事はしないのでした。ちゃんちゃん。
「このイチゴ野郎!」って罵倒、何度聞いても新鮮でしたねw
そして警視どの発案のおとり捜査は、いくら実弾抜いておいたからって、容疑者にわざと銃を盗ませて逃走させちゃうなんて、こちらも無茶も無茶w ちゃんと狙った位置に現れてくれて、わかりやすく共犯者を脅してくれたから良かった様なものの。銃を売り払われて潜伏されたらもう目もあてられないというか。成功したとて、とても公表できないというか。ドラマだけど!
なにげに安達祐実が好きでした。誰かの一言を拾ってほくそ笑むハイミスw 小さくて華奢な安達祐実がいるから、松下由樹がより大きく見えるんですよね(彼女ひとりだけor小泉孝太郎の横だと別にそんなに体育会系には見えないかも)
続編できそうなので、もっとおデブや美女を活かしてチーム捜査がみたいです。でも吹き溜まり感がなくなっちゃうのかな、じゃあ誰かの問題を解決する系エピソードでどうかな。
屋上のイチゴちゃんには温室つくってあげてください。
でた、管理規約。
うちのマンションでも、警察が動いてないと見られないですよん。管理人さんと誰かだけでみてて、例えば関係ない不倫を目撃した末にゆするようなことにでもなったら責任とれないですもんねえ。
そして「達郎さんは戻って来る!」と言い張って義姉を撃退するカナコw ある意味妻らしい、夫寄りの意見でもありますからぐうの音も出ませんよね。仕事を始めるのも、達郎さんが帰ってくる場所を守る為とか言えばいいとはナオミのナイス入れ知恵です。
そして探偵依頼!
そしてまさかの達郎からの電話ー!
これ、中国に行ってからSIM抜いて捨てるはずの端末をリンさんが持ったままってことかと思ったら。単に無言電話を母の勘で「達郎でしょ?」だったので逆に驚きましたが、そこは母の愛ですね。でもその可愛い息子はDV野郎だったのよ……orz
李社長のところで働き始めたカナコは、日本語の商品説明をつける提案などして順調ですが。なんとなんと妊娠(><)
それだけでも十分どうなるかーと思っていたのに、李社長がやってくれましたw
まあ「服部達郎を」と言わずに「この人を知っていますか」とリンさんの写真をみせた陽子さんのせいですけども。 もちろん知ってる、上海にいる、だけならまだしも。ナオミがずっと好きだった☆って、嬉しそうに余計なことをw
しかもATM周りの別角度映像で、横領金を引き出したリンさんに付き添っていたのがばれてますから。もうこりゃ『不倫相手がカナコ』ってことに陽子さんの中で決定w 親友の夫と不倫w 世間的にはあるあるですもんねえ。
その上、最後はまさかの…リンさんがマンション前に!
「あなたに会いたかった」
じゃないよー!台無しだよー!さすがにリンさん自分のパスポートで来たんだろうけどさあ、一体どうなるの?
まだまだ盛り上がってますよ!
ガン2連発。
でもそれぞれ全然違う話でしたね。家族のために生きぬく人と、自分のために生きようとした人と。原作を知っているせいもあり後回しにしちゃってたのですが、見ればやっぱり面白い。というか3話までよりぐんと面白く感じたのですが何が違うの??
4話は子宮ガンの疑いで入院中の母親。
子宮の腫瘍は良性、と岸が診断しましたが。そこじゃなく大腸に無数のポリープがあり、いずれ癌になる、それも遺伝性の病気なので子供も高率でそれを受け継ぐと。
さあそれを告げ、手術を急かし「今見つかって良かったですね!」と言い放つのが良い医者なのか。小雪先生と岸が衝突します。
ですよね。
今切れば助かるから!って医者は思っちゃいますよね。でも2、3日の検査入院のつもりで来たまま何週間も帰れないんじゃ家庭と生活が、下手すると人生がぐちゃぐちゃです。しかも小さな子供がいるなら、大人の困ったの比じゃないでしょう。加えて遺伝問題。
診断を伝える小雪先生が患者本人の話をしているのに、当人は病気を知った娘の気持ちや娘の将来のことばかり考えてしまうのが印象的でした。
そこには正解なんてなくて、一人一人の決断があるだけなのですからきっと通常は混乱したまま手術されてしまうのでしょう。でもこのケースでは退院してゆっくり子供と過ごす時間をとって。もう一度お母さんは戻ってきます。自分から、少しでも長く生きるための勇気ある決断をして。泣いたわ。頑張れお母さん。そして頑張って育ってね、娘さん!
5話も泣ける若者への余命宣告。
身寄りもない、金もない若者があと半年一年の命。
一回2千円の注射なんて出来ないし、やりたいこともなにもないと笑う、入院中の彼(安田章大)と知り合った検査技師森井くん(野村周平)が、こちらからも秘密を公開……医学部を学費不足で退学せざるをえなかった辛い過去を語るのでした。『公開して後悔~』w
秘密の公開、打明け話。自分も何か言わなくちゃって気になったり、最初に不幸な話を聞いてるとこちらも言いやすかったり。生死のかかった話題じゃなければ素直に青春で「友達ができた」ってだけなのですが……。
そして彼を励ましたいのか自分が諦められないのか、高価な、適応するかもわからない治療法のために検査だけはしておかなきゃいけない、なんなら俺が払うと激して詰め寄る森井くんをスコーンと脳天打ちで黙らせる岸先生w
森井くんと緩和ケアの先生が死ぬの死なせられないのわめく間に挟まれて、震える小動物になってる患者くんにかける言葉がいいんです。
「心臓は動いてる、まだ目も見えてる なのに、死ぬことだけを考えてだの死なせられないだの、ひどいったらないよね」
励ましでも、慰めでもない、事実。
「ですよね、僕、まだ生きてますもんね……『まだ』なんですけどね」
とふざけながらも、泣き方を思い出したように涙を流し「死にたくない」と言えるようになるくだりで、わかっていたけどもらい泣きです(^^;;;)『死ぬまでちゃんと生かす』という緩和ケアのあり方もいいじゃないですか。
むしろその後の、事故で亡くなるあたりは(知ってたし)平然と見られました。なるほど、車両前に飛び出すより転落の方がありそうです。携帯で電話中の母親、あるある……って、ちゃんと見ててよ……orz そしてコンテストの結果までの時間経過なしに、院内コンサートで演奏されるんですね。彼が人生の終わりに書き残した曲が。
両話に共通するのは治療への納得。それって患者にも厳しいことではあるのですけれど、やはり理想です。
そしてブラック激務にもかかわらず、奨学金をもらって検査技師になった森井くんは辞められないのだともわかりましたが、それでも患者くんがいうように辞めたっていいし医者を目指し直したっていいはずで、案外今の暮らしを気に入っているんでしょと言い当てられて。森井くんにも救われた部分があるはず。
実に見応えがありました。