ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2015 春ドラマ

「2015年春ドラマ総括」

総括、と偉そうに言えるほどドラマ見てないシーズンでした。なんてこと。
評判上々の「天皇の料理番」もなんとなく見なくなり、本屋の恋愛や元夫婦の恋愛に疲れ、医者の恋愛は最初っから1話もみない逃避ぶり。あ、ママ友揉め系もね。「アイムホーム」「ようこそ我が家へ」「ドS刑事」もリタイア。「ぽきっと」?そんなドラマもあったなあ

どれも1話は桜が満開で美しかったのですが……。

数少ない完走ドラマを、なんとかランキングしてみると以下の通りです。


1位「太鼓持ちの達人」  イロモノでも最終回は盛り上げました!
2位「リキッド」     たった3話ながら圧倒的存在感。伝統美。
3位「僕の妻と結婚してください」タイトルだけでもつかみはオッケー
4位「闇の伴走者」    漫画好きにはたまらん推理展開
5位「植物男子ベランダー」まだ終わってないけどw


8位「ヤメゴク」
9位「Dr.倫太郎」

NHKBSの回し者みたいw 2位3位はBSプレミアム、4位wowow5位もNHK。 wowowドラマに字幕がついてくれたらもっと視聴増えてそっちに気持ち行きそうですが、字幕ないんだもんなー。そして正直8位9位は、旦那が見るから横でみてただけでした。さみしいです(><)
そしてよく考えたらランキングするの半年ぶり? 秋冬って結構楽しくいろいろ見てたのに、締めてなかったんだ!「デート」1位!女優賞に男優賞に脚本賞を総なめ!とか書かなきゃだったのに(><)

さて、もう始まってる夏ドラマでは楽しめる作品がたくさんあるといいなあ。


「Dr.倫太郎」最終回 ☆☆

やっと見ました、最終回。

倫太郎先生渾身のプロポーズは……、ええええー本当にスルーされちゃうんだ(><)てっきり、雪乃は断るけどアキラはいいよ、てなオチだと思っていたのですがw

精神科医として、患者とどうこうなったら信用ガタ落ちなのは確かですから…

当然なかたのつきかたなのでしょうか。むむむ。


でも正直、興味があったのは毎回のゲスト患者さんの症例やそれに倫太郎先生がどう気づくのかどう説得するのかの方で、縦軸になった雪乃/アキラ問題や恋の行方はどうでも良かったですよねー。なので最終回に向かって興味が盛り下がるという不思議なことにw

最終回全体でも、首相のカミングアウト!カツラ!や、雪乃母がお手伝いさんに引き取られて「私はギャンブルをしません」→「カツ丼が食べたいです」と書いてる件の方が面白かったですもん。


ただ、放映前の懸念『古美門や半沢直樹を払拭できるのか』についてはパーフェクトだったのでは。そんな他キャラなんて全くちらちらしませんでしたよね。懐深いな堺雅人(><)

そしてこれもシリーズ化するのか??

アキラもイチ患者で終わったことで、パート2の可能性がでてきましたよね!  …需要は知らないw

「太鼓持ちの達人」最終回 ☆☆☆☆

こう来たか!

ドラマ部分はさておき、ガイジンさんが片言でフィットネスしながら媚びるミニコーナーの最終回では「DVDを買ってこそファン!」とまっすぐに視聴者に媚びw エンディングの背景では、いつものゲスト&街で聞いた『ほめられて嬉しかったこと』を主役3人&照明や音声の裏方スタッフに聞くという、かゆいところに手の届くサービスっぷり。ふざけるだけでなく、視聴者の喜ぶことをわかってくれてますよ。素晴らしい(><)


そして勿論の最終回大団円。


実は、援軍3人が街の一般人で段々に出会い、私生活でも知り合っていく展開ちょっと嫌だったんです。だってそんなこと無報酬で? 

いや案外ちゃんと副業で引きこもり君にはいいバイトだったかもしれませんけど、あんな大事なサポートが社員でなくては商品としてゲームの質が保てるのかと余計な心配をしてしまうではありませんか!


しかし、ペコペコと頭をさげる職場の父(おべっかならぬ岡部w)を見て走り去る息子福太郎(鈴木福くんになんてわかりやすい役名をw)と、マイク(柄本時生)リサ(木南晴夏)が出会い。息子と正面から立ち向かう決心をしたスタローン/岡部父(手塚とおる)と福太郎くんとの父子対決を2人が裏表からサポートする胸熱な展開は、なるほど本来知り合うはずのない間柄だからこそ西部劇みたいでいいんだなーとやっと納得。 ゲーム会社社員だと、同僚の家庭に首を突っ込む人になっちゃいますもんね。


そして迎えた「愛する家族のほめ方」!

大人になったな、父さんを越えたよハッハッハ てな普通は効く筈の小賢しい褒め言葉が、何故か息子には無効。 だってまだ子供扱いしてほしいんだもん、もっと一緒にいて、もっと普通にあれもこれもよくやったって言ってもらいたいんだもん……うわー(><) ここですでにヤバかったのですが、続く言葉は永遠の殺し文句でしょう!

「お父さんが大好きだから」   うわああああああああ、お父さんじゃないけど昇天したあああああああああw

なんちゅうか福くんは、いわゆる子役の賢い感じがなくてw 滑舌の悪さもあいまってちょっとダメそうなところが、こういう時には自然体で効果抜群なんですよねー実はそれすらも計算づくだったらどうしよう、怖いw


最後はすっかり父子共闘。怒るお母さんへのほめポイントを父に教えて「早く美味しいものでも食べに行こう!」ですから、こりゃあ家庭も安泰だw


毎回本当に楽しく見てました。参考にもなって2度美味しいw

ただ、ぽちゃOLへの肌ほめは!ありがちすぎて!それ体育会系上司が「たくましいですね」聞き慣れててスルーなのと一緒ですよね!(よく言われます……orz)

結婚パーティの回は…どうせ最初にフったダメ男に戻るんだろうなあと思ってみてはいましたけどね……ダメ男がそのまんまで終わったので変な声出ましたw 口説きのほめじゃなく、ダメ男にやる気出させるほめをシュミレートするべきだったのでは……ああでも、あのダメなままのバンドマン崩れ無職が好きなのかなw


媚びろ、まっすぐに!

手塚とおるの好感度があがった一本でした!

「美女と男子」 ~9 ☆☆

仲間由紀恵が敏腕マネージャー?


ってことで「美女」がジャーマネ仲間由紀恵で「男子」が若手俳優です。

実は大手プロダクション社長(草刈正雄)の息子ながら、それを隠して活動してる若手くん。最初はプロ意識なく態度も悪かったのに、再現ドラマ等で段々と芝居に目覚め特撮ヒーローに抜擢されてからは……やっぱり態度は悪くてw ライバル俳優との対談で胸ぐら掴んじゃったりするのもご愛嬌です。

いつかハリウッドだって行けるよ!と彼に人生かけて入れ込むヒロインが、家庭をなおざりで浮気されて離婚したり、若手くんの胸で泣いちゃったりしてもそこは仲間由紀恵ですから、ちっとも恋愛がどうにかなりそうになく進んでいきます。


失礼ながら面白さはそこそこ。

でも逆にイラついたり退屈もせず。ドラマの主人公に仮決定……からのー、大手プロダクションにさらわれる、はいはい。ハリウッド映画から誘いが!って詐欺だったよー、はいはい。旦那の浮気相手ってヒロインの妹かーい、はいはい。次々起こる騒動を、家事しながら淡々とみてる感じ。暇なのか私w

頑張る仲間由紀恵をみてるんだろうなあ。

かと思うと、オープニングのあゆの歌を仲間由紀恵が口パクであててる映像が好きなんです(^^)

ちなみに、これだけ知名度があって好感度も高いだろう彼女の、愛称ってありましたっけ。仲間って書くと別の単語だし由紀恵って誰も呼ばないし なぜかフルネームでめんどくさいわあ。ちなみに役名は沢渡一子なのですがねえ、どうしても仲間由紀恵。


8話で元々の零細プロダクションが倒産し、9話から移籍しての第2部(そんなに長々と続くドラマだとは…)

ヒロインが同時に二人、元々の若手くんとそのライバルのもっと売れてる(主役をかっさらったことのあるw)子を担当することになって、若手くんが妬くというw そっち側から見ると、年の差ラブが進行中…息子とも仲いいしまさかの再婚だってありっちゃありですけど、仲間由紀恵ではそうなる気がしませんよw

共演の女優さんからの突然のハグ&キスを、写真誌に撮られちゃってーので以下次週。

そんな展開も、あーはいはい、なんですけどw 最終回はどうなるんでしょうねえ。レッドカーペット歩いちゃうんでしょうかねえ。ゆるく応援。


いい加減若手くんの名前を調べてみました、向坂遼(町田啓太)草刈正雄の息子役で納得の、長身イケメンくんです。へーエグザイルなんだw じゃあ踊れて当然、ダンス練習場面はファンサービスだったのね。


「ヤメゴク」~最終回 ☆☆☆

麦秋の両目が出たw

服も黒から灰色になってましたけど、何より半分隠していた顔を出し、笑えるようになっての最終回でハッピーエンドでした。よかったよかった。


とりあえず殺陣が面白くてぼーっと毎回見ていたのですが、結局バカ強くなった理由って別にないんですね。せいぜいヤクザを憎む強い気持ちが麦秋をそれだけ強くした……的な?まあいいか。地下組織に何か埋め込まれて改造人間になっていて欲しかったわけでもなし。
 

逆に、ブラック麦秋に変化した原因は想定以上に酷かったですw

ヤクザが実父と判明したから辞めろ、と監禁拷問!

そーれーがー警察のすーるーこーとーかー!

いっそ危険な職場に配置して怪我を狙うとか、結婚退職に持ち込む画策するとか穏便な方向もあるでしょうに監禁w おかしすぎるでしょう!ドラマといえど名誉毀損で訴えるレベルw

この辺が描かれている時にはそれでも、内緒にしてた母ひどいな、娘が警察志望って言い出したところで止めようよと気持ちの持って行きようがあったのですが、話が進んだらどれも完全に誤解じゃないですかw もう一方的に警察がダメダメ、そしてお母さんがダメンズ寄せすぎ(><)

そのせいで壮大な親子ゲンカをずーっと見せられたこっちはどうしたらいいのやら…。


恋人がヤクザに殺されたとか、もっと浅くて直情的な理由の方が昇華がしやすかった気がしますよ。あの母を許せるのかとか、橘悪くないとか、自分が妹なら就職までダメにされて本当にただただ姉が迷惑だよなとか、ねー。「お前が憎しみから足抜けする時」とかうまいことを言われてもー!

そうか、やっぱり全部ヤクザが悪いんだ、滅んでしまえヤクザ!


毎回、足抜け事情が語られる度にどこかの元ヤクザさんに情が湧くわけで、ヤクザ撲滅をうたいながらも悪いシステムの中にいい人が詰まってる気がしてしまって困る罠。もっとキチガイ集団みたいな組は描かなくてよかったんでしょうかね。それこそ名誉毀損でヤクザから訴w


ラストは橘も無事に足抜け、笑顔の麦秋、初夏の季語ですw

しかーし、全国にヤクザのいる限り。足抜けコールの鳴らない日はないのでした、つづく。


ところで敬語くん、正体がばれた途端に意味ありげに色っぽいわ「未詳」配属は匂わされるわ、監督ファンならワクワクするのでしょうが……「ヤメゴク」だけの枠内で、彼がいったいどうなったのかは見せて終わって欲しかったですね。
 

「僕の妻と結婚してください」~最終回 ☆☆☆

大団円。


親戚から主治医から、妻の再婚相手候補からw 縁のあった人が公園に集まって、笑顔でお葬式です。

遺灰の入ったバルーンは成層圏まで達して破裂、気流に乗って空にばらまかれて世界中に散り、私たちはどこにいても主人公に見守られて過ごすので…す……、えーとちょっとそれは困るというかゴミのポイ捨てを見たのと近い気持ちにもなりましたがw 実際にこんな計画があったとして、身内以外知る由もなく執り行われるのでしょうから仕方がないや。 主人公が喜びそうな送り方としてはアリだと思いました。

父の死を突きつけられて号泣してた息子も、病気を隠してたと手当り次第のもの投げつけて怒ってた奥さんも、晴れやかに笑っていたのでそれでいいです。

そして時々、父の/夫の声がどこかから聞こえる気がして元気付けられて幸せに暮らせるのなら、それでいいです。


途中「案外、このままずっと生きちゃったりして」と主人公が軽口叩いてた時には画面にツッコミいれましたけどw

最期はきちんと訪れまして、家族みんなで居間でお笑いのTV見ているときに、笑いながら眠るように亡くなりましたよ。絵に描いたような楽しい幸せな死。ウッチャン自身もこうやって死んでいきたいとか思ってるのかなー。
居間でのシットコムな笑い声はだんだんと気にならなくなりました。それとも後半は愉快な家族場面がさすがに減ってたのかも。 


「お前が死んだら奥さんと結婚する!」

との約束は、結局奥さんと親友(筧利夫)と仕組んだ狂言だった様でほっとしました。

『そういえば近くに居たなって人』と親友に白羽の矢が立った時には、幼馴染(吉田栄作)よりはまだマシだとは思いましたが、今度は奥さんと親友本人の気持ちってものがw 死にゆく夫公認だなんて禁断の関係でもなんでもない、後ろめたさこそあれ盛り上がる要素ゼロでしたもんねえw


そうそう、主治医(小泉孝太郎)と看護師(酒井若菜)がカルテ上でプロポーズOKするところも笑いましたー

そして息子とのエアキャッチボールに泣きました……


避けられない死を扱いながら深刻にならず、悲しみを受け止めつつも涙にくれず、最期まで楽しく、遺される人にも楽しく笑っていて欲しいんだよという願いに貫かれた佳作でした。

本当はもっと治療費も問題だし、遺族年金だ息子の教育費だ相続だ遺族年金だ と死後の経済的なことを詰めないといけないはずで。退職金や貯金だって旦那の口座にだけ入れておいたら死亡届と同時に凍結されて生活費に困っちゃうことにもなりかねないんだけど、まあそんな世俗の細かいことはどーでもいいんですw


「君のためなら死ねる!」

がロマンチックなのは若いころまでで。妻子のその後を考えてしまうだろう年代のためのロマンチックなファンタジーでした。

「Dr.倫太郎」 ~サヴァン症候群の回 ☆☆☆

動画を撮ろうよ、先生w ノートに筆記って今時w


出ました、自閉症スペクトラム。

文字盤をたどりながら異声を発する少年。まさしく「自閉症の僕が跳びはねる理由」東田直樹氏の完コピですね。


まず、精神科医がこれを扱ってしまうところにモヤモヤ。まあ患者でなく、職員の息子として出入りではありますが。サブタイトルが「心を閉ざした」なのにもがっかり……。脳の仕組みから違うと物語内で結果出しててもこれだもんなあ。 

そして「なんだか変な子」でなく、障害を親も理解しているにもかかわらず、常にほったらかしなことにモヤモヤ。支払いで目を離した隙に…でもなく、下校後は基本ほったらかしで高級車に傷つけた疑惑。そんな駐輪所の横に高級車停める医師も医師だし、少年は倒れてたのを直しただけ……でしょうけどね、原因判明で傷が消えるわけでなし。やってない、と反論できない子の立場を悪くしたのは、ふらふら歩き回らせておく親だと思います。


そしてそんな子が実は、論理立てた思考を持ち、文字盤をたどりながら文章を綴ることができると判明し……

『ママを守る』
『検査を受ける』 

という決意を知らされ「あの子がこんなことを…」と母が泣き崩れる感動の場面は素敵でした。でしたけど。

まるで生まれて初めて文字盤で意思表示した様な演出なので更にモヤモヤ。なんだか自然に出来ちゃったー的な? 心を開かせた倫太郎先生すごーい的な?

いやいや、まず文字と音を関連付ける訓練がひたすらあった後『ジュース飲みたい』等と要求を伝えてくる段階や、こちらから『手を洗う』など必要事項を伝える日々の繰り返しあってこそたどり着く成果のはず。それもないとしたら、どんだけ母が生活に関わっていないのかと。


まあ実はこのドラマ、バレエの回で親戚が振り付け指導してるんですよ(今度会ったら撮影裏話聞くんだー☆)、同様に自閉症関連にも監修の人がいるわけで、これでいいよって世に出してるとは思うのですがね。ドラマが面白かったら堅いこといいじゃん!とも思いますがね。いろいろ気になります。


縦軸の、夢乃/あきらの二重人格(解離性なんちゃら)は倫太郎の介入で危うさを増し、少なくともパトロかつ理事長の小日向さんには守秘義務云々の範疇としてカルテ見せて治療方針を説明したほうがいいのではないかと思ってしまいますがどうなのかな。

またその治療って、必ずしも元々の人格に戻すのじゃなく、現在仕事をうまくこなしている夢乃に統合する考え方もあるのが興味深かったです。確かにねえ。


そして倫太郎と夢乃のキス写真を手に、金を要求してくるあきら母。ゲスの極みw

独身同士、世に出たって誰も困らない。しかも桜もポーズも美しい、いい写真だと思いますけどねえ(高橋大輔と聖子理事のキスなんて芸術性はないわ、片方既婚だわ)さて。


<東田直樹氏著書 自閉症関連>




「僕の妻と結婚してください」1、2 ☆☆☆

後入れの笑い声は必要かなあ、浮いてると思うんですが……


余命宣告を受けた男(内村光良)が、愛する妻(木村多江)の笑顔を守るためにと考えたのはなんと、妻の初恋の男(吉田栄作)と連絡をとり、偶然を装っての再会を企てること。2話冒頭、初対面でいきなり問うタイトルの

「僕の妻と…」

はまあ衝撃的で、このシチェーションを思いついた人は天才じゃないかと思いましたw

自分の死後も幸せにと願うのはわかりますけど、だからって実行に移しちゃうのは大胆すぎますよねー


でも主人公のサプライズ好きが描かれ、妻の誕生日には毎年、家中を後で片付けが大変なレベルに花だらけにしたりと気合の入ったことをしていた模様。そこで愛の深さとともに変な行動力はあることがわかってちょっと納得です。サプライズも、妻の再婚相手探しも、勝手なおせっかいで自己満足って点では共通ですしねえ。
しかも今年はそれを忘れていたことで、やはり宣告のショックは大きかったんだなとか同時にいろいろなことがわかるエピソードで、やっぱりこれ思いついた人は天才じゃないかとw

また配役がね。

妻/木村多江的には薄幸オーラ薄めですが、独りにしたらどんどん不幸になりそうw

男/吉田栄作は、元夫の変な相談を聞いてくれて、ヨシ!と引き受けてくれて、断られず戸惑う現夫の困惑に気づかない大らかさがいいですよ。老けちゃっててびっくりしたけど、やっぱりカッコイイし。


かといって手放しで名作ってわけじゃなく、家での場面が妙に舞台っぽく、アメリカドラマばりに観客の笑い声が挿入されるところは不自然で苦痛です…。笑うようなところじゃなくてもワハハーってさあ。それを思うと、別の女優さんでなら愉快な場面になるはずで木村多江が外してるんでしょうか。いやいや、聞き間違え的お笑いもなし、ただの日常ですよねえ


このまま、例えば死期が迫り寝たままのうっちゃんと妻の会話でもこの笑い声がつくんでしょうか。ただの日常こそが笑いと幸せに溢れてるんだ的な?


それと子供がね。

妻はうっかり計画通り再婚して幸せになる可能性もまああるでしょうがね。中学生ぐらいかな、もうかなり大きな、しかも男の子が新しいお父さんといきなり仲良くなってハッピーに暮らせますかね。無理としか思えませんよねえ。亡き父の計画だとは知らずに、母を責める可能性も。


計画を相談された主治医(小泉孝太郎)や看護婦(酒井若菜)は、羨ましいだなんだと背中を押しちゃって無責任w 『おせっかい』で『きもい』って、本人も薄々気づいてるんだからズバッと止めてくれなきゃなのにー

で、初恋の相手と再会したとして。

それを隠してたら脈がある……んでしたっけ?


どうせ、妻が吉田栄作とイイ感じになったら悔しいし。妻だって企画がばれたら怒るだろうし。真実の愛で結ばれた二人をみせつけられて泣かされて終わるんだろうなと思うんですけどねえ、続きは気になります。

誤診だったなんてオチは無しですかねえ。

サプライズパーティ、波田陽区にクールポコに右から左に受け流す人に…懐かしい人系の芸人ばっかりで『突然呼べるのはこいつらぐらい』と言われててて笑いましたw厳しい(><)

「闇の伴走者」最終回 ☆☆☆☆

そう来たかー!

事件の真相を納得するとともに、タイトルの意味にも納得w なるほどなるほど


画稿のページは誤って並べ替えられていた。


そうすると独白の意味や語り手が変わり、更には時系列通りに並んだ凡作になってしまうんだとかw わかる、わかるわ。バラバラになった貸し出し図書を製本し直したりするんですが、小さめに再編集された少年漫画って断ち切りが多くてノンブルないことが多くて。いやあ子供が勝手にこうだろうと並べ直したらめちゃくちゃですよw 

初見で醍醐が画稿をクソつまんねえ扱いしていたことそのものが伏線であり、並び変えた小澤(要潤)は死者にムチ打つようですが凡人だったんですねえ。初回で怪しさ満点に思えたものの、3話で死んでしまった小澤。作中で少年がスケッチブックを覗き込んだコマの次に来る絵=スケッチブックに描かれた絵を、表紙に持って来ちゃうだなんてw 本当に編集者志望だったのか疑うレベル←原稿をとり落として、並べ替えに困ったぐらいの描写があったほうが彼に親切だったかもw)

それに引き換え、誰が有能で漫画家に助言を与えていたのかというと……いたんですね、有能な編集者が!


更には彼=少年の不幸な生い立ちと、彼に都合の良い殺人と漫画家の関連が次々に判明し…時を同じくして呼び出されているヒロイン!救おうと街を走る醍醐!いやあ手に汗を握りましたよ!


しかし、ヒロインが捕まっていたところに現れていた彼は久しぶりの再会だった様で。

えーと、その前に死んでいた要潤は本当に事故?いやいや、殺人はもうやめようと(要潤が読まなかった後半で)心に決めていた漫画家さんが、すんでのところで被害者を開放するためにやったんだよねえ…、その辺の説明ってあったっけ。見逃したのかしらん(^^;;;)

そうそう、ヒロインが旦那にストーカーされていたおかげで幽閉場所がわかって助かる展開も面白かったです。離婚寸前、別居中という設定がここで生きるのかとw

原作には続編がある模様。またどんな不思議な原稿が現れて、どんな角度から、漫画をネタに推理をしてくれるのか? 興味湧きますねえ、続編もドラマ化しないかな(^^)


美女と野獣探偵、漫画、2時間ドラマでやっても楽しそうな題材だったんですが2時間だったら忙しくてガチャガチャしたでしょうねえ。wowowでしてくれて良かったです(でも字幕がついたら、家族で見られてもっと良かったのに。耳の悪い旦那は途中リタイア)
☆続編「闇の伴奏者 編集長の条件」1話レビューはこちら☆ 
 

「リキッド ~鬼の酒 奇跡の蔵~」最終回

泡立つ酒母槽!寒いからって急激に温めちゃダメなんだって……(でも酒母助けるために氷突っ込んでた温度変化はいいのかw)

培養実験に失敗した学生時代を思い出しますw 


辞めていった元杜氏、横領してた金を返せたのはなるほど、加賀竜が引き抜いたのね。おかげで蔵元まで現場に出て(女史いわく司令官が最前線で鉄砲を撃つような真似)るのに、さらに他の蔵人にまで誘いをかけるとは。でもちゃんと断られていてホッとしました。元ホームレスさんはそりゃ恩義もあるでしょうが、元ヤンは揺らぐかもと思ったら……同中でいじめてた直木に『負けたくない』のだと。仕込みの経過とともに、どもりが治り逞しくなっていく直木くん。このドラマ、彼の成長を描いたドラマともいえますね

更には鬼杜氏も、直木に自死した息子さんを重ねていたようでした。


酵母の種付け、酒母(もと)仕込み、醪(もろみ)仕込みと日付入りでどんどんと進んで行く日本酒造り(BGMはオーケストラのクラシックw)いよいよ仕上がった大吟醸は素晴らしい味に仕上がって、金賞……は逃したものの、強く印象を残す個性的な味だと評されます。良かったね(><)

秋、次の酒の仕込みでの再会を約束して散っていく蔵人たち。

そして戻って来た人影は、長らく別居だった相楽の妻と娘で。笑顔を思い出した蔵元はまた、家族も取り戻したのでした。


全てに渡ってめでたしめでたし、あまりに都合よすぎる気もするのですがやはりハッピーエンドは気持ちいいですよね!もっとずっと見ていたいドラマでした、3話じゃもったいなかったです。

「2015年春ドラマの展望」

晴天のGW、暑かったです

各ドラマとっくに出揃いまして、見ないものは見なくなっちゃいましたねー


じゃすみん的に一番楽しみなのは「リキッド 鬼の酒 奇跡の蔵」NHKBSで全3話、終わっちゃったってw

「太鼓持ちの達人」ギャグだし全国的には放映済みじゃん!次点「闇の伴走者」wowowじゃん!


「アルジャーノンに花束を」は耐え難く

ストーカーな「ようこそ、わが家へ」も不愉快でみなくなり

同様に「心がポキっとね」も面倒で見なくなり

「アイムホーム」も、だからなんだろうで見なくなり

「医師たちの恋愛事情」はそもそも1話を見ず

「恋愛時代」に呆れ「天使と悪魔」に我慢ができず

「ドS刑事」「She」の笑いどころが分からず(^^;;;0

「戦え!書店ガール」は本屋じゃなくていいんじゃないかな…


結局見続けているゴールデンタイムドラマは「Dr倫太郎」「ヤメゴク」だけという、ドラマブログにあるまじき感じですw

あと「太鼓持ちの達人」ね

「天皇陛下の料理番」は、初回2時間がまだ途中、長いの困るよね

「鉄子の育て方」「ベランダー」「便利屋」をどうしようかな

「リキッド 鬼の酒 奇跡の蔵」2 ☆☆☆☆

酒米の獲得と金策、仕込み。

石川の米、石川の水、能登の杜氏で100%石川さんの酒を作りたい。そんな鬼の夢は叶うのか。

時折映る、門に吊るされた丸い杉玉(酒林)、あれ日本酒を仕込みましたの印でしたっけね? ドラマ内で説明が入ればいいのにと思ったりもしますが、この物語中にはそれを知らない人はいないのでしょうw


1話冒頭で大手蔵には断られてた、地元の酒米『石川門』の買い付けに頭を下げに通う蔵元です。で、その農家さんと老杜氏の間に何か確執があるというのですが……奥さんかいw 美貌の奥さんをその昔とりあった仲だったとはw


相変わらずゆったりとおちついた画面にいい音楽。さらに、酒米に聞かせると酒が美味くなるそうで蔵にはずっとクラシック音楽が流れてBGMに。それも良きかなw


いとこの直木くん(柄本佑)が住み込みでお料理して日記もつけ出して、時々彼の視点でも語られてまた新鮮です。

食事には、肉じゃがでもワインを(赤w)合わせるのね蔵元! でも買いためてきた高級ワインも売って、車も売って、蔵の存続のためにはなんでもするぞと酔って熱く語る蔵元、かと思うと手作りのガトーショコラを蔵人にふるまいますよ。うーん惚れるw


ついに仕込が始まって、冷たい水で米を洗う。蒸したら熱いうちに担いで走る!

こき使われて呑んだくれてた元杜氏が辞めてしまい、蔵元も体を使う仕込に参加で……実際若い誰よりも軽快に駆け上がってて笑いました。みんなが両手で重そうに抱えてた蒸した米、片手で担いでますけど! 惚れる惚れるw


さて相楽蔵の全てをかけて作る、新生「雪乙女」の行方は?

「植物男子ベランダ~」S1-2 ☆☆

野梅(やばい)がやばい…w 

ただ「趣味は園芸です」じゃ、なぜダメなのかw

原作いとうせいこう。一人暮らしのマンションのベランダで、名前など調べずに適当に、と謎のこだわりを持って鉢を育てる中年ライター(田口トモロヲ)の日常を描いたエッセイドラマです。多分w
今回なら、花屋でうっかり買った野梅の盆栽を持て余してうろたえるベランダー。ちょうど現れる盆栽マニアの先輩(松尾スズキ) しかしプロのベランダーから、盆栽初心者に堕ちるわけには……って??

理解不能なベランダ~のプライドが炸裂する度に、可笑しくて仕方なかったです。


植物名のはいった曲を紹介するなどミニコーナーも愉快。 

でも、シーズン2まで放送するほど? 実はシーズン2放送のお知らせで初めて知って、まず再放送のこちらを見てみました。ドラマの魅力は、もうちょっと見てみなきゃわからないかな。旦那は既にツボにはまった様で喜んでいます(^^)


「リキッド ~鬼の酒 奇跡の蔵~」1 ☆☆☆

脱サラし、親が残した潰れかけの酒蔵を継いだ主人公(伊藤英明)。

『鬼』と異名をとる老杜氏(津川雅彦)を口説き落とし、大手蔵(渡辺いっけい)に嫌がらせを受けながらも働き手を公募。元ソムリエール元ホームレス元料理人元ひきこもりに加え、横領をしてきた元杜氏……鬼と蔵元と愉快な仲間たちが揃い、さあどんな酒造りが始まるのか。


と、軽い感じであらすじ書きましたが本編はコミカルなしですからねw
NHKらしい手堅い作り、舞台になる金沢ロケの絵も素晴らしくて見応えがあります。音楽も落ち着いていていいよね。全3話じゃもったいないと思う良いスタートです。わくわく。

唯一難があるとしたらタイトルかな。なんでこの和風ドラマの題がカタカナで「リキッド」w 「鬼の酒」でいいじゃないですかw

「Dr.倫太郎」2 ☆☆

なーんか失速、老作家の秘めてた(つもりの)恋心が大発見みたいに描かれていましたけど、ああもあからさまじゃ周囲にはバレバレだったのでは。秘書も秘書で、甘えた接し方が気持ち悪い……(><)

しかも人気小説の中に可愛らしく書き込まれて。

事件後も、指輪を飲み込んだままになっていることを早速小説にしだしましたよ。これが私小説でござい、恋心の相手はこの人、返された指輪を思わず呑んじゃったよ、と赤裸々な明治の文豪の様ならともかくも、どうやらそんなジャンルでなく不思議系として読まれていそうなのでもやもやします。

夢乃さんとの恋もね『父の治療費の300万円』なんて振り込むかw 小学生が聞いても詐欺w

ラストで返金してきましたけど、それって次には金額を上げてきて返却なしになるコースですよねえ?いやはや。
双子詐称といい、毒親といい、ありありと金持ち独身男が近づけてはいけない物件なわけですが、他に気をとられることが多くてスルッと懐に入られてしまいますね

というか、夢乃との恋がメインで毎回の治療の方が刺身のつまなんでしょうかw
 

柿ピーの柿の種。ピーナツと接触してたあれを食べられる程度のピーナツアレルギーにもやもや。だったら、投げつけられるぐらい大丈夫でしょうよ。
そうそう、精神科医との面談って2人きりというイメージでしたよ。だから研修医も恋バナ始めたんでしょうに、モニタールームで通りすがりに視聴できちゃう環境にびっくり。医者の安全や、それこそ不適切な恋愛が始まっちゃわない為の監視体制なんでしょうか。どれともドラマ的演出?あの部屋も出てくるたびにもやもや。
そうだ、借りてた本に線を書き込む倫太郎!あれはダメですよ、許せん(><) 

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