ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2014 春ドラマ

「2014年春ドラマ総括」

この春も事件ものドラマがてんこ盛りでした。

警察ものがダブルから、と観なかったドラマにごひいき西村雅彦さんが途中ゲスト出演でそこだけ観たりして。面白そうだったなーと後悔したり、こりゃ無理だと改めて思ったり。それぞれ「TEAM」と「ビターブラッド」ですw


感想は書かずに毎回楽しんでたのは「花咲舞が黙ってない!」

あれこれ専門用語は、数々の池井戸潤ドラマで予習済みでノー問題。毎回不正にくいつく花咲舞にスッとしますよね。そして進展しないラブにちょっと期待したりして。と、楽しんでるけど見返したり誰かにすすめるほどでもなく文句ナッシングです。

「乾杯戦士アフターV」も「俺のダンディズム」もね、毎回脳天気で楽しい楽しいw


逆に旦那が毎週お楽しみMAXな横で、ボーっとしてたのが「ルーズヴェルトゲーム」。

ドラマには珍しくちゃんと野球できてましたけどね。そして経営効率しか頭になかった社長が、ゲームの一体感から愛社精神に目覚める終盤でやっと、あーそのための野球部かーと納得はしましたけどねえ。

唐沢さん演じる社長を全然好きになれずに最終回へ。最後まで主役は誰やねん状態だったんじゃないかと。



そんなわけでジャスミン的春ドラマランキングは


1位   「銀二貫」  圧倒的 金もとい銀字塔w

2位   「ロンググッドバイ」 


3位   「ブラックプレジデント」 意外に社会派、夫婦で楽しめました

4位   「俺のダンディズム」   カタログ+αドラマでお得

4位   「乾杯戦士アフターV」  おばかドラマ好きw

4位   「BORDER」       思ってたのとは違ったけどナイスエンド


7位   「トクボウ」       これはこれで。

7位   「花咲舞が黙ってない!」 杏ちゃんかわいい

7位   「MOZU」        続きはwowowで!


10位   「刑事110キロ」     絶対文句いうのに観てしまう

11位   「東京ガードセンター」  地味ながら手堅い造り


12位   「ルーズヴェルトゲーム」 旦那が観てる


リタイアに「アリスの棘」「ホワイトラボ」「サイレントプア」「死神くん」「弱くても勝てます」「極悪がんぼ」「ビターブラッド」「TEAM」「スモーキングガン」


主演男優賞:「俺のダンディズム」滝藤賢一      毎回血管切れそうw

主演女優賞:「ブラックプレジデント」黒木メイサ  「はあぁぁぁぁぁ?」が出色


助演男優賞:「俺のダンディズム」ジローラモw

      「ロンググッドバイ」原田保@綾野剛

助演女優賞:「トクボウ」叶さん@安達祐実


新人男優賞:「トクボウ」辻くん@松下洸平  ピンクエプロンw

新人女優賞:「BORDER」鑑識@波瑠

      「ブラックプレジデント」百合ちゃん@門脇麦

      「銀二貫」真帆@松岡茉優  NHK「2020年のオリンピアン」MCもナイス


いかがでしょうか(^^)
若い女の子に、初めて見る印象的な子が多かったですね 

「花咲舞が黙ってない!」~最終回 ☆☆☆☆

臨店班、解体されず!

相馬と舞も理解し合えどラブなわけじゃなく、これは続編の可能性ありまくりですねー。

最終回は、その前の回でお目こぼしだった御曹司のバカっぷりがとうとう親にもばれて良かった良かった。でも会社同士のおつきあいのために穏便な処分になるのねー 


いやあ毎回啖呵にスッキリ(そして下される処分には、もやっとw)

金融関係の専門用語は、歴代の池井戸潤原作ドラマで予習済みで無問題です。むしろイベントとして 「半沢直樹」のアレね?コレね?と、親しみを感じたりしてw

でもねー旦那はリタイアでした(><)主人公が女性の舞ちゃんなだけに、セクハラパワハラで女性が辛い目にあって舞ちゃんがガツンと文句言ってくれるという展開が多くて、そこが馴染めないというか

「文句言う程の事?」

と言いだしたり、処分が可笑しいとお茶の間で揉めたり、自分の職場でのセクハラ問題が訴えられる方として納得いかない対応ばかりだとかドラマの話じゃなくなっちゃったりwして……楽しめないとリタイア。男性視点だとそうなるのかな。

相馬と舞の父(大杉漣)の意気投合や、オフィス街でのランチなど、食べてる場面が美味しそうなのも良かったです。 


「東京ガードセンター」~最終回 ☆☆

ギバちゃんセンター長が怪しい?

…と思わせて、もちろんそんなことはなくw セオリー通りに真犯人が現れて、でもちゃんと間に合って犯罪は未然に防ぐ事が出来ました。めでたしめでたし。

どうしたってアルソックの宣伝でガードセンターに悪い事なんか起きないでしょ。でもその安心感もいいものです。
いつも王道の脚本はなかなか出来が良かったと思います。多少退屈だとしてもw
堤下が出てるというそれだけで観たわけですが、新境地のドラマとしては満点の出来だったと思います。多少物足りなくてもw

中村蒼と高梨臨の新人コンビが、自販機横でまったりしてるのも可愛かったです。 
ちょっとラブで、気がつかなくて怒らせたりして。そんなところも王道でしたよね。

これにつづくドラマがどんどん出てくるのか?楽しみです。 


「トクボウ」~最終回 ☆☆

笑顔の「死にたい…」でエンド。


鶴井警備のテロが始まってからがやたら長かったですが、とにかく華麗なロープテクニックを見せて最終回が終了。

確執のあった父は亡くなり、朝倉の心も解放されたんでしょうね。

辻くん叶さん楽天カードマンがワイワイ集うトクボウの日常に、小さな幸せをみつけた朝倉に幸あれ。

もしかして続編……ありますか?

「乾杯戦士アフターV」~最終回 ☆☆

まさかの旦那が毎週観る様になり、息子まで気に入っちゃっての最終回でした。

途中の可愛いイエロー入隊も笑えましたけど、終盤の泣かせには参りましたよー。総帥に優しいブルーw

そして胸のキラキラがそんな高額とはw


元々金欠で居酒屋バイトなどしていた悪の組織。ついに怪人ゼロ戦闘員ゼロで総帥も諦めて故郷に帰ろうかというその時に!次々と襲いかかり手に宝石を握らせていく「パーティー戦隊ヒューヒューV」(メットの上からつけたバタフライ最高w)!

まあ悪の組織がいなきゃアフターVも解散というこっちの事情もありますけどね!

もちつもたれつ世界征服w
 

今日もアフターの居酒屋&カラオケは盛り上がるのでした。
とりあえず一刻者ロックで!


「ビターブラッド」10 ☆☆

飛び降り女性を説得ついでに口説いてカップルに、と思ったら宅配で爆弾が届いて……と「仲間」がドタバタやってる間にも

オヤジはストーカーに撃たれ監禁

若い2人のバスハイジャックもストーカーの仕組んだ<余興>だったそうで……

もう犯罪てんこ盛りですw


銃バンバン撃って人質の腕に腹に当ててたハイジャック犯、いくら子どもを人質に脅されたからってやりすぎですって。泣く赤ん坊に切れてたのも子を愛する父のすることかと(またその乳児が、銃声で泣き止み!以後ずっと空気を読んで静かw)


お目当て西村さんは、6話にも出てた警視庁人事一課の小暮さん。

オヤジが愛妻の初デートの相手とかいう可愛い因縁で恨んでるんだそうですw 机の上の飲み物も明るいグリーン、チェリーとか浮いてる甘そうな奴ですよ50絡みのおじさんの注文じゃなくて可愛い~

捜査一課への昇進の連絡をしに来たそうですが(そんな公用をなんでオープンカフェでw)伝え方がいちいちイヤそうで、一方のオヤジは食い下がって褒め言葉や相手の本音を聞こうとしてて、何この可愛い2人w

あと平岩紙の飛び降り女が印象的でしたね

事件は最終回に続く。
 


「MOZU」最終回 ☆☆☆

派出所の物知り君(伊藤淳史)忘れてました、ハッキングまでできるんだ(><)


そんなわけで空港で大活劇。

数多の登録電波をカットするとハイ、爆弾の場所特定です。簡単すぎないかな、それw

エスカレーターは右側を駆け上る大杉班(関東ですね)、拉致車で大暴れの倉木。懲りずに室井を付けねらう不死身の新谷、無謀な単独行動の美希……、そして起爆装置を持った室井。


広さも階層もある空港で、入り乱れての右往左往は見応えがありました。

VIP歓迎中でも、旅行客相手にも「爆弾だぞー」と直球で触れ回る大杉のせいで退避の大混乱。本来あんな風に闇雲に走られたら危なくて仕方ないのですが、切迫感は出ますよね。そして、空港らしい地球儀オブジェも活用しての串刺し、爆発(><)


今回会話がわざと途切れるところが何度もあって、倉木妻に関する何かがこちらに分からないまま、聞いた人が驚く反応だけ見せられ……。伏せたまま『続きはwowowで』になるのかとハラハラでしたw

実際は、倉木妻は爆弾にはノータッチだったよってことですが。

さてどこまで本当なんだかねえ。


結局、室井と新谷が刺し違えても世間にそれが知らされるわけでもなく。倉木と美希がカフェで語り合えちゃう平穏な日常が戻ったかの様ですが……『知り足りない』倉木は事を荒立てる気満々なのでした。


我が家はwowowで続きを観る気満々。

倉木には悪いけど、奥さんのことやハゲ坊主にはそこまで興味がありません。むしろ復活の新谷の復讐劇を見届けるとしましょう。


「東京ガードセンター」9 ☆☆☆

新人の巣立ち。


頼る相手がいなくなったら、自分がするべき道が見えてくる。悩んだら、先輩達の導きの声が聞こえる……。

そんないい話を、近所の今川焼屋と重ねてくる今回の「東京ガードセンター」。新人2人が初めての深夜番に臨みます。


曰く、通報者の息づかいも見逃さずに観察を。

というわけで、通行証を持った娘がいても事件性を疑う主人公。案の定、警報が鳴り出します。

更に曰く、現場に行かない監視員にもできることがある。

警報音で誘導するのも室長ゆずりの技なら、そこで使った噴射機も先輩の開発したものなんですよ。


内なる先輩達の導きで立派に夜勤をこなし、これで新人も一人前です!


って、久保田(堤下)の思い出が出て来ないwww

前回も、病欠連絡を『忙しいから切るね!』とサクッと無視されていて役立たず扱いですwww


でも実は現場に駆けつけた警備員が『視野を広く持て』と先輩に言われていたそうでナイスな働きを。その先輩ってのが異動前の久保田だよねーって流れになっていました。本当かなあw


「銀二貫」~最終回 ☆☆☆☆

ああ良かった、やっと真帆さんと結ばれて。


でも祝言で終わるのではなく、生涯一番頭だった善次郎さん(塩見三省)が

「ほんに安うていい買い物だした」

と松吉を褒める言葉で締めてこその「銀二貫」。大満足でした。


思わずガイドブックも買い、寒天みつ豆やところてんを食しながら何度も観返してしまいます。これまでの感想で書き漏らしましたが、毎回鳥や蝉の声、風鈴や寺の鐘の音といった、町の自然の音の取り入れ方が絶妙でしたよね。

最終回でいったら、松吉が火傷さえいとおしいと言う場面。
音楽が消えて、真帆の襟巻きに松吉が手を伸ばすところで鳥の羽ばたきが聞こえます。静かに張りつめた空気を表すと同時に、真帆を解き放とうという松吉の決意をうながす様でした。


それにしても糸寒天が出来た回、よーしこれでと思った視聴者は多い筈。でもアンポンタン松吉は自分から何もしないんだからー。

「もう会わない」

というおてつとの約束を頑に守り続けていて歯がゆいったらありゃしません。おてつからは会いにきてるんですからもういいのにー(><)泣いて諦めたおサキちゃんが可哀想じゃないですか。


と、言ってる間に出る杭は打たれるわけで、糸寒天が売れ過ぎての営業妨害。新たな天草仕入れ先を探す半兵衛さんに銀二貫が渡ります。

更には父を手討ちにした仇の建部玄武(風間俊介)が現れて、鶴之輔の命の代わりの銀二貫もまた立派に役にたったことを知らされるわけですが…。


不正を働いたのは玄武の父だったとか今更打ち明けられても何が戻るわけでもなく。 


慟哭する玄武とのやりとりも胸を打ちましたよね。

不意に刀を取り上げられて育ちと違う百姓/商人にされ、喜ぶべき収穫/売り上げが心の底から嬉しくはない違和感、疎外感。

あの時、殺す側殺される側だった仇同士がこんなにも似た道をたどって居たなんて。またとない理解者になれる筈ながら、許せる筈もない憎い相手でもあり。

ついに刀を手にして斬りつけ……!!

鶴之輔はまだ確かに松吉の中にいて消えないのだと井川屋の面々も凍り付いたでしょうけれども。もちろん狙いは玄武から外されて、叩ききったのはその自分の中の鶴之輔だったのかも(リトル本田か!)

今からは商人として生きていくのだと宣言。そして妻子の元へと玄武を返してこその松吉ですよね。


そうこうする間にも

「へてから」「へてから」

と簡単に何年も経ち、梅吉もサキもそれぞれに子どもが増えてますよ!

おてつのお母さんが亡くなり、さあ今度こそ真帆に戻って松吉と一緒に…と誰もが思ったでしょうに、やっぱりそこでもサキに背中を押されないと会いにいかれないのか松吉(><)

それでもやっと祝言の話になり、暖簾もゆずられて万歳かとおもったら

『銀二貫を寄進してから』

になるとは……さすが(><)


これじゃあ更に何年待たされることやら、だったのですが。
なんと真帆の協力で寒天羊羹が完成……!!
 

寒天が縁で出会った真帆と松吉。火事での辛い別離があっても、だからこそ真帆は団子や餡を扱って生きてきて、いま晒し餡と砂糖を分けて寒天に加える提案が出来る。なんて巡り合わせでしょう。
そしてあああ、美味しそう。

何気なく食べているものが、こんな試行錯誤から生まれ誰かの人生を左右してきたのかもと思うと不思議ですねえ。



そして出来上がった新しい食べ物『練りようかん』を、菓子屋に持ち込む井川屋の旦さんと番頭さん。作り方を教えるから井川屋の寒天を使ってバンバン売ってくれーって、互いの領分は守って幸せ、商人の鏡です。


やはりNHK時代劇の名作「浪花の華~緒方洪庵事件帳~」といい、作品の出来にも増して、今住む大阪の物語だからこその愛着があります。こんな町大阪に住むことになった自分の人生の不思議も噛みしめてしまったりして。


ちなみに「銀二貫ガイドブック」にはレシピもついてます! 作中の食品を作る係の人は、手慣れた完成品を作るより、松吉がたくさん作る失敗作の方が加減がわからず大変だったそうですよw 確かにw

寒天作り今昔や天神様周辺の観光案内、もちろんスタッフキャストのインタビューもついて読み応えたっぷりです。

「ほんに安うていい買い物だした」 なんてねw

「刑事110キロ(2)」最終回 ☆☆

盲目画家の事件が1時間で終わって、あれあれ、でも続くよ?

な2時間spの最終回。
 

その画家の絵が飾ってあるからと始まった夫婦喧嘩で殺人が起き……。

まるで通常の2回分をただつなげただけの様な構成がむしろ斬新~と思って観ていたのですがね。後半事件の容疑者が実は、前半事件での停電を引き起こして死亡していた男だったとはーw

そうつなげてきましたか!


この別事件が2つ起きる構成、第1現場と第2現場での某さんの様子があまりに違うとはっきり分かるところも良かったですよー。

京都らしさも、前半で無理せずに後半の事件で

「その時間は◯◯寺のライトアップに行っていました」

と入れて来るとか上手いです。

1人で行ったって言ってた奥さんが、実は某さんを呼び出していたんですよねー


というわけで、レギュラー出演だった某さんが共犯でシーズン2は幕を閉じました。なんかショック。


前半の事件にも触れると、毒針の仕掛けだの暗闇でそれを片付けるのは難しいだのの推理が無理矢理というかへ理屈に聞こえました。だってそれは衆人環視の、例えばパーティー中にでも起きるからこそ

「どう毒を盛ったか」

「どう凶器を片付けたか」

が問題になるわけで、夫婦2人暮らしの家でなら別にさ、寝てるところでちくっとさせば良くない? 飲み物にいれたってよくない? 逆にどう仕掛けをほどこしたところで、毒を盛る機会はありまくりですものねえ。

……遺体発見者になるアシスタントを、呼んだ状態で奥さんを2階にいかせてから停電に持ち込むべきじゃないかと思うのですが。

そんな脇が甘くて無理矢理なところもこのシリーズらしいかなっと。


「BORDER」最終回 ☆☆☆

やっちゃってからの安吾の顔w
 

なるほどココを示しての境界線で、ココを超えてのサブタイトル「越境」でしたか。

「こちらの世界へようこそ」

同じコインの表裏、同じ穴の狢かー!!
(幽霊は触れないんじゃないの?『こっち』に来たら触れるの?安吾も一緒に落ちて死んだのかと思ったぞ) 


むしろ、こういう時に手を汚さないためにあるのが裏社会でしょうに

なーんにも準備せずにいきなり超えちゃった安吾。
すぐ逮捕じゃんorz

それとも今回妙に優しくてサービスの良かった裏の仲間達、幼児が犠牲だったからじゃなく、安吾の「越境」がそろそろかなーと見越していたのかも。じゃあ、寄ってたかって助けてくれますかね。そしてパート2ではすっかり裏の住人となった安吾が……。


って、元から刑事よりフリーの方が死体の声に従いやすいわけで、自然すぎw
葛藤やジレンマあってこその本作ですよね。 


しかし警察仲間は可哀想。

鑑識姐さんなんて、死者が見えることすら肯定しつつ身を案じてくれていたのに。結局打ち明けなかったよね。
同僚青木刑事だって、遠藤上司だって、みんなあんなに心配していてくれたのに彼らを裏切って「超えちゃった」わけですよ。あーあ。あーあ。


シリーズ初めごろの、死者の声を活用して事件解決ヤッター!という気軽なノリからどんどんずれてきて不安な後半でしたけど、ダークヒーロー誕生編だったと思って振り返れば納得の流れでした。

小栗君も好演。

冒頭のナレーションもかっちょ良く、これで終わりはもったいないですが…
刑事の縛りがないパート2はやはり要らないのかも。
 

「BORDER」7、8 ☆☆☆

幽霊喋らずw


いくら物的証拠がないからといって、自分の頭の中の弾丸をエサに罠をかけるとは……。下手したら本当に東京湾に沈められちゃうよー。

遠藤憲一班長が容疑者リスト残り2人に入ってるのはベタな展開で、絶対違うとは思いましたが。それでもハラハラしましたよね。
 

前回は、幽霊の訴えを聞くもドラ息子のごり押しに負けて何も出来なかった回。

情報屋と喧嘩するわ、私怨の片棒を担がせようとしてS&Gも怒らせるわ。当分裏社会に出禁になっったろうと思っていたのに今回普通に協力してもらっていましたよ。じゃあ前回なんだったの。世の中そうそう上手くいかないよ、の回?
そして前半にちょこっと主張しただけで、その後幽霊の影なかったなーと思っていたのですが。とうとう今回は周囲に気兼ねする状況ばかりで話しかけられず答えももらえず。立ってるだけの静かな幽霊が……

いいところで一言発し……た様ですが、その声を聞かせない演出が憎かったですね。 

で、主人公が撃たれた事件はこれでスッキリ終わりですか?
鑑識や同僚に既に不審に思われている主人公。最終回は「幽霊が見える」って話を周囲に言わざるを得ない展開が待っていたりするのでしょうか。 さてさて。



「MOZU」7、8 ☆☆☆

謎の女は妻だった!どーん!


じゃあ奥さんは自分の持たせた爆弾で死んだってこと?何なのそれw

筧が駆け寄ってきた時にどんな気持ちだったのやら。そして駆け寄ってきた理由も、ミセス達にホームレスが絡んでたからとかじゃなくって、さっきまで会ってた女を見つけての「おーい」だったってことでしょか。

で、その指令は誰が出したのかってことでどったんばったん。

当然そこに不倫疑惑も混入ですよねー。もう倉木は自分からどんどん不幸になりにいっている気がしてきましたw


東を殺しにいった新谷はあっさりと返り討ちに。これはもう役者が違うとしかw


初期の謎が片付いてきたと思ったら、またあれこれ思わせぶりにとっちらかってきて大変です。日本国民は、だれかさんに乗っ取られたままのそのシステムで監視され続けているわけなんですね。ダルマごと。

潜入捜査だの

政府は認めないだの

全員死んだけど殉職にも出来ない任務だの

怪しすぎて笑うしかないですよねー。

相変わらず予告編がとても面白そうです。 


「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部~」7 ☆☆

警察(小澤征悦)が有能すぎてイヤな奴でした。毎回こんななのかなw


今回のゲストはパギ・スカルナ伯爵(西村雅彦)ツルじゃありません。

伯爵w

といってもエセ外国人ではなく、元々は『伝説の投資家』と呼ばれた日本人仲正利樹です。

某国に移住、国籍と爵位を得て法的に外国人になって来日、みつかった白骨遺体と関係がある筈と主人公刑事たちの捜査対象に。

でも法的には投資家と伯爵とは別人なので、日本人だった頃にしたことと今は関係ない…と大使館の人が言いますが、それって本当?? だったら犯罪者がこぞって国籍変えちゃいますよねえ。


立件には、仲正とスカルナ伯爵が同一人物だと証明する必要が。

伯爵もそれはご存知で手袋を決して外さず、更に指紋をマニキュアでカバー。飲食後は自ら食器洗い!外で渡された飲み物はマイカップ使用等、DNA検査に使われる検体を決して残さない徹底ぶりです。

なのに、初恋の人の墓前で忘れ形見の樹理さん(浅見れいな)と話していて号泣……

彼女がそっと貸してくれた気持ちのこもったハンカチなのに「警察です」と押収していくのねー(><)


母の命日に必ず墓参りをしてくれる足長おじさん。もしかして父親かも…と夢見た人。
その人が自分のせいで逮捕されたかもしれないと彼女が胸を痛めるかと思うと可哀想だし、伯爵丸抱えだった治療費/生活費はどうなっちゃうんだろうと心配したり。
 

そもそも、会いたいけど病状が……と諦めていた樹理さんに、送迎を申し出てくれる警備員(小澤征悦)は優しげですが、おじさん=伯爵に接触しようと必死なだけ。利用されている樹理さんが素直に喜ぶほど観ていて哀しくなります。

会話のきっかけだった缶詰フルーツジュースも「ある人が雑誌で」じゃないよw 仲正捜査情報からでしょうw それが、病気で生フルーツを食べられない樹理さんの為に始めたことだったのは知らなかったとしても。


まあ実際、殺人の原因も初恋の人絡みでしたけど。

そのことも、実の父が誰なのかも、樹理さんは知らなくていいことなわけで←更にこれも利用して自供させていてw もう何重にも警察が鬼畜ですorz


とにかく西村ファンには必見。

民族衣装、牢屋での裸足、カサブランカの花束を抱いての遠い目。ジュース作りに皿洗いw 果ては昔の手紙を観てもらす嗚咽ですよ、おうおう。

警察の捜査資料小道具、西村さんの決め顔満載スクラップブックが欲しいです(><)


実はラスト、メリーゴーランドの様な回想シーンが驚くほどダサいのですが目をつぶりましょう。
あと、伯爵が泣かずに去っていったらどうするつもりだったのか……w
 

「トクボウ」7 ☆☆

叶さんドSで素敵です(><)


事件は派遣ボーイフレンド。

そこから自由恋愛に持ち込んだ振りをして、ターゲット独身女からマンションだ車だと超高額みつがせるのだとか。
内偵辻くんがチャラ可愛かったですねー。毛先を遊ばせて眼鏡変えてキレイ色の私服で全然違うじゃないですか(って、アーチストの時はこうなのかな?)

辻くんがデート相手にチュー迫られたり、やはり内偵で客になった叶さんが可愛い顔で邪険なドS対応だったりと笑いどころ満載でした。

恒例『矯正執行』も、男2人を向かい合わせに縛り上げ、ヒモを引くとチューにw 美しくもなくてイヤすぎるw


それ以外の朝倉の出番はといえば、貢いでた警察高官のバカ娘を叱りつけて……なんと惚れられちゃいましたよ!!

ってことはこの娘、ここからレギュラーでつきまとうんでしょうか??それも楽しそう。

朝倉の父もやっぱりお偉いさんで登場し……連ドラも折り返しでいろいろ種巻かれてきましたね。


姜さんがたるんだオヤジになっていてちょっとショック。役作りってことにしておこう。

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