ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

NHK

「越谷サイコー!」☆☆☆

埼玉発地域ドラマ。
「越谷には何もない!」と嘆いていたヒロインが、最後には「何もないけど、あるんです」と自信たっぷりに我が街を推すようになる。セオリー通りの展開とはいえ、楽しい1時間でした。

雑貨屋を営む祖母(竹下景子)と二人暮らしのヒロイン加奈子(佐久間由衣)は、母の離婚で9歳から越谷住まい。職場の住宅展示場では「のどかで便利で住みやすい街」と繰り返すものの、都会と比べたメリットは……安いことぐらい?
日光街道沿いの実家は蔵付きで大きいけれど住みづらく、なんとトイレは外! そんなある日、物音がする蔵で鉢合わせたのは……泥棒?いいえ、ご先祖の伝蔵さん(佐藤二朗)だったのです!幽霊かーいw

もうそこからは佐藤二朗が大活躍で飽きませんね。
なんと祖母も子供の頃から見えていて、馴染みだという伝助さん。お殿様から預かった櫛を失くしてお手打ちにあい、幽霊になって蔵で櫛を探し続けているという悲しい来歴の割にご陽気で、参覲交代で越谷が栄えた仕組みを紙芝居(祖母作?)で説明してくれたり、蔵を離れてお出かけも出来ちゃいます。

伝助さんに今の越谷を見せようと回る、レイクタウンのショッピングモール、カフェ、高層マンション。家康御殿跡ほか史跡、イチゴ狩りw 
初めは、蔵を売り飛ばしてのカフェ改造狙い。伝助さんに引越しを承諾させようと連れまわしていたのですが、後半祖母の余命がわずかとわかってからは、伝助さんを連れてのおばあちゃんが行きたいところツアーに(涙) 地域発ドラマの影の見どころ、名所名産紹介がどストレートに盛り込まれておりました!
食事は取らない伝助さんですが、仏壇に供える高杯に乗せると味はわかるんだとかw スタバの抹茶パフェ的なものに感激して叫びます。
「越谷、サイコー!」
って甘味が1番でいいんですかw レイクタウン前でヨットにも乗っちゃいますよ、幽霊がちゃんとライフジャケット着込んでw 

市内ツアーの足は、加奈子の幼馴染でタクシー運転手の三ノ宮くん(飯島寛騎)
見えない伝蔵を紹介されて怖がりはするものの、空間に語りかける加奈子や祖母を全く否定しない優しい人です。彼も史跡に同じ名字があったりと、ご先祖様をなんとなく受け入れる土壌があるものなのかも。それに……大好きだから! って、あの古い家が?それとも加奈子が?w
いわくの櫛も見つかって、さあ伝助さんも成仏ですかね。

祖母亡き後も、ご近所さんがたむろして店番してくれて雑貨屋は続いていきます。「なんで越谷?」と詰問してきた若夫婦(今野浩喜&吉澤ひとみ)もどうやら市民に加わる予定。何もない街越谷に、新しい歴史を加えるのは貴方!だそうで、見たら住みたくなる……かもw

☆加奈子のコートが可愛かった……! グレイ地に白い鳥と黄色の。 haupiaとsanpoコラボ、カモメと松ぼっくりのコートだそうですよ。再注文あるみたい、欲しい(><)


「弟の夫」1 ☆☆☆☆

まずタイトルが秀逸。
たった3文字にして「ん?」と二度見せざるを得ない違和感w そして原作を活かしたキャスティング最高でした。

カナダで同性婚をしていた弟リョウジ(佐藤隆太)が死亡。
双子の兄弥一(佐藤隆太二役w)は複雑な想いで葬式にも行けず、弟の「夫」だというマイク(把瑠都)の訪問を前に落ち着かずにいた。

ドラマは、まだ幼さの残るリョウジ少年のカミングアウトの場面から始まるんですよね。いつも通りのサッカー遊びの最中、オレ彼女ができたぞ羨ましいだろーってな兄弥一に我慢できずに
「僕はゲイだ」
と宣言して走り去ったことで気まずさが生まれ、以来ろくに話もせずに今日まで……。
確かにいきなり「夫」に訪ねてこられてもさぞ気まずいでしょうが、天の助けで弥一には小学生の娘カナちゃんがいるんですよ!天真爛漫なカナちゃん可愛い~。
「カナちゃんのお父さんの弟の、旦那さんだから叔父さん」
という、タイトル同様に途中から性別がねじれた説明に疑問符いっぱいw でも「親戚」と納得したらもう全力でなついてくれますw 男同士の結婚に
「そんなこと出来るの~?」
と素直に驚けば「出来ます」とマイク「出来ないよ!」と弥一w 
カナダでは男同士でも女同士でも結婚して、子供ももてるのね(余談ですが、海外生殖医療に興味持って調べた時に企業は需用頭打ちの高齢者不妊者から高所得同性婚者をビジネスターゲットに移してきていて驚きましたよ)
また、大人はきっと思っても口に出来ない質問が
「どっちがお嫁さんなの?」
これはどっちも旦那さん、ハズバンド同士なんだそうですよ。なるほど。

風呂場で鉢合わせたマイクの裸体にあせる弥一。弟がこいつに抱かれていたなんて……て胸中複雑なわけですが、対等にハズバンドなら逆の可能性も…   ←と、つい下世話になりがちな思考も、清涼剤カナちゃんで中和w 焦点はそこじゃない、愛と家族の話なんですってば。

畳に布団で寝られて嬉しい、と明るく振る舞うマイクですが、まだリョウジを亡くしてたったひと月。亡きリョウジの部屋では人目を偲び床を撫でながら泣き。行きたい場所は観光地でなく、リョウジから聞いた近所の遊び場ばかり。カナちゃんと遊び、酔って帰れば瓜二つな弥一を抱きしめて泣き崩れる様子に、弥一もマイクをお客様でなく、弟を愛してくれた家族として受け入れ出すのです。

しかし弥一は大人ですから、ご近所の人にマイクを誰かと問われれば
「弟の、友達です」
と答えるのですが。カナちゃんは、まっすぐにマイクを受け入れた分、お友達にもそのまんま紹介しちゃってますよね。男同士で結婚したの!ってw その辺の揉め事は次回以降に。

弥一の元妻(カナの母:中村ゆり)も来て、ちょっとホテルで休憩したりしてw 家族にはいろんな形があるんですね。 

「あったまるユートピア」☆

兵庫発地域ドラマ。
概ねの舞台は城崎温泉です。でもまさかのシリアと兎w

かばん職人のヒロイン伊織(倉科カナ)が、温泉に浸かってぼやく冒頭。かばんの街豊岡で修行の日々の疲れを、城崎温泉での出会いが癒してくれるのかなーと思っていたら物語は思わぬ方向に右往左往していきます。
☆ネット小説をパクる女子高生
☆ヒロインの兎、逃亡死亡
☆ダンサーの妻はシリア人
正直、詰め込みすぎでわかりにくくなりましたかね。

実は神戸の震災で両親を亡くしている伊織。
「死にたい」と口に出来ずに小説に思いをこめ、ネットにあげたまま忘れていつの間にか10年。訪ねる予定の城崎で、その『死んだらやりたい放題で、案外楽しいじゃん!』という小説「楽園に行こう!」が高校演劇になっているとはなんの偶然なんでしょう。 でも脚本に困ってネット小説にアイディアを借りた女子高生蓮(堀春菜)の方は、仲間に脚本を褒められ困り、代役で出演を迫られてまた困りで、なんと当日逃亡。上演は中止にorz
一方、城崎でひとり所在なさげだった外国人ララ(アヤカ・ウィルソン)は、遊人(渡辺豪太)に城崎が甚大な被害を受けた90年前の震災を教えられ、内戦で荒廃した出身地シリアに重ねて復興を願います。

女子高生と、大人たちと、外国からのお客様と。接点がなさすぎる人たちがすれ違う鄙びた城崎w
かの有名な志賀直哉「城崎にて」にもちなんだ生と死/居場所/生きているうちに、と段々と重なりが出てくるまでいろいろ戸惑います。
ララの夫(アンドリュー・エルフィンストン)がダンサーなことで城崎国際アートセンターも紹介でき、さらっと英語で道案内する遊人は世界を巡って地元に戻ってきた魚屋(と、ここでも生と死) 神戸だけでなく城崎も世界から人が集まる街だと印象付けられる……のかな。分かるような分からないようなw あ、でもダンスは素敵でした。
妄想の舞台は楽しくて、亡き兎とも再会!そんな皆が「死んでよかった~」と口々に叫ぶ物語に、蓮が現実に戻ってくる場面を付け足してくれたことで、伊織は生への肯定を強く受け取ります。もうこれは蓮の作品。そして、逃げたことを謝るなら
「生きているうちに」
と若者の背中を押すのでした。←と、なるための中止だったんですねえ。でも無事上演させてあげて欲しかったです。


そして亡き兎の毛皮付きの手製カバンを、ララに託す伊織。世界をめぐるダンス公演と共に、兎も世界を飛び回ってくれますように(って、実は兎生きてたので、あの毛皮主はいったいw)

風情ある城崎の橋や町並みと同じぐらい、カニの爪オブジェもインパクトありましたね!

「女子的生活」1 ☆☆☆

志尊くん、お化粧すると永野芽衣に似てる……!
トランスジェンター「ミキ」を志尊淳が好演。旦那は「NHKもここまでやるか」と驚いていましたが、逆にスポンサーのいないNHKだからできるドラマなのでは。珍しく小汚い町田啓太くんもいい味出してます。

戸籍は男でも、いまは職場も含め常に女性として暮らしている小川幹生/ミキちゃん。そのアパートに、高校時代の同級生後藤(町田啓太)が転がり込んできて騒ぎが始まります。
「もしかして小川の……」
恋人さんか、姉なのかってw 元々の知り合いなら、恋人かは抜きで似てる=姉?に行って欲しかったですけどw 見覚えのある癖に、やっと本人と気づく後藤w  がさつで鈍いよw 女装=ホモおかまゲイ? 泊まったりしたら妙な関係に……となっちゃうところもダメダメに失礼(^^;;;) そこを笑顔と舌鋒でやりこめて常に優位に立つミキちゃん女子力高すぎるー!

一泊だけのはずが、戻ってきて頭をさげる後藤に出した交換条件は……。


合コンw
でもミキの狙いはなんと女子の方なんです。きれいで可愛い娘と、女同士イチャイチャしたいのだとか。わかるようなわからないような(^^:::)  とにかく、後藤と同居しても何もないことだけは了解ですよね。

合コンに集まった可愛い娘ちゃんと、一見ただの褒めあいをしながらも品定めしあい、言葉の裏を読み合う様子は、さながら火花散る戦い!えええ、これが女子力? 男子は総じて鼻の下伸ばしてるだけのバカに描かれていますけど、女子力スカウターで計測されたら私もそっちか、せいぜい褒められて喜ぶだけの巨乳ちゃん程度です(^^;;;) つ、辛い。

作中ではミキちゃん、買い物や合コン程度の接触なら100パー女性扱いされてます。流石にサイズ感が大でそれは……とツッコミつつも、仕草もスタイリングもちゃんと女の子で、声も無理ない線ですからね。高身長美脚の女性、と世間は扱いますよね、そりゃ。じゃあ元男性なことは内緒かというと、そんな葛藤の時期は過ぎたのだそうでオープン! 同僚は皆、戸籍が男性なことは分かった上での女子トークですよ。雇用側も、働いてくれりゃなんでもいい派w 多少ブラックとはいえ、いい職場じゃないですか!

しかし特殊な性癖ゆえに「彼女」は望めず。
合コンで意気投合した娘とも一晩の遊びで満足と自分にいいきかせ、ヤリ捨てかとまた無遠慮に口出す後藤につい、老いて女装もキモくなったら相手にされないから今だけなんだと未来への絶望をさらけだしてしまうミキ……。
じゃあ俺、応援する!と、ガサツなりにいいところをみせた後藤は、じゃあどうするんでしょう。別の合コンでもセッティングしてくれるのかな?あの意識高い系セレクトショップの彼女(小芝風花) との仲は発展するのかな?

とにかくミキに幸せが訪れますように。


「たからのとき」☆☆

福岡発地域ドラマ。

舞台は博多から2時間の山あいにある東峰村。『とうほう村テレビ』が村の紹介番組をつくることになり、普通のお母さんたから(寺島しのぶ)が住民代表ディレクターに。慣れない取材や撮影に奔走し、生放送のスタジオで大失敗をしながらも仕事の楽しさにのめり込んでいくたから。遂には、娘みのりの大学受験懇談をすっぽかしてしまい……。

と、働く女性と家族の問題でいくのかと思いきや話はちょっと違う方向に。たからは懇談のやりとりを全く覚えておらず、みのりの勘違いとまで言いながらカレンダーを見ると、自分の字で予定の書き込みが。なんと若年性健忘症と診断されてしまうのでした。
えー、盛り込みすぎではw

家のことがおろそかになったり、学校でからかわれたと反発する娘。番組で家族の思い出を語ったことも、プライバシーの侵害だなんて小難しく怒るわけですが、父親の助言できちんと見返した母の番組は優しさと村への愛で満ち溢れていて……。
生本番に現れない母を、村じゅう総出で探し回るなか、みのりの足は自然と家族の思い出の場所へ向かうのでした。

ほら健忘症に触れずともドラマチックなあらすじじゃないですか(^^;;;) 
もちろん家族のことをやたら語ったり、思い出の地に取材に行く動機は『覚えておきたいから』ですし、いい大人が本番に来ないからと即大騒ぎしたのは家族に病識があるせいでもありますが。東峰村の自然と寺島しのぶの貫禄で、別に大きな病気を絡めなくても十分に行けましたよね。 それとも、失われていく記憶を絡めたら、若年性でない健忘症を抱えるご本人やご家族にと、より広い共感を得られるだろうマーケティングだったり?
濱田貴司氏の音楽も良かったです。

また撮影直後の豪雨で東峰村もひどく被災され、このドラマが貴重な記録になったそうです。復興のドキュメントが併映されていました。

「アシガール」~最終回 ☆☆☆

なんと唯ちゃん、正室に(あくまで若君の希望で、まだ周囲は反対ですけどw)
寵愛、と聞いて『超、愛してるってこと〜?』と、聞き間違いは健在w 戦国の若君と女子高生の恋、見事実って大団円でした。

現代暮らしも経験している若君、中盤では唯に帰れと言ってたし。結ばれるにしろどっちで二人で暮らすことになるのかなーとか。最悪やっぱり離れ離れ、でも歴史は変わって地元に若君の子孫が生き残ってるほろ苦いラストもありかなとかさ、多少は心配しつつ見守っていたのですが、なーんだ最後はもう、現代のげの字も出てこずにラブラブで終わりましたよw 
タイムスリップものにありがちな、弟の発明品が発掘されちゃうとか、姫の絵が妙に姉貴に似てるとか、そんなエピソードも無しとは潔い
アコ姫の身代わりに高山に囚われた唯之助。
もうその辺から、まったく想いを隠さずに唯ぞっこんな若君でしたもんね……。挙句単身高山に乗り込んで、バカ息子宗熊(加藤諒ナイスw)との婚儀寸前で唯を奪還!そこまでしてくれてる、行動力あふれる若君なのに、やっぱり唯のスタンスが「守る!」なのは何なんでしょうねw お互いに、我が身はどうなってもいい気質だから大変です。
自分が捕虜に、と言い張る若君を電撃で眠らせて戦場に走った唯は、今度は兄上に危機を知らせようと鉄砲隊の前に走り出る(^^;;;) もう何なの、この子 orz

でも、さすがにここまでまっすぐな子の言うことは、ねじれた兄の心にもやっと届いた様子。そろ~り周囲を信じてみては、暖かい応答や謝罪を受けて雪解けです。この先は兄弟本当に助け合って生きていけそう。あこ姫に気持ちがありそうなのも、お互いいろんな意味で良い縁組ですよね。

ところで、正室を目指しての厳しい特訓中の唯姫、はたと
「正室って、もし戦になったらお供できないかも……」
と気づいて動揺。それなら正室でなくてもって、ほんとブレませんね(^^;;;)
しかもそれを姫装束でなく、何故かこ汚い下人姿で、しかも身を隠した藪から訴えてくる唯の、頬の涙をぬぐいつつ
「では戦の無い世にしなくては、の」
と応える若君。この人もほんと、器がデカいw いや内心は唯の無茶に焦ったり呆れたり、してるかもしれませんが表に出さないのは大事。高山からもその落ち着きだけで逃げてきたんですもんね。

突っ走る唯ちゃんの魅力が輝いていた作品でした。末長くお幸せに!

そのうち、タイムマシン2号で救援物資が届いたり、孫の顔見にご両親が来ちゃったりするのかも……w 

「女城主 直虎」最終回 ☆☆☆☆

「完」
と碁盤で描きますかw 泣かせておいて最後でからかってくる、とはいえ最後の碁石を置いたのは政次でしょう? 遺言どおりに碁を打つのかと思えばまた泣けてしまう。実に「直虎」らしい最終回でした。

中盤で迎えた子供時代の幻影。
ありがちな締め展開に、まさかもう一時間たったのかと焦りましたよw 確かにヒロイン直虎の生涯は終わり、鶴亀と共に幼い頭まで迎えに来ていて……浜に散る水筒の残骸が二つ。出会った時と別れの時の。そうか時を同じくして彼も、海の藻屑と消えてしまっていたのですね。でも物語の締めはまだまだ先まで、直虎が守り育てた井伊の子供たちの目処をきちんと描いてくれていました。

『潰れた家の子だから出来る説得』
で、徳川を一気に有利に持ち込んだ万千代。その手柄を評価されての元服、大出世!
「直」と「政」の字を継いで「直政」、この名にどれだけ胸震えるのか、どれだけの思いが詰まっているのか、一年見続けたからこそ共感できる。これが大河ドラマの醍醐味ですよねえ(注:毎年味わえるわけではありません! 去年今年は当たり年w)

明智の子、自然を守っての方便にも脱帽でしたねー。なんと信長の子と言い張り、茶碗をこう使うのかとw 死なずに済んだ自然も救われ、殺さずに済んだ万千代もまた救われたじゃないですか。
『産んでいないからこそ、どの子も愛しい』
確かにそうやって、どの領民も殿は守ってきたんでした。

戦わずにすむ世、潰れる家のなくなる世を目指しついにそこにたどり着いた井伊。ただ戦は嫌だと愚痴るだけでは何も変わらない、ありとあらゆる策を講じ
『やって見ねば、分からぬではないか』
と言い続けることの大事さを、戦を知らずに生きる私たちにも教えてくれていたんだと思います。


おとわの子役は苦手だったし(ごめんね)、鶴亀よりも之の字派だったりしつつ。本当に目が離せないと思ったのは虎松が万千代になったあたりからですかね。確かに菅田将暉好きですけど、そこじゃなくやはり、潰れた家を背負いがむしゃらに出世を目指し、いっそ家が潰れたことを切り札にしろと言われる万千代。応援するしかないでしょう。そして、それもちゃんとやり遂げたましたからね。 
ああ面白かったなあ……。

「ショートショート 木皿泉劇場 道草」1 ☆☆

ひふみんがお散歩するコーナー挟みます。マジかw

元々はエネオスがスポンサーの、月~土連続ミニラジオドラマでした。舞台は必ず車の中。選挙カーだったり子供を送る親だったり、初デートだったり。顔を見合わせないけれど距離が近い、車の中だから言える言葉で紡がれるちょっと不思議なお話を西村雅彦(当時の表記)主演で楽しんでいたものです。おまけに木皿泉脚本だったんですよねえ。

と、元がミニドラマですから今回もてっきり、NHKお得意ショートドラマ(「高梨さん」みたいな)になるものだとばかり思ってましたら、30分枠でお話は2つ。狂言回しの神様(マキタスポーツ)を入れ、間にひふみん散歩を挟んでもかなりゆったりした作りでした。
<さよなら不思議ちゃん>
タクシー運転手(皆川猿時)が深夜に乗せた女性は、電話を受けると話し方が一転! 今をときめく不思議アイドルぴゅあこ(門脇麦)だと浮き足立つ運転手にもローテンションな彼女は、もう辞めたいと言い出して……。
<バンパイアはつらいよ>
河川敷の献血車、実はバンパイアが自分たちのために血を集める手立てだったのでした。人間の恋人が出来たという甥バンパイア(荒川良々)の背中を押す叔父バンパイア(鹿賀丈史)だったのですが……。

ぴゅあこちゃんの不思議っぷり「蛇苺食べたーい☆」と、本当の自分とはを語る冷めっぷりの対比がナイスでした。

木皿さんお得意のバンパイアは、献血募集中ってところでもう笑わせてくれます(^^;;;)
西洋かぶれの弟を『顔が日本人なんだから無理』って、息子の荒川良々で想像するとまた可笑しw(スタイルはいいよね良々) でも老いていく人間の恋人への変わらぬ愛情は切なくて。


実は、世間が存在を信じなくなったら「死」もとい消滅してしまうらしいバンパイア。 世間が信心を無くしたら見目が落ちぶれてきた神様。これ根っこは同じって言ってますか? さすが和風バンパイアですw
 


予定では2回だけなんですよ。また続きを是非。そしてやっぱり、西村さんをどこかで出して欲しいでーす。

「この声をきみに」~最終回 ☆☆☆☆

誕生日に贈るものがないから、貴女の耳に口を寄せて
「この声を君に」
って、っっっっっっっって!! うおー(訳のわからない滾りw) 「おめでとう」でいいじゃないですか、なんだって声を贈るだなんて気障をささやいたうえに、照れてまで見せるんですか、も、萌えてまうやろー!

<深呼吸>

辞めないで、と京子先生に誰も言えないまま迎えた発表会。
片桐はいり女史はヨガで知り合った彼になんと愛の詩を送り(行替えを工夫して、全体がハート型になっている詩です。それを会場にも映像で見せないと、朗読だけでは……と気をもみつつ、彼が喜んでるならいいか)、杉本哲太氏はカエルになり。穂波氏は娘息子の前で、予定を変えて自身が小六時の作文を読むのです。
『僕の心にはぽっかりと穴があいている……』
でも数学の魅力に目覚めた、いつか数学オリンピックで優勝しフィールズ賞を取りたい。いや名文、穂波少年は数学の才だけでなく文才もたいしたものでした!勿論その幼い夢は叶わずにこうして大人になりましたが、皆に支えられて幸せ。そんな風に締めくくったんじゃなかったかな。 今は別々に暮らす子供達に、いい思い出になったと思いますよ。
そして朗読というより寸劇「大きなかぶ」では、サプライズで舞台にあがる京子先生。う、うん、元奥さん来てないし、 穂波氏は京子先生好きだけどまだ何もないし、時期的にも浮気じゃないし、ギリセーフかな?

時は経ち、以前とはずいぶん違った様子で授業を進める穂積氏。生徒の評判も上々です。訪れた京子先生とそぞろ歩いて通りかかるのは、なんと初めて会った教会。その頃にはお互いに別の婚約者がいたのかと思うと実に微妙な思い出ですがw 大人だもん、そんなこともあるさ。 そしていまだ本名も年齢も教えてもらっていないことが明らかに。え、付き合ってるんじゃないの?
大人だからはっきり言えることもあり、でも大人だからゆっくりしか近づけないこともある、のかしらん。

年齢が素数かどうか知りたい、という穂積氏らしい興味は却下され、代わりに明かされたのが今日が誕生日という情報で冒頭に至るわけですがw<深呼吸>

時折微妙な気持ちにさせられつつも、素晴らしいドラマでした。番組内で朗読された本がめちゃ売れしているそうですね。私はJCOMの「いとおかし朗読会」を録画して楽しんでおりますw 会場になるお寺や、周りの町の紹介もいとおかし。

人生はいつでも変えることができる。豊かな方向に。


「この声をきみに」4 ☆☆☆

き、キス? キスが好き?ええ?
と最後、次回予告に心をもっていかれて動揺しつつw くじらが無事に空飛んで、子供達も喜んでくれて良かったです(^^)
 

面会日、教科書の「くじらのうんどうかい」を朗読するという穂積パパ。
目を輝かす息子(^^) 「そんな1年生向け…」とバカにした娘も、広場で声を張り上げるいつにない父の様子にだんだんと引き込まれ、空のくじらを見上げたり、一緒に空を飛んだりと想像の翼を広げて楽しいひと時を過ごすのでした。良かった……、やっと父親らしいことが出来ましたよね。
でもそれを見守る奥さんの胸中や如何に。
通りかかった京子先生はともかくさ。奥さんは複雑でしょうね。ずっと子育てノータッチで『娘が喘息になったことすら何ヶ月も知らなかった』というとんでもない実績まである父親なんて、いっそ子供達からも嫌われりゃいいのに。ちょっと本を読んでやっただけで楽しく過ごしているだなんてね。
でも父親を慕う子供達というのも、貴女が余計な愚痴を吹き込まずに優しく育てた結果なのだから誇ってほしいです。
「ずっとお母さんがかわいそうだった」
と言う聡明な娘に、そのままお母さんの味方でいて、と言える穂積氏は、ダメな夫でダメなパパだったけれど、人間としてはそんなにダメじゃないよね。自分の無関心が奥さんを傷つけてきたと、やっと自覚して反省し始めているのですから。遅いけどw 

少なくとも不貞はないわけで、自分も相手も結婚式の時のまま変わらないと思ってたんだとしたら超純粋。
空に浮かぶくじらぐもの動きを、海の本物でしか想像できずに「動かない…」と悩むところなんて真面目すぎて、いっそ微笑ましいです。でも今回くじらのくもを思い描けたんだから、要は経験? これからは周囲の気持ちをもっと汲んでいかれるのでしょうか。 数学で4次元だ5次元だとイメージを膨らませられるなら、本来そのくらい楽勝という佐久良先生の意見ももっともだし、立体交差で興奮する様子だって十分いろいろ下地がありそうですけどね。
面会日とオーディションが同日など、穂積氏曰く『人生がリンクしている』声優志望っ娘。これだって以前なら抱かなかった想いかも。彼女の進路に何か決着がつく時、夫婦のことにもなにかが起きたりするのでしょうか。


どこからかの電話に激しく動揺する京子先生。それって、元婚約者からですか?今頃?
『京子先生のことを、なにも知らなかった』
という穂積氏の独白で今回は締められましたが、趣味の仲間の社会人同士なんてそういうおつきあいで普通でしょう。 

キスにおんぶに……次回は一体(><)

「みをつくし料理帖」~最終回 ☆☆☆☆

え、小松原さま突然饒舌、しかもどうでもいい夢の話(^^;;;) そんな軽口を遮って
「半年ぶりに会って、いうことがそれですか」
と咎める澪w 自分は心配のしすぎで気が散って、指に大けがまでしたのに。とだけ書くと澪がわがまますぎますが。切腹したかもとまで思っていたんですから、安心で泣きそうなのを強い口調でごまかしたのよね。いつになくきつい澪に、しかも本名を言い当てられてさすがに言葉を無くす『時圭の間の小野寺』さま。
下手な言い訳や慰めでなく、いつもの調子で煙に巻きなんとなく励まして去っていくのでした……。
て、え、それだけ?
 

一方の源斉先生。
本当は小松原さまの正体も、御膳奉行は複数人いて切腹は別の人なことも知っていて、それを教えれば澪が喜ぶとわかっていたのに言えなかったんですよね……。妬かずに告げていれば澪が怪我することもなかったわけで。手当をしつつ
「私は卑怯者だ」
と正直に吐露する先生ですのに、なんで?どうして?と笑顔の澪ちゃん。それって想われている自覚も予測もゼロ、いっそ嫌われてるより辛いかもしれませんよ……orz

と、一気に明らかになった恋バナはさておき料理番付勝負です。
つる家と登龍楼とで、鰆料理で一騎打ち。揚げようか煮ようかと思案試行錯誤の上、澪がたどり着いたのは……昆布締め。確かにこれは美味。主人が富山の出で私も作る様になりましたが、たかが昆布に挟むだけでこんなに!となりますからねえ。昆布に馴染みのなかった江戸の人には衝撃の美味だったでしょうねえ。対する登龍楼のからすみなんて高価な珍味、戦う土俵が違いすぎてもう。本来対決するなら、売値の縛りも欲しいところですよね。

4話でのつけ火に負けず、移転して2階席もある少し大きな店になった つる家。
5話「ひとくち宝珠」では菓子作りを命じられて悩む小野寺が主役で、本来の侍の生活が伺えて楽しく、しかも土用の「う尽くし」料理に悩む澪を見て炒り豆(=澪に似た素朴) の菓子にしよう!と思い至るなど二人の絆が嬉しい回。かと思うと6話では佐兵衛失踪の事情を知る料理人富三が登場。せっかく種吉が買い戻した、ご寮さんの珊瑚の簪は富三の吉原通いの銭の工面にとまた消えてしまうのでした……。その富三を又次がボッコボコにする場面では、思わずもっとやっちまえと思ったものですがw 殺しちゃダメだと止める澪。若旦那が人を殺めていなかったと分かっただけでも、と。
そして7話で関西の食材鱧が登場。 
鱧を知らない料理人が噛まれたり毒のある血を目に入れたりと、大騒ぎな中助っ人に呼ばれた澪が見事に調理、「女の料理人なんて」と軽んじる吉原のタヌキをぎゃふんと言わせてやりますよ。

という具合に悩んだり騙されたりしながらも、天満一兆庵の再建とあさひ太夫との再会を胸に、料理人としての腕を磨き続ける澪なのでしが……。
全然終わってなーい!
小野寺との相思相愛&源斉先生の片思いをほのめかしただけで、その先のあれもこれもありゃしない。再会した若旦那は船の上、つる屋の場所を伝えただけで精一杯、なんの話も出来ていませんよ。ましてあさひ太夫とのあれもこれも……。
もう絶対続きがあるはず、あるべき!とは思うのですが、特になんのアナウンスもなく終わってしまったので不安です。でも続くと、あんなこんな悲しいことも起きてしまうのでこのままの方が幸せなような。

DVD発売を知り、そういえば感想が途中までだったなとこれを書いてみましたw
 


「この声をきみに」3 ☆☆☆

「どうすりゃ良かったっていうんだ!」
そりゃ、食卓で広げてる新聞を畳んでね。息子に「こぼすなよー」って声かけながら一緒に牛乳飲むとか。それでもコップ倒したら、奥さんが発見してキレる前に拭いてごまかしてやるとか。いろいろすることはありますよ。それが育児、それが家族というものであって。そばにいるのになにもせず、ただ怒る声に文句言うだけのやつ、そりゃ要りませんって。

子供を連れて家を出た妻と、やーっと面談がかなった穂積氏。とにかく何故だと問うばかり。でもすでに離婚の意思が固い奥さんが言うことにゃ、決意したのはとある朝ですと。机に床に息子の膝にこぼれた牛乳を、拭くのも、叱るのも、着替えさせるのも奥さんがしてるのに、同じ朝食の席にいた穂積氏は新聞を広げたまま
「そんな言い方しなくてもいいだろう~」
と妻を責め、ヒステリーだとまで言ったそうで、カチンと来て以来もう声を聞くのも嫌なのだとか。夫婦の会話が喧嘩になる頃には、叱られて泣いてた子もお姉ちゃんもいつの間にか消えているのが、かえって怖かったです(^^;;;;)

この辺、一緒に見ている旦那のオロオロっぷりときたらw 確かに同じ研究者タイプで、拭くのも着替えさせるのも全部私でしたよねー。身に覚えありすぎるのではw でもとりあえず我が家では、私に難癖つけることはなく。むしろ旦那も一緒にこぼして怒られたり、バスタオルで床拭いて更に怒られたりしてましたっけ(給食参観でも二人三人牛乳瓶倒すよね、低学年男子の牛乳こぼす率は異常w)

仕方なくぽっかり空いた心の穴を朗読で埋めようとしてみる穂積氏。サークルでは発表会が近いと浮かれ気味で、『朗読カフェ』なる未知の空間に誘われます。参加もどうぞと、新米に優しく声をかけてくれるのに、なんと独演以外は固辞する穂積氏。当日、群読に欠員が出てもまだ嫌がる理由は……声が重なると、夫婦喧嘩を思い出してしまうからw なんて豆腐メンタルw 
それでも、先輩に
「あなたが必要です」
と懇願されて、登ったステージでの「アメニモマケズ」は ……。

本当は5人並んで立ち1行ずつ本を読んでいるだけなのに、いつの間にか穂積氏一人だけころげ落ち、穴の中や暗い森で彷徨いながら響いてくるみんなの声。いざ自分の番になると喉がつまって声が出ない! でも仲間が促して支えてくれると、イメージのさまよう穂積氏も盛りを抜け明るい場所に。最後にはたどり着いた岬から海に向かって、笑顔で、仲間みんなで唱和する
「そういう人に、私はなりたい!」
いやー感動的でした。
これは見ているより語る方に回りたいと思わせるハラハラドキドキ感w 上手くできなかったことを先輩にわびる穂積氏ですが、責めるでなく褒めてもらったりして。いい夜ですね。
この朗読姿を、いつか朗読を息子さんに、奥さんに見てもらえたら。それともいっそ、一緒に朗読するぐらいでないと関係は変わらないかなあ……。 息子さんには次回「くじらのうんどうかい」を読んであげるみたいで、楽しんでもらえるといいですね(^^)

実は穂積氏と江崎先生 、教会で式をあげるための勉強会で出会っていたんですね。同じくパートナー不在でカップルに間違われた二人だったのに、かたや先生はどうやら破談になり、ちゃんと結婚をした穂積氏に引け目があったようですが……逆に別れに関しては先輩。愚痴をたれる穂積氏をばっさりなのでした。

エンディング、Jujuの歌にあわせて口パクで戯れる出演者が楽しいです。

「眩(くらら) ~北斎の娘~」 ☆☆☆

北斎の娘の名が、時代を先取りでくららなのかとw 
娘はお栄。眩は自身も絵描きのお栄が焦がれても手の届かぬ、父親北斎の才能を表しているのですが……。お栄は気づいていません。自分もまた同業者から羨まれるほどの、眩く光を放つ存在であることを。

強烈な我を通し、どれだけ名が売れても鍛錬を怠らずにひたすら絵の上達を願った男、葛飾北斎(長塚京三)
その才を受け継いだお栄(宮崎あおい)は、嫁いでも出戻って北斎の傍で絵を描き続けます。これが息子なら、料理がどうこう言われずに普通に期待されて跡を継いだでしょうにね。それとも親の名に潰されたかな。北斎が中気=脳梗塞で倒れても、お栄がまず考えるのは絵筆を握らせるリハビリ。とんだ父子鷹です。
兄弟弟子だった善次郎(松田龍平)に惹かれつつも、洋画に気付かされた光と影、新しい色を追い続け生涯絵を描き続けるお栄なのでした。

今年大英博物館で開催される北斎展にちなんだという、NHKらしいドラマ化。
日本でも北斎展が各地で開かれるそうで、劇中で感動的に描かれた「富士越龍図」も大阪はあべのハルカスで見られるそうですよ! 善次郎が、お栄と北斎の合作と見抜いた「菊とアブ」「花と蝶」も見られるんでしょうか。

男勝り、身なりもそこそこに絵に没頭するお栄を宮崎あおいが好演しています。まとめ髮から常にほつれ毛がぷらーん、着物も帯も男物みたい……、でも小花柄の襟が覗いていたりと色合わせが素敵で、胡座をかいても大丈夫な股引は今でいうスパッツですから逆に違和感なく、ちょっと真似したい着こなしです。
「お前の絵には色気がない」

が口癖の善次郎は、松田龍平ですからもう色気がだだ漏れでw英泉としてどんな絵を描いたんでしょうね。 他には、北斎とは妙な友情で結ばれ、倒れれば見舞いにきて暴言で励ます滝沢馬琴(野田秀樹)もいい役でしたね

西村さんは、かの代表作「富嶽三十六景」の版元西村屋を演じるというダジャレのようなキャスティングw 出番はほんの一瞬なのですが、売れに売れた「富嶽三十六景」でさぞ儲けただろうなあ、とか。スイカ持たせてくれたりマメねえと、出番はなくとも存在を勝手に感じたりしておりました(^^)


「この声をきみに」1、2 ☆☆☆☆

かっこよくない竹野内豊とは、なんてレアな。ぽっかりくんが可愛いです。

数学者の穂波(竹野内豊)は、幼少期より『ぽっかりとした穴のような』不安を抱いて育ち、それを埋めてくれる数学に傾倒するも、人付き合いの下手さが災いしてまだ准教授。教え子だった妻ともうまくいかずに2児を連れて出て行かれてしまう。
そんな折、上司から勧められた「話し方教室」に嫌々参加し、臨時講師の江崎(麻生久美子)と大げんか。なのにひょんなことから江崎の朗読を聞いた穂波は、心の穴が埋まっていくのを感じていた……。
朗読教室に参加するも、文句ばかりの穂波。特に童話は子どもの下らない読み物と抵抗を示すが
”かえるくんがかたつむりに託した、がまがえるくんへの手紙”(by「ふたりはともだち」)の行く末を誰よりも気にしたのもまた、穂波w 朗読が彼をどう変えるのか。


というわけで、あのイケボイス竹野内豊に、朗読をさせようとはニクいじゃないですか。
なのに髪型メガネ服の趣味、口の利き方、どこをとっても面倒臭いしょぼくれおやじでびっくりです。逆に言えば、我が家の旦那も磨いたら竹野内豊に??と氣が迷うほど竹野内豊がイケてませんw 低学年の息子の読み物にまで「非論理的だ」だのとバカな難癖をつけるの、ああやだやだ。

しかし、夫婦の縁はそれと別のはず。何かと数学の話になっちゃうのは結婚前からで、それが専攻で大好きなんだから仕方なくないですか?
家族の年齢が素数だ、すごい!
って喜んでるなら、遮らずにウンウンスゴイねって聞いてあげるものでしょうこちらだってきっと、相手が興味ないことで喜んでるんだから(そもそも私は数学に美を感じる派ですがw 琴線に触れることは人それぞれ)……それとも、自分勝手に数学の話だけする奴だったんでしょうか、それは許せんな。

『なんで出て行ったか、分からないことがそもそも原因では』
 と弁護士さん。確かに。


穂波には、くだらないと一蹴された国語の教科書ですが、面白いのになあ。「ごんぎつね」「春の雪だるま」(でた擬人化w)といった 泣かせる物語からサラダのレシピや戦争体験、詩に評論にとバラエティに富んでいるんですよ。保護者に音読して聞かせる課題を8年間こなしてきましたからね!

でも、別居され忘れ物の教科書を届けて初めて、子どもの本を開いたらしい穂波。うまく読みたい、という小さな息子にすら筋立てが荒唐無稽だのと難癖。この様子じゃ絵本を読んでやるのはおろか、高学年の姉の音読を聞いてやったことも、まして褒めたり内容の感想を語り合ったこともないでしょうねえ……。

そうして届けたものも弁護士を通じて返されて。一人の家で教科書を開き、朗読しながら涙にむせぶ穂波はやっと、同じ家にいながら一緒に暮らしてはいなかったと思い至ったのでしょうか。

朗読に引き込まれ、ないはずの風景が広がった穂波のアハ体験。理系脳で詩心など皆無の旦那にもそんな体験が一度だけあるそうで、お茶の間でつかの間思い出話に花が咲きましたよ。 また、本屋で童話を探した穂波のように、朗読の続きが読みたくなるなど世界が広がるドラマになるのでは。

そして穂波が物語を、朗読を、仲間と楽しめる人間になったなら奥さん(ミムラ)と子供は帰ってくるのか? それとも江崎との新しい関係が……??
秋の夜長にぴったりの大人のドラマなのでは。朗読サークルには演技派が勢ぞろい、この先も楽しみです。


「アシガール」1 ☆☆

うっかり戦国時代に跳んじゃったJKが、若様に一目惚れ。お役に立ちたい一心で足軽に志願、後の世に伝わる落城の歴史を変えちゃえるのかー?
 タイムマシンは、弟の自作ですよw 天才かw


旦那は早々にリタイア、私は結構楽しいと思うんだけどな。戦国時代を現代人が体験すると徒歩移動に文句がつきものですが、陸上部で走るの唯ちゃん(黒島結菜)は歩くどころか走る走るw  挙句の行き倒れを助けてくれた、優しい若様(健太郎)おつかえしたいよね。短い髪に脚丸出しのヒロイン唯ちゃんのこと、若様も百姓たちもナチュラルに男扱いでしたけどドンマイw 唯之助と名乗り、もらった玄米おにぎり、変わった味だけど美味しくってぱくぱくです!
 

今回は、現代に戻った映像は唯の夢でしたけど、予告でもあった現代に戻る場面はどうなんでしょう。
郷土の歴史に興味ゼロの唯ちゃん、地元の城跡=遠足で弁当食べるとこで、城に起きた悲劇は何も覚えてない様でしたからね、一旦戻って衝撃受けてもらわないと。

しかしまた過去に行くとして、未来の知識で助言して戦況を左右どころか、本来は話しかけることもできない方ですよ。さて、どうなる?

原作って「ごくせん」「デカワンコ」の人なんだ、なるほど。 

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