ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

NHK

「この世にたやすい仕事はない」2 ☆☆

江里口先輩の仕事を立派に引き継ぎ、いつの間にか自分もスーパーウーマンの域に手が届きそうになっている霧中さん。
……つまり先輩が魔女だったりエスパーだったりはしないってことですよね? ちょっと肩透かしながら、大好きな街を守りたい気持ちが起こすミラクルにはちょっと納得。 ちょっと無駄にはなっても、広告の代わりに安全喚起メッセージを流したり、江里口が考えた「みまもり隊」を営業と同時にアピールしたり、そんな街のための努力に賛同して、一時は離れたお客さんたちも戻ってきてくれました。
そしてめでたく目標99件を達成!

さあ同じ調子で隣町の路線もやっちゃいましょー! と会社は契約延長をオファーしてくれますが、喜べない霧中さん。また一から築き直すのはなんか違う、のだそうですよ。
(ラスト99件目が、江里口さんの再就職先だったのも素敵でしたね!)
正門さんのところに戻って、新しいプロフィール写真で次回からは新しいお仕事に臨むんですって。

今度はどんなお仕事で、霧中さんはどんな成長をみせてくれるんでしょう(^^) 

謎の男、塚本高史がもっと登場かな。子供達に逃げられてたの、何をしてたかは伏線なのかしらん。

「ツバキ文具店 ~鎌倉代書屋物語~」1 ☆☆

右筆の家系がそんなに偉いのかー!
とばかりに、修行漬けの日々に耐えかね逃げ出した鳩子(多部未華子)が、祖母(倍賞美津子)の死をきっかけに実家「ツバキ文具店」に戻ってきます。実母の記憶はなく、育ててくれる祖母はとにかく書の練習が第一で鳩子の青春には配慮してくれませんでした。これはツラい。 家業の代書屋を「ニセモノ」としか思えないなら、友達付き合いを犠牲にしてまで目指す意味がないですもんね。

なので、葬儀後も長居をするつもりもなく実家は売却予定の鳩子だったのですが、ポツリポツリと訪ねてくる祖母を知る人々。
特に、水玉ワンピの老婦人マダムサイダー(富士眞奈美)の迫力に負けて祖母が遺した仕事を一件、了承。死んだのは猿だからと、ペットの死を悼む内容でささっと書いて激昂されます。飼い主を訪ねて納得。家族同然、我が子同然に育てられていた猿で飼い主夫妻は本当に気落ちしてしまっていたんですから。
改めて家族を見送ったお悔やみの手紙を代書した鳩子は、一通の手紙が誰かを助け人生を変えてしまうこともあると知り、文具店を、代書業を継ぐと心に決めたのでした。

ジリジリとねじ巻きでなる目覚ましも、古い造りの実家も、墨をする仕草もどれも懐かしい。鎌倉のちょっと変わった隣人たちが鳩子を暖かく迎え入れてくれます。2話以降も心温まる話があれこれ紡がれるのでしょう。NHKらしい仕上がりに期待します。同時に手紙の作法も学べて一粒でに度美味しい予定。
しかし、反抗する鳩子と祖母の取っ組み合いは壮絶でした。倍賞さんが危険w 


「4号警備」1 ☆☆☆☆

30分とは思えない内容の濃さの上、イケメンで眼福。大満足です(^^)

民間警備会社の業務には各種あり、1号:施設警備、2号:交通誘導、3号:貴重品運搬、そして4号が身辺警護。
1号2号の仕事から、4号に回されることになった石丸(北村一輝)の臆病さとオタクなこだわり、元警察官朝比奈(窪田正孝)の機転と行動力が噛み合わさって、ゴールデンコンビが生まれるのか?

番組冒頭は外国人(セイン・カミュ)の要人警護。記者には囲まれドローンで爆撃されるド派手な犯罪! でも銃で反撃できるでなし、ただ走って逃げ続けて商店街に追い詰められて、上着で包むというローテクでドローンを捕まえて爆弾をポイーって、その投げた先に人がいたら大惨事なんですけど。大丈夫だったようでホッとしましたよ(^^;;;) そして立ち回りが済んだところに、やっと車で参上の石丸。要人と朝比奈を収納して撤収……ってw あちこち壊れてそうなのに、名刺ぐらいおいていかなくていいのかなw

そんな二人の初4号は、相続絡みで命を狙われている盲人広瀬(水橋研二)の警備でした。電車のホームから突き落とされ、交差点では車が突っ込んでくる、でも仕事にはいつも通りに歩いて通いたい!

手錠も手帳も銃もない民間警備、依頼には費用が発生するので必要でも高すぎたら払えない代わり、払うならわがままも言える、警察とはちょっと違う角度から考える安全や警護が新鮮です。
メンバーそれぞれのスキルや動機も違い、警察出身の朝比奈は格闘が出来、過去のなにやら不幸な事件から身辺警護にこだわりがある模様。対する獅子丸……もとい石丸は、人は嫌いだし動くのは苦手。普段の北村一輝からは別人のおどおど中年に仕上がっていて、二人の対比が秀逸です。

服装も朝比奈がカジュアル革ジャンなら石丸はかっちりスーツ(ただしちょっとモサいw) 通行人みんなを疑って猫まで気にする石丸の報告は朝比奈をイラつかせ、でもだからって路上で怒鳴る態度(と、靴の音!)が嫌だから離れて歩いてと言われるのは朝比奈の方w
意地でも普通に暮らしたい広瀬への対応も
「死にたくなければ家にいろ!」
と胸ぐら掴んで怒鳴りつける朝比奈と、そこでは黙して上に担当替えを願い出る石丸とでは真反対なわけですが……。

傍目には暴言でも、朝比奈の真摯な思いやりが広瀬には嬉しかったそうで(靴もちゃんと替えてたしw)、せっかく警備がいるなら普段行かれないところにと思い出のバスケット観戦に。いやそれ、警備的には更に大変で危険も増加でしょ、案の定ナイフ持って群衆に紛れて狙ってきたじゃないですか!でもそこは腕に覚えのある朝比奈の格闘で無事に犯人確保に至りましたよ~。防御一方の格闘がこれまた新鮮でした。

文句たらたらの石丸も結局現場にもどり、次回はストーカーに悩む女性の警護だそうです。20万円なんて払えない!と相談だけで帰ってた人ですよね。費用はどこから、そして無事に守ってもらえるのでしょうか(惚れてまうやろー!)

「この世にたやすい仕事はない」1 ☆☆☆

レア仕事の体験記かと思いきや、ファンタジーなお話なのかな?

教師を燃え尽き退職したヒロイン霧中かすみ(真野恵里菜)、怪しい紹介所の勧めでバス会社の広告部に次職を得ます。
路線バスで流すローカル10秒CMを考えるお仕事、楽しそう(^^)
しかし先輩江里口さん(馬場園梓)は 、今まで一人で営業もプランナーも役者もこなしつつ電球を替え水道栓も治しちゃう凄腕さん。それだけでも有能すぎて『あくまで執事』かと勘ぐるレベルですがw なんと江里口のCMを流すのを辞めるとその会社は潰れてしまう??

上司(正名僕蔵)からこっそり聞かされたそんな疑惑に、かすみもつい、試しに幼稚園のCMを外してデータ送信してみると……電撃閉鎖に! 本当に超常現象が? そのカラクリは一体?

そういえば冒頭もスパイ大作戦並みに、インカムつけたヒロインの指示で在宅のマンションに捜査員が忍び込み、ニアミスを神業で避けて探し物をする映像で……。もうやめる!と宣言するや、ボーッとバスに乗る映像に切り替わり。ヒロインの妄想だったのか、そのうち本当に勤めることになりあの場面に戻っていくのか、いまひとつ分からない作りでありました(☆訂正☆ 辞めたのは実在のw6件目のお仕事だったとか、聞き逃した様で失礼しました)
とにかく、しばらく見てたら分かるでしょう。

真野恵里菜は文句なく美人ですが、今作ではいつも笑顔の馬場園ちゃんがめちゃ可愛くてふくふくで、惚れそうでした。


「農業女子はらぺ娘(はらぺこ)」 ☆☆

北海道発地域ドラマ。

農家に生まれ、トラクターを乗りこなし経営を学び、婿に来てくれる人材を求めてお見合いパーティも企画しちゃう後継志望の女子たちの奮闘が、実在するグループ『はらぺ娘』の活動を通じて描かれます。
広い北海道、農地の経営規模が大きく扱う機械も大きいために女子には向かないと言われがちなのだとか。グループ活動も富良野十勝とめちゃ離れていたりして普段はスカイプで連絡取り合っていてなるほどでした。また婚活は切実、大地に癒しなど求めてる軟弱な奴はお呼びじゃないのだー!

主人公は『はらぺ娘』リーダーの菜摘(前田亜希)
通販の整備や食育を考える親子会などアイディアを出し運営し、メンバーの相談に乗ったりと活躍するも、肝心の親には後継として認められない苦しさを抱えています。同じく農家に生まれて絶対跡取りと決められて育つ男子もキツイでしょうけど、やる気はあるのに無理ダメ、継がせないぞと言われ続ける女子もまた辛そうです。悩みに気を取られ、ほんの何時間かのうっかりで苗を枯らしてしまうエピソードは、頑張っているだけに可哀想ですが取り返しがつかない。自然を相手だとそういうことも多く、だからこそ親御さんは継がせたくないんでしょうし。  
酪農家の一人娘由佳(芹那)も、うっかり酪農家の一人息子と恋をしてしまい、好きでも結婚は無理という特殊な状況。その中で、運命の恋を求めて西に東に大騒ぎのバービーがコミックリリーフでいい味だしてました。


「千住クレイジーボーイズ」 ☆☆

東京発地域ドラマ。
千住って「必ず選挙に行く~♪」と兄弟芸人かしおペアがお笑いソングにしている足立区ですよね、ならず者が多めw 主人公も殴られて裸でダンボールだけ被されて土手で目覚めるとは、いくらそこがかの有名な『金八先生のオープニングを撮影した土手』だとしても自虐がキツイ。しかし、いかついおっさん達が寄ってたかって手を差し伸べてくれるところはさすが下町、情に熱い! 銭湯のコミュニティ素敵でした。
心配だったツッコミ漫才のクオリティもなかなかGOOD。俳優さんって声でるし勘がいいですよね。

<物語>
千住クレイジーボーイズを解散し、売れないピン芸人になった主人公ケイゴ(塚本高史)は女の家から無一文で追い出され、元相方ゆき(小池徹平)の伝手で銭湯住込で使われることに。
ガラは悪いが情には熱いお土地柄。行方不明になった小学生をみんなで探し、気を張って生きるシングルマザーのばら(比嘉愛未)に銭湯の爺婆 は、親子でいつでもおいで、と野菜や菓子を山ほど持たせてくれるのです。

そんな地元のイベントに、ゲスト出演をさせられることになった限定復活クレイジーボーイズ。今は栄養士で素人のゆきよりも、実はケイゴの方がびびって逃げ出してしまい、追ってきたゆきと乱闘に。
やっと本音をぶっつけあった二人はクレイジーに血まみれで舞台にあがるのでした(><)


「空想大河ドラマ 小田信夫」1〜最終回 ☆☆☆

桶狭間の合戦を見学しただけの、小田家の愉快な人々が毎度わちゃわちゃ大騒ぎw
当主お屋形さま小田信夫(堀内健)が字幕でずっとオヤカタ様と呼ばれているのが小馬鹿にしていていいですわー。柴田勝夫(原田泰造)明智充(名倉潤) 仲良しネプチューンの配役がはまってます!

恐れながらオヤカタ様! …って言えば何いってもいいのか!
首が怖い武将、侍女からの風呂の苦情w
明智の心に謀反が芽生えた瞬間w
賄賂ならぬモノホン鼻薬について知りたくて仕方がないオヤカタ様もめんどくさいw

そんな小ネタで毎度クスクス笑わせてもらいました。本能寺の辺……本能寺の辺りでもオヤカタ様の敦盛を聞くの聞かないのと失礼なやりとりを繰り広げたまま楽しく終了。
セットと衣装が本気のNHKでやるからいいんですよね。また別のシリーズでも是非楽しませて欲しいです!

「がんこちゃんは大学生」1~4 ☆

こんなのがんこちゃんじゃないやーい!

お正月に、まさかの鬱展開SF「ざわざわ森のがんこちゃん エピソードゼロ」を見てしまい気になっていたがんこちゃん。このタイミングで大学生編をやるだと?どんな諷刺になるのか?と勢い込んでみたのにがっかりです。
4話あるといっても、それぞれは3分程度。がんこちゃん(二階堂ふみ)は、ナレーションで実は恐竜とちょろっと解説され牙が生えてるぐらいで、パッと見ただの女の子。世間知らずでピンク服黄色いリボン緑のポシェットなファッションが特異なだけですw
 

そしてネタくれくん、検索くん、主張くん、無難くんと、名が体を……もとい生き方を表すような、ネット依存も激しいステレオタイプとばかり知り合っては翻弄されてるって全然がんこじゃないじゃんw お友達のしかりちゃんだけがまともな子です。
これはがんこちゃんとは切り離して勝手にやって欲しかったな。


「火花」1~4 ☆☆☆

かの芥川賞受賞ベストセラー小説「火花」のドラマ化!
芸人ピース又吉が芸人を主人公に執筆、と話題になった当時に読んだ小説は、正直特に琴線に触れることもなく……売れない芸人さん大変だねえぐらいな感じだったんですけどw ドラマは大阪弁も心地よく、結構楽しんでいます。

芸人なのに生真面目すぎる主人公徳永を林遣都が好演。そして狂気をはらんだ憧れの先輩神谷を波岡一喜が更に好演、癖のある鋭い眼光がこの役にはいいんですよね。ナイスキャスティングです。
徳永がネタを書く『スパークス』神谷があばれる『あほんだら』、どちらのコンビのネタもたいして面白くないのは、売れてないんだからオッケーなんですw むしろ役者さんってきちんと声出てて、うますぎるぐらいかも。

いつまでも売れず認められない焦燥。ネタ書きのプライド、小遣い稼ぎのはずの役者で世に出そうな相方への怒り。そんな小さな自分を吹き飛ばしてくれる先輩神谷への依存。神谷は神谷で、てんで売れない自分を師匠と崇め奉ってくれる徳永がいてこそ偉ぶっていられるわけで、共依存やBLの匂いも振りまきつつ……。これから神谷が売れてきたら、二人の関係はどうなっていくのか。実写の方がその辺ひりひりとした痛みを感じながら見られそうです。

花火大会で始まった物語は、4話でも街中の花火を象徴的に輝かせ、原作通りならやはり花火大会で終わるのでしょう。でもタイトル「火花」なんだよねえw NHKで放映していますがもともと制作はNetflixかなんかだったはず。ドラマの可能性が広がってきたんだなあとしみじみ。ゆれるカメラや長いカット割りや、ゲロや唾を平気で写すところなどなど映画みたいなドラマです。
神谷の彼女が門脇麦、徳永の相方の彼女が高橋メアリージュンと、売れてない癖に恋人は恵まれすぎでしょw そして事務所のやる気のない社員に染谷将太、豪華です。 

「お母さん 娘をやめていいですか」~最終回 ☆☆

刺されないで良かった!
自立しだした娘が、いつお母さんに殺されるかとハラハラしてしまいましたよ。
「私を殺してー」
と娘の手をクビに当てがって締めさせてた母を、医者に行かせずに放置していて大丈夫なのかと。

そもそも娘の授業参観にって、教師の娘が授業しているところを見に行く親はなかなかいませんよね。そして生徒の問いに答えて
「いつか結婚して幸せな家庭を築きたい」
とノーマルなお返事をしたところ、一生娘と暮らしたかったアブノーマルな母は壊れてしまうという。

娘が彼氏の家に逃げ出しても訪ねてくるわ合鍵盗んで入り込むわ、怖い怖い。新種の妖怪の様でした。彼氏も、こんなややこしい彼女なら母親ごと切り捨てても責められないと思うのですが、親身になってくれる懐の深い男でした。母の好きなものはわかるのに、自分の好きなものがわからない……などという相談を馬鹿にせず
「本当に好きなものを買えばいい」
と力強く励ましてくれる彼氏、素晴らしい。
彼は彼で、母を知らずに育った対比も良かったですよね。幼くして自立せざるを得なかった。それが偉いわけでも正しいわけでもないけれど、ちょうどいい距離の両親に育てられたらできない助言をしたでしょう。突然実二人で母に会いに行く場面も印象的でした。
(何十年も会っていなくても柳楽優弥なら一目で息子と分かってもなんだか納得w)

それにしても、もう働いている成人の娘が同居の想定で新居を新築ってどうなんでしょう。
同時に放映だった「就活家族」でも同様に新築を計画し、素敵な家が完成する頃には、家族が壊れていましたよね。マンション暮らしから持ち家への住み替えって子どもが小学生頃に学区内でするものでは。両ドラマ家族共裕福なので、なぜ今なのかと。ああそれとも、最初のローンをとっとと払い終わったから次の住まいを考える余裕があるってことなのかしらん。

失職した父は、インドネシアに新天地を求めます。土壇場で同行を決意した母。後から追いかけて行くそうですよ。むこうで人形教室でもひらいたらいけるかな。この20年失われていた蜜月をやり直せたらいいですね。
この変節が突然で……お父さんは喜んで旅立ちましたけど……もしや娘を安心させるための方便かと最後まで心配だったので、そういうことはなくてホッ。

自然に子離れ親離れはできなかった親子でしたけれど、絶縁するような形でなく、穏やかに離れて行かれる最後で良かったです。


「花嵐の剣士 ~幕末を生きた女剣士・中澤琴~」 ☆☆

実在の女剣士、中澤琴を黒木メイサが演じる一代記。
ゴロツキ退治に街中で、刀を抜いて大立ち回り。それを沖田総司が見守り、龍馬(加藤雅也)と知り合うという豪華な導入でした。龍馬曰く、真の剣士は命を惜しみ敵に逃げ道を作り、引き際を知っているのだと。負けたくなかったら弱くなれ、と助言をされるのですが、それが出来ない気性の琴は動乱に真正面から挑んでいってしまうのです。

メイサのキリッとした顔立ちはなるほど男装の剣士にぴったり。大男の背に駆け上り首をしめるなど体術も含め殺陣も頑張っていて、一番の見所は芸者姿でお座敷での立ち回り、美しかったです(^^) 刃に陽光を反射させ敵の目をくらませるという法神流奥義も面白いじゃないですか。なのにワイヤーアクションは宙づり丸出しでねえ……。仇役相馬要蔵(袴田吉彦)の片目が青かったりする様に、時代劇っぽくなくしたかったんでしょうか。

琴を江戸まで追い新徴組に入隊までした婚約者源五郎(吉沢悠)が、農民らしく腰低く聞き回ることで情報を集めるに長け、案外重宝されていて可愛らしかったです。でも戦いに向かない彼は戦場に散ってしまいました(ちょっとオスカルとアンドレを彷彿w)

西村雅彦の役どころは、攘夷の志士清河八郎……だったのは「竜馬におまかせ!」w 
今回は養父として琴に法神流剣法を教えた中澤孫右衛門です。子供時代の琴は父に褒められたい一心で稽古に励んだそうで、兄を負かした琴と孫右衛門がニヤッと笑みを交わしあう場面は、子役がメイサ似のキリッと美人なこともありなかなか印象的でありました。また法神流の極意を「人を知り、世間を知り、命を知ること」と語る力強さも必見です(^^)

琴が「剣とは生きること」と悟り兄(筒井道隆)と帰郷して以降は、昭和まで里に生きたそうで冒頭と巻末で黒木メイサが足跡を訪ね墓参りをしていました。スペシャルでささっと流すには惜しい人物でしたね。


「お母さん、娘をやめていいですか」1 ☆☆☆

びっくりするほど仲良し母娘。
娘美月(波瑠)のデートを母(斉藤由貴)は尾行し、美月も職場のトラブルを速攻ラインで母に相談……お互いそれで幸せならご自由にどうぞですけどね。美月は円形脱毛症に。
母がなりたかった教師になり、服も母の好み通り、インテリアも母のサインを察知してまるで美月の意見のように提案する、ずっとそれを当たり前だと育ってきたけれど、やはりストレスなのかも。母が趣味にしているスーパードルフィー(精密人形)がまるで娘の波瑠そのものを閉じ込めているようで不気味です。また祖母と母は不仲で、そこでは母は今も支配される側なのもイヤンな感じ。音楽がホラー系ですよね。

そしてついにほころびは生じ……。

母の助言通り不登校の女生徒家庭を訪問するも、休みがちと聞いた途端に母親は我が子を殴り罵倒する。手土産の菓子さえも嫌味にとられ呆然と帰宅する美月だが、笑顔の母に「どうだった?」と聞かれれば上手くいったと応えてしまうじゃないですか。
また、家の新築で出入りするハウスメーカーの松島(柳楽優弥)を気に入り、デートをすすめる母。松島の母親が鬼籍で、姑がいないのがポイント高い模様ですw 気乗りしないまま初デートに臨む美月でしたが、貴女とお母さんの好みって違うでしょ、と言い当てられて動揺。思わず彼の手を掴んでしまうなんて……(またそれを母は双眼鏡で見ているなんてw)

しかし松島も誠実とは言えないタイプ。なにしろ『お名前がうちの母と同じで他人と思えなくて~』が得意のセールストークで、どの客にもなんですよ(^^;;;;) めんどくさい母娘とわかったら速攻逃げそうですよね。

美月が自我に目覚めて独立し、脱毛症の治る日がくるのでしょうか。母は追うのでしょうか。ほとんど空気な父親(寺脇康文)が実は社内でクビ寸前なことは、どう影響してくるんでしょう。見守っていきたいです。

これ娘を持つ母は皆、ドキドキしつつ自分たちと違うところを探すでしょうねw 我が家も娘とは仲良い方ですけど、服やインテリアを勝手に決めてお気に召してもらえる自信はゼロです(^^;;;)まして結婚後も同居とか勘弁だし。娘も『いつか赤ちゃん生まれたらお正月は見せに来るねー』と言ってますよ、核家族で自分も祖父母との距離がそんなだからw

松島の同僚、壇蜜もいい味出してます。そのうち絡んでくるのでしょうか。

 

「ブシメシ」1 ☆

最近よくあるグルメものに江戸や侍風俗を加味した新機軸!吉田沙保里も出演……なのはいいですけど、もっといい役はなかったのかと。あれ酷いわ。

参勤交代で江戸にきたものの、妻子を想って泣き暮らしている主人公伴四郎(瀬戸康史)
殿の腹痛騒ぎからなぜか伴四郎が料理をすることになり、愛妻がもたせてくれた覚書を参考に包丁を持てばほら、まるで妻と一緒にいるような幸せな時間が……w そして出来上がった茶粥を気に入った殿に呼び出されると、なんとそこには先日城下で行き合った猫舌の男が!

殿様(草刈正雄)は熱々が苦手なんですw 毒見役の後で冷めた食事ばかりだからか、出来立ての蕎麦や茶粥の中の方が熱いをご存じなくてアッチッチしてましたよー。そしてまさか本人の前とは思わない伴四郎に、『殿は飯を暖かく食えずに哀れ』と言われてよほどこたえたのでしょう。毒見など役に立たんと騒いで拒否!
また城を抜けてお忍びもあるのかも。江戸グルメ騒動にあれこれ首を突っ込んでくれそうで楽しみです。

しかし、伴四郎とお忍びの殿が出会うきっかけの吉田沙保里がひどすぎるんですw
他人が注文したシャモ鍋を、後から来てよこせよこせ。まだ箸をつけてないならいいだろう、の言い草もいい着物着たお嬢様のセリフじゃありませんが、それに続けて『私みたいにまだ誰のものでもない』ってコラコラ、余興で出演してくれてるメダリスト様にそんな下ネタ系!
そもそも狼藉者を叩き出す役ならかっこいいのにさ。その狼藉者の方にさせてどうするんですか(><)吉田沙保里も断ろうよ!


「真田丸」~最終回 ☆☆☆☆

終わってしまいました。
久しぶりに一年間見通した大河ドラマ、あまり感想書いていなかったのはほぼ文句もなく楽しんでいたからですね。
普段ドラマを全く見ない歴史好きでもない友人が、浅間山噴火コントだけたまたま見て惹かれて以来見だしたそうで。大阪に来てくれたと思ったら目的地は九度山、上田城も訪ね真田関連の書籍を買い込むと、すっかりマニアと化していて真田丸パワーに恐れ入りましたよw 

私もまずは昌幸に魅せられ、秀吉に引っ張られ、三成を惜しみ、と時代時代の才能を愛でていて、そこに信繁が肩を並べたのは幸村と名乗って変装し大阪城に来たあたりからですかねw 堺雅人は好きですけど、信繁が超魅力的だとは……。でも静かに佇んで全てを見ていた人として、確かに主人公ではありました。

どのエピソードでも端の端まで登場人物をきっちり描いて見せ場があり、その人その人の筋が通っている。それが「黙れ小童!」を言われ続けた信幸から室賀息子への「黙れ小童!」返しであり、三十郎涙の「源次郎様ー!」であり、作兵衛の「すえ…」「梅…」であり。いざ腹を召す信繁が握る梅の六文銭であり。
本当に、なんで秀頼は真田を信じてとっとと出馬してくれなかったかなあ。どれもほぼ大蔵卿局のせいなんだから誰かキツく締めてれば、せめて堀が埋められたあたりでぐうの音も出ないぐらいに論破して泣かせておけばこんなことにはならなかったのにー。内通者も実は厨番のじいさんで、とおに死んだと言っていた妻子の死が秀吉に手篭めにされたからだったとはなんという親の因果が子に報い(><) 途中ほぼ勝ってたのに!家康走って逃げてたのに!
どんなに勢いよく見えても史実が向かう先は知っていますからね、もう。最終回は涙なしには見られませんでした。

ただし信繁のラストカットは笑顔で、最期の最期は描かれず。一方、平和な村で国の治め方を本多から学んでいる信幸の元に早馬。それは信繁死すの報なのでしょうけれど……そこでもまた、六文銭の紐が切れはすれ決定的な知らせは語られず。諸説ある中のどこぞへ生き延びた可能性も残しての終わりとは、憎いよ三谷幸喜!
更に更にナレーションが語るには、信幸が築くこの国からこそ江戸幕府を倒す男が生まれてくるわけで(うわー「新撰組!」まで思い出しちゃう)真田丸の航海はまだ続くのです。

そういえば映画「清洲会議」は映画館で見たのですが、特に響かず。歴史好きなんだね……とだけ思って帰ってきましたが。そんなに好きな題材を大河ではよくぞズバッと省いてくれたというか、映画で満足していたおかげでそれが出来たんだなというか。1話から最終回まで、実に過不足なく構成しきったものだと思います。それでも尚、軍師本多を演じたのが近藤正臣さんだったからこそ信幸が本多に教わる最後になったとの記事を先ほど読んだところで、書いていく間に変わる部分ってあるんですね。
元々、演者で変わる生き物である舞台が本領な三谷幸喜、長丁場で演者に影響を受ける大河ドラマの方が映画より向いているのかもしれません。

さて来年の大河、女城主景虎の柴咲コウをはさんで高橋一生と三浦春馬の三角関係的な予告に不安が募りますw それをするならいっそ江戸を舞台に「みをつくし料理帖」でも一年かけてやってくれたらいいのに。

「インディゴの恋人」 ☆☆

岡山発地域ドラマ。
主人公はデニムにダメージつける職人。機械じゃないんですね、そんな専門職がw
出会った美女は、地域に招聘されて滞在しながら制作活動をする画家で、そのアーチストインレジデンスというシステムも初めて知りましたよ。更にキーポイントになる手紙は「記念日レター」という倉敷特別郵便で主人公の姪の誕生日に届きます。倉敷旅行で前を通ったあの郵便局からそんなサービス受けられたんですね(><)
いろいろ学べるドラマだわ……。

ともあれ、音楽を諦めデニムダメージ職人になり男手一つで姪を育てる男(新井浩文)が画家(美波)と出会い、ともに暮らそうと告げるがやんわりとお断りされた後、彼女の辛い過去を知ってしまう。そして出来上がった絵を前に彼女にかけた言葉
「傷や汚れが価値になるんだ、人間も」
それはまさに、彼ならではの想いでしょう。

冒頭10分見逃しているのですが、父子(伯父姪だけど)家庭にちょっと華やぎが訪れる地味さで、あんな素敵な街を舞台になんでこうなるのと戸惑いながら見ていました。たたみ込むように明らかになる彼女の事情も「子供を捨てた」と言う割に、育児ノイローゼ治療中の夫の裏切りだったりして、やりきれない彼女は悪くない感(ただし留学を志したら避妊はきちんとね) 
会いに来た娘も、まあ母の人生をぺらぺらと。例えば全てを内緒に再婚しようとしてたら「娘です」と来ただけで破談もありえるでしょうに。でもだからこそ、自分と同じ年の主人公の姪宛ての手紙から、常に自分を想ってくれていたと知ることができたわけで。
穏やかな再会と別れ。
不思議に視聴後感はすっきり幸せでした。


また一人で描き続ける彼女と、再び弾くことにした主人公と。仲間に囲まれてピアノに向かう彼の指には、洗っても残る藍が染みているのでした。

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板さん原作「蟻地獄」


ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

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