ひ、ひ、ふー と出産の呼吸法をヒントに、長距離走の呼吸法を編み出す金栗四三w 論理的なのか無茶なのか、笑ったーw

さて前回の東京オリンピックを誘致から描いた大河ドラマです。
それだけでも楽しみなのに、脚本家がクドカンですと~?もう絶対面白いじゃないですか。そして第1話は案の定面白かったのですが。なんか普通だわ~と。

そして2話。
1話の最後に、歌舞伎の隈取り(帽子の赤が雨で流れただけってw)で現れた優勝ランナー金栗四三(中村勘九郎)の生まれ育ちを順に追いながら、混ぜ込んでくる小ネタの数々
重曹水……
『嘉納治五郎に抱いてもらったから元気』(実は夏目漱石に……)
そして、ひひふーw
 体を鍛えたのは冷水浴、全裸で! 
村医者の娘(綾瀬はるか)は妙に未来の妻を代弁w 

もう突っ込むのに忙しいほどで、これこれ、勝手ながら待ってたのはきっとこの感じです。大真面目だから面白いんですよね、なので同じ時代にお江戸でお育ちになったシティーボーイ志ん生(ビートたけし)の破天荒な若年期(森山未來)はむしろ引きました(ほぼ実話だとか ^^;;;;)

1話を楽しみきれなかったのも、嘉納治五郎(のオリンピック招致活動の紹介で忙しかったからですかねえ……。それとも、体育教師の旦那がスポーツと体育の違いをずっと横で説いてくれてたからかもでしょうか。嘉納治五郎の紹介に
『スポーツの父』
とつくと、もう「それは違う」と。学生時代の体育史でも
『体育の父』
として習ったと。つまり体育とスポーツの違いとは云々、セリフ聞こえないよ(^^;;;;;)

うん、だから私も、ドラマへのツッコミはTVの前で言わずにここで書くことにしたんでしたっけ。初心に立ち返りましたねえ。
さておき、1話で意外だったのは当時の体育関係者はむしろ、日本人を守る為過酷すぎる競争は避けるべきという立場をとっていたこと。脱水症状でふらふらの選手を、救命よりまずゴールさせようとするなどと言語道断ですって。えええ、昨今はまさにそれを指導者や開催者がしがちで非難されているじゃないですか。更には『勝てるのか?』より
「楽しいのか?楽しくないのか?」
大事なのは楽しむこと、と歌うように応える嘉納治五郎先生。参加することに意義がある、オリンピックを楽しむ、黎明期にそう思っていた人たちがいたんじゃないですか。いいねいいね。

スポーツを愛し、スポーツに愛された男(満島真之介)……って、サンシャイン池崎か!
「T・N・G!」と大騒ぎのばんから天狗にも笑いましたw そうか、当時、体力も時間もあり最新のニュースに触れて野球して酒飲んで暴れてる野郎どもって大学生なのねw 武井壮も天狗党の一員に。結構セリフもありました、頑張れ!