あれ、案外面白いじゃん←期待値が低すぎたんだろうと、家族。確かにw

元々は、コンビ相席スタートのボケ、もとい「ちょうどいいブス」を自称しモテモテと言い張るケイちゃん著「ちょうどいいブスのすすめ」が原作。
ロケでも、おならで笑わせようとする浜ちゃんに渋い顔で
「それ笑うの、男子だけですよ」
ときちんと苦言。よくある女芸人ブス扱いも「失礼です」とかわしつつの、いい女風モテ指南で笑わせてきたネタだったんですけど……タイトルだけみたらそりゃ、カチンとくるでしょう。炎上して無難でつまらないタイトルに変えてきましたよね~。おかげで覚えられないっちゅーのw

で、蓋を開けたら丁寧なつくり。
夏菜とメアリージュンがブスってどこが~!と思わせておいて……うーん、ただ引っ込み思案な彩香(夏菜)はともかくw 規則を盾にひたすら頑なな木原里琴(高橋メアリージュン)は確かに付き合いづらい。そして総務3人組中一人だけ彼氏がいるぽっちゃりさん皆本佳恵(小林きな子)も、実は貢いでつなぎとめているだけ。
それぞれプライベートでは趣味仲間がいて幸せって訳でも、3人で仲がいい訳でもなく、どこに行っても好かれてはいない残念な人たち。

二次会に置いていかれた3人で流れ星に祈ると『ちょうどいいブスの神様』(山崎ケイ)が現れて、それぞれの心の声のみならず周囲の本音も大公開してくれます、罰ゲームかw 
彩香に気があるよね~と周囲がいい、本人もちょっと迷惑ながらすぐ落とせそうと思ってた小太り先輩が、単に気を使っているだけだったりw 仕事はできるが融通の利かない里琴を、職場の誰も援護していなかったり。あと佳恵のはなんだっけw とにかく図星で刺さることばかり。
そこで『図星』と書いた星が刺さったり、変顔アップと演出が古臭いので予告CMでげんなりした場面ですが、流れで見ると「ほんま、それ」と同意しかないですw もっとも、里琴の主張は確かに正しいので(発注の部数がいつもの10倍ならフォロー確認してくれとか、10分遅れでも受け付けろとか、甘えんな案件)、逆にミスをフォローされてあの態度でもないなら、レベル高い会社に転職するのがいい解決法かもですが。将来孤独死、を指摘されて傷つくのなら覚悟ができていませんよね。フィギュア衣装デザイナーの伊藤さんとか、拒否はハッキリする傍ら、自ら『自分は孤独死でウジに食われて果てるはず』と笑ってましたよw

そこで、理想のブスとして紹介されるのが伊藤修子w
自分の欠点を自覚し、その気働きで周囲を癒す。イケメンの恋人は彼女にメロメロという素晴らしさです。この女優さん「おっさんずラブ」でも「お義父さんと呼ばせて」「chef 三ツ星の給食」でも、職場のいい女な発言で圧倒的な存在感を示していましたよね。「うぬぼれ刑事」ではムロツヨシと不倫。ほんと申し訳ないけど美女からは程遠いのに、はっきりブス扱いの役で見たことありませんw ご本人からして、もう思わずそうしたくなるようないい女なのでしょうか!

さておき翌日から、自省する3人。彩香は、だらだら続く会議で『その話はもう何度も聞いた、時間通りに終らせよう』と発言! 効果あり。里琴は思い切って喧嘩ばかりの営業マン森(忍成修吾)に「どこが悪いのか、私は正しいのに」と詰め寄り「そういうところじゃね?」と自爆。佳恵はまた貢ごうとしてしまいますが……。

もういちど神様を頼り、ちょうどいいブスになるための教本『ブスポート』を手に入れた3人の、明日はどっちだ。
これで着地するのが、愛想が良くて都合がいいだけの女になったら最悪。納得の結果になってほしいものです。山崎ケイは目立ちすぎかなー。