なんとケンタロウがワースト2に!

自宅に帰ってコレクションを10着作って。ティムのお宅訪問。
その時点では、クラッシック音楽から着想を得ていると言っていたケンタロウ。この服はピアノ……等々だった筈なのに、ファッションウィークを明後日に控えて5人から3人に絞るというランウェイでは『枯山水』だと言い出して、モデルの頭はチョンマゲw ちょっと待ってー(^^;;;)
そしてランウェイに出す2着を選ぶときの、優先すべきは『統一感』か『バラエティ』なのかは毎回揉めますよね。似たような2着を出しては退屈、飽きる、これしかないと思われる。じゃあ違うのをと並べると、統一感が無いとなる……のかなあ。

今回テキスタイルから自作してきたマルガリータの目がチカチカする様な2着なんて、デザイン的には遠くても色彩が絶対に同じ人の服だって叫んでたしw 同じくピンクフラミンゴ模様の布が共通するブランドンの2着だって、似てはいないけど統一感あり。うーんプレゼン用に、戦略的にもう最初から、同じ布でデザインの違うのを作っておけって話でしょうかw もとい強烈な個性、明確なテーマがあれば、巧まずとも統一感は出るってことなんでしょうかね。この二人は問題なくファッションウィークに。
個人的には5人の服のなかで、ブランドンのフラミンゴ服が一番着てみたいですねえ。

アヤナはもちろんモデスト(慎み深い、肌を隠す) ファッション。
自信作として、ほぼ同じデザイン布違いの小花柄ワンピ2着を選択。ティムの助言でパンツも入れて、でもモデルの試着で気分が上がらないからと元に戻しかけ……! 夜に気持ちを切り替えて、見事ファッションウィーク獲得! ティムの助言にはやはり従うべきなんでしょう。

そして、問題のケニアとケンタロウ……。
ケニアは例によって、訪問時にはほぼ出揃う仕上がりの速さだったのですが。泡が立つようなテキスタイルやビーズは可愛らしくても、どれもぼやけたベージュ色でインパクト弱め。このままではまずいとティムに言われてガーン。再集合時には、かなり黒を入れてきていました。提示する2着もピンクのビキニ&パンツと黒ワンピ。その黒ワンピがおばさん臭いと言われて、またガーン。羽織りもので誤魔化してたら、ジャッジに脱がされてましたけどw 他の服にするよりは、それでもこれがましだったんですねえ。
ケンタロウは……ああ、チョンマゲしか思い出せない。
えーっと右が白くて。左が貧乳モデルの鎖骨が浮いた、複雑な構造でふわっとしたミニで。服そのものよりも、意気込みを尋ねられて正直に『批判された今、自信がない』って言っちゃったのがマズかった様でしたよねえ。実に日本的な受け答えですが、思ってもそれを口にせずに『出来ます』と言い切る人にまかせるのがアメリカ。

このまま二人とも落としてしまうのかと思いきや、合格を4人に変えてケンタロウはぎりぎりセーフでした。
ファッションウィークへの熱望をあらわにしつつも時にテイストがダサくなるケニアが、やっぱり落ちてしまったあたり、やる気だけでどうなるものでもないわけですが。やはりある程度の熱意は見せておかないとですよ、ケンタロウ。
さて来週はついに優勝者が決まります~!