今夜の客は、まだ浅い時間から訪れた自由業の男(松尾諭)

ポンポンとキツイ大阪弁で、女将(菊川怜)をたじろがせる男は文筆業で……恋愛小説家!ペンネームはジャックもとい雀(ジャック)天野w美人はもててばかりで、恋愛なんて疎いんだろうとつっかかります。
そして段々と、小説にならなんでも書いても、自分で口には出せないと悩み相談の様になったりして。じゃあ紙に書いてみたらとアドバイスしては叱られる女将なのですが。
もう帰ると勘定をする段になり「財布を忘れた」という雀。
支払いをする秘書だかの連絡先を残し、また来るからと出て行ってしまう雀を見送った女将がふと裏返したその紙には

「惚れた」

うわーw
ちなみに本編では文字は分からず、裏を見た女将が素で驚いて終わりです。オシャレ! 
ただ反省会を見ると、裏を見てくれるかは賭けだったという綱渡りw ホント何の気なしに、という女将に「運命ですね」って切り返す松尾氏がカッコよく見えてきちゃうじゃありませんかー。 ただ、偽刑事が出たようにこの小説家が本物かどうか。告白縛りがあるこのドラマじゃなかったらこいつ食い逃げっぽいよねとは思いつつ、今までで一番ちゃんと口説けていたのでは! 
採点は85点でした。

「警視庁機動捜査隊216」シリーズでおなじみの松尾諭氏、経歴を調べていたら文春で連載している青春譚(文春オンライン「拾われた男」)が面白すぎて夜更かししてしまいましたw エチュードを成功させるにはやはり、構成力文章力、要りますよねえ。