うわー紙芝居!それも漫画に入りますか。
『白土三平』の名は読めるし貸本屋はぎり使ったことありますけど、移動紙芝居はさすがに世代じゃないです。紙芝居の版元が貸本屋になり、出版社になって今に至るんですねえ(^^;;;)

そんな漫画のルーツを紐解きながら、現役青年誌も描くこのドラマ。
1話で連載陣をボロクソけなした醍醐の修正指示を、こわごわ伝える編集者たちですが……。漫画家さん案外OK。冒頭に前回の説明コマを入れろ等、具体例は納得なのかも。

大御所には、主人公と警視総監が飲み友達になる新展開☆を提案、釣りバカ日誌か~い!でも『先週のモブキャラが、1話の警視総監に似てる』と、熟読した上のアイディア出されたら、大先生ノリノリで了解ですよ。
そしてできあがった新刊「ブレイブ」は、見違えた、面白いと社内でも評判に!これで売り上げも上がるといいですね~。

そんな中、綿貫の担当作だけは修正でなく不掲載。作家の罵倒にただ耐える綿貫……このストレスが殺人に?
社史を調べれば、実は関東オール社(画稿の流出元)社長も綿貫姓であの顔w 縁故入社綿貫、系列社長の孫だったんですね。 そして、闇ブローカーを呼び出せば、ピシッと綿貫本人が、現れた~!
どこまで怪しいの。
と、思ったらあっさり吐きました(^^;;;;) 
なにしろ社長の孫で倉庫はフリーパス。未返却原稿が売れる!とサイドビジネスwを思いつきました。っておい!せめて複製にしましょうよ orz 死んだ南部は、自分が買うからもう売るなと諌めていたそうで、もちろん殺人は否定。じゃあ一体誰が。なんで?
(綿貫の言い分をうのみ。警察ならダメでしょうけど、ほら、調査員だから)

そこで、あの『鉄道の絵』は紙芝居の原稿……と醍醐が気づいたのを受け、当時を知る人に話を聞きに行く水野とバイトくん。
下山事件や津山三十人殺しのような、実在のヤバい事件を題材にする作家がいたと、名前を聞いて帰るのですが。バイトくんは階段を突き落とされ、水野のマンションには「手を引け」とメモが。
そしてまたあの靴。誰なの、なんで?

しかし、憧れの編集員になれたのに。無能故に暇すぎた綿貫。サイドビジネスの必要もなく、漫画愛を撒き散らす南部や醍醐は、近くにいても遠い人なんでしょうねえ。同様に、漫画家と編集者は永遠に友にはなれず、正社員と契約社員も分かり合えない。そんな様々な対立がとぐろを巻く漫画の世界です。
さて、社長は本当に何も知らなかったのか(元編集長で経理のあの人なら、綿貫の側に立ち、専務や社長も知ってるぞと言いくるめることができたかも)

紙芝居の原稿は分厚くて、木枠にすれて角が丸くなるとは豆知識w
今作、芸人の使い所もナイスで、妙に馴れ馴れしい古本屋店主(三四郎 小宮)といい、古い写真に「あ」と思える特徴ある容貌の綿貫(今野浩喜)といい、イケメンじゃなくていい役ってありますよね。

水野嬢、相変わらず漫画に興味なくて可笑しいです。 手塚治虫「寄子」の話題に
「ああ……読んだかも」
「その返事は、読んでないな!」バレバレですw
「ONE PIECE」もまとめ買いで読み始めたようですが、まだ1巻の10pめぐらいw

そうそう、調査先の古本屋で、サインを求められる水野。てっきり誰か漫画家さんに、とかと思ったら『美人まんが探偵』として人気って!
「調査員です!」
と、いつものお返事でしたけど、サインはしたんだw この事件も解決したら、さらに人気になっちゃいますね!