主人公(青柳翔)がサイテーです。


恋人(成海璃子)の目玉焼きの食べ方が、自分と違う。

そんなの家ごとに人ごとにいろいろあって、味付けだってソースだ醤油だケチャップだと好きにしたらいいじゃないですか。なのにこいつときたら、どれにするのと各種並べてくれた彼女の気遣いにこともあろうに

『この調味料の数が、男性遍歴かも』

だとぉ? でもまだ心の中で納めてるうちはましです。最後まできれーいに丸く残した黄身を、つまみ上げてぱくっと口に入れ幸せそう~な彼女に向かって

「バカか?」

って。何それ、こっちがハァ?だわ。 つけあわせと黄身が絡まる美味より、皿が汚れない方をとって何が悪いの。美味<皿。皿洗うわけでもないくせに!


結果、彼女は消えてしまったそうで見てるこっちは快哉フゥ~!


これで終わりかと思いきや、今度はカレーで続きます。

半分がけだとモーゼがどうこうって。昔よく行った喫茶店が、ゼリー型でライスの外輪山を作って真ん中にルー注いでくれてましたよ。全がけより可愛いと思うの。

それはともかく、意味不明なのがそこで彼女を呼び出して(来るんだ)カレー作らせて! 自分は食べてきたから要らないと宣言!(さすがに菩薩の彼女もムッ) 彼女の食べ方をじーっと眺めて文句をつけます。


もう何こいつ、殴っていいですか。こんなにも主人公が嫌なドラマ初めてです。せめて自分で作ってから呼ぶか、店でおごれって。なぜ作らせる。そして文句を言う。

食べ方をぐだぐだ言う系はwowow「お先にどうぞ」を思い出しましたが、あれは相手の小うるさいこだわりに濱田岳演じる主人公が合わせてくれるので、面倒くさくてもまあ腹は立たなかったかな。食べない料理作らせてないし←我ながらここも地雷な様子。