人呼んで『愛人教授、ラマンプロフェッサー』井伏真澄。
……って、そこで二つ名がフリンジマンじゃないなら、このタイトルなんなのw 不倫自慢? フリンジ・マンならプレスリーの衣装みたいなヒラヒラが得意なデザイナーがプロジェクトランウェイでそう呼ばれてましたけど。
閑話休題。

雀荘に集まりクダを巻くもてない3人組。ああ、愛人が欲しいと叫ぶだけの無駄な時間の解消に、なんと指南役の愛人教授井伏(板尾創路)が呼ばれて大真面目に愛人を語ります!
曰く、愛人とは好きな人ではなく『都合のいい女』!
身近に、その可能性がある女性『愛人の原石』を見出せとするアドバイスがなんと、ちょっと丁寧な朝の挨拶!
<名前をつけて挨拶してくる女はいける>
って!キモい! 原作はヤンマガ連載のマンガだそうで、こんなの会社勤めの頃に目にしちゃったら、もう二度と名前いいながら挨拶しない(^^;;;) 二人きりでする日常会話が『擬似愛人』タイムならオヤジと口聞かないよ、まったく男どものドリームの気持ち悪いこと……。 
擬似恋愛に踏み出そうとする度、足かせと重りに止められると相談をする主人公ですが、それ普通。その倫理観は人間として大切ですから!

日常会話、出身地や好きな食べ物、そんななんでもないことを緒に好きなだけ喋らせてあげるといい、という助言やらなんやら。これが愛人作りでなく営業に生かす方向ならいいのにねえ。家庭での会話に応用したら奥さんの機嫌が良くなったとかさ、そんなオチはあるのかな。

さてこの懸命の努力とプロの助言で、もてない奴らに見事愛人は出来るのか。むかつく。