警察が無能すぎw

連続殺人犯……を、まんまと殺す真の殺人鬼。身の回りでどんどんと人が死んでいくのに疑われず、むしろその捜査を足がかりに女刑事と知り合い、取り入っていく謎の女。怖いよー。
そんなとんでもない整形悪女カラを菜々緒は好演していると思います。思いますが、いろいろ都合が良すぎますよねえ。
一番呆れるのが、憧れの捜査一課がダメダメなこと。
今は機動捜査隊にいる主人公カップル(松坂桃李、木村文乃)はどちらかが捜査一課に見事引き抜かれたら結婚しようねーとか言ってイチャついてますが、当の捜一ときたら型通りの決めつけ捜査で、連続殺人を見逃すわ、犯人の性別も間違えるわ。本のうけうりでペーペーが指摘できるようなことはちゃんと出来ててくれないと、犯人の価値も下がるじゃないですかw 
挙句、カラが「犯人はきっと女」と口にした程度でありがたがられ、女刑事との心の距離が近づく始末。この作中に「相棒」杉下右京がいれば、口に靴下が片方詰まった遺体なんて格好のおもちゃだし、運転手が殺害されたタクシーのダッシュボードは当然開けて靴下をみつけただろうし(カラが持ち去ったとしても鑑識さんが繊維を見つけるはず)、後部座席に本=客が居た、と立ち去った客が殺害犯候補でしょうよ。そして、美熟女の殺害犯が女の可能性だって考慮してたでしょうよ。
 

そんなわけで、やっと見ました初回スペシャル。だから初回を2時間にするのやめてってばw  
通報と同時に現場に駆けつけ、捜査方針に口はだせない機動捜査隊。連ドラで舞台になるのは珍しいですが、沢口靖子主演の2時間ドラマ「特別機動捜査隊」シリーズを西村雅彦目当てに見てましたから!知ってる知ってる、とちょっと嬉しいですねw 
大杉漣と木村文乃の父娘コメディも、犯罪捜査の息抜きにはいいかなあ……。さて2話をどうしましょうか、悩ましいです。
(余談、「セイレーン」だと思ってましたよ、悪女だしw)