もう一組、入れ替わってましたね。

それってあらすじだと盛り上がりますけど、実際にはちょと不満。だって草刈正雄議員も娘も口癖や動作の印象がなくて、泰山と翔ほど『ああ入れ替わってるw』って思えないんですもの。
それに、4話で分かったのはなんと3話のTV対談企画の時にはもう入れ替わってたと! えええー。 
3話ラストで「泰山、俺だ」とネタばらしする都合上、ミスリードを狙って、父と娘の動作の違いなんて見せられなかったと。ああ、つまんない。せっかく1話2話と、どうなるかほぼ分かってる話を丁寧に丁寧に見せてたドラマだったんですから、第2入れ替わりも来るぞ来るぞーと待ち構えたかったです!
例えば入れ替わりの件を打ち明けても『馬鹿な言い訳を』などと鼻で笑われ、『だったら僕と娘も入れ替わってみますかね、でもうちの娘はおたくと違って優秀で』ぐらいのフラグを立て、じっくり父娘の癖を強調してもらってからの満を持しての入れ替わり、ぐらいにw
しかも草刈…蔵本議員ったら、平然と泰山を誘惑して実娘の部屋に連れ込みましたよ!話す間もなく押し倒されちゃう危険とか考えなかったのか!女好きの泰山が若い体に入ってるってのに!

そうそう、同じ歯医者でチップを仕込まれてたのも不満。不審な歯医者が逃亡と判明して即、他にも利用されそうな患者をリストアップぐらいしないのかと。蔵本も同じ歯医者だぐらいの情報、普通あるでしょう。警備の都合上!


そこを置いたら、楽しかったですけどね。

3話、翔首相の最低賃金情報、ワーキングプアの転落。4話は部下の不倫スキャンダルに、まず会いに行くのは奥さん。家族が許してるならいいじゃないかと(『馬謖を切る』をトリビアってw『常識です』の切り返しもナイス)

泰山青年の方も、シングルマザー解雇の裏にある若社長の愛人雇用を嗅ぎつけ、泰山人脈で元社長にいいつけて……。おまけにちゃんとこの問題と、部下を切る切らないの国会答弁がリンクしてるのも素晴らしい。
……翔首相が自らのハートフルな言葉で影響を与えているのと違って、泰山青年はスタッフを動かしてる感じがいやらしいといえばいやらしいのですが、それで助けられた真衣さんが喜んでくれたのならいいやー。

おまけに惚れてくれちゃった様で……真衣が泰山青年に抱きついているところを(リビングでw大胆!)目撃してしまって固まる翔首相~、これは揉めるぞお 自分は蔵本の娘に頬ずりされてたのにね!(こっちのビジュアルも凶悪で最高でしたw)

秘書貝原くんのプライベートもナイスで、演じる高橋一生が気になりすぎて調べましたw 「ペテロの葬列」の人かーそうかー。わあ「相棒」ウィンパティオの後継者かー(男子シンクロの安部篤史さんと系統似てる)