オープニング、カイトの髪型からくしゃくしゃ感とピンハネがなくなって、普通に。ちょっとさびしいかも。


今回の殺人被害者は数学愛好家です。

ファーガスの定理を彼が解いたのに、同窓の数学教授(岡田義徳)が成果を横取りして殺したんじゃないのかなーと詰め寄る特命の2人。

うーん。

結局ファーガスの定理ぐらいは副産物で、もっと凄いものを証明しちゃった故の殺人だったんですねえ。

うーん。


ダイイングメッセージや月に行く方法、それぞれの「謎」はなるほどですけどね。「動機」も分からなくはないんですけどね。

「仕方なかった」

という犯人肥後教授の主張は腑に落ちません。


思い詰めたわけでもない、衝動的犯行。被害者ははしゃぎ回っているだけで、襲ってくるわけでもどこかに電話を始めたわけでもない。いきなり凶器をもって殴る方が不自然でしたよw

そして自首だって救急車を呼ぶ事だって出来たでしょ?(人生最大の研究は発表する気がないし、自分が掴まると◯◯の世話をする人がいない等の悲壮感もなし)

まあ怖くなって逃げてもいいですが、財布や貴重品を持ち逃げして偽装ならともかく、数学定理のファイルを持って逃げた意味がわかりません。


更には、その犯行を自供するタイミングにも違和感。

「a drink」=「ひご」と、英日の円周率暗記法に照らして暗号を解いた。それだけで笑いながら認めちゃうなんて。肥後と右京さんを「同じタイプ」と、カイトが称していましたが、右京さんは捜査をクイズだとは思っていないのでは。



この物語は、もっと肥後メインで描いて欲しかったです。

人生最大の研究成果を、世界平和のために焼き捨てる男の苦悩もちゃんと描いて、はしゃぎ回る親友を黙らせるための計画的数学的犯行を遂げたうえでの
「仕方がなかった」
を聞きたかったですね。