なんて疫病神な妻w
戦地まで来て空襲が始まっても、上流階級に失礼ねとまだ強気な奥さん。
疲れきっている夫クリストファーの慰めにもならないどころか逮捕騒ぎの原因にw いや、今まさに妻を抱こうってところで夜這い男が来るんだからぶっとばして正当ですよ? それを将校を殴っただ、商売女を連れ込んでるだのと筋違いに騒がれたところで、当の奥さんが寝間着で飛び出てくれれば治まったかもしれないのに、当然来る筈もなく。彼女にはそれも楽しい余興なんだもの。
そして懲罰人事で前線に送られるクリストファー。
夫が前線で泥にまみれ爆撃に晒されている間にも、社交界で楽しみ続ける妻にイライラ。←夫があれほどの悪評を浴びているのに、なんで妻は人気者なのよ…。そっか、妻の浮気相手が足をひっぱったりがあったっけ(><)
でも駆け落ち以来、誰にも抱かれていないなんて言ってたのに。結婚前の愛人と出会うとサクッと寝ちゃうのもわかんない……(あのポンプみたいので避妊するのね!)
いや、翌日のクリストファーったらふらふらだったんだから抱いたのかしら、いやいや逮捕騒ぎで萎えてただろうし謝ってたし。まあいいけどw
挙げ句、終戦したのに戻る筈が遅い=愛人のところね!と、大切な木を切り倒して当てつけって。夫は入院してたのに。まあそれを知らせない周囲も夫も酷いのかもしれないけど。
一体どうするとあんな愛し方の間違った人が出来てしまうのかしら。「夫婦の愛し合い方」だとかいう本を、やっぱり少女時代から読んで備えるべきだったのかしら。その年頃にはもう実践していそうな奥さんでしたが…。
そしてやーっとヴァレンタインから押し掛け女房したと思ったら、次々と押し寄せる戦友たち。ああ、あの運命の夜の様にまたすれ違いかと諦めかけましたが、どうやら無事に結ばれたらしい映像が挟まってエンド。
あの思い出の木の破片を火にくべ、古い価値観の行列をとうとう終わらせて、新しい人生が始まるのですね。
挟まるといえば
「私が離婚されたら、結婚して下さる?」
なんて、将軍と語らってる奥さんの映像もありましたよ。ちょいちょいちょい…悪女は世にはばかったままですか。
原作をじっくり読んでみたくなりたい映像化でした(でもクリストファーは太めのおじさんに描写されてるらしいw)