相手を間違えた復讐!
素人の犯人探しなんてそんなもの、というところでしょうか。
娘にケガをさせたのはこいつ…!と特定するところまでは出来たんですけどね。
その後の『ケガを苦にした自殺』が実は殺人の偽装だった、とつきとめるには糸村(上川隆也)ですら鑑識の手を借りて、なんとか社の契約書だのかんとか社のインクだのという情報が必要だったんですから、無理ムリ無理。
「娘さんは殺されたんです!」
と告げる糸村の横で、水沢課長(斉藤由貴)が「何それ?」「じゃ、誰に?」と犯人さんよりびっくりしていて可哀想w
可哀想といえば、なんと本庁の森田(西村雅彦)まで水沢さんを無視です(><)
ルール破りの糸村に対し、王道で行くのが森田かと思っていたのに。勝手にいなくなるわ、火薬の同定等の重要な情報を隠すわ。おまけに怖いんですよ、糸村の方が穏やかな分まだましかもw
昔、水沢と同じ部署にいたそうで…どんな因縁があるのでしょうか。
「小姑みたいにうるさいところが変わらない」
だなんて、まさか男女の関係が昔あったりしたらもっと分かり易く色っぽい演出しますかねえ。ちょっと期待していたのですが。
それにしても、指輪の線から母娘の関係を持ってくるのは大技でしたw
『この指輪をつけ続けて有名になれば、本当のお母さんが気付いてくれる!』
ふ、古くさい。でも『気付いてたのに』と泣く母(高岡早紀)の慟哭にはちょっともらい涙…。2人殺す筈が、結局どちらも死ななくて本当に良かったです
しかし、わざわざ火薬で爆殺を選ぶ女性は珍しくないですか。
前回の爆発と同じ火薬、ってことさえ無ければ2本の別の話に出来たんですから、マネージャーが火薬の扱いや時限爆弾の配線に手慣れている背景が欲しかった様な(母と娘を短期間に相次いで亡くしてるってのに冷静に爆弾手作り?) 、これ以上の説明はめんどくさい様な…
ターゲットを救出に向かった森田さんにハラハラ。あ、あんなノータイムで連れ出さずに最初に解除班が行ってよ!
そうだ鑑識さん。糸村のせいで私生活が削られて婚期が遅れているそうですが、いい相手がいましたよー。水沢さんだ! 妙にドレスアップして、月島署まで結果を手渡しにw これなら頼み易くなりましたねw