いうなれば江戸版「ガリレオ」?


怪音騒ぎや人魂の謎、歩く人形の謎と次々と怪異を解き明かしていく彦馬なのですが、その人為的政治的背景をまったく気にしないのでハラハラさせられます。

人魂の燃えかすを子どもに見せて、さあどうやったら作れると思う?って、誰かが作ったなら、噂になって欲しいとか近寄って欲しくないとか、作った「理由」があるでしょうに(><)そういう裏は斟酌しない人ですから。

そして相変わらずの妻探し。


一方の織江は潜入捜査が続き、案外彦馬の近くに出没して食膳を整えたり(で「懐かしい味がする」と言われてたりw)、彦馬の危機に物を投げて助けたり。そして折りにふれ、ペアグッズもとい一組の桜貝の片割れを取り出しては思い出す彦馬との新婚の日々はもう、寝顔をみつめてたり、隠れ浜で2人きり泳ぎたいだの、甘くて甘くて(><)

そうこうしてる間に友達は殺されるし!
上司からは後妻になってくノ一をやめればいいとか勧誘されてるし! 
なかなか再会は実現しないのです。


大火などではぐれた家族が、名所の石を伝言板に居場所を貼って回る習慣のあった江戸。それでめぐりあえる家族もいれば、会えない彦馬と織江もいて。

それに、怪異の謎を問われると彦馬は「なんでも解明すればいいわけではない、興ざめかも」と言うんです。それって、巡り会えないままがいいかもと思っている様にも聞こえるのですが…多分そんな裏はやっぱり斟酌していない彦馬なのでしょう。
早く手に手をとって逃げちゃいなよ! 

殺陣が相変わらず面白く、3話ではたすきを濡らして武器にする殺人新体操(「らんま2分の一」のシャンプー?)なくノ一が登場。結局返り討ちにあってましたが見せ場でした。