嫌われ者の7人が会社を救う?


”世界のタクミ”とうたわれたタクミ電機も、経営悪化で余命3ヶ月。無能な社長には内緒で、父親である会長が集めたメンバーは矢作(唐沢寿明)筆頭に7人。それぞれに上に文句を言ったり、リストラしてきたり、途中入社だったりでつるむ仲間がいない有能な人たちで、一度状況に納得したら、

「では私は支援先をリストアップ」

「では私はライバル社の製品を分析」

と、得意技があるのがカッコいい(><)


そして見つけた相手の弱み、タクミの技術を盗んだと思われた新素材は……8年前にタクミを去った男が中国企業で「我々が開発した」と生産していたものだったのでした。

昔の仲間に会っても、淡々と中国語で話し続ける迫田(高橋克実)が怖かったです。


予告の暗い画面とサラリーマンたちから、昭和の頃の開発物語かと思っていたのになんと現代の話でした。勢いづいている中国に、日本は太刀打ち出来るのか?

余命3ヶ月と、連ドラタイマー『3ヶ月』がさりげなく発動しているのには笑いましたけど、その期限は取引銀行が撤退してしまい、倒産。何万人もの社員が路頭に迷う日へのカウントダウンなのです。


エンディングが、タクミ電機電機社歌って斬新w(唄:太田浩美)