相棒とは?の回。

もはや刑事ドラマにおいては、2人組で捜査するという当然のスタイルですら老舗「相棒」を思い出さずにはいられないというのに「相棒じゃないですか」「相棒たるもの」と台詞からして大連呼w


若手先輩刑事(高橋光臣)曰く、相棒なら全てを語り合って全てを知っていつでもお互いの事を考えていなくてはならない様ですよ って、恋人でもそこまでしないしw もちろんトトリさん(三上博史)にはあっさりとかわされています。(結婚していた事がある……って聞いた覚えがありますが。容疑者相手に語ってたのかな)


そんなわけで事件も相棒がらみ。

組んで仕事をしてきた漫画家(中尾明慶)が、ユニット解消の原因となった編集者を殺害……。ストーリー担当の相棒が容疑者として拘束されますが

「お前は犯人じゃない、信じてるよ!」(←だって殺したの自分だから)の典型です。

もちろん、解消を言い出したのは編集さんでなく当の相棒だったという皮肉なオチもちゃんとありましたよー。

アシさんが容疑なすりつけのために毒殺されていて、まあ後から登場するのは見え見えでしたけどね。彼女が相棒の恋人だったりしたら(で、相棒が「こんな筈ない!」と偽造遺書の内容を全否定してくれたら)いいなーと思ってみてました。『相棒だけど何も知らなかった』感じでるかなーと。でも実際は、長年一緒のアシさんが自白&自殺したと聞いても、相棒くんあまりリアクションしてなかった…orz

コスプレ場面なんかもあって、絵的に楽しい回でしたね。


ところで、冒頭で颯爽とレーサーバイクで出勤する姿が。

主人公トトリか先輩刑事と思わせておいて、おじいちゃん上司(笹野高史)でがっくりw ←更にこれが、元白バイ隊で「相棒」=バイクだった定番ギャグの伏線になってたと最後で分かって、それもなかなか愉快(^^)


よーく考えると「実験刑事」らしさはあまりありませんでしたが…まあいいや。
来週が最後と思うと意外に淋しいです