これぞ王道! どーん。
町おこしを狙い、調理科の高校生が厨房に立つレストランが出来る、という実話をもとにした地に足のついたお話。地味だけれど飽きずに見られました。
学園もの‥…でもあるけれど、板前が料理を教える、という専門性の前には有無をいわせないものがありますね。最初こそ文句をたれる生徒たちですが、どっちが正しいのかはみんなしっかり分かっています。
鍋を磨け
右手で切れ
出汁は大事
‥‥どれもごもっともな基本です。

ただ、基本から学び始めた高校生をよそに、観光課はもっと見栄えのするメニューで商売がしたい。それもまた、ごもっとも。
さて、「とろろうどん」で開店するのか?
それとも特訓や自主連で奇跡的に腕を上げ、松花堂弁当ぐらいは作れるようになって開店できるのか??もうオープンまで一ヶ月なんですけど。

どっちにしろ、
「もう俺がいなくても大丈夫だな」
と、板前が去っていく涙の最終回が今からもう見えるようです(笑)