「俺も同じ、裁きを受けなかった罪人だ」
と、自白をしない犯罪者につぶやく伊達刑事。そうかー。当時まだ刑事だったマスター(大杉漣)が、殺人をもみ消しちゃったんだ。そりゃあいくら少年法で保護されますとか言ったってオオゴトにはなるだろうから、良かれと思ってしたのでしょうが……裁かれず、罪を償う機会を奪ったことで、心の傷も癒えないまま大人になってしまった様子。
 

事件は、老人ホームの火災です。
事故で処理されるはずが、地道な捜査(含む違法盗聴、盗撮 笑)で、薬物を注射しての放火と判明。でも自殺しちゃったバカな実行犯の影に、黒幕が居ることも分かっているのに……!!
穏やかな笑顔で淡々と尋問する伊達刑事。この笑顔がまさに堺雅人、仏の顔なわけですが、ずーっと同じことを聞き続けたり、わざとペンを落とし続けてストレス与えたりと、プチ拷問? 仏、腹黒いよ!!
そして最後の最後で「私が変な死に方をしたら……」と被害者が残したメモを突きつけたものの不発。
ここで温和しく自白していたら、”神隠し”にあわなくても良かったのにねー。火事現場で証拠物件を探す黒幕氏。現れた刑事に拳銃を突きつけられて、まあ慌てること。まさか刑事が市民を撃つわけないと信じてたんですね。自らも法をあざむいているくせに、相手は守るはずだなんて甘いでしょー。でも伊達刑事の方も、当日にいきなり処刑は急ぎすぎでは??まだ捜査で逮捕に持ち込む道はないの??

とそこへ、錦戸鑑識くん登場。
一緒に”神隠し”を手伝うことになるのでしょうか??それともこの男は助ける?1話で殺さずに船に乗せていた様に、どこか行き先があるとか?
杏刑事の方も、兄殺しの犯人が捕まってないのとフラグを立てつつ、違法捜査に手を染め始めましたよ??さて??

突っ込みどころは多いものの先が気になります。 

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