健ママが壊れてきたー(TT)

 

「この子は恒志なのよ!」

と主張するナオが、傍目にぶっ壊れて見えるのはそりゃ予想済みですのでそちらは驚かず。一人きりでおかしな事主張しているの可哀想ですよね。
いくら名乗ったら健の肉体が死にかねないのだとしても、そこは恒志の方から『2人だけの秘密のしよう』とでもベッドでささやいておけば済んだのにー。先に事情を納得した者として、そういう配慮をナオにしてやろうとあらかじめ考えておかないところが恒志さん迂闊というか自己中というか。

 

その点ナオの方が、きちんと相手の事を考えてくれています。そう、20才の大学生である健を受け入れて愛するということ=彼の人生のために身を引くこと、という解答に落ち着いてしまうほどに。

 

挙げ句に、ライバル社の社長を連れてきて小芝居するからヤヤコシクこじれちゃうんですが、そこでナオの気持ちには思い至らず『売られた』と怒るばかりの恒志はまったく35才とは思えませんよー。
まさに自分が望んだ通り、恒志の影を追うのでなく20才の健を愛した結果なのに。大学辞めて掃除のバイトするとか言われて、まともな大人の女がどう思うのか想像つかないなんて、まさか頭の中が健になってきてる伏線??

 

とにかく、せっかく結ばれて同棲し始めたと思ったら、もう破局です。展開早いわー。(一方の偽ゼノ問題は、社会的にどうニュースになったのか不明。怪我も事務所の倒産もあわせてまだマスコミに伏せてる??)

これで健が家に戻れば、ママはハッピーに戻るんでしょうか? でもピアニストとしてデビューだなんて、やっぱり自分の知る息子じゃありませんよね(^^;;;;)

恒志母の方は、ナオの新しい恋を(少なくとも面と向かっては)喜喜び、息子を忘れてと言ってくれる。自分が忘れずにいるから、と。双方の母の在り方が哀しいです(><)
じゃあ、と恒志の遺品の上着だの時計だのをさっさと母親に渡そうとする健=恒志。いや君、それもひどいよー。 

健の目覚め以来、ずっと健の苦悩に寄り添って話をみていてナオにはまったく共感できなかったのですが、ここに来て健に共感出来なくなりました。その分ナオが可愛い女に見えてきたり。
これが計算通りならすごいですが、何か違う気もします。

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