『これは、わたくしの戦なのです』
お咲どの(綾瀬はるか)がいいですよねー。

過去に来て、歴史を変えてしまうことを恐れていた主人公を叱りとばし、コロリとの戦いを支え、でも実は無力だったのかもしれないと嘆けば、
「わたくしは変わりました」
と言ってくれる。仁も彼女の人生を目標あるものに変えたでしょうが、江戸で彼女と会えたことこそが仁を、物語を支えているんだと思います。(仁の気持ちはまだ、病院で眠るはずの彼女にあるわけですが……)

毎回楽しく見ています。
今は目標がなく未来への展望もない龍馬(内野聖陽)の覚醒。臨死体験?でちょっと違う未来に戻る仁。やっぱり死んじゃうお母さん。そうそう、点滴道具を作るかんざし職人の素晴らしい腕前!

江戸時代に点滴治療を持ち込んで、医学の進歩を早めたらそれは未来で恋人を救うことにつながるのかもしれないという淡い期待……。
でもさ、滅菌や感染といった衛生観念の教育抜きで点滴だけ広めてもね。1人2人間違えて焼酎を点滴された人もいるに違いないよね。(^^;;;)

あとなんだろう、音楽がいいですよねー。
今期一番バランスがよく面白いドラマだと思うのですが、ただそうなると不満もなくて、特に書くことがなかったりします。