なんて真っ向勝負。立派な正当派ドラマです。でも観ていて辛かったこと。

遺体で発見される2年生。殺したのもなんと、近所に住む小学生だった。

甘えん坊な息子”きよタン”を見送って、新しい靴を買って、でもきっとそれをお子さんが履くことはもう無いフラグかと思うと正視に耐えないーっ!たまのランチで息抜き、良かったね。でも、この日に限っては早く、早く帰ってあげてー!!!
かと思うと、加害者になるんだろう上級生の家庭も淡々と描写。
母の過干渉も父の丸投げもあるものの、充分正常の範囲内と思えるおさえ方で、でも……事件は起きてしまう訳です。
「こんな遅くまで、何してたの?」
「人を殺して来た」
イヤイヤ、これを信じる親はいないよ……。お母さんは悪くないよ……多分。
ああ、我が子が殺されるのはもちろん嫌。でも我が子が殺人者になるのも嫌だ?(><)

我がツレは少年犯罪の報道を観ると必ず、親に責任がある親を出せと言う人で一理あるとは思いつつ、賛同仕切れない自分がいます。自分だけは、自分の子供だけは100%大丈夫だと何故言えるのかしら。

さておき、被害者の母と加害者の母が客と店員として接する一場面もあって……今まで通りに暮らすことなんて金輪際出来なくなる前の、最後の一日が「この日」なのかと思ったらもう、辛くて辛くて(><)

事件までは両家、母親を中心に描かれていましたが、事件後は被害者の姉@中学生の辛さ、加害者父の勘違いっぷりが加わります。
「あたしたち被害者なんだよ??」
    でも報道カメラに取り囲まれる家。
    自責の母は壊れちゃってるし。
「俺、仕事クビかなあ?」
「産まなきゃ良かった」
    奥さんじゃないけどホント、今言うことか。
    それに産んだのは妻ですよ。

その中で、加害者母(稲森いずみ)だけが凛と立ち、それでも息子を愛していると揺るがない姿が救いでした。

警察に保護された息子が、いったい何故殺人に至ってしまったのか?
計画的に誘導?それとも衝動?(母自慢にむかついたとか?)
そしてドラマとしてどこに着地しようとしているのか??
……”海容”とタイトルに入れたぐらいで、海のように広い心で全てを赦…でも稲森いずみは赦す立場にいませんから!
現時点で今期ベストかと。

いくら可愛いからって”きよタン”呼びがキモかったのと、返り血を浴びたシャツがきちんとハンガーに掛けて収納されていたこと(奥にぐしゃっと隠さなかったのは、躾が変にいいのか、見つけて欲しかったのか??)にはびっくりしました。
でもいわゆるつっこみどころは一切ないですね。

今後の展開がとてもとても気にはなりつつ……しんどい鑑賞になりそうです。

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