あれ、「おしゃれ工房」(今月はウッドビーズ刺繍が気になってます)司会の人だー、奥山佳恵? この可愛い人に男役をさせるぐらいなら、いっそ亀山嫁の方が凛々しくて似合うと思うのよ、「超人ウタダ」でも凛々しすぎて怖いですからねー。

てな訳で、ネタはまるきり宝塚。
たまきさんに連れられて、女の園をかいま見る右京さんは嬉しげでしたね。その昔の映画といい、2人でツレだってどこかに行くとろくなことない感じではありますが……。
今回の殺人は舞台上でなくパトロンの自宅。

パラの花粉がどーしたってさ、風呂上がりに花瓶に近寄って、抱きしめて香り嗅いだっていいじゃない。(しかも今日届いたばっかりなら!)
と、第一の推理に納得がいかないままどんどん話は進み、最初の痴話喧嘩はミスリードでしたよ、の頃には女の友情に頷くしかありませんでした。そうかー、それなら殺したって仕方……ないの??怒らないの右京さん??
2人も死んでるのにー(あ、舞台装置さんは自殺か……)

舞台生命を奪われた、という方もすたすたと歩いていて別に支障がありそうでもない。例えば片足悪くて杖が必要な……と、しちゃうと男装のトリックが崩れちゃう訳ね。
その辺も推理ものとしては弱いところ。

でもこの、親友を肯定するあまり殺人も許す関係は、あのまま一緒にいたら亀山くんが右京さんの為に陥っていた暗闇かもしれない、と思うと深かったり。