わー、うちにも欲しいわ内弟子。

髪の短くなった草々兄さん、ガミガミ口うるさいですが、自分たちの時にはおかみさんがいたじゃない。オムレツ作ってくれたんでしょー?
すぐ入門した小草若も居て、キヨミの比じゃなく仕事は少なかった筈では。まあ15才の男の子にとっては、すっごく「大変」だったんだろうけど。
フォロー出来ずに直球で叱るのが草々で、それもキヨミが要領悪いせい&仕来りってそういうものとは思いつつも、やっぱり可哀想でねえ。
向かいの咲さんの、
「そのまま下がっていったら、しまいに淀川にはまるで」
って注意も、いかにも大阪の人で、キヨミを気遣ってくれてて心温まったけど、いかんせん外の人。
キヨミの心が折れそうなところにちゃんと小梅おばあちゃんが来てくれて、ほっとしました。

で、真打ち名に”若狭”。
いいじゃないですか。それこそ、草じきや草セージ、草しきと比べたらずっとまともないい名前なのにー。
泣くかキヨミ(^^;;;)
んもー、どこまでうっとーしい奴なのかと。

でも確かに、まったく別人になりたかったという主張は分かるし。
”草”の字が入ると思い込んでた分、仲間はずれな感じもするし。
ただ、きっちり人をみている草若師匠のことだから、ここで故郷の”若狭”と名付けた意味がきっとあるんでしょ。
初心者には難しい”ちりとてちん”を初演目に選んだのも、キヨミの箸使いが美しいから、らしいのには膝を打ちました。なるほど納得。小梅さんが厳しく仕込んでましたよね。
(あのへしこ羊羹の騒動もあったのに、キヨミ自身は落語”ちりとてちん”を今まで知らずにいたとは!ホント和田一家存在そのものが落語だわー)

ここで更に、家事掃除から行儀見習いまで仕込んでもらったら!
落語家にならなくても財産よねー。(宝塚女学院にいました、ってだけでお見合いが山と来る様な 笑) しかも無料。和田家大助かり。

よその師匠がたにご挨拶するのに、きっちり荷物を置いて頭を下げる小草若、立派でした。
あんな莫迦妄想(笑)してる人とは思えない!!
これ、脚本ではもっと横柄になっていた筈が、古典芸能の世界に生きる、しかも跡継ぎが礼儀知らずの筈がないと自身も伝統芸能家出身の小草若=茂山くんが、絶対に譲らなかったんだとか?(この場面でのことかは知りませんが)
いつかキヨミ、もとい若狭も、ちゃーんとご挨拶できるようになるんでしょうかね。
そのころには、若狭なんだから、エーコとかビーコとか言わずにどうにかなりませんかね。

とうとう、エーコに爆発しちゃったキヨミ。
これ、ずっとエーコも無神経だと思ってた私としては待ちに待っていた場面だったというのに。(酒の席に慣れてる19才?「おつまみ無いですねー」って図々しいぞ) やっぱりさっぱり、ビーコが悪いっちゅー感じになりまして。また草々兄さんはエーコの肩持つからややこしくって。この辺は来週で更にもつれそうですね(><)

スペインに旅立ったおばあちゃん、本当にもう帰ってこないんでしょうか?
若狭として高座に上がる様になったら、ちょっときてお囃子してくれる機会とかないのかな。

ところで、落語家見習いもちょっと気になる小次郎さん。カバンから、いろいろがらくた出て来てましたよ!彼女の部屋のゴミ、ホントにお宝になってるんでしょーか?少なくとも、着替えまで置ける仲になってるのは間違いなく。やったね!