わー、映画みたいだったー!

豪華客船みたいな派手な舞台と爆弾は、映画化のお約束みたいなものじゃないですか。
もっともそこは「相棒」らしく一段地味に列車で、爆弾も恒例の起爆装置吹っ飛ばし ^^;;;)
危ないっちゅーの。
たまには秒読みで、赤切るか青切るかでぷるぷるする右京さんが(で、勘で切っちゃう薫ちゃんが 笑)みたいなあ……映画で見られますかね??

さておき、いきなりの殺人(?)現場から、陣川くん憧れの指名手配犯追跡、失敗、爆発、護送、密室殺人!!
どんどんと流れて行く話に引き込まれましたよー。

それでいて
「交通費は、出る!」(向こう持ちで 笑)
という、昔のネタを裏返すサービスもきっちり。
このところ空気だった薫ちゃんも、参考人を気遣うなど右京さんでは出来ない役どころでいい味出しつつ
「俺も昔、裁判で証言して」
あー、あったあった!バカ正直な証言してた(笑)

雑煮なのにまたピンクな美和子スペシャル、鑑識さんの(予想通りの)自宅。
ラムネさんも昨年の駄目駄目ぶりから立ち直って、長官に喧嘩売るようなマネまでして、ずいぶん”特命係ウィルス”感染度は高そうです。あーんど捜一トリオ。
それにもちろん、博識な右京さん。
舞台は憧れのカシオペアときちゃ、なるほど正月、めでたいですねー。

ただ、長かったわー(><)

『名探偵、皆を集めて「さて」と言い』
っちゅー川柳の昔から、謎解きが始まったら長いのは承知ですが、更にそれが終ってからが長いじゃないですか。しかも、
「あの人が実は」+「あの人が実は」
ダブルですからねー。
体調不良で見ていたのは完全私のせいですが、”なんか終りそーだからもうちょっと” ……あれ?続く? を何度かくりかえす構成ってどうかと。
それとも、正月のお茶の間を釘付けにするにはそれくらいしなくちゃってことですか?
このままだと、最初の凍死事故まで遡って事件に絡むのかと心配になりましたよ(^^;;;)

まあそんなのも、贅沢な文句ってことで。
長山藍子さんの名演技も見られて満足です。

他の犯人はどちらも、右京さんの敵じゃなかったし。
パパは普通に警察いけば良かったじゃん。爆弾作った彼は、強引に取られるかもって思わずに声かけちゃったんですかね。取引で大金手にした後だけに、自分は全能だって気が高まってたんでしょうか。
今回重体のままフェイドアウトだっただけに。映画にも絡んできますかね?

そして締めは、星空を眺め歩く特命係に。乾杯!