*2日目*
ゴージャスな専門店で、ブラ選び。
やせてても太ってても、正しいサイズのブラって確かに重要ですね!(これに影響されて、私も下着を買い直しましたよー。)
ともすると、ブラ新調しただけで既に、別人の様に顔が輝いちゃっている人も(笑)

そしてティムのオフィスに会いに行くと、新しい下着の効果を激褒め(これ大切)してくれたところで、30何カ所採寸したとかいう自分の3D体型でお着替えシュミレーションです。
全体のバランスを観て、強調するといいところ、隠すところ、似合うシルエットを教えてくれます。(ティムは元々彫刻家だったとか。成る程)
そして「丈を長く」「襟をスクエアに」等と、昨日実際に着ていたスタイルから少し変えるだけでどう変わるのか、自分の体型で確認できて速攻納得!!

じゃあお勉強をいかして、服を買いに行きましょー!
でもその前にプレゼントタイム!

学生結婚の地味若妻にはゴージャスな靴を。おしゃれ久しぶりの子だくさんママにブランドネックレス。その他それぞれ、良いカバン指輪等々。
これに負けない、いい服を選びましょうってことでしょうか。高価で趣味のいいものをプレゼントです。

そして、「必要な基本アイテム10」リストを渡されて
白いシャツ、黒のドレス、ジャケット、パンツ、トレンチコートetcを 店内(当然、スポンサーのMacy's百貨店!)で自分でセレクト。
ティムとヴェロニカの前で試着して、駄目出しされたり絶賛されたり。
……駄目系は別に悪くないじゃんって時もありますが、絶賛される服は!違う!
さっきと別人に見える、本当に似合う服ってあるものなんですねー。
で、着替える度に評価されていると、歩き方が変わってくるのも見所です(笑)

オシャレじゃないって人の中には、どうせ私なんか、と諦めてる人がいてガニマタだったりするわけですが、観られて褒められてその気になると、しとやかに歩き出すんですよー。すると尚更服の印象が変わりますね。
逆に過度にオシャレだったド派手ママなんかは普段から歩き方は奇麗でしたけど、試着の最中に
「こんなの私じゃない」
と泣き出したりして。

これは、お買い物のあとの個人レッスンで対応です。
それぞれの事情に合わせて、昔好きだったダンスでリフレッシュ!とか、90kgダイエットした内気な奥さんにはセクシーポーズの練習、働くママは「おしゃれに時間を使う罪悪感」を封印。(ここで、「プロジェクトランウェイ3」の建築家ローラさん登場。5人育てて尚、常にピンヒールでファッション命なこの人なら、確かに見習いたい)

ド派手ママはどうやら、永遠に20才でいたかったらしく……若くなくても大丈夫、とかカウンセリングされてましたよ。プロムのドレスはメモリアルボックスに入れられて、『もう着るのは諦めて』ってことですよね(^^;;)
こう書くと滑稽ですけど、私もどこかに隠し持っているのかも知れないそんな気持ち。捨てない服と一緒に。

この後プロにばっちりヘア&メイクを整えてもらって、新しい服でファッションショー!!
ティムとヴェロニカだけに見せるつもりが、なんと家族や同僚、友達が勢揃いで新しい自分を出迎えてくれます!!
折り紙付きにオシャレな、最高の自分を披露する最高に幸せな時間!!

産まれて初めてルックスに自信がもてた、と感極まって泣く人もいて、たかが服とはいえ洗いざらい変えたら人生が変わるんだなとこちらももらい泣きです。

「ママみたいな服はオトナになっても着ない」
と言ってた娘が、新しいスタイルのママとなら、とお揃いの服で並んでた演出にも、一緒に泣いたわー。
ティム・ガンも、涙もろい意外な一面をみせてくれますよ!
かと思うと、これで元カレの結婚式に堂々と行かれるぞって人もいたり(笑)
人生いろいろだ!

シリーズが進むと、以前の登場者が近況報告。後からひとりで買った服もきちんとオシャレだったりするのが嬉しいですね。
「こういうものが似合う」ってコツをつかんだんでしょうか。
案外、番組で買った服と同じブランドってことかもしれないけど、それもアリ。


さーて、誰も観られないだろう番組の解説、大好きなんでノリノリで書きましたが、ちょっとはイメージ伝わったでしょうか(^^;;;)

普段は観られない他人のタンス、っていうかクローゼットの中拝見。
アメリカ人って靴もクローゼットにしまうのか(そうか、玄関で脱がないから部屋にしまうのね)とか、下着以外は本当に全部、ジーパンすらハンガーでクロゼットに吊るすんだなとか。
そんなことにも注目してました。
服をたくさん捨てると、その分どっさりハンガーが山になります(笑)

それと、いい味だしてたのが姉御ヴェロニカ。みっともない服には悲鳴、逆に似合うとこれでもかって絶賛!驚きリアクションをさせたら天下一品です。そして口が悪い(笑)
だぶだぶのスエットを「着心地良くて……」という娘に
"Being comfortable doesn't mean ugly"
「”着心地いい”って”ダサイ”って意味じゃないのよ!」とか。
巨デブからダイエットした奥さんの、思い出のウエディングドレス。その場では神妙に「これは捨てられないわ」とか言ってたくせに、後から
"That was wider than the door!"
「ドアより幅広かったわ!」
マジメな紳士ティム・ガン校長が絶対言わない突っ込みで、番組を盛り上げてくれました。

1人につき1時間の番組が週一回。8人分ぐらい放映したかな?
冒頭の服捨てにしろ、ブラチェックやプレゼント&家族登場にしろ、知らないで驚く姿がいいんだから、もう同じ構成で番組は作れませんよねー。
でももっと観たいわ。
もしかしてうちにティム・ガンが来たら?
そんなこと考えて縮んじゃったシャツを捨てました。着られるからってだけで着ちゃだめだ!!

あ、でも窓拭くのに使ってから……(と、とっておくとやっぱり着ちゃいそう 笑)