実在する獣医さんの物語。
尾ひれを失ったイルカに、ゴム製人工尾びれを作ってあげた沖縄ちゅら海水族館での実話は有名なので、これ以上なにを?だったのですが……はい、獣医役:松山ケンイチくん目当てで行ってきました(><)
 淡々とした作りで、沖縄の景色と水族館と松ケンの目が綺麗で(最後余計かな・笑)良かったですよー。

 特に、物言わぬイルカのフジが、本当に人工尾びれを望んでいるのか。負担なだけじゃないか。
スタッフ一同その点で悩んで、対立しあうあたりは個人的にツボ。

 私も本人の意志が不明な、重度障害児と日々暮らしていまして。
座る返事をする字を書くetc訓練で泣かれたりすると、本当にこれが必要なのか日々ジレンマです。それでも、いつか覚えたことを組み合わせて本人の意思を伝えてくれる日が来るんですよ!その時の喜びと来たら!(「あっち行け」だったりしますけど・笑)
 なので計画頓挫中、フジに人工尾びれを見せて寄ってきたら続行避けたら中止と、フジに選択させようという主人公の発案はもう嬉しくて。反対派の飼育員は「来るなー来るなー」と言いながら見せてるのに、フジは来ましたよ!
 ……まぁそれも、本当に望んだのか、見せられたら寄ってくる訓練に素直だっただけなのかやはり謎ですが、そこを擬人化や正当化せず、分からないと言わせるあっさりした演出は好みでした。(感動しに来た人には、物足りないかな)

 松ケン演じる獣医一也くんは、すっごい普通の男の子で(笑)
飼育員とつかみ合いのケンカをしたり、東京の彼女に「会いたい」とだだをこねるくせに、はるばる来たらイルカの方に夢中で気もそぞろなところとか(^^;;)すっごく癒されましたわー。
 赴任して渡された青いスタッフシャツが、どんどん白く(プールの塩素?消毒?)汚れていくのに比例して飼育やイルカに馴染んでいく様子も、頑張ってて可愛い♪

 ただ、彼女とのすれ違いと近所の少女とのふれあいが両方中途半端だったかも。
(最後の手紙、少女メインなら少女とのやりとりで終わりが筋だろうし。彼女との別れで終わるなら沖縄案内もはっきり見せて欲しかったし)
 だいたい、少女はいっつももっさりしたカッコで(><)少年でもいいじゃないよ!
 最後の可愛いワンピースを引き立てる為かもしれないけど、そのワンピース姿を主人公は見てない(^^;;;)お別れに追いかけるところも、『え?そんなに仲良かった?』だったのもなんか惜しい感じ。追いついた時の顔が怖いし!!
 …って、書くといろいろ出て来ちゃいますが・笑

ちゅら海水族館に行ってみたくなることは間違いなし。そして売店ではカレーを大盛りで頼みます(^^)