ロボにきゅぅぅぅぅん(><)

 ダメ男好きとしては、草喰ってるスーツ姿はストライク!(あれでどんな会社員なんだか)
金より趣味が大事で、理解し合える友達がいて幸せって、素敵じゃないですか。その趣味にのめり込んだのもリストラされた不満のはけ口とかじゃなくて『感動した』というポジティブかつ攻めの姿勢、まったきオタクの鏡です!!

 同様に、今回のお歯黒女(香椎由宇)も動機こそ死ぬ気満々の後ろ向きながらも、自分から変身したところは行動的だよね。そして、自分次第でふっきればまた変われる。
 記憶障害や臓器移植といった病とは次元が違って、見やすくなりました(一般的には逆かも。うちの親なら理解不能で3分と観てられないかと)

 そんなわけで今回は、都市伝説「お歯黒女」捕獲を目指しながら、自殺願望の美女を救うお話。

 人の生死に、激しく動揺できるロボも素敵。
「どうしたら死ぬのを辞めてくれますか」
私なら、そういってくれる人がいるだけでもう救われるかも(死にたいと想ったことありませんが)
生きていた、と分かって泣いてくれるのも素敵。ちょっと醒めた子供のリコには、こういうむき出しな人と接するのとっても良いことだと想うわ。
 ああなれ、こう生きろという親だってつまるところは、とにかく生きていて欲しいんだから。

 例によって、仕事への考え方など、おばちゃんが絡むと説教臭いわけで、これを喜んでみるのは若くない人かなーと想っても見たりするのですが、その辺どうなんでしょう。
 ダイターン3が歌える20代ってのも、オタクの中でも貴重種だよね(^^;;;)まぁいいけど。(この商業社会ニッポンで、8才までCMもおもちゃ売り場も知らずに育った反動がきたのか?)

 その他、行方不明の子供、テープの声も謎なら、家が分かってる彼女が消えたからってロボが騒ぐのも変な話で、イヤその前に、お父さんと組織の関係はとか、娘が「お歯黒女かも」と何故疑ったのか等々。
 謎は尽きないお話ですが、なんか素敵でした。