衝撃!!

 冒頭の新米教師:加地先生(伊藤淳史)の熱血&勘違いにゲンナリしてたら、カメラはするっと別の場所:弁護士先生(菅野美穂)にも。
 え、学校の話だけじゃないんだ。
 そして、現場では見過ごされ心療内科で語られるイジメの兆候がことごとくクラスの少女:藍沢アスカ(志田未来)に符合していくのを、視聴者だけが確認していくスリルにぞわぞわ。

 でも一体、弁護士事務所と学校がどう接点持っていくわけ?ドラゴン桜??…と思う間に、藍沢の方から先生を訪問。そのうちに熱血先生も合流だっ。

 ここでズバッと語られる
「(世界平和なんて)現実逃避」 ←じゃあ何から逃避?
香水、手洗い&「私、臭いから」 ←これって!!

 この後、藍沢が加地先生(伊藤淳史)に渡した鍵を、即確かめていたら。
香水と手洗いの意味を悟った弁護士がその時、動いていたら。

 藍沢アスカは死なずにすんだのでしょうか。
……そう!てっきり暴かれたイジメを解決していく物語かと思っていたのに、1話からヒロインが死ぬなんて!!!
 また、藍沢アスカの「母親」だという弁護士先生。年齢差を考えるとまるで”14才の母・その後”??

 親は「居なくて普通」で育ち、「死ね」と書かれた教科書をロッカーに隠し、他人の前で食事をとれないのはただのワガママ、朝風呂はオシャレしたい年頃と言われて放置された彼女の苦しみを、これから加地先生と弁護士先生がトレースしていくのでしょうか。
 でもその前に、「事故」にしておきたい学校と揉めそう。

 この4月から私も中学校に通う日々でして、舞台が中学なのもより興味をそそります。
こういう暗いの見たくなかったのに。