背信か。なるほど。

 相変わらず語るナレーションが、今回はABO式血液型を延々解説(^^;;;)
事故処理で家にも帰ってこられないのに、とうに死んだ祖父の血液型を調べに病院には行かれるんですね。電話でいいじゃないかー(それとも自分のも調べに?)

 そしてとうとう、出自をめぐっての愁嘆場がやって来ました。
愛して欲しかっただの、ボクの本当の父親はだの、申し訳ないけれどいい年をして場所柄も選べずにここで言うのかと、ちょっとお母さんに同情。
自身も父親になった今、例えば10年前に判明したのとは違う対応があったりしないのかと…

 ああなんか、のめり込めないのは「風林火山」のせいですよー。
同じ日曜に、どっちも父子でいがみ合い。挙げ句両方とも嫌われてる理由が
「祖父似だから」!!
(実の子だけど義父似なのと、妻と父の不義という違いはありますがね)
だったら、実子なのに嫌われて、尚かつそれが即生死につながる戦国時代の方が辛いじゃないですか。
少なくとも、祖父には愛されてたでしょう鉄平。そりゃ会社を潰すなよとは思う、思うけど甘えてもいるよね。

 何もかも見聞きして黙っている銀平が、そのうちに証言してぶちまけてくれるのでしょうか。
「銭高」ダンボールから動かぬ証拠がでましたが、それを捨てなかったのは彼の最後の良心でしょうか。それとも単に気付かなかったのか??(^^;;;)

「ワタクシは、万俵鉄平の妻ですっ」
とまた同じコトを言って抱き寄せられるハセキョーが、今日もまた痛そうでした(銀平もね。^^;;;)

*今週の銭高さん*
そんなわけで、すっかり裏切り者。
そうでなかったら粗忽者なわけで立場無し。大きい体を小さくして、鉄平から目をそらしつづけていましたよね。

ゆくゆくは帝國製鉄のポストを…と大介に誘われる場面、蛇に喰われているようでぞくぞくしました。さてこの背信、裏目に出ないのか?