婚家周辺の地理はもうばっちり! 前回コンビニ探した甲斐があったよね。
路地で詰まったロールスロイスに駆けつけ、印刷所に自ら入稿に行く君子…それだけでももう満点よ(ハイ、方向音痴です私)

 もう行かない、と宣言した婚家ですが、流石に葬式とあらば戻らないわけには。
ここでね、優しかったおじちゃんとの想い出にひたったり、墓石を清めながら故人の人となりを語る磯次郎は本当にイイ奴で、死んだ方の立場なら私も、こんな想いで見送られたいと思いましたよ。しかし。
 生きてる方は大迷惑(笑)

 いつの間にか磯次郎が葬式を仕切ることに(^^;;;)
例によってのイソの馬鹿の「僕にまかせてよ!」のせいですよっ
ほっぺ掴んでむにむにと「この口が〜」と怒る君子に、メチャ賛同。そして案の定役立たず!!!全部君子がすることになるでしょ。 また長男の嫁が、自分はやりたくないくせに、お株を奪われて不機嫌なところが笑えるっちゅーか困るっちゅーか。いるよねこういう人。
 でも、バリバリと注文ごとを片づけ、追悼文を書きとばす頼りになる妻がいるから、磯次郎も引き受けたんですよねー。そして「君みたいにしなくちゃと思って」って言われたらもう怒れないじゃないですか。
 ここ、ある意味ラブシーンでした(^^)

 で、もう帰る、とへそを曲げた住職を、追悼文の為に取材した話で説得できた下りにはおおっと感心。
 その後あれもこれもイソの手柄になってしまい、メチャ不出来な嫁扱いに憤るわけですが…そこでもね、お姑さんが追悼文を誉めてくれる。君子の本当に拠り所とする得意技が評価された。そこでグッときちゃいました。
 義姉さん(濱田マリ)が言うように、適当にいいこと書くのが普通の追悼文で
「ウソで良かったんですか?」
と驚く君子の方が非常識っちゃー非常識なんだけど(取材記事じゃないんだから^^;;;)
 例えば万事そつなくこなせたんだとしても、あの追悼文が受け入れられなければ結局君子は理解されないってことじゃない? ああ、この家でやっていける、と思えた瞬間かと思います。
 赤飯のしきたりも良かったですよね♪(あれから炊いて間に合ったの??)

 それとあの仏様のお供えものは…私もきっと食べる!
翌朝に膳を供えるのも知らなかったし。盗み食いがなによりの悪事みたいに言われてたけど、見たら分かるんですか、お供えだって??(お盆に街角に咲く金ぴかの花を、中学生ぐらいまで作り物と知らずに凄い花だなと思ってた。祖母がキリスト教で仏事は何もしない実家です)