いいねぇ神楽坂。
夜に見ようとしてタイトル出る前に寝てしまいリタイアするところでしたが、試しに昼休みにみてみたら、これが面白いんですよ。
 路地裏を走り回る主人公、神楽坂の町並み、お馬鹿な新米、厨房、料亭。
二宮君の板前姿、いいですねえ。

 少なくとも料亭が忙しそうな為か、この前の喫茶店の話よりはピリッとしてるし。
新米が毎日父親に手紙を書く横で、誰だか分からない父親に自分も、心の中で語りかけてみる。いいじゃないですか。
 演技はまるで素人な梅宮辰夫(「もっと寄って」「もう寄れません」、達者な人なら絶対笑えるのに)も、包丁を握らせたいなら納得の配役です。

 乗っ取り騒動や主人公の恋といった用意されたエピソード自体にはあまり興味ないのですが、環境ビデオの様に心地よい視聴時間でした。今時の若造がしごかれてるのもいい気味で気持ちよいかも。あの元不良くん可愛いね。