なんて見事に救いの亡いことに。

・・・いや違うかな。だってすべてを知っている笹垣(金八)が生き残ったものね。

 赤ん坊が生まれたのを知って、なお死を選んだ亮司。それって、母親と当の赤ん坊にとっては非道いことだけど、もしかしたら彼も
「ちゃんと伝えてやる」
と言ってもらっちゃったから安心して死んでいったのかも知れないです。その前に笹垣を刺してもとどめを刺さなかったのも、彼がいれば雪穂は大丈夫だと思ったのかも

 初めはただ可哀想だった子供2人が、だんだんと人非人2人になり、結局バカ2人になってしまって。それでも
『雪穂のために』
先に死んでいった亮司は、後にのこった雪穂がどうすると思っていたんだろう。
 あらゆることをゆがめて、
『亮司のために』
雪穂があんなウソをつくとは思っていたのかしら・・・・・。

 死人に口なしをいいことに、自分をイイコにして解説していくと事件は全く別の顔に。
2人で手をつないで自首していたら雪穂の罪ってほとんど教唆や幇助で大した刑にならなかったかもしれないのにね・・・。
 店も財産も無くして廃人同様って。結局亮司の償わなかった罪までかぶった様になっちゃったじゃありませんかー!

 彼女にはお金だけだったんだから。亮司の他にただ一つ信じられた、金さえ無くすなんて可哀想すぎました。

 それでも最後、日の光の下亮司Jrの手を握ることが出来た雪穂は幸せなのかしら・・・・・。
薬剤師の彼女と雪穂はどんな話をしたのかしら、しなかったのかしら。その後関係は続いたのかしら行きずりだったのかしら。いろいろ想像がふくらみました。
 いつもの暗い歌声にのっていつものエンディング、本棚で遮られて子供と大人時代をくるくると変わっていく(もしくは変わらなかった)彼らが可哀想でちょっと泣きました。

 で実は、あの指輪が欲しいなーと(ミーハー^^;;;)ちょっと公式に寄ってみたら、DVDには違うエンディングが収録されるとかなんとか。映画でも、カット部分が足されて良くなることは滅多にないので、蛇足なつけたしは止めて欲しいなと思いました。買う訳じゃないけど。